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AIバスに乗ってみた [公共交通機関]

 今から10年は前だと思うのですが、市から「公共交通を考える会」が出来て、そこの委員?になり、何回か会議を行いました。確か千葉大の先生と学生も参加して、木更津八幡平の地域バスを取り上げ、袖ケ浦でもそのようなシステムを作ろうとしていたのかもしれません。

 その時、私がパソコンやスマホが発達している現在、高齢者にタブレットを与え、バスを自分の乗りたいところと時間を指定して運航できるシステムを提案しましたが、受け入れてはもらえず、この委員会もなんの連絡もなく、立ち消えになってしまいました(笑い)

 今日の毎日新聞の記事、これは私がその時提案したシステムを構築してありますね。
袖ケ浦はいつもなにかやるときは「二番煎じ」、たとえやってもお茶を濁すような事ばかり。たまには全国に先駆けて目新しいことをやってほしいですね.
 別に無理に無料にはしなくtも、普通に乗れるくらいの値段(200円とか300円とか)にしても結構。
実現することが大切。

添付画像はその記事です。(クリックすると大きくなります。)

AIバスに乗ってみた.PNG

                        会員からの投稿





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館山市の循環バスについて [公共交通機関]

 山ノ井さんが、すぐ館山市の循環バスにつて知らせてくれましたので、今日もそのニュースをお知らせします。  kawakami


 肝心な館山市の循環バスについて、中身がありませんでしたのであらためて。

→詳細については館山市の企画課のサイト、先月20日発行の館山市の広報誌、元日発行の房日新聞の特集記事にあります。
→昨年の館山市地域公共交通会議で、策定決定された館山市地域公共交通網形成計画に基づき、館山駅東口を発着する半径2キロ以内を南北の2つのルートを循環で運行する実証実験のバスです。期間は今月5日から3月5日まで。どちらのルートも1回の乗車200円。朝8時から17時まで毎時1本、内回り・外回りとも走ります。

館山駅だけでなく、館山市役所は南北とも必ず経由。北ルートはイオン館山、南ルートは渚の駅たてやまと南総文化ホールの各方面をいきます。

 都内武蔵野市にある循環バス・ムーバスをイメージしていただければと思います。
実は、先代の館山市長でした辻田氏の時に、一度、循環バスの検討がされましたが、タクシー業界の理解が得られないまま断念。
今回は、すべての事業者が関わる地域公共交通会議の了解を得て実現します。

 館山市は私の地元の南房総市と共同の地域公共交通網形成計画をつくります。
生活圏内である2市の地域の足のあり方をどうするか決めます。

 私の隣町の鋸南町には、町内全域を循環する、赤バス・青バスの町営の循環バスがあります。
私の地元にも、南房総市の岩井と平群を八の字で循環するトミーという市営バスがあります。
ただ、鋸南もトミーも利用状況は厳しいです。


以上、ここまで。

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館山市では「循環バス」5日始動 [公共交通機関]

 今朝、パソコンを開けると、岩井の山の井さんからのメールです。山の井さんは鉄道研究家であると同時に、日常生活に密着した問題点が起きると、すぐ現場に飛んで行って、事実に即した問題提起を行っている方です。今日のメールもその一つです。
 びっくりしたことは、昨日いすみ市のデマンドタクシーのことを書いたのですが、今日のメールの中に、館山市でも「循環バスが5日から運転を開始する」と書かれてあったことです。
 だんだん袖ヶ浦市の住みにくさが浮き彫りされてきたような感じで読んでしまいました。
 以下そのメールです。

 大晦日、さきほど、富津市内の水道管の漏水していた現場をみてきました。やっと、静寂な感じでありました。
 あけて3日お昼までには、水道の断水解消と、情報が届いています。
今回は、それ以前に南房総市の小向ダムの渇水問題がありましたので、正直、まさかと思いました。
現場は仮の水道管を設けてつないで、復旧をさせています。根本的な老朽化に対応した交換工事は、持ち越しになっています。

 あらためて、2011年に策定した富津市の地域水道ビジョン、現在のかずさ水道広域連合企業団の組織概要の図と突き合わせをしながら、課題などを洗い出したほうがよさそうです。

 私の地域にある利根川からの水の送水管は、長狭街道も経由しています。先々、金谷、山中、豊岡に向けた緊急の送水管も必要になるような気がします。
→富津市のサイトで、一連の断水問題の経過が、写真付きで掲載があります。

それ以外に
今月末日で内房線の保田駅が、正式にみどりの窓口廃止に。

今月5日より試験運転で、館山市内の中心部の循環バスが動きます。
→すでに館山市企画課より、試乗してほしい連絡をいただいています。

                         以上 kawakami




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いすみ市のデマンドタクシー [公共交通機関]

 1月19日に『地域公共交通審議会』なるものが開催される。議案を見たら「規約」討議だという。懸案の「デマンドタクシー」施行計画は、先の市議会で大幅に後退した答弁がなされたことを報告した。いま審議会を開くならこのことを討議すべきではないのか。
 私たちの会の磯野副会長が、夷隅市で行われているデマンド交通の実態を報告してくれたので紹介する。
                                 Kawakami

