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第6回「暮らしと環境について考える」講演会のお知らせ。 [水道]

2024/03/29

第6回「暮らしと環境について考える」講演会のお知らせ。
テーマ『命の水が危ない』

明日3月30日に講演会を行います。
ぜひご参加下さい。  関  巖

スクリーンショット 2024-03-22 084731.png

2024年3月30日川上記念講演(カラー) 確定版_02.jpg

2024年3月30日川上記念講演(カラー) 確定版_01.jpg
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南房総市水道・房総特急の迷走 [水道]

南房総市水道
連休前、地元の南房総市の水道審議会が、10%の水道料金値上げを答申。当初は15%の値上げを決めていましたが、市内の三芳と富浦をエリアとする三芳水道が10%の値上げで決定。おそらく、市内の料金格差を避け、物価高の経済状態を踏まえた判断だと思います。
値上げはけしてよろしくはありませんが、南房総市ができる前の市町村合併協議会で、旧三芳村の水準で水道料金をあわせる点を決めています。それに沿ったものであればやむ得ないです。もちろん、値上げ実施まで周知啓発は行う一言も答申にあります。三芳水道と同じ、この秋に値上げです。


房総特急の迷走
昨日、複数の労組からの公開情報として。
3月のダイヤ改正で、しおさいの一部、わかしお、さざなみの車両を5両編成の全車指定席に統一の発表が一度ありましたが、改正日から6月までは、

わかしおの上り1本が10両
さざなみの上下2本とわかしおの上下11本が9両に

変更になります。
具体的な理由は示されていませんが、5両では混雑する可能性がでるとみて、急ごしらえでの変更のようです。
ダイヤ改正で、京葉線快速の問題がかなり報じられ、今度は房総特急で問題にならない前に手をうったことになります。
しかし、特急停車駅で指定券が買えない駅は、券売機で予約ない未指定券を買えることになりますが、やはり、散々、駅のみどりの窓口を削減しているなかで、ちぐはぐな対応に見受けます。ネットの会員予約で指定券を買えば割引があるとはいえ、機械になれない方のためにそれなりの配慮が必要です。
なお、先ほど入った情報で。
特急停車駅で指定券が買えない駅では、券売機で未指定券の購入、駅員不在で購入できない場合は乗車駅証明書の提示で、追加料金がかからない事前料金で未指定券が購入できることになっています。しかし、ある特急停車駅では、きっぷの事前購入はネットで。ない場合は車内で追加料金がかかるという案内をだしているようです。支社と現場の対応がかみあっていないです。
先々、宴会や懇親会が大好きな鉄道会社の次期社長が、そういう余裕がある会社経営はないと思います。
山ノ井一教
タグ:水道・JR
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水道審議会 [水道]

いつも情報を寄せて下さる山ノ井さんからの情報です。
                             せき

2024年1月25日
館山市役所での三芳水道の審議会

本日、審議会で決まった内容などを。


本年10月より、10.94%の水道料金値上げの答申内容を。29日に企業長の館山市市長に提出。
三芳水道の経営状態と、水道法の3ないし5年のあいだでの水道料金の見直しが望ましい点が値上げの理由。

南房総市と協議調整の上、今年の秋より、13ミリ口径で月20ミリ立方で4598円に。現在の鴨川市の水道料金のレベルに。

2月15日に三芳水道の議会に、3または6月の南房総市議会の議決を経て、6月の検針票、6月と9月の館山市と南房総市の広報誌、8月に加入世帯にチラシと、値上げの周知をすること。

運転資金にあたる内部留保が10億円のところ、8億円が現状の所有

作名ダムの改修工事、南水の受け入れ強化により5つの浄水場の閉鎖を。

企業団職員のなかでの取り組み検討で、メガソーラー、スマートメーター、ホームページでの有料広告の導入を。

審議会では、この物価高に考慮してきめ細かい周知と説明がかなり意見としてありました。

なお、富浦と三芳以外の南房総市の方は15%で検討中です。
                                                   山ノ井一教

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水道議会傍聴と抗議スタンディング [水道]

 表題 11月7日水道議会傍聴と抗議スタンディングに参加の感想

◎ うれしい話が3つありました。
 かずさ水道広域連合企業団は年二回定例議会を開く、2月と11月の2回です。
11月7日に今年2回目で主な議案は水道料金値上げです。
7月26日から31日にかけて市民傍聴なしで市議会議員にのみ値上げ案について説明し、内容を市民には秘密にと釘を刺したことがあったために抗議のスタンディングをスーパーや駅改札口で行ってきました。
 対象は袖ヶ浦市のみで参加者は高齢化で少なく3-4ー5名でした。

