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#官邸広報室 [メディア(情報操作)]

 今日は、#官邸広報室 なるものが行っている情報操作の具体的内容を、週刊ポストが暴露しているので、その記事を紹介しよう。  kawakami

◆ 玉川徹氏、岡田晴恵氏らの発言を官邸が監視 文書は922枚に

 新型コロナ対応の遅れから政府への批判が高まる一方で、安倍官邸が別のことに熱心に取り組んでいたことがわかる“文書”を本誌・週刊ポストは入手した。

 遡ること3月6日、内閣官房国際感染症対策調整室の公式ツイッター(現・内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室公式ツイッター)の内容が注目を集めた。

〈3月5日のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で、「総理が法律改正にこだわる理由は、『後手後手』批判を払しょくするため総理主導で進んでいるとアピールしたい」というコメントが紹介されています〉
 同番組では、コロナ特措法について政治アナリスト・伊藤惇夫氏のコメントを紹介し、コメンテーターの玉川徹氏が補足していたが、政府が番組を名指しして、その内容に異例の反論を行なったのだ。
〈法律改正をする理由はそうではありません。あらゆる事態に備えて打てる手は全て打つという考えで法律改正をしようとしています〉

 この経緯に疑問を持った東京都内の会社員男性が、内閣官房でテレビ番組をチェックした記録文書等を情報公開請求し、本誌に提供した。
記録されている番組は、NHK「日曜討論」をはじめ「ニュースウオッチ9」、テレ朝の「報道ステーション」、TBSの「ニュース23」などの報道番組から、「スッキリ」(日本テレビ)、「ミヤネ屋」(同)、「とくダネ!」(フジテレビ)、「ひるおび!」(TBS)といったワイドショーや、情報バラエティ番組の「アッコにおまかせ!」(同)まである。

 報告書には、出演したコメンテーターの名前や発したコメントが記載されている。「政府の公表情報の真偽」「クルーズ船対応」などの項目もあり、コロナ禍で各番組に登場していた白鴎大学教授の岡田晴恵氏、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の内情を告発した神戸大教授の岩田健太郎氏といった政府対応に批判的だったコメンテーターの記録が目立つ。

 なかでも目を引くのが「モーニングショー」で、内閣官房の公式ツイッターが反論していた番組内容についても、玉川氏の〈新しい法律じゃないと適用できないため、ここまで適用できなかったという話であれば、スッと通る。そのために、わざわざ改正しようとしているのではないかという見方がある〉といったコメントが詳細に記されていた。

 情報収集のためにただ内容をチェックしただけという名目なのだろうが、922枚もの文書を目の当たりにすると、コロナ対応に追われるなかで続けられた官邸によるテレビ報道の“監視”が、異例の特定番組への反論につながったようにも見える。

田島泰彦・元上智大教授(メディア法)は、こう指摘する。

「この文書で明らかになった政府によるメディアチェックは、安倍政権以前からやっていたことでしょう。しかし、これまでの政府がその内容を基に、露骨にメディア批判をしたというケースは思い当たらない。報道内容が明らかに事実誤認しているケースならば、その訂正という形で反論することは可能ですが、政策に対する解釈、論評に政府が異論を唱えるのは、言論に圧力をかける一方的な行為です。メディアチェックの資料を、世論に自らがどう評価されているのかを顧みるために使っているのではなく、抵抗・反発するメディアを攻撃するための道具に使ったことになる。それも予算をかけて組織的にやっているということになります」

 安倍官邸の戦う相手は、コロナではなかったのか。
※週刊ポスト2020年6月5日号

 開示文書には、〈〇月〇日の報道番組概要〉〈内閣広報室 分析担当〉と記名があり、その日の一部のテレビ番組の内容をひたすら抽出したレポートになっている。2月1日から(開示請求が受け付けられた)3月9日までの1か月の期間で、その文書は922枚にも及ぶから、職員たちの苦労がしのばれる。


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政権とメディア 望月衣塑子 4 [メディア(情報操作)]

今日で報告最後です。田中さんありがとうございました。これからもご健闘を! kawakami

ある日
萩生田文書が、公平公正中立にと、メディアに報道規制ではないか。
コメンティターもバランスよくハーフハーフでやれと。
電波法は、総務省ににぎられているので、反発できなかった。