公共施設・バス・デマンド交通(乗合タクシー)・いすみ鉄道

◆ 事前の予約に応じ、運行区域内に限り自宅などから目的地まで運行します。
 例.自宅から〇〇病院まで、〇〇病院から〇〇駅まで など。
 詳しくは、下記のご利用の流れをご覧ください。
 どなたでも利用することができます。
 なお、同じ時間帯に予約された方が複数いる場合は、乗り合わせで運行しますので、目的地に直行する。一般のタクシーとは異なり、多少時間に余裕が必要となります。

デマンド交通.PNG

◆ 各地域ごとに異なります。詳細は、下記の利用案内をご覧ください。
① 利用料金 一人1回400円(往復利用の場合は、800円)です。
② 運行日は月曜日~金曜日です。ただし、祝日及び年末年始(12月29日~翌年1月3日)を除きま 
 す。

≪ 夷隅地域でのご利用≫  86-5555
≪ 岬地域でのご利用≫   80-5115
≪ 大原地域でのご利用≫ 80-5200

③ 電話予約では、次のことを予約オペレーターにお伝えください。
・ご住所  ・お名前  ・電話番号  ・利用希望日時  ・利用人数 
・乗車場所(どこから)と目的地(どこまで)

◆(利用について)

Q.一人で乗り降りできない人も利用できますか?
A.介護タクシーとしての機能を有しておりませんので、必ず付き添いの方(同額運賃)と一緒にご利用ください。その場合、付き添いの方の予約も忘れずにお願いします。

Q.子どもでも利用できますか?
A.年齢制限はありません。ただし、安全上の理由から、未就学のお子様が利用する場合は、保護者の方の予約も忘れずにお願いします。

Q.急用の場合でも利用できますか?
A.デマンド交通(乗合タクシー)は、事前予約が必要です。一般のタクシーとは異なりますので、直ぐにご自宅などにお迎えに行くことはできません。 お急ぎの場合は、一般のタクシー等をご利用ください。

Q.時間どおりに車が来ますか?
A.デマンド交通(乗合タクシー)は、定められた時刻表に基づき、予約を受けた乗車場所を複数経由しながら運行します。
 予約の状況にもよりますが、乗り合いのため、お迎えの時間は多少遅れることがあることをご理解のうえ、到着時間に余裕をもってご利用ください。

Q.買い物に行く途中、銀行によってお金を下ろしたりすることはできますか?
A.同じ時間帯に同じ方向(目的地)へ向かう利用者の方と乗り合いとなるため、途中で車両を待たせることは、他の利用者の方に迷惑をかけたり、次の便の運行に支障をきたすことがあるためできません。一度下車した後、再度ご予約のうえ、ご乗車いただくことになります。

Q.予約したのを忘れて、出る準備をしていなかったのですが?
A.運行状況に余裕があった場合のみ、多少はお待ちします。他の利用者の迷惑になると判断した場合は、次の予定地へ出発します。

Q.どんな車が迎えに来るのですか?
A.10人乗り(運転手含む)のワゴン車がお迎えに上がります。

◆(予約について)

Q.電話予約の方法は?
A.予約センターのオペレーターがお尋ねしますので、「住所」、「氏名」、「電話番号」、「利用日時」、「利用人数」、「乗車場所(どこから)と目的地(どこまで)」を伝えてください。
 オペレーターが復唱しますので、予約が完了したことを確認し電話をお切りください。

Q.予約はいつまでにすればいいのですか?
A.予約受付は、平日の午前7時30分から午後4時までとなっています。
 夷隅地域においては各運行時刻の15分前、岬地域及び大原地域においては各運行時刻の30分前までに、それぞれの予約センターへ電話してください。ご利用される数日前からの予約も可能です。

Q.帰りも利用したいのですが?
A.あらかじめ「帰り」の時間がわかっていれば、「行き」と合わせて予約することも可能です。予約時にその旨をお伝えください。なお、運転手への口頭による予約はできません。必ず予約センターへ電話してください。

Q.希望した便が利用できないこともあるのですか?
A.予約の状況によっては、希望する便が満員の場合も場合もありますので、お早めに予約を済ませてください。満員の場合は、次の便の利用等をご案内します。

Q.予約のキャンセル(取消)はどうすればいいのですか?
A.利用されない旨の連絡がないと、運行が遅れる可能性があります。他の利用者のためにも早めに予約センターへ電話し、予約を取り消してください。

◆ 運行車両イメージ

デマンドタクシー.PNG

 なお「いすみ市」には、市内循環シャトルバスがあることもお知らせしておきましょう。














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びゅうプラザ・停留所の呼称変更 [公共交通機関]

 公共交通を考える一市民のメールです。JRの乱暴な合理化が、少しぐらいの抵抗は無視してどんどん進められていることがわかります。ひどい世の中になったものです。
                            kawakami