◆ 嬉しかったこと1つ目 他の地区からも参加
 今回は水道議会ということで木更津市と君津市、富津市にも声をかけた結果、15名の事前把握人数となりましたが皆、多忙のようで傍聴者は6名で皆、スタンディング終了とともに帰宅したのは残念!!傍聴席9席を埋めることできませんでしたが遠方から来て頂いたことは感謝に堪えません

◆ 嬉しかったこと2つ目
 天候は朝は猛烈な風でしたが昼に雨や止んでいたのは天が味方、もし雨混じりなら障子紙の横断幕はボロボロになっていたかも??

◆ とても嬉しかったこと3つ目
 通りかかった見ず知らずの市民1名が横断幕を見てくれ、飛び入りでスタンディングしてくれたことは予想外でうれしいことでした。

 企業団の新田庁舎はちょうど十字路交差点にあって向かいにローソンとセイムスがあり年金事務所に通じる道路もあるので真正面から横断幕が見えることがとても良い条件で何の抗議行動かわかりやすかったのでしょう
    命の水 というタイトルが良かったのかも、、、、、

ーーーーーーーーー もう一つ良かったこと ーーーーーーーーーーー
 いつもの傍聴は議会参加者に配布される資料そのものではなく自分でホームページから印刷したものなので事務局長や職員の方が 『 16ページを開いてください 』 と言ってもどの資料の16ページなのか分からず、もたもたしている間に別の話題になってしまうということがなく議場のペースに合わせ内容を理解できました。
 帰りに職員さんに今回の資料は議員と同じもので非常に良かったと感謝の念を伝えたところです。
ーーーーーーーー-- 議員に求めたいこと ーーーーーーーーーーーー
 今回の値上げ案では木更津市は対象外です。 なぜ対象外となったのか理由をちゃんと理解できているのでしょうか? 企業団の説明員のいうことを丸飲みにするのではなく、ちゃんと疑問がなくなるまで深堀して聞いていないと思います。
1.市原市の県水に売っている水代金が妥当であるか、代金の推移と用途が整合しているか
2.気候変動激化の中で電力料金支出増加9300万円、再エネ採用しなかった結果
3.木更津市の水道会計健全は理解できても、国庫補助金との関係など不明瞭
4.老朽(管、設備)更新進捗と投資金額が整合しているかわかる資料になっていない
などなど議員としても聞いてほしいこといっぱい

★ 大きな課題が残ったままです。
 水道検針、料金徴収業務が地元企業から水メジャーのヴェオリア・ジュネッツ1社の委託になりました。 地元循環経済の掛け声の無視であり、民営化の現れであり、1社独占は価格上昇の根源です。昨年の11月議会でも今回の議会もしゃんしゃんと議事終了

 また上に書いたように公開情報の閉鎖が進んでいます。 公開することが信頼関係の肝。
市民の命の水を守るために水源地の保全が必須なのに取り組みがなく、気候変動の大雨、地震でいつ崩壊するかも分からない産廃埋立地を放置して安全な水道とは言えない
 しかし、議員はこれらについて問題視の姿勢がないことは残念

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水道料金値上げ抑制の陳情 [水道]

水道料金が来年4月から値上げする予定になっていることから
家計に打撃を与えないようにと袖ケ浦市議の篠崎、塚本、励波、吉岡氏が
粕谷市長と企業団企業長に緊急の申しれを行いました。

23-10,31水道料金市長への要望書_01.jpg
袖ケ浦市長へ申し入れ.jpg
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千葉県水政課への抗議 [水道]

 岩井の山の井さんは、31日に行われた袖ケ浦市議会全議員を対象にした「かずさ水道広域連合企業団」んの「部外秘」扱いについて、千葉県水政課に対し、鋭い抗議の文書を提出してくださいました。山の井さんのブログから紹介させていただきます。

 千葉県庁水政課、かずさ水道広域連合企業団の皆様に申し上げます。

 先月31日、袖ヶ浦市議会にて、かずさ水道による水道料金値上げなどの説明があったことを、現地の住民団体より伺いました。非公開で口外できないと聞いています。
事情はどうあれ、住民に必要である飲み水の問題に関わる内容が、公開されないことは大変残念であり遺憾であります。また、水道審議会というのがかずさ水道にあるようですが、そういった情報も全くの伝わらない。

