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働き方改革  投稿 [労働運動]

★ 働き方改革という名の社会崩壊策

1.人件費削減がもたらしたもの企業内文化の変化
いま、働き方改革からサラリーマンの残業代が減ったことなどで会社帰りにちょいと一杯のおじさんも節約志向になって、外食産業が苦境と聞きます。また、ビール類市場も昨年まで14年連続して減少。今年も「前年割れは確実」と厳しい状況と聞きます。
 自分が40歳サラリーマンとして働いていたころは出張すると出張手当が付き、ホテル代は自己申告制であったので差額で夕食(出張同僚との飲み会兼反省会)代金となった。タクシー代も申告制で隠れた出張手当であった。
それが50歳になったころに企業内福祉であった保養所や契約民宿・ホテルが解約され家族旅行が安価にできなくなった。そして出張手当はなくなりタクシー代ホテル代はすべて領収書を会社に出さないと支払ってもらえない方式に変わり、出張夕食時の仲間との“飲み会兼反省会”は自腹になった。
 このような上から改革は会社と仕事への意欲をそぎ落とし、飲みにケーションを希薄にして愛社精神を失わせ、企業内文化を薄いものに変化させ、後進国に遅れをとるようになったと感じています。

2.正社員の削減は格差社会をもたらした
 そして小泉内閣(2001年 - 2006年)の “コメ百俵改革”は国民に痛みをもたらす一面が多くあった。
その一つが労働者派遣法の規制緩和。 非正社員は320万人増加し、正社員は93万人減少。
労働者派遣法の改正は、短期的には失業率を減らし企業・労働者の双方に利益をもたらしたとされるが、長期的には派遣切り・ワーキングプア問題を生み出し「産業の空洞化」と格差社会につながった。 と思っていますがどうでしょうか

3.そして残業しても残業手当なしという働き方改革
 自分は定年になっていまは派遣社員として働いてびっくりしたのは休日出勤しても休日出勤手当が付かないのです。
私が現役時代は祭日出勤すると土日出勤より割り増し手当が多く支給され、さらに残業になったら残業割り増し率が上がったので内心休日出勤が嬉しかった。
 それが今では強制的に代休取得が命じられ金にはならない。
新聞によると学校先生の時間外業務が非常に多く、その残業時間、休日出勤が労働基準法に触れるので超過分はあとで夏休みなど忙しくないときに付け替える仕組みで見かけ超過しないよう制限枠を変えてしまうというウルトラCを政府が考えたとのこと
 普通であれば不必要な業務を減らすとか簡素化するとか先生や補助職員の数を増やすとかを考えるのが当たり前と思うが業務量はそのままで見せかけ仕組みで残業減ったようにするのはおかしな話

4.先進国で経済が停滞しているのは日本だけ
 ひところ世界第二の経済大国は日本とか“JAPAN IS NO.1”とおだてられる時代があったが今は衰退の一途をたどっている、これはノーベル賞をもらった科学者が一致して言っていることで国民を搾取して金持ち優遇した結果、教育の劣化、研究者の消滅、学生の意欲も低下して留学者数も激減、ノーベル賞も減ると書かれています。
経済の低下もふところがさみしくて購買意欲の低下がもたらしたものです。

5.対策は
 庶民のふところをさみしくする消費税から金持ちから税金をとる政策を実行すること、国民が生活を楽しめるゆとりを与えることが社会を活性化・安定化することにつながる
 消費税上げて1月で高齢化社会福祉を維持するためには15%にしないといけないと言い出した政治家に釘をうたないとどうしようもない感じですね

                             奈良輪

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「争議の真相」 [労働運動]

 この頃トンとお目にかからない言葉がある。労働者、それも労働基本権にかかわる言葉である。労働3権とはご存知であろうか。団結権、団体交渉権、団体行動権の3権を言う。
 労働者が、自らの権利を守るために組合を作って、団結し、時によってはストライキを行う。それが当然のことで当たり前のことであったのは、いつごろまでであったのだろう?

 東京新聞、8月21日号「本音のコラム」が目を引いた。「争議の真相」と題する、斎藤美奈子さんのコラムである。読んでみてほしい。(クリックすると大きくなります)
                              kawakami

争議の真相.PNG



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