こんばんは。木更津駅を昨日通りかかりましたら、旅行商品の取り扱いを8月31日をもって廃止するという掲示が出ておりました。現地は「びゅうプラザ」を廃止するという文面ではなく、旅行商品の取り扱いを廃止するという文面でしたが、びゅうプラザの廃止確定と捉えてもらって間違いないと思います。
ホームページの駅情報にはびゅうプラザを営業終了するとはっきり書いてあります。茂原と成田も同時に廃止です。

木更津市の地域政策課の公共交通担当の坂上様によると、びゅうプラザの廃止を市が知ったのは5月に私から動労千葉のソースを基に聞いたのが初めてで、すぐに駅長に廃止の件について確認したところ、廃止の検討は事実だという回答があったわけです。その際、市からは代替措置についてお願いし、駅長からは近ツリやJTBといった旅行会社で代理発券を図れるよう検討しているという話がありましたが、昨日のところはその掲示はありませんでした。
残念です・・・・。いったん労使交渉として発表したことが被ることはないってことを、改めて示した形になりましたね。

木更津駅
http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=547#_ga=2.235066370.2051636600.1530812324-245203952.1530812324

別件になりますが、富津市は先日の公共交通会議にお邪魔してきましたが、その際に現状の名前にそぐわなくなっているバス停のわかりやすい名前への改称について話が出ました。   
それに関連して、富津岬の旧市街にある富津銀行前バス停について、7月1日から「かじや本店前」に改称されました。これについて、日東交通だけじゃなく富津市からもプレスリリースが出ています。

富津市は市でもここまでやるのかと驚きますが、それだけ富津市が公共交通の問題に本気ということでしょうか。市町村が新規路線の開業についてホームページや広報でお知らせすることはよくありますが、バス停の改称のことまでお知らせしているとなると富津市以外に他で事例は存じません。

富津市のプレスリリース
http://www.city.futtsu.lg.jp/0000005152.html






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交通移動を考える集会  寄稿2 [公共交通機関]

 昨日の報告の続きです。     kawakami


 袖ケ浦でも対岸の火事ではありません。発展の話ばかり聞かれる袖ケ浦でも、平川や根形では同様にバス停から離れた地域が点在しており、特に私の住む平川地区は広いため、不便で困っている人がいます。

【平川いきいきサポートを利用している人からの「生の意見」】

 交通弱者の問題は袖ケ浦市の平川でも深刻で、5月20日の平川公民館で開催された市長の「わがまちの今・これから」では、平川いきいきサポートの運転手さんから、送迎サービスを利用する高齢者から東邦病院まで行ってほしいという要望があるので、行けるようにしてほしいと意見がありました。

 送迎を利用できる場所は、平川地区の病院、スーパー,公共施設と市内の主要病院・公共施設に限られ、今回話に出た東邦病院は木更津にあるため利用できません。いきいきサポートは、平川地区で送迎サービスの他、家事の手伝いやふれあい活動(交流サロン、話し相手や見守り)などをやっている団体で、会員登録している高齢者が利用できるサービスです。送迎は会員登録している人のみが利用できるもので、輸送事業として認可を受けた営業用車両(緑ナンバー車)ではないため、運賃を収受することはできず、経費は会費収入と距離に応じたガソリン代で賄っています。送迎を利用する場合は、距離に応じたガソリン代がかかります。

 質問者より、東邦病院の他、君津中央病院や帝京病院 までも利用したい要望があるとのことですが、これは難しい問題ですね。中央病院や帝京は久留里線やバスを利用し、乗換えが必要になりますが、東邦については久留里線があり、並行する路線バスもあります。その路線バスも赤字のため、市が赤字補填を負担して維持されています。おっしゃるように、体の不自由な高齢者にとって乗り換えはとても大変で、「足が不自由なのに乗り換えろ」という酷な話になりますが、送迎サービスやデマンドタクシーの前提条件は、あくまで既存の幹線公共交通を阻害しない条件の下、成り立っているものであり、仮に要望通り東邦まで利用できるようになると、今度は久留里線やバスとのバランスの問題が出てきます。

 いきいきサポートの送迎サービスがどこまでも利用でき るようになることで、久留里線やバスの利用者が更に減る可能性があり、簡単にいいよとすぐ決定できる簡単な話じゃないです。

 なお、こちらの記事については、富津や館山のタクシー会社が撤退した問題が現実化したのを踏まえ、横田を地盤にするタクシー会社(石原タクシー)の今後の経営について「市長の手紙」で企画課に問い合わせしていますので、その回答と一緒に掲載をよろしくお願いします。


