韓国の潮力発電 3 [潮力発電]
(最終稿)
干潮、満潮の差は太平洋側で2m程度、九州の有明海では最大6mで日本では最も大きな干満が起こっています。仁川(韓国)では最大10mにもなります。上の写真はその仁川に作られた発電所
有明ほどでないが瀬戸内海も3m以上の地域が多数あり島々も多いことから地形をうまく利用すれば良いかも知れません。でも明石のタイやタコ、広島カキの味が落ちるかも
いずれにせよ身の回りをよく見れば環境を汚さないで生きる方法があることも事実のようだ。
自分はここを見る前は日本のダム湖サイズを想定していました。例によって高速道路のような一般道路をどんどんと進む両側は海であり釣りしている人も見える、展望台のある駐車場に車を止めて展望台に上がって下を見るとガラスの床から真下が見えてちょっと怖い。見渡せば走って来た道路は潮力発電所の堰堤で町と町をつなぐ道路であると気付き国策道路だからお土産道路かと感心
良くみればこの下に発電所があることが水流の様子とカモメが水流で巻き上がる魚を狙って集まっていることで分かる。
息子はこの発電所にも関わったと言う、このことから韓国も日本と同じく元請け下請け孫請負構造で最下流の技術水準と手抜きしないプロ意識、人間性が高いか低いかで良い物が出来るかどうかが決まるのだと思い、最近韓国が、日本より子供の幸福感が上回るとのニュースも、理想を追求するごみ処理のエネルギーや肥料転換利用、そして大金投資が必要な潮力発電への挑戦から国の発展性を感じる。
その一方高額な教育費用負担から日本以上に子供を産まない、結婚しない選択をする若者が多く長期展望的には明るいとは言えない。
東電など大手電力会社が経産省の電力部門を仕切っている悪習を断ち、原発と石炭火力温存方針に投じる愚かな税金を転換すれば元々世界一の再エネ技術大国だった日本、10年15年で世界と肩を並べることが出来ると思います。
いまなら縮小する火力部門のメーカーから逃げ出している世界一のブロ人材を集めることができ、ゼロからのスタートではなく400メートルトラック3周遅れ程度、このまま沈没か挽回か国民的認知度と政治家のレベルが国の行末を左右する。
終わり
干潮、満潮の差は太平洋側で2m程度、九州の有明海では最大6mで日本では最も大きな干満が起こっています。仁川(韓国)では最大10mにもなります。上の写真はその仁川に作られた発電所
有明ほどでないが瀬戸内海も3m以上の地域が多数あり島々も多いことから地形をうまく利用すれば良いかも知れません。でも明石のタイやタコ、広島カキの味が落ちるかも
いずれにせよ身の回りをよく見れば環境を汚さないで生きる方法があることも事実のようだ。
自分はここを見る前は日本のダム湖サイズを想定していました。例によって高速道路のような一般道路をどんどんと進む両側は海であり釣りしている人も見える、展望台のある駐車場に車を止めて展望台に上がって下を見るとガラスの床から真下が見えてちょっと怖い。見渡せば走って来た道路は潮力発電所の堰堤で町と町をつなぐ道路であると気付き国策道路だからお土産道路かと感心
良くみればこの下に発電所があることが水流の様子とカモメが水流で巻き上がる魚を狙って集まっていることで分かる。
息子はこの発電所にも関わったと言う、このことから韓国も日本と同じく元請け下請け孫請負構造で最下流の技術水準と手抜きしないプロ意識、人間性が高いか低いかで良い物が出来るかどうかが決まるのだと思い、最近韓国が、日本より子供の幸福感が上回るとのニュースも、理想を追求するごみ処理のエネルギーや肥料転換利用、そして大金投資が必要な潮力発電への挑戦から国の発展性を感じる。
その一方高額な教育費用負担から日本以上に子供を産まない、結婚しない選択をする若者が多く長期展望的には明るいとは言えない。
東電など大手電力会社が経産省の電力部門を仕切っている悪習を断ち、原発と石炭火力温存方針に投じる愚かな税金を転換すれば元々世界一の再エネ技術大国だった日本、10年15年で世界と肩を並べることが出来ると思います。
いまなら縮小する火力部門のメーカーから逃げ出している世界一のブロ人材を集めることができ、ゼロからのスタートではなく400メートルトラック3周遅れ程度、このまま沈没か挽回か国民的認知度と政治家のレベルが国の行末を左右する。
終わり
韓国の潮力発電 2 [潮力発電]
(昨日の続き)
袖ヶ浦に石炭火力200万kWの建設計画を行う千葉袖ケ浦エナジー社(後の千葉袖ケ浦パワー社)の担当は「自然エネルギー電力なんて当てにならない、太陽光は夜も雨天で[×]、山手線内すべて太陽光パネルにしても間に合わない。