籠池フィーバー 西 東は静かだった。テレビ東京 日経が出資 
官邸や政治部と深いパイプがなかったのだろう。
テレビ東京だけ高視聴率・・なぜ、籠池さんが長く、拘留されていたか。

原発輸出 事故リスク 70兆円 日立が事故になったら、政府が補填
和泉首相補佐官 影の実力者 政府のインフラ
前文科省事務次官前川さんのニュース
本社も地方も、文字数ヘルことなく、同様に統一での報道。これは、社の方針なんだろうと。
もしも、
行政の不正を、都合の悪いことを握りつぶしていたとしたら、問題だ。
本人に取材しても、足長おじさんだとか、良い話しかでてこなかった。

望月さんも独占インタビューをした。
キャバレーで働いている女性は、高校中退とかが多く、数学の単位とれず、通信制高校卒業 4.5回のマークシートで卒業
ということがわかり、文科省にて、数学の単位に取得にの改善を提案したが、却下とか。
私大4割が経営難、加計学園 4年後に定年となる先生が2割。
前川さん・・教育基本法の改定が危機感を感じていた。

平和の希求 なくなり、愛国心の自己評価、国家安全保障の同盟

ぶらさがり会見は、小泉首相のときから
菅首相になり、3.11の原発事故以後なくなった。

しおりさんのニュースの話もあった。
レイプの被害者 100人いたら、4人だけ、警察に通報、スウェーデンと比較しても、日本は遅れている。

防衛省予算の話も

最後にこれ。
メディアが真の報道をし続けるためには、批判だけでは記者もめげる。
良い取材をした記事だったら、ぜひ、良かったという感想も新聞社に送ってほしい。
それが励みになり、がんばれる。
講演は、2時間ぶっとおし。
ひとつも飽きることなく、私は、タブレットで文字入力も途中から間に合わなくなるほど。
拍手し、花束贈呈。会場からは「もちづきー。がんばれー」の声援。
いやー。参加してひとこと。伝えきれません。文字では。

望月4.PNG

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政権とメディア 望月衣塑子 3 [メディア(情報操作)]

◎ 望月記者の熱気のこもった話が続く。田中さんのペンも一層スピードが速くなる。 Kawakami

★ 埼玉県 國井弘樹検事が、組長と検事が取引かー
おっかけは、朝日新聞のみ。地検 高検 最高検は…。
記事で、横田ともゆきさんが、警察の調査をする検察がこんなことしてはだめだろう。
國井は、大阪地検にとばされた。

★ 厚労省の当時 課長時代に虚偽公文書作成
村木さんの取り調べを國井がおこなった。國井は聞く耳もたなかった。
ストーリーありき。大阪地検特捜部のやりかた
証拠を自らの手で改ざん 証拠改ざん容疑で有罪・・特捜部部長 なども。
あの時点で調べていればと、あとで。

★ 記者会見の発表
小沢さんの土地疑惑・・当局リークするのは、ほっといてもいずれ公開される。

★ 知られたくないものを調べる。
ある特捜本部の幹部 に取材してもうそかほんとか、くせのみわけがつく。

★ 経済部   2014年 武器輸出解禁
武器輸出三原則だったのに、防衛装備移転三原則 共同開発を海外といっしょに

パリ、ユーロサトリに三菱がアピール
日本の方向性を大きく逸脱するのではないか。
今までみにいくだけだったのに、売っていくことになる。
ある日、取材にいったら、三菱に700社に望月に答えるなと通達しているという。

★ 防衛省のあるところへ挨拶に行くと、
国益とは・・国防とは・・初めて名刺交換したら一時間延々せ説教が始まる。
防衛省が一番の愛読者であり、ことこまかに説明する。

★ そうりゅう型 潜水艦 ほしい。
武器輸出解禁が決まったたら第1番にこれですか。これは、機密情報だからだせない。
音のでないポンプ 特許もとれない。レベル10をレベル6までにおとして、オーストラリアに・・
オーストラリアに、たくさん中国移民を送ったとする。その中に技術を調べることを任務とする人ももぐりこませることもできる。

★ ロッキードなどは90%ほど、軍需産業 戦争需要・・日本も10%から15%とジョジョにあげている。

望月3.PNG

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政権とメディア 望月衣塑子 2 [メディア(情報操作)]