★ 市役所からの返事がありました。

【回答文】
企画財政部長 宮嶋 亮二

 この度、ご提言いただきました内容についてお答えいたします。石原タクシーの経営状況及び今後の事業の見通しについて伺いたいとのことですが、本市では、石原タクシーをはじめ市内のタクシー事業者の経営状況や事業の見通しについては、把握しており ません。
 なお、タクシー業界では、自家用車の普及、鉄道・バスなどの都市交通の整備、人口減少などの要因により、タクシー需要が近年減少傾向にあり、さらに、運転者の高齢化や人材不足が深刻化しており、労働者不足が懸念されるなどの状況にあるとの資料も公表されております。
 この度は、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。





「平川いきいきサポート」
http://takegaku.life.coocan.jp/index.html (トップページ)

http://takegaku.life.coocan.jp/activity.html(活動内容)


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交通移動手段を考える集会報告 寄稿 [公共交通機関]

 5月31日の13時30分より、富津のまちづくりを考える会による「交通移動手段を考えるための集会」が、上総湊にある富津市民会館2階の会議室で開催されました。

 この集会は2部構成で、前半を富津市による公共交通やデマンドの形態の説明、後半を参加者による質疑応答と質問の時間という形で進められました。

 まず富津市からの説明があり、企画課の公共交通係の赤井聖さんより、資料を「地域公共交通に関する運行形態の種類について」と題し、自動車輸送の事業形態について、乗合バス、貸切バス、タクシー、デマンドタクシーのそれぞれの定義を説明されました。デマンドタクシーは、低路線型、迂回ルート・エ リアデマンド型など様々な形態があります。この運行形態の種類については、下記の中部運輸局の資料に載っています。

 一通り、バスとデマンドタクシーの事業形態の説明が終わった後、形成計画の概要が説明されました。形成計画の説明は、内容をそのまま抜粋している感じで、棒読みで内容を読み上げて進められました。資料をただ棒読みしているだけだと、具体的な話が全くないため、現状の交通にどういう長所があり、一方でどんな問題点があるのか、今後の交通のビジョンをどうしていきたいか、考え方がまだ見えてきません。

 今回、この集会の趣旨は、市と一緒に市民が望む地域交通について考えようと、そういう趣旨でやりたかったようで、配布資料をそのまま棒読みしてい るようでは市の職員と、参加者側で求めているものに隔たりがあるように感じました。参加者の様子を見ていると、バスの維持よりデマンドタクシーを望んでいる人が多いです。質疑応答ではデマンドタクシーの導入について活発な議論がなされました。赤井さんの説明が終了後、質疑応答の時間に入りました。

 意見交換では、地元の人を中心にデマンドタクシーについての質疑応答が活発になされました。質問された参加者のすべてからデマンドタクシーを望む声、公共交通が不便で切実な問題だという声がたくさん出ました。

大型の路線バスはもういらない。
デマンドタクシーを地域で運営するにはどうすればいいか。
タクシー会社に委託しなくても自分たちで運営でき る方法はないか。
竹岡のマリーンヒルでは坂が多く、バス停に出るだけでも一苦労だ。マリーンヒルではボランティアで木曜会という組織を作っている。

など様々な意見が出されました。

 特に私が心に響いたのは、竹岡のマリーンヒルに住むおばあさんからの声です。高齢化しても住み慣れた家に住み続けたいが、バスも走っておらず、タクシーはほとんどいない、近所の人に乗せてもらって上総湊のスーパーや病院に行くが、いつも近所の人を頼るわけにはいかない。だから、近所の人ばかりあてにしたくない、迷惑をかけたくないから歩いて行こうと思っても、足が悪くケガすることが心配だ。マリーンヒルは高台にあり、坂が急でとても歩いていけないという悩みを切実に訴え られました。

 マリーンヒルでは「木曜会」として、毎週木曜日に同じ区に住むボランティアの人が困っている高齢者を無料で送迎する自主的活動をやっており、先ほどのおばあさんもそれを利用しています。おばあさんは、木曜会でいつもただで乗せてもらうのは心苦しく、それ以外に移動手段がないから何とかしてほしい。いつも乗せてもらってありがたいが、運賃を払うわけにもいかないと話していました。

 木曜会はタクシーやデマンドのように正式な認可を受けているものではなく、近所同士の助け合いのため運賃をもらうわけにはいきません。これを自家用車で運賃をもらったら白タク行為で犯罪になります。ボランティアの範疇でやるにしても、現在のやり方は協力者がいて成り立っているもの で、ボランティアで乗せるにしても事故があった時の責任は重く、市を主体に何とか正式な形のデマンドタクシーを導入できないかと、マリーンヒルの自治会長より強く要望がありました。

 天羽地区は幹線道路やバス停から離れた区域がかなり広く点在しており、近くのバス停を便利に利用できる地域が極めて限定的です。路線バスは2路線だけで、それだけでは空白区をとても賄いきれません。バスは幹となる交通であり、維持したほうがいいと思っていますが、天羽地区については地域特性を見た場合、あまりに利用できる場面が限定的で、現在の日東バスを維持するだけではとても地域の不便解消にはつながらないと、現地住民の生の切実な声を聞いて確信しました。