 千葉県内では数年かけての水道の広域統合が進められます。
平成の大合併ではありませんが、水道が市町村の枠をこえての維持管理、安定供給と安定したコスト負担であれば賛成であります。
 しかし、一部事務組合のような行政組織では、申し訳ないがブラックボックスそのもの。いったいなんのために仕事をされているのかが、伝わらなければ、関わる施策への理解はないでしょう。

 少なくとも、先月31日はどのような説明を袖ヶ浦市議会にされたのか。
行政施策で行われるものであれば、情報公開と可視化されたかたちで進めるべきではないか。

 千葉県内で先行して広域統合された君津地域のかずさ水道が、このようなスタンスで続けるのであれば、千葉県内で進行している水道広域の施策推進や協議は、一度、ストップをすべきであります。

 9月定例の千葉県議会をめどに、そのストップを求めるかどうか、見極めと判断をさせていただきます。

 この施策は内輪の感覚でやるのでなく、水を必要とする全ての方々に対して、コンセンサスを得ての取り組みでなければ全くの無意味であること強く申し上げる。


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みんな集まれ「命の水」を守れ! [水道]

 7月31日は午前9時半から、袖ケ浦市議会議員全員に、「かずさ水道広域連合企業団」がやってきて、2点について説明会を開くという。
1,水道料金の値上げについて
2,企業団のヴィジョンについて
 
 富津でも、君津でも、説明会を開き、袖ケ浦までやってきての説明会です。なぜか木更津は日程に上がっていません。値上げは相当高額になるとの噂です。聞いて驚くな…というわけです。
 わかりやすいように、全県での水道料金比較一覧をこのブログに掲載いたしました。この金額がいくらになるというのでしょう。企業団成立時の約束は4市一元化、富津料金に合わせると言うことで、一番安かったわが袖ケ浦市民は、何とい心が広いのでしょう。承諾し参加しました。

 約束が次々と崩れるようであったら、企業団は解散すべきです。「命の水」は自分たちで守ればいい。外国企業に守ってもらう必要はない。「企業団のヴィジョン」とは、悪名高きヴェオリア・ジェネッツ社に運営権をゆだねるということではないのか・・・

 当日9時~9時40分まで、市役所入り口前で、スタンディング(ブラカート・横断幕等)での抗議活動をします。暑いので十分身支度をして、可能な方は是非ご参加くださるよう呼びかけます。
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講演会感想 2 [水道]

 講演会当日に寄せていただいた参加者からの感想です。   kawakami

◆ 麻生の娘がヴェオリア社の重役と結婚している。それが民営化の原動力となっていることに驚いた。娘達の利権と国民の命の水とどちらが大事なのか。一存で勝手に民営化を決める権利があるのか。とても腹立たしい。何とか民営化を食い止めたい。

◆ 耳が遠く体調不良ということもあり十分に聞き取れなかったり理解が不十分だったのでこれからも少しずつ学習していきたい。事前にもっと学習して参加したかった。

◆ 非常に大切な問題で有りながら市民はほとんど内容を知りません。良い機会となりました。

◆ 実に有意義でした。まず知ることから、の目的は達成できました。もっと咀嚼して友人、知人、家族に伝えて1人でも多く共に行動できるようにしたいです。
”日本人はどうして表現することができない(苦手)なのでしょう。率直に伝え合いたいのに”

◆ 多くの人が民営化に危機感を持っているのを感じられて良かった。ありがとうございました。

◆ 大変勉強になりました。給水も勿論、排水も含めてとのお話もありましたが同感です。
民営化反対!

◆ いのちに結びつく水道の民営化には絶対反対です。日本でも国鉄、郵政民営化を経験しました。国民生活が豊かになるどころか犠牲を強いられるばかりです。民営はあらゆる面から国民に負担・犠牲を強いるもの。勉強になりました。
               (明日に続く)






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4市の水が危ない 4 [水道]

 会員から次のようなメールが届きました。
「昔水処理会社に勤めていた知人にヴェオリアについて聞いたところこんな回答をもらいました。」
短いですが怖ろしいことが書いてありました。読んでください。(クリックすると大きくなります)

ヴェリオジュネッツ社.PNG


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4市の水が危ない 3 [水道]

 (昨日の続きです。)