 お待ちかね 望月さんの講演記録を、一気に書き上げた田中のり子議員。その第一回目です。Kawakami

 椅子が出しても出しても足りなかったぞ。会場後方の声・・そう、今日は、なんと、219人もの参加。私が作ったチラシも、好評だったけれど、とにかく、望月さんの集客力はすごい

望月衣塑子会場.PNG


 しゃべる。しゃべる。まるで漫談のよう。2時間、私たちを飽きさせることがない。あとで、聴いたが演劇の経験があるそうで。どうりで。もう絶賛。あっ、すみません。会場の雰囲気までは書けませんので、ご了承を。

★ まずはプロフィール。

 昨年の6月から社会部として乗り出して記者会見にいくことにした。

 入社して最初は千葉、神奈川の支局をへて、四年目に東京本社へ。
東京地検特捜部担当 日本歯科医師連盟 へ裏金権リスト 橋本派へ小切手1億円 のニュースのおっかけ。

 すると、人数が多すぎて、金額にいろいろあったが、5000万円以上だけにした。
しかし、そこに野中ひろむ議員のなまえもでてきた。「野中さんは抜かそう」という話で、いろいろあった。国会の若手自民党も調べようとしていたが、それまでも、あまり検察庁に手を入れるとしっぺ返しがあるぞといわれてた。
それで、金額の多いところだけとなったかけひきがあった。当時は、時の権力、政権とやりあっていた特捜部がいた。

 なぜ、森友問題で、大阪地検がまったくできない、のか。まだ、当時のほうがいい。

セクハラ問題で、取材の在り方について、いろいろ話題になったが、講師は、取材の一場面について、経験を話した。

 政治部は、議員宿舎の前で、ハイヤーで待つ。でーんと構えて待つ。
社会部は 物陰に隠れてひっそり特捜部をまってる。近所めいわくにならないように。
夜11:00と11:40.取材
12:00. 家につき、寝ようとするとのんべの特捜部から電話
1:00 からハイヤーを呼び、飲み屋にでかける3:00頃まで
4:00にみおくりハイヤーで帰宅。
6:00に規則正しく出勤する特捜部の取材をしていた。
ハイヤー使いすぎで、しばらく内勤となった。いろいろな記事があるんだなーと学んだ。
現場にでたいと考えるようになった。

 読売新聞が一番合うなーとおもって、転職試験うけ、合格した。
父に相談した。子どものころから、自分で決めろ。おとうさんは反対しない。
東京新聞はよろこんでた。しかし、読売新聞だけはやめてほしいんだ。
といったことをきっかけに転職を辞めた。
子供を産んでから取材していた武器輸出問題。
大政翼賛会、扇動していたあのころはだめと考える…東京新聞
武器輸出拡散賛成と考える …読売新聞
こうやって、講演を開くのおおらかな東京新聞だからだ。読売新聞ではできない。
やっぱり、東京新聞でよかったなーと。  (続く)

望月講演2.PNG



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望月衣塑子講演と田中のり子議員 [メディア(情報操作)]

 田中のり子さんは木更津市議会議員で、生活ネットに属しています。先月27日オスプレイ問題の講演があったときに、「市民目線でつくった 木更津市の財政白書」という冊子をお持ちになっていたので分けていただきました。田中さんを中心にネットの方たちで作られたのでしょう。内容のわかりやすい図表入りの見事な冊子でした。

 15日に、東京新聞記者・望月衣塑子さんの講演があったとき、財政白書のお礼を言いたいと思いましたら、田中さんのほうから「この前の冊子に数点間違いがありました。ごめんなさい。」と間違い個所を明示した文書と、その個所に貼付するカードまでいただきびっくりしました。その心遣いに驚きました。

 もっと驚くことがありました。望月さんの講演記録を翌日に書こうと思いましたら、私たちの会の、関会長からのメールがあって「田中さんのブログには、もう昨日の記録が掲載されているよ」と書かれてあったので、すぐ検索して見せていただきました。写真付きで見事な記録に圧倒されました。聞けば深夜に仕上げてしまったとのことでした。