 木更 津でも形成計画でデマンドタクシー、地域コミュニティバスの導入を求める声が鎌足や金田といった外周部で出ていますが、木更津の場合、郊外行きのバスを減らすと市街地でもバスの本数が減る、市街地までデマンドがそのまま乗り入れたらバスを侵害することになるなど、都市近郊故の難しい問題があります。

 富津市の考えている導入スキームで、デマンドを導入するとしたら、市原市のデマンドタクシーの運営形態のように、市が半額、残りの半額を運賃収入と足らない分は地元負担という形を考えているようです。具体的に決まったものはなく、天羽地区という大枠でやるのか、小学校区や自治会区のようなきめ細かな形でやるのか、これから要望を受けて詰めていくようです。
 数年前に地元の要望を 受けて、竹岡地区だけで運営する場合の試算を取ったそうですが、年間で500万円かかるとのことでした。いきいきサポートのようなNPOや自治会による自主運営方式は、許認可の問題や事故があった時の責任の問題があるので市では考えていないようです。

 最後に2点目の質疑で、デマンドをやる場合、天羽地区や大佐和地区みたいな大枠でやるのか、それとも竹岡地区、金谷地区、環地区みたいな小分けにするのか、そういった点はどう考えているのか。
 事業を受託できる会社は台数の多い市内の会社で、富津公園タクシー、日の丸タクシー、大佐和タクシーに限られるだろう。かずさ交通は木更津のため受託が難しいのではないか。そもそも、富津市内は駅の規模も市の規模も小さいのに、各駅で違うタクシー 会社が乱立していて、タクシー会社が多すぎる。これを将来的にできるものなら集約したほうがいいと見解を話しました。タクシー会社の経営がどこも厳しく、利害関係が難しい問題になってるようです。


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富津の公共交通網計画に対する意見  [公共交通機関]

昨日の一市民からの寄稿に対し、鉄道研究家の山の井さんからメールが寄せられました。
いつも励ましてくださったり、情報を寄せてくださったりありがたいことです。
 そのメールを紹介します。       kawakami

 先ほど、研究会のブログの本日の掲載を拝読。
地域公共交通に関わるものでありましたが、筆者の方も本文で書いた富津市の取り組みについて、それなりに意図をつかんだと思います。

 以前、研究会のブログでかわかみ様は、必ずしもどこの市町村が良い悪いは一概には、ということをかかれたと思います。

 その上で。富津市はようやく取り組んだ段階でこれからです。
まずは市内各駅に路線バスの案内掲示を。これはあくまでも業界の判断ではありますが。
今月15日に館山市内のタクシー会社1社が撤退に伴い、浜金谷駅にタクシーの配車がなくなりましたが、地元の市議の方の話によれば、別の会社さんが配車するという動きが。

 大きいことではなくても、富津市内全体で何とかしようという雰囲気が伝わります。
いますぐ花は咲かないにしても、計画に対する結果は必ずあると思います。

 袖ヶ浦市においては、関係する会議・協議会がありますが、単年度ごとに施策を決めて取り組んではいますが、その先をどう続けていくのかが不安に思います。つまり、やりっぱなしです。

 本日の投稿には含まれてはいませんが。
今年と来年の2年をかけて、館山市が地域公共交通網形成計画を策定にとりかかります。
すでに昨年度から、座談会と表する集まりを各地区で開催し、声をあつめています。今年はそれに加え、調査やアンケートも行い、計画の土台をつくると思います。
 昨年12月の館山市議会で関係の請願が出されている事情もあり、市長、市議と選挙の時期がある中、左右されずいいものができてほしいです。
 でも、その影響かもしれませんが、野菜を東京行きの高速バスで運ぶ貨客混載や、館山休暇村へ夜遅い時間で毎週金曜日限定で、東京からの館山駅行きの高速バスを延長する運行が始まっています。

 今回も長くなりましたのでここまでに。


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富津市の公共交通計画との比較 寄稿 [公共交通機関]

 富津市の公共交通計画との比較

 袖ケ浦市も「東京ガウライナー」や路線バスのお試し試乗券など、昨年度からは少しずつバスの利用促進に対する取り組みが具体化していますが、特に「ガウライナー」については開業したらそこがゴールになってしまったようで、その後の努力の取り組みが足りないように感じてます。
路線バスも平川地区にとっては死活問題です。バス停の要望をするのは、なかなか利用者が増えないだけじゃなく、横田では医院があるのにその前にはバス停がなく、最寄りのバス停から狭い道を歩かなければならないという問題を抱えているからです。
お試し乗車券をきっかけに初めてバスを利用した人がいることや、各バス停ごとの乗車人員を細かく調査していることは評価しますが、それ以外となると事業者の側に沿った話ばかりで、このまま今の姿勢を続けていて解決するのだろうかと思っています。

 一方で富津市ですが、4月に地域公共交通網形成計画が制定されました。http://www.city.futtsu.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5052/keikakusyo.pdf