 ★ この議案を読んで驚きました。これではまるで「ヴェオリアジェネッツ社」へスムースに譲渡するための環境整備ではないのか…という疑念です。
以下1点(譲渡するための環境整備か)6項目について質問します。

① 2号議案の説明資料には今後5年間の予算が書かれてありますが、設立以降5年間との比較表がありません。1本化を進めることで20年間・27億7000万円の削減を見込まれていたのですが(君津地域水道事業の統合広域化に関する基本協定)最初の5年間の実績が基本になるはずです。明示してご説明をお願いします。

② 上記議案中記載されている金額について
会計システム等構築及び保守・運用等業務委託に係る経費
          令和10年まで      79,680千円
水道料金等徴収検針業務委託に係る経費
          令和10年まで     2,774,000千円   
★ 積算の項目と金額を明示してください

③ 現在は、異常なく行われていると理解しています。むしろ5年間で業務の習熟度はそれぞれの担当業者の努力によって高まっているはずです。一本化の意味は、委託業者を1社に絞ることではなく、4地域を委託内容によって1本化することが、効果的であると考えます。
当初委託業務は、地元企業が行っておりました。現在は当ホームページで明らかなように以下の業者です。傍聴者からの話では、これを1社に絞るために要する費用という理解でしたが、その先にはヴェオリアジェネッツ社の名前が浮かんできます。
集金委託事務
   木更津市域・富津市域: シーデーシー情報システム株式会社
   君津市域・袖ケ浦市域: ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店
   地銀ネットワークサービス株式会社(コンビニ支払い)
検針委託事務
   木更津市域:(一財)木更津市水道サービスセンター
   君津市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(君津営業所)
   富津市域:富津市管工事業協同組合
   袖ケ浦市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(袖ケ浦営業所)

 一社に絞る方式はプロポーザル方式とあります。プロポーザル方式とは、「複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること」です。世界的水道企業であるヴェオリアジェネッツ社が圧倒的に有利になる方式です。

 私達の考えは、地域経済振興の考えからすれば地元企業にすべきであります。
例えば、集金業務はコンピュータによる計算と事務的作業であることからシーデーシー情報システム(株)に4市とも任せるのが良いと思います。
 検針業務は人手による検針であるために(一財)木更津市水道サービスセンターと富津市管工事業協同組合を統合して新会社にして4市それぞれに支店を設け、4市の検針を担わせるべきでしょう。
決してヴェオリアジェネッツ社に統合するという方向は避けなければ日本の公益事業が国際企業に浸食される方向になることを心配します。
 以上の理由から、1社に絞るということは、令和10年を目指してヴェオリアジェネッツ社への運営権譲渡のための外堀を埋める仕事に見えてなりません。
私達の考え方の是非も含めて説明をお願いします。

④ ・前事務局長の松上さんは、出前講座を開催していただいたとき、「ヴェオリアジェネッツ社に運営権を譲渡することを考えているのではないか」との私たちの質問に、「一切そのような考えはありません」と答えられていました。新任の鈴木事務局長さんも、もちろん同意見と思われるのですが、改めてお考えをお知らせ願います。
  ・併せ、企業団の政策決定の機関系列をお知らせください。県であれば、県担当課も含めてご教示願います。

⑤ 袖ケ浦市派遣・笹生猛議員は「「予算決算の資料の説明がわかりにくい、傍聴者もいることだしわかりやすい資料に努力して欲しい。」と発言されています。
 5期目を迎える議員である彼にして、このような発言をすることは、資料作成上の欠陥があるように思えてなりません。
 ・議員には何日前に議案が渡されているのでしょうか。
 ・併せ、ホームページには、1週間前に掲載している・・とのことです。年に2回の議会です。4市市民に周知してもらうには少なくとも半月前、でき得ればひと月ぐらい前の期間が必要であると思いますがいかがでしょうか 

⑥ 議案第2号説明資料の中に業務内容の説明があります。その中に「下水道使用料、地域汚水処理手数料、および農業集落排水処理施設使用料の徴収・検針等に関する業務」という業務項目が書かれてあります。「君津地域水道事業の統合広域化に関する基本協定」では企業団の業務内容は「水道用水供給事業」と「水道事業」とあって上記項目はありません。
企業団は、基本協定外(業務権限外)事項にまで携わっているということは、きつく言えば違法行為と思われるのですがいかがでしょうか。