「風力だって3000台も作らないと火力と肩を並べられない」
との説明であったが、現実は世界中で自然エネルギー電力の成長で、火力が停止に追い込まれているというのが現実であり、なんとか日立・三菱・東芝。IHIという重工業の救済のために原発事故を棚上げして運転延長を画策したり、水素やアンモニアを混焼するから停止廃止は勘弁して欲しいと税金を使って延命を図っているのが現実・・ じたばた見苦しいことしないでさっとあきらめ輸入燃料費年間
40兆円かかる火力発電を止めれば、燃料輸入費だけで日本の自然エネルギー電力は建設可能であり、悪口言わない信頼関係を高め、韓国電力網とつなげばなお、お互いに安心な世界がやってきます。
海の干満で発電するだけでなく太陽光発電システムや風力発電も設置している。
25万kWと言う発電能力は日本の揚水発電を除くと10位以内ですから海のわずかな水位の差を考えれば立派なものだと理解できる。
袖ヶ浦に石炭火力200万kWの建設計画を行う千葉袖ケ浦エナジー社(後の千葉袖ケ浦パワー社)の担当は「自然エネルギー電力なんて当てにならない、太陽光は夜も雨天で[×]、山手線内すべて太陽光パネルにしても間に合わない。
「風力だって3000台も作らないと火力と肩を並べられない」
との説明であったが、現実は世界中で自然エネルギー電力の成長で、火力が停止に追い込まれているというのが現実であり、なんとか日立・三菱・東芝。IHIという重工業の救済のために原発事故を棚上げして運転延長を画策したり、水素やアンモニアを混焼するから停止廃止は勘弁して欲しいと税金を使って延命を図っているのが現実・・ じたばた見苦しいことしないでさっとあきらめ輸入燃料費年間
40兆円かかる火力発電を止めれば、燃料輸入費だけで日本の自然エネルギー電力は建設可能であり、悪口言わない信頼関係を高め、韓国電力網とつなげばなお、お互いに安心な世界がやってきます。
海の干満で発電するだけでなく太陽光発電システムや風力発電も設置している。
25万kWと言う発電能力は日本の揚水発電を除くと10位以内ですから海のわずかな水位の差を考えれば立派なものだと理解できる。
韓国の潮力発電 1 [潮力発電]
5月14日から三泊四日で韓国見学の旅報告―2
◆ 潮汐力発電所を眺める 富樫5.22記
日本の経済週刊誌の東洋経済の2011年8月号に『世界最大・始華湖潮力発電所が発電開始』として記載されていました。
2011年ですから3.11大地震で原発事故のニュースと、それに続く安倍政権になって石炭火力推進に傾いたのと対照的に韓国では相当前から自然エネルギー電力の開発に動いていたことになります。
莫大な工事費用と関係者への利害関係の調整、アセスメントなどで長期間かかるわけですから1973年1978年の一次二次オイルショックを経て自然エネルギー電力である水力発電は全電力の1%という水力電源に適した山と谷が少ないなかで海の潮汐力に目をつけていたことになります。
日本の水力発電所の開発は電源開発が主体的に進めほぼ開発完了との思いから、石炭火力に方針転換しましたが潮流や波力、潮汐力については昔のNEDOの資金を使っただけで終わったことに比較すれば立派と言えるのではないか?
海の水力発電所も案内するよということで、車で出かけました。
この展望台から写真撮影しました。滿汐では左から右に引き潮では右から左に水が流れる。底の魚も巻き上げられカモメの餌になる。
(続く)
◆ 潮汐力発電所を眺める 富樫5.22記
日本の経済週刊誌の東洋経済の2011年8月号に『世界最大・始華湖潮力発電所が発電開始』として記載されていました。
2011年ですから3.11大地震で原発事故のニュースと、それに続く安倍政権になって石炭火力推進に傾いたのと対照的に韓国では相当前から自然エネルギー電力の開発に動いていたことになります。
莫大な工事費用と関係者への利害関係の調整、アセスメントなどで長期間かかるわけですから1973年1978年の一次二次オイルショックを経て自然エネルギー電力である水力発電は全電力の1%という水力電源に適した山と谷が少ないなかで海の潮汐力に目をつけていたことになります。
日本の水力発電所の開発は電源開発が主体的に進めほぼ開発完了との思いから、石炭火力に方針転換しましたが潮流や波力、潮汐力については昔のNEDOの資金を使っただけで終わったことに比較すれば立派と言えるのではないか?
海の水力発電所も案内するよということで、車で出かけました。
この展望台から写真撮影しました。滿汐では左から右に引き潮では右から左に水が流れる。底の魚も巻き上げられカモメの餌になる。
(続く)