 この制定に至るまでは、市民を抽出してアンケートを取るだけに留まらず、市内全路線バスの利用者に対するアンケート、高校でのアンケート、病院・スーパーでのアンケートなど、様々な場所でアンケートを取りました。 
これにより明らかになったことは、その地域の住民がどれだけどこに通勤・通学しているか、病院やスーパーはどこを利用しているか、どの時間にどんな交通機関を利用したいかなど、市民の公共交通の利用の実態、どこでどれだけ不便を感じているかなど、そういった市民の移動手段の現状です。制定されたばかりなので、袖ケ浦のお試し乗車券みたいに実になったものはまだありませんが、データが膨大で多く一見すると市民が読むには難解なところがあり、最初は何がしたいのかの方向性が見えてこないと感じていましたが、ここまで詳細なデータ取りをしているとなると、今のままでは袖ケ浦はあっという間に追い越されてしまいそうです。
富津市としては、アンケートの結果をもとにすぐ取り組むのではなく、それが形骸化しないよう、「真に必要な人のための公共交通」「次世代にバトンを渡すため、持続可能な公共交通」という考えで、今後進めていくようです。

 富津市ではこのようなバス停の案内ページも市のホームページに作成しています。
http://www.city.futtsu.lg.jp/0000005009.html

 駅を降り立ったらどこに、何行きのバス停があるのか、白地図ではありますがわかりやすくなっています。
駅舎内には掲示物用の物も作り、バス停までの地図と発車時刻表を貼らせてもらっています。

http://www.city.futtsu.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5009/01_aohori20180401.pdf (青堀駅)

http://www.city.futtsu.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5009/04_kazusaminato20180317.pdf (上総湊駅)

http://www.city.futtsu.lg.jp/cmsfiles/contents/0000005/5009/06_hamakanaya20180515.pdf (浜金谷駅)

 通常はバス停まで行かないとバスの時刻や路線は分からないため、駅舎にこういうものを貼るのはいいと思います。


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「外房線を守る会の報告」2 [公共交通機関]

「外房線を守る会の報告」2

いすみ市は太田市長さんが直接出席され、市長からの挨拶があった。
いすみ市では内房・外房で他市にはない特徴的な施策として、特急での通勤に対し、市が補助金を出しています。下記にリンクを貼ったのでご覧いただければと思います。
茨城の石岡市で常磐線の特急、新潟の越後湯沢や栃木県の小山で新幹線での通勤に補助を出しているのは知っていますが、千葉で把握しているのはいすみ市だけです。

http://www.city.isumi.lg.jp/shimin/tetsuduki/sumai/post_330.html

いすみ市では現在、東京への通勤者が400人いるそうで、1000人に増やしたいという目標を持っている。そのためには、田舎暮らしのような移住促進や、今いる人口が流出することを抑制していかなければならないと考えているようだ。

JRの利用を促進するため、特急への補助のような施策を打ち出したり、要望・陳情するだけではなく、市長や市職員自らもJRの利用を実践している。公共交通に関する部署だけではなく、市長自らの方針として全部署で共有を図り、出張の時は全部は無理だとしても、できるだけJRを使うようにしなさいと指示しているそうだ。遠くだけじゃなくて、県庁に行く時もJRをできるだけ利用しなさいと指示している。もちろん、市長も出張に行く時はできるだけJRを利用している。
千葉支社に行っても、何回行っても同じ回答「できない」「難しい」「厳しい」「検討します」そういった回答ばかりなので、全然ダメだ。市役所はJRの利用を自ら行動し、市民に対しては特急補助のような利用促進を図り、JRの利用を実践していくことを前提に施策を取り組み、その結果を示した上で本当に必要な要望をまとめ、形式的な要望や空想にならないよう、意見を絞り出した上で、国やJR東日本の東京本社に直接伺うという考え方で、何回も乗り込んでいかれているそうだ。

いすみ市は私たちの問題だと実感し、国・県・市・議員・観光業界・商工業界全てを巻き込み、市民全体の要望としてタッグを組んでいきたいと話があった。移住促進を進めていて、1000人にしたいという目標があるので、通勤に不便になる電車の減便は困ると話していた。本来の窓口である千葉支社を通り越して、何回も本社や国に伺うという行動力は凄い。本気度をすごく感じる。

袖ヶ浦は要望してもあっさり裏切られ、千葉から総武線・京葉線といった東京寄りでも容赦なくやるようなあくどいJRに、いすみ市の頑張りの成果が届いてるかはわからないが、いすみ市の中心である大原駅は、いすみ鉄道の起点となる分岐駅、行先となる列車が設定される折返し駅だとは言っても、JRだけで1608人、いすみ鉄道は368人、合計すると1976人の利用と2000人に満たない利用しかないが、有人のみどりの窓口は残り、社員の配置も勝浦駅の下にある直営駅として、JRの社員が直接配置されている。

