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改正国有林法成立 [林業]

 書くことがたくさんあって、6月6日に掲載予定の原稿が眠っていました。ちょっと遅くなったのですが、お伝えします。なお山下信司議員が質問された、椎の森工業団地裏の、森林伐採問題なども今後増えてくるのではないかと‥この法律通過で心配されます。kawakami


  6月6日の東京新聞朝刊によると改正国有林法が5日に成立したとあります。
水道法の改正法と同じく日本を売る仕組みになっていないか気になるが案の定、伐採企業に有利な仕組みがありました。

 それは1年ごとの伐採権を最高50年という長期伐採権を与える、そして数ヘクタール単位だったものを数百ヘクタールという広範囲な伐採権に拡大
その理由として
① 高性能な機械の導入 ②林業従事者雇用や育成というもっともな理由
このように特定の企業に有利な条件とすれば大企業有利、地元の小企業は廃業となる

 しかも造林経費は国が支出ということですから、伐採で儲けあとは税金でよろしくね!あとは知りませんという体制では、造林に回す予算ないから伐採したままとなり、全国の森林の3割を占める国有林が荒れてしまうことは必至です。

国民を犠牲にする水道法、種子法と言い、今度は森林を伐採し国土崩壊を加速するとはなんという政治家を持ってしまったのであろうか?

(東京新聞記事です。クリックすると大きくなります)

国有林法.PNG




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