◆ 質問は以上です。ご多忙の所恐縮ですが、12月15日までに文書でのご回答をお願い申し上げます。
 併せ、前回の出前講座のように、質問が多様に出ることが予想されますので、日時は追ってご相談の上、早い段階(勤務者も多数おりますので、年明け早々の7・8・9のいずれかの日)での説明会を開催していただきたくお願い申し上げます。
 また回答は、郵送では土日にかかりますのでメール便で事務局長・富樫宛送付願います。
なお、いただいた回答は、4市会員、並びに4市市民に公開いたしますのでご了解願います。

                                    以上


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4市の水が危ない 2 [水道]

 今日と明日は、7月14日に行われた「かずさ水道広域連合企業団議会」で、採択された第2号議案に対する「公開質問状」の文面を紹介します。3ページにわたっていますので、今日は前半を紹介します。

                               2022年12月1日
かずさ水道広域連合企業団
広域連合企業長  渡辺  芳邦  様
                       「大気と水は人権」4市民連絡会
                        共同代表  関    巖(袖ケ浦)                      
   共同代表  野々山  登(木更津)
                        共同代表  朝生   進(君津)
                        共同代表  松原 和江(富津)
                        事務局長  富樫  孝夫(袖ケ浦)
                        連絡先 eight_xyz_finger@yahoo.co.jp

      令和4年11月 かずさ水道広域連合企業団議会定例会議案についての
              公 開 質 問 状

4市民合計292969人(ホームページ最近版集約)の命の水を守る企業団職員の日常的ご奮闘に感謝の意を表します。特に私達と直接に対応してくださっている職員各位の、誠実なお人柄に敬意を捧げます。

さて、さる2022年11月14日に行われました、今年度2回目の議会の傍聴をさせていただきました。傍聴について参加者から、いくつかの疑問が届けられています。
その中から、1点6項目について、お尋ねいたします。当日傍聴者には、ホームページにアップされているということで議案は配布されず、帰宅後ホームページ上の議案を見て、さらに疑問を深めたという経緯があります。説明をいただければ解消するでしょうから、わかりやすく明解な説明をお願いする次第です。

◆ 対象議案
議案第2号
令和4年度かずさ水道広域連合企業団水道事業会計補正予算(第1号)
第1章 水道事業
第1条 令和4年度かずさ水道広域連合企業団水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に
定めるところによる。
第2条 予算第5条に定めた債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を次のとおり補正する
追加
会計システム等構築及び保守・運用等業務委託に係る経費
          令和10年まで      79,680千円
水道料金等徴収検針業務委託に係る経費
          令和10年まで     2,774,000千円   

                           (明日に続く)
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4市の水が危ない 1 [水道]

  11月14日に行われた、「かずさ広域水道連合企業団議会」で、現在委託している集金業務と検針業務を3月までの間に1社に絞り込む議案が可決されました。

 現在委託されている業者は下記の業者です。

◆ 集金委託事務  
 木更津市域・富津市域: シーデーシー情報システム株式会社
 君津市域・袖ケ浦市域: ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店
 地銀ネットワークサービス株式会社(コンビニ支払い)
◆ 検針委託事務 
 木更津市域:(一財)木更津市水道サービスセンター
 君津市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(君津営業所)
 富津市域:富津市管工事業協同組合
 袖ケ浦市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(袖ケ浦営業所)

 その1社は、フランスの悪名高きヴェオリアジェネッツ社になることは目に見えています。
さらにこの外国企業に、国からの援助が切れる令和10年には、事業全体の運営権を譲渡するという道筋が敷かれたことも明白になりました。

 ヴェオリアジェネッツ社はフランスに根拠を置く世界3大水企業の一つで、世界各国で水道事業を請け負い、地元のパリでは料金の高騰、汚水混濁、漏水と市民の不満の声が爆発。公営に戻したことを副市長ヘアン・ル・ストル氏が来日、東京で講演をしています。(2018年2月18日)

 2000年から2015年間世界37か国235都市が、一度民営化した水道事業を再び公営に戻しました。

 上記経過を踏まえ「大気と水は人権」4市民連絡会では、別紙公開質問状を企業団あて提出しました。回答が来ましたらまたお知らせいたします。
 目を通され、なぜこのようなことが起こるのか。「新水道法」の本質と、外国資本に国民の「命の水」を売り渡してよいのかお考え下さい。
 なお4市派遣企業団議会議員の方々にもぜひお考えいただけるよう質問状をお届け願います。