長浦は6000人、袖ヶ浦はもうすぐ5000人に達するだろうという利用があっても、窓口はなくなったことを考えると、大原駅は対照的に感じ、2000人にも満たないのに直営駅で窓口がちゃんと残ってると、恨めしさ・憎たらしさすら感じてしまう。それでも、市職員や市長がスーツ姿で切符を買いに見えているというのは、JRにとって大きいのだろうか。市長だったら、地元に住んでる人だったらすぐわかるだろう。

勝浦駅の下にある直営駅とは、管理駅が勝浦駅のため。外房線では、管理駅の下にある直営駅として上総一ノ宮と大原が残っているが、内房線は姉ヶ崎が委託になってしまったので、直営駅で残るのは蘇我・五井・木更津・君津・館山・安房鴨川の駅長がいる管理駅だけで、管理駅の下にある直営駅はなくなった。


これ以外にも、地域の方や高校の先生から、自分の学校では何人、市町村別で何人利用しているのかの報告と、その先生が減便の電車に乗り込み、実地調査の報告をした発表がありました。

タグ:外房線
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「外房線を守る会の報告」1 [公共交通機関]

「外房線を守る会の報告」1

 「外房線を守る会」が設立された。そこに参加した市民の方が、是非この集会の内容を、袖ケ浦市の行政や、市民の皆さんに知らせたいものと、私たちに報告書を届けてくれた。内容を見て驚いた。今日と明日の二回に分けてその報告を連載する。  Kawakami

3月10日に勝浦市立図書館の2階にある、勝浦集会所で開催された。
この会の会長には、元・勝浦市長の藤平輝夫さんが就いた。藤平さんは、2011年までの勝浦市長で、現職から見たら2代前の市長さんになる。元市長が会長に就いているだけに、現職との繋がりで交渉に与える影響力は大きく、いすみ市からは太田市長さんと議長さんが直接出席された。御宿町は町長が所用のため出席できなかったが、課長が代理出席した。会場である勝浦市は、現職の猿田市長は出席されなかったが祝電は贈られた。議会からも、いすみ市から鴨川市にかけての現職の議員さんが何人か出席されていた。

内房線は、館山の松苗さんを中心に市民の皆さんの問題意識によって立ち上がっていて、アンケートや交渉等で沿線市町村の協力は得ているものの、市町村や政治関係者ではなく、あくまで一般の市民が問題意識を持つ住民を集め立ち上げた。一方で、外房線のほうは元市長さんが自ら問題意識をもって立ち上げた組織。いすみ市は市長が出席されたり、勝浦市も市長が直接祝電を贈ったり、元市長が立ち上げたのと館山のように一般市民が立ち上げたのでは違いが大きく、元市長が自ら危機感をもって立ち上げた影響は大きいと感じた。内房は出口市長はもちろん、肝心な館山や南房総すらも市長は出席しなかった。

会長の挨拶で「今後、利便性の低下する減便、ダイヤ改正についてはすべて【反対】いたします。」と力強く述べられたのが印象的だった。勝浦市の人口減少は激しく、首都圏の市で唯一2万人を切ってしまっている。2018年時点で人口は1万8000人。1958年に市制施行した当時は3万2000人で発足した。高齢化率は38%、高校は統廃合でなくなり、小学校はかなりの数が統合され、中学校に至っては市内に1校だけになってしまった。このように過疎化、少子高齢化は深刻に進んでおり、電車まで減らされてしまうと更に過疎化が進み、最終的には勝浦は無人の町・ゴーストタウンになり、人がいなくなってしまうんじゃないかとそこまで藤平元市長(会長)は強く危機感を持っている。人口も急速も減り、電車まで減らされてしまうと生活できなくなってしまうと強く、強く、何度も振り絞って訴えられた。

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「地域公共交通活性化協議会」2 [公共交通機関]

「地域公共交通活性化協議会」とは何をしなければならない組織なのか?今している公共交通にかかわる事業の良し悪しや、次年度はさらに発展させるための具体的取り組みの計画などを論議する場なのか?
 国が問題を提起したものは、自治体がすべて取り組まねばならぬというものではない・・とは言うものの、国の政策に添って取り組むのであれば、その政策がわが町の住民に利するものなのか否か・・そのことが基底にならなければ放置しておけばいい。それぐらいの腹構えを自治体首長は持っていなければならない。

 そのような観点から、まず木更津市、君津市、富津市の取り組みとわが袖ヶ浦市の取り組みを並べてみる。
 君津市の場合「地域公共交通活性化協議会」という名称は使用していない。「君津市地域公共交通会議」という名称である。「地域公共交通活性化協議会」との違いは、国土交通省が説明してくれているので読まれるがいい。
 木更津市と富津市は「地域公共交通活性化協議会」という名称を使っている。その上取り組もうとしている事業の名称も同じなのだ。「富津市(あるいは木更津市)地域公共交通網形成計画(案)」である。わが袖ヶ浦市は29年度の取り組み報告と30年度の実施事業についての計画案である。この違いは何か?

