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袖ケ浦市議会議員海外視察26年度は予算計上せず [海外視察]

山梨県議会の海外研修に対し、東京高裁は「観光中心の私的旅行」と断じた判決を9月19日に出した。この裁判の最高裁への上告期限は明日3日である。「県費の充当は違法」と費用の全額返還を参加議員に求めるよう横内正明知事に命じた判決である。さてどうなるか・・・

 袖ヶ浦9月議会本会議で、任期間に一度行われている海外視察旅行の予算が26年度については予算化しないことがはっきりした。各会派の代表者会議で反対多数で予算請求しないことになったそうだ。26年度はしないが27年度はどうなるか不明…ということだが、28年度は市議選である。市議選前の年に海外視察へ行くとは言えないというのが常識であろう。
 今回の決定は、議会の良識と言えよう。そして市民の厳しい批判の声が反映したものであることは確かである。ようやくよいニュースをお知らせできたことで、何かホッとしている。

                             kawakami

議員の海外視察中止にかかわって [海外視察]

 ここに市が提出した千葉県35市の「海外視察の予算措置」と「政務調査費で海外視察の可否」一覧表がある。なぜか35市の中に袖ヶ浦市は書かれていない。あまりにも目立ちすぎるからなのか???

 袖ヶ浦市では、市議選の翌年度に海外視察に行くという慣例になっていて、市政に海外視察に行くべき問題があるかどうかの審査や協議は、一切行われてきていなという。選挙後のご褒美的なのか、あるいはお祝い慰労の意味でのお出かけなのか、だれが考え出したものかは不明。きっとバブル華やかなりしころの名残が続いていたものであろうと推察する。 まあいずれにせよ、この表の実態をよくご覧になって、海外視察に限らず、国内視察についても、袖ヶ浦市が抱える課題にこたえる視察内容にしてほしいものだと願う。

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表が大きく見られない方はこちらから↓

http://members3.jcom.home.ne.jp/khiro71/index-2.htm 

                                             事務局

 


袖ヶ浦市議会で今年度海外視察ようやく中止 [海外視察]

 24日に行われた全員協議会で、今年度海外視察の問題が討議され、当面当初予算では計上しないことが決定されたという。ただ、補正予算で浮上してくることも考えられるので、市民の厳しい監視の目が必要だ。

 この日の討議では、このご時世でも、結構「海外視察はするべき・・」あるいは「自分にとっては役に立った…」といった発言があったと聞いている。ちなみに千葉県下で実際に22年度に行われたのは国際空港を持つ成田市と、なんと、わが袖ヶ浦市だけであった・・・そうな・・・・???

 詳細については後日改めてお知らせするとして

①、ようやく中止になったこと。
②、議員同士の討議による決定という…今までになかったような経緯で決定したということ。

この2点をお知らせしておきたい。                             事務局

議員様の海外視察特集~最終号・ブログの主は?? [海外視察]

 収穫皆無の袖ケ浦市議会議員10名+2名ご一行様の海外視察に対し、お一人でもちろん自費で、自由奔放に、そして痛快な視察結果を報告している議員さんがいらっしゃることを報告してきました。最終号はその議員さんからのメールをご紹介いたしましょう。興味と関心のあるかたはぜひ彼女のホームページを開いてみてください。さて彼女のお名前は???
                                        事務局 かわかみ

 由布市@由布院の小林華弥子です。
この度はメールをいただき、有り難うございました。出張つづきでバタバタしており、返信が遅くなりました。私のブログを読んでくださっているとの事、大変嬉しいです。つたないブログで更新もままならず、お恥ずかしい限りですが、それでも時々こうしたご感想や反応をいただけると、とても励みになります。

 私のブログをそちらのホームページでご紹介いただけるとのこと、とても光栄です。どうぞご自由に転記していただいて構いません。また、アメリカへの個人視察については、ブログだけではなく、私がほぼ毎月発行している「つれづれ議員だより」という新聞にもまとめてあります。これもホームページ上から読めますので、ご笑覧ください。
     http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/kayakoNewsPage.html

特に、サクラメントの市議会の事は、「Vol.53号」の裏面に、まとめてあります。
     http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/_gl_images_/kayakonews53-2.jpg

また、同じく表面には、サクラメントの市民と行政との協働センターのことを、
    http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/_gl_images_/kayakonews53-1.jpg

そして「Vol.54号」の裏面には、同じくサンフランシスコのデービス市の市議会議員の方へのヒアリングから
向うの議会議員はどんな仕事をどのようにしているのか、といった内容を、
    http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/_gl_images_/kayakonews54-2.jpg