      「大気と水は人権」4市連絡会からのお知らせです。

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山ノ井さんからの寄稿 [水道]

 岩井の鉄道研究家・山の井さんから、政策研への寄稿がありました。  kawakami



 袖ヶ浦市民が望む政策研究会ブログ読者のみなさまへ

 いつも、私の話題におつきあいをいただきありがとうございます。

 最新の掲載で、かずさ水道広域連合企業団の水道料金が、4市統一で料金引き上げの話題が。
まず、災害やコロナで生活が厳しい方々が大多数の中、このタイミングで料金引き上げは理解が得られるでしょうか。千葉県内では野田市、鋸南町・東庄町(来月から)で期間限定ですが、水道料金の基本料金免除を実施しています。

 また、私が住む安房地域の平成の大合併を経た2市の水道料金は、合併前の協議では単価が安い自治体に統一しています。さらに3年以内に、安房、夷隅は水道の統合広域化、千葉県営水道への将来の統合を模索。おそらく、先日、研究会のブログでも取り上げていただいた安い単価の水道料金になる可能性があります。
そういった中で、どういう根拠で引き上げを検討しているのかを、地元民に十分な説明が必要と考えます。

 もう一つ。
 先日の房日新聞の投稿で書きました、鉄道無人駅での障害者利用のガイドライン=正式名称は駅の無人化に伴う安全円滑な駅利用に関するガイドライン=が正式に本年7月22日に策定。
 直接、意見募集がなかったのは残念ですが、不便にさせない線引きができたのは大きいです。

 現在、国の鉄道関係の7つの検討会などの動きを注視しています。また、輸送密度2000人の問題で、何かアクションができないか動いています。岡山県議会でのある意見書の内容、山口県でも駅無人化、みどりの窓口廃止で通学の学生さんの相当な不満の声も届いています。
 ただ指をくわえて見ているような4市議会の連絡会議を頼るより、問題意識を強く持った沿線の横断的な地方議員の方々のまとまりの方が、問題解決の展望がみえると思います。


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水道議会傍聴記 2 [水道]

 関会長の報告に次いで、木更津の野々山陽子さんから、傍聴記が届きました。発言議員名と内容が記録されています。袖ケ浦の議員を探しましたがいませんでした。    kawakami


 昨日の令和4年2月かずさ水道議会定例会についてご報告致します。不十分だったり、訂正すべき箇所が多々あると思いますので、ご指摘下さい。

 議事の報告前に改めて提案したいのは、こうした議会が市民の関心を集める為にも、もっとオープンで分かりやすいスタイルへの進化です。

 昨日関さんが言われた通り、事前に議会資料を傍聴者が用意していないと会議の内容が良く理解できません。例えばOHPやパソコンなどで当該資料をスクリーンにリアルタイムで映せば、資料が手元になくてもフォローできます。市民のための議会なので、其れ位は努力してほしいと感じました。因みに私は、自分のスマホで資料を見ましたが、当該資料があちこちのページに跳ぶので、ついて行くのが大変でした。

 議会はいつも通り、議席や会議録署名議員の指定から始まり、最初の議案第1号、令和4年度かずさ水道広域連合企業団水道事業会計補正予算からスタートしました。企業団の松上さんが説明。
   
 木更津市の近藤議員より、新たに設置される非常用自家発の費用について質問がありました。今回の7箇所設置だけで終わらないはずなので、今後の全体計画と予算、各市の出資額と水道料金に対する影響などの見通しを示して頂きたいという意見でした。

 木更津市の座親議員からは、人件費の増額補正について質問あり。工事が昼間から夜間になり、増額されたとの事。

 君津市の石上議員からは、ダクタイル鋳鉄管に使用される水道管塗料メーカーの神東塗料という会社によるJWWA企画の不正入手について質問がありました。今年1月14日から対象商品の安全性が確認されるまで使用を停止していたとの事。全ての製品について問題なしと確認済。

 君津市の小倉議員からは、この水道管塗料問題から生じた水道水の安全性確認について、各市市民からの問い合わせがあれば答える立場のメンバー議員にも速やかに報告があるべきではとの意見あり。