 さらに同じ名称である木更津市と富津市はどのように違うのかを検証されるとなおはっきりすることがある。富津市の冊子の冒頭に「住民公聴会の開催」という文字がある。そしてすでに平成30年1月10日~2月7日までパブリックコメントも行われている。

 この先は書かない。わが袖ヶ浦市の取り組みの具体的な成果はわかったが、富津市の取り組みと基本的に何が違うのか・・それはこの先どのように違ってくるのか?
 興味のある方は、追跡なさってみることをお勧めしたい。  Kawakami

★ ビッグニュース
18日(明日)午前10時福王台公園集合  脱原発デモ1時間 天気もいいよ!

                        






 

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「地域公共交通活性化協議会」 [公共交通機関]

14日「地域公共交通活性化協議会」なる会議が開催されました。平成19年10月に「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」が施行されたことに基づく協議会という法的根拠を持つ組織です。目下各自治体でこの法律に基づいて様々な取り組みが開始されています。さらに平成20年度予算において、同法律を活用し、鉄道、コミュニティバス・乗合タクシー、旅客船等の多様な事業に創意工夫をもって取り組む協議会に対し、パッケージで一括支援する新たな支援制度「地域公共交通活性化・再生総合事業」が創設されました。
ますます各自治体担当課は、力を入れての取り組みになりそうです。

 さてこのような背景でのわが袖ケ浦市での協議会委員には、住民各団体からの割り当て枠がセットされ、そこから委員が選出される形になっています。袖ケ浦の委員各位は、各自治会からの選出、バス会社(日東交通・小湊バス)や、交通ジャーナリスト(という分野のお仕事もあるのですね)や、警察、県担当課・国の担当官等々多様にいらして、20人ぐらいの構成で成り立っています。

 会議では「平成20年度の実施事業の取り組みについて」と「平成30年度の実施事業について」事務教区から問題提起があり、それを中心に討議されたと聞いています。

 直接傍聴したわけでもなく、人づてに聞いたので、討議内容についての論評は避けたいと思います。ただ、インターネットで各自治体の取り組みを調べてみると、この取り組みが、今までと同様、形式的取り組みに終わるのか、住民の要求に根差した形で展開されようとしているのか・・その基本的観点の違いを見ることはできます。
 少しは興味がわいてきたでしょうか??明日もう1度続きを書きましょう・・

                           Kawakami




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東京メトロ・青山1丁目 [公共交通機関]

 すでにおなじみの、鉄道研究家、山の井さんからの報告の一部です。昨日のブログでもお知らせしましたが、ホームに描かれている点字版の問題と、非常に狭いホームの場合早急なホームドア  の設置が必要であることを、実際その場で検証し関係機関に報告と要請をしている山の井さんです。
 今回はこのほか、館山の花火大会と、そこに集まる人たちの足の問題も提起されています。また、線路のボルトが外れている場所などの指摘もありました。山の井さんのような足を運んでの調査活動には、頭が下がります。 kawakami



国土交通省関東運輸局交通政策部消費者行政・情報課 御中


最初に
先日、視覚障害の方の事故がありました東京メトロ・青山一丁目駅にいきました。写真3枚目になります。

事故現場のホームは、報道で指摘のありました、点字ブロックに柱がある状態もそうですが、その柱の存在により、ホームのスペースがせまく、事故の際、付き添いの盲導犬はもしかしたら、線路側のわずかなスペースが通れると判断したように思われます。

また、ホームは線路側に向かって床が下に傾いているようにみられ、雨などのぬれた状態であれば、滑りやすい危険性があると思います。

いずれにせよ、ホームドア設置とあわせ、この事故現場のホームの構造を、幅に余裕を持たせた改造がなければ、同じような事故が起こるように考えられます。
車いすの方も大変危険なように思われます。

青山1丁目.PNG






袖ケ浦高速バスターミナルのハブ化を [公共交通機関]

 鉄道研究家の山の井さんは、早くから「袖ケ浦高速バスターミナルは、その有利性を生かして房総から千葉・成田間のハブターミナル化に向けて目を配るべきである」ということを話されていた。

 また、その一つとして外房から、袖ケ浦経由で東京行きの路線で、近いうちに鴨川からの路線が実現することも話されていた。

 今回の「広報・そでがうら」ではその路線が実現したことが掲載されている。鴨川から東京行きの《アクシー号》である。うれしいことだ。袖ヶ浦にとっては、金田まで行かなくても、袖ケ浦バスターミナルから東京駅へ直行できるようになった。ただよく調べてはいないが、時刻表を見た限りでは、袖ケ浦からは東京方面は乗車可能であるけれど、鴨川へ行く便は時刻表にないという。もし事実であるとすれば、残念なことだ。路線許可の上で、いろいろわからない事情があるのであろう。

 ハブ化の問題では、成田方面行のバスは市原からは出ているという。市原とつなげば、成田までの直通便ができることになる。途中の路線によっては千葉市も見えてくる。
JRが黙ってはいないのであろうが・・・競合がますます激しくなってくる。JRも利用者切り捨てだけではなく、利用者サービスを忘れないことだ。

kawakami
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