それぞれ掲載しています。アメリカの市議会や市議会議員の活動は、日本の地方議会と較べてその様々な違いに驚かされました。同じ民主主義を実現する議会制度といっても千差万別です。

「袖ケ浦市民が望む政策研究会」のホームページも少し覗かせていただきました。この研究会や、市民の皆さんの意識の高さと、その素晴らしい活動ぶりを知り、こちらこそとても驚きました。このような市民の方々がいらっしゃるのは、とても羨ましいです。研究会の皆さんのご活動、ご活躍に期待しております。




議員様の海外視察特集~アメリカ開かれた市議会報告 [海外視察]

 昨日に続き、市民に開かれた議会を視察すべく、ひとりぶらりお出かけになって、しっかりとその実態を捉えて報告されている記事を紹介します。この記事は今年の6月20日付けのものです。明日はこの市議会議員のお名前と、ブログアドレスをお伝えします。
                                           事務局  かわかみ

 市民の議会・サクラメント市議会で大興奮!

 本当に早いもので、つい先日こちらに来たと思ったのに、もう帰る日が近づいて来ています。(え?別に帰って来なくてもいいって??)ブログは全然追いついてませんが、本当に沢山の人達と会って、いろいろ見て回ってます。ひとつひとつ書いてられないのですが、特に印象的だったサクラメントの最後の夜。おりしも、その日は朝からマスコミ、新聞、市民の間で一番の関心事である議案が採決される日でした。サクラメント市の市政を「強市長制」に移行するかどうかの決議です。

 少し前解説をしますと、アメリカでは、州によって法律が全然違うのは周知のところですが、州ごとにだけではなく、市や町によってもそれぞれ自治体のシステムや議会のしくみが違っているのです。特に議会と市長、市の執行部との関係にはいろんなパターンがあります。市長を議員の中から選んだり、市長は議員の一メンバーでもあったりします。で、この日、サクラメント市では新しい市長が当選以来ずっと1年半かけて訴え続けていた「強市長制度」というシステムにして、もっと市長の権限を強化するかどうか、という事を議会できめる日だったのです。もちろん、提案者は市長。私も議会の傍聴に行って来ました。

 こちらの議会は夕方から始まります。傍聴席は満席。入りきれないほどの市民で議場はいっぱいでした。とても面白かったのは、日本の議会とちがって、こちらの議会というのは、議員や市長や執行部職員だけが討議したり話し合ったりするのではなく、基本的には、議員と市民が議論したり討論しあったりする場所なのです。ですから、議場の半分は市民の傍聴席なのです。議員席はわずか9席(サクラメント市議会議員定数は8名+市長1名=9名です。)そして、市民の傍聴といっても、ただ聞いているだけではありません!まず、議案が提案され、その議案説明が終わると、「この議案に対して意見のある市民の方々はいませんか?」とアナウンス。すると、市民が傍聴席から順番に出て来て、自分の意見を一人ずつ述べるのです。サクラメントの場合は一人2分以内と決められていて、市民がそれぞれ「私はこの議案についてこう思います」とか、「この議案に賛成、反対です」とかいろいろな意見を言います。

 パブリック オピニオン というのですが、これが実はこちらの議会の一番の中心です。このパブリックオピニオンは、市民に限らず誰でも自由に意見を言えます。また人数制限は無いので、意見のある市民が居る限りずっとこのパブリックオピニオンは続きます。なんと、この日の市長制度の議案については、議場内の傍聴者のほぼ9割近くの人が次々と演題に立って意見を言いました。学生からお年寄りから隣りの市の市民から、様々な人達が自分の思いを言い続けて、なんと60~70人以上もの人が意見を言いました。聞いていると、段々いろんな思いがわき上がってくるので、危うく(?)、もう少しで私も演題に立とうかと思ったくらい…!!夕方6時から始まった議会もパブリックオピニオンが修了したのが11時過ぎ。それから今度は、それを全部聞いていた議員が一人ずつ自分の意見を言い合います。それも時間制限なく、1回だけではないので、議員同士が賛成や反対を言い合ったり、時には、先ほど意見を言ってくれていた市民の人に質問を投げ返したりして、本当に、議会が活発な「議論の場」である、という感じをまざまざと感じました。そうして、最後に市長が自分の意見を言いました。意見といっても、ほとんど演説。延々と20分位喋り続けました。途中で様々な反応が議場内にわき上がり、拍手喝采したり、ブーイングが出たり、なんともスゴいエキサイティング!!!みんな大興奮なのです。シーンと静まりかえった日本の議会とはまるで違います。 とうとう、市長の演説も終わり、最後に採決。