 この後、全員一致で議案1号採択。

 議案2号では、まず石上議員から亀山ダム、片倉ダム改良事業について質問あり。維持管理費は増加傾向にあるとの事。

 近藤議員からは当初計画から実際の経費が増加しているが資金不足になっていない。もし資金に余裕があるならば、今後の資材値上を見越し必要な工事は早目に実施すべきでは?との提案あり。また、例年工事のスタートが遅いので、平準化を目指し早目に着手してほしいとの事。

 また、近藤議員から水道料金の4市統一に向けて、令和6年に最初の料金変更がある。具体的合理的な料金改訂のロードマップ、改訂の根拠といった説明責任を果たしてほしいとの事。

 富津市の石井議員からは、当初の予定と違う工事の費用は、当該地域で負担すべき。本来は当初予定に限りなく近いキャッシュフローで努力すべきとの意見あり。

 木更津市の斎藤議員からは、大口需要、恐らくは企業への給水予測が増加しているのは良いが、井戸掘り掘り業者は新規企業へのセールスを積極的に実施している。かずさ水道は?という質問あり。

  この後、議案2号採択。

 議案3号は、水道料金等債権放棄についてですが、全ての案件が、かずさ水道発足前のもの。木更津市の竹内議員から、給水停止のガイドラインについて質問がありました。

  富津市の佐久間議員からは、支払い方法の内訳について質問と、ポイント付クレジット導入の提案あり。現在の水道料金支払いは、コンビニ払いが24.3%、口座振替が70%、後は金融機関です。やはり口座振替が安定しているので、今後も推進すべきと思いました。

         以上です。


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「かずさ水道広域連合企業団」あての意見書 [水道]

 傍聴記は終えて、最後に私達が提出した意見書の内容と、問題点を提示しておきましょう。
                               kawakami

◆ 提出済みの意見書の要点と今後の主張点

1,停電しにくい電力システムの構築・・では
▼ 再生可能エネルギー+蓄電池で電力費用節約とバックアップ電源化
  議員は意味が理解できてないようです。
① 設置費用はゼロ円であること、
② 日常的電気代は減ること 
③ 非常時には非常用自家発を助ける存在であること
をもっと優しく説明したい

▼ 浄水場、配水場などの設備が一体として連携するシステムであるので停電が大敵
   エンジン式非常用発電機は燃料切れがあること、使用する機会なくても維持管理費がかかる

▼ 社用車、事務所の電源など対災害性の強化
  大災害ではガソリンスタンドも停止します。車がガス欠で動かない可能性は台風15号でも危機一   
 髪でした。
 喉元過ぎれば熱さを忘れる の諺を忘れているようですので社用車など電動車にすべき
 事務所も耐災害性を高めるべきです。
 ちなみに木更津潮見の庁舎は津波予想水位で一階水没します。

▼ 補助金制度、井の中の蛙
 国、県、市の補助金制度の活用
 進歩的な他市の例の状況の宣伝を議員と企業団にアピールすべき

2,水源と水質の保全・・では

▼ 水源の保全(涵養林)     無視

▼ 君津環境整備センター異常の早期認識
  上流水源の水質で質問があったが回答も不十分なので意見を出す

▼ 分析データの公開性、即時性、通報制度、データの信頼性
  ・ 連続測定できるもの、手分析によるものがあり、連続測定できるものは企業団での見られるよ   
   うにすることに大金はかからない
  ・ 異常時の連絡体制についても決め事だけの話であるので即、決めるべき問題です。
  ・ データが改ざんできないようにすることも大金かかる話ではありません
  ・ また毎月報告と言いますが公開されていません

▼ 亀山ダム水位高、緊急放流     上と同じく通報手順を決める問題です。

▼ 井戸の保全
  井戸をなくすことに強い反対があると判断しますので企業団にだけではなく市役所に学校、公園、  
  公共施設への井戸の普及、個人井戸のリスト化と周知、個人での井戸設置を許可することなどを強  
  く主張すべき項目です。

▼ 補助金制度、井の中の蛙
・ 国、県、市の補助金制度の活用
  ・ 進歩的な他市の例の状況の宣伝を議員と企業団にアピールすべき

3,その他の事項
 ① 傍聴環境 議員と同じ資料の提供とテーブルの設置、モニター追加で資料が見えるように
 ② 5%借金利息 内容を質問して改善を要求
 ③ 井戸 企業団井戸と各市独自の井戸状況の質問
 ④ 行政不服審査会3名から過半数へ 元に戻すべき

 ◎ 以上で企業団議会報告を終わりとします。明日から袖ケ浦市議会議会についてお知らせします。
                         




   
   














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