 しかし、この日はなんと反対7対賛成2で、市長案は否決されました。賛成の2名は市長と副市長。あと他の議員は全員、市長に反対だったのです。最後の採決が終わったのは、なんと夜中の12時過ぎです!!!
みんな、興奮覚めやらず、マスコミもテレビも大騒ぎ、ワールドカップも顔負けの一大事でした。

 傍聴していて、5年前の市町村合併の時の湯布院町議会を思い出しました。合併採決をした時の、あの歴史的な議会の議場の雰囲気。本当に沢山の町民が議場に詰めかけ、緊張と興奮とそれぞれの熱くて真剣な想いが満ち溢れていたあの議会。あの熱かった議論がこちらでは日常的に繰り返されているのです。

 市民と議会と行政と政治が一体となって真剣に自治を考えている、そういう雰囲気が強く感じられて、私も興奮がおさまりませんでした。本当に「議論が活きている議会」が、とても羨ましかったです。という訳で続きは、次のブログへ。


議員様の海外視察特集~後学のために成功の秘訣を [海外視察]

 まだまだ議員様の海外視察に対する批判記事が続きそうです。
今日から三日間連続で、参加した議員さんが、目を丸くするような記事をお届けしましょう。しっかりとお読み下さい。                                  
                                        事務局  かわかみ


 ブログを読ませていただきましたが、袖ケ浦市の市議会議員さんがアメリカ視察に行かれたのに、旅行会社の不手際で、先方の市長や市議会議員、シティーマネー ジャー等に会えなかった…との事の様ですね。私が言うのも僭越ですが、議会の皆さんが大事な視察先のアポイントメントを旅行会社に任せていた事自体が問題だったのではないかと思います。ちなみに、私は先方へのアポイントメントは全部自分でとりました。 アメリカでは大きな市ではヒアリングや面会、また議会の傍聴などは誰でもちゃんとできるシステムが整っており、事前予約しなくても、時間と場所を電話やインターネットで調べておいて、その日に行けば、ちゃんと担当の人が説明してくれたり傍聴できます。

 私は自分でインターネットで調べて先方に直接問合せしたり、また、市長や議員にインタビューするアポイントメントは、知人を 介する他に、在サンフランシスコの日本領事館を通して予約したりしました。

 旅行会社にお任せするのではなく、視察に行く議員が自分で手配するか、もしくは議会事務局から先方に直接連絡すれば良かったのに、と思 います。もし言葉が障害になるのであれば、日本領事館に連絡すれば、親切に手配や問合せもしてくれたのではと思います。余計な事を言いました。 失礼しました。

研究会の皆さんのご活動、ご活躍に期待しております。取り急ぎ  かしこ

☆ このメールを、届けてくださったのは、お一人でもちろん自費で、アメリカの議会状況を幾度となく視察していらっしゃる市議会議員の方です。残念ながら袖ケ浦市議会議員ではありません。
ご本人の了解もえておりますので、順次視察内容も含めてご紹介いたしましょう。さてこの方はどなたでしょう?素敵な方です。最終回で公開予定・・・お楽しみに・・・・

                                                 かわかみ


議員の海外視察  痛烈なコメント [海外視察]

 議員の海外視察特集が続いています。今回は続々と寄せられたコメントから痛烈な批判2点、もったいないので紹介します。なお次回はもっと面白い記事を紹介します。乞うご期待!
                                              事務局  かわかみ

 海外視察参加議員と随行市職員各位に視察報告書(文集的な物)を発行してもらったらいかがでしょうか!
 小中学校の修学旅行、体験学習では全員が書いて居ると思います。
 感想文では無く、これを袖ケ浦市のこの課題にこの様に生かしたいと具体に(マニフェスト的に)表記(原稿用紙10枚位で)。これを市の公共施設に“2010年度海外視察報告集”として公表する。(もちろん参加者名、経費報告書も添付)これが開かれた市政の情報公開ではないでしょうか!
 児童生徒も感想文をかいているのだから、増して議員ですから拒否はされないと思います。
 別の話ですが、議会専門委員会の国内視察研修会報告書はどこかにファイルされて、情報公開で閲覧できる様になっているのでしょうか、近隣市町村はどの様にしているのか知りたいものですね。

by 浜団 田中 (2010-10-15 00:36)


議員の海外視察になぜ残り任期1年の副市長がいくのか。
なぜ議会事務局長が行くのか。
この二人が行くだけでも80万円あまりかかっている。
議員の視察なら議員だけで行けばよい。
議員だけで行けないようなら行く資格はない。
それとも副市長と議会事務局長はご褒美に税金を使って海外旅行にお手盛りで行ったんでしょうかね。
不景気で困っているのにずいぶん虫の良い話しだね。

by 一寸法師 (2010-10-15 21:44)


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