 記録を書くのはやめました。代わりに田中議員にお願いして転載許可をいただきましたので、それを掲載させていただきます。

 田中さんが深夜に一気に書き上げてしまったのは、そうさせた望月さんの講演内容が、きっと田中さんの心を打ったからなのでしょう。2時間びっしり語るというより心からの訴えであった講演でした。講演後の質問にもきちんと答え結局終了予定が45分もオーバーしたという熱気に満ちて、「政権とメディア」のあるべき姿を訴えたものです。
 終了後の拍手の中で一段と高い声が響き渡りました。「望月頑張れ!」袖ケ浦から一緒に参加した仲間の声でした。

 明日からその報告を数回に分けて掲載します。お楽しみに・・  kawakami


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2月行事紹介 [メディア(情報操作)]

 2月の行事が次々と入ってきています。入った順番に紹介しましょう。第一は「2月11日を考える集い」です。今回はヘイトスピーチを徹底的に追求してこられたジャーナリスト安田浩一さんをお招きしての集いが下記のように計画されています。ぜひご参加されますよう呼びかけます。
                         kawakami

◎ 差別と偏見の「現場」を取材して・・-ヘイトスピーチが壊すものは何か-

 2013年の新語・流行語大賞にノミネートされた「ヘイトスピーチ」の現象は、年を追うごとに拡大している。当初は、東京・新大久保界隈における在日コリアンへ罵詈雑言を浴びせかける街頭デモが問題視されていたが、いまやヘイトスピーチは全国規模に拡散。また、Jリーグのサッカー会場に貼られた「JAPAN ESE  ONLY」という横断幕が、民族・国籍の差別を助長するとして問題視されもした。ヘイトスピーチ・差別的言辞はなぜ止まないのか? はたして、被害者を生み出すばかりの「排外主義」、この拡大を食い止める術は、あるのだろうか? ネットの中で醸成された右翼的言動、いわゆる「ネトウヨ」が、街頭デモにまで進出してきたのは何故なのか? そして、その先にあるものは?「愛国」を楯に排外主義を煽る差別の現場を、徹底検証してきたジャーナリストの安田浩一さんに語ってもらいます。

安田浩一さん(ジャーナリスト)

 1964年生まれ。『週刊宝石』『サンデー毎日』記者などを経て2001年よりフリーに。著書に『ルポ差別と貧困の外国人労働者』(光文社)、『ヘイトスピーチ』(文芸春秋)、『沖縄の新聞は本当
に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)など多数。
 2012年『ネットと愛国』(講談社)で日本ジャーナリスト会議賞、講談社ノンフィクション賞を受
賞。2015年『G2』(講談社)掲載記事の『外国人隷属労働者』で大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞。

◆ 日時  2月10日(土) 14時~16時 (開場13時30分)
◆ 会場木更津中央公民館会議室(3階)
◆  入場無料◇◆
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背景にある力は何か・・泉田知事の出馬撤回 [メディア(情報操作)]

 原発再稼働に対し体を張って国や、東電と戦っていた新潟県知事泉田裕彦氏が,突如10月16日の知事選出馬を撤回しました。大変残念です。元福島県知事佐藤栄佐久氏を思い出させます。

 以下本人の撤回表明記事です。

 12年前の知事就任時最初の職務は震災対応でした。県で制度設計が可能な復興基金などにより今日まで、復旧復興を進めることができました。その後、公約を元に作成した政策プランにより県政運営を進め、当時不安視されていた県財政を安定させることができました。

3期の任期を振り返りますと、産業面では産業団地利用率が、71.8%(平成16年度末:15.6%)まで高まり、全国に先駆けて導入したマイナス金利制度等により、本県中小企業の設備投資は、全国平均を上回った水準で推移しています。
 高卒就職率は、リーマンショック時においてもほぼ100%を維持し、セーフティーネットを機能させることができました。存続の必要性が議論されていた表参道ネスパスは、年間で入館者100万人を超え、大阪のアンテナショップとあわせ、新潟の情報発信拠点へ成長しました。

 医療関係では、医師・看護師の養成定員の増加、ドクターヘリの導入を進め、全国的にも注目を集める魚沼地域の医療再編を進めることができました。県立病院の経営は安定しています。

 人口問題では、国予測ほどは減らず、前回調査の将来推計を8,000人近く上回りました。難病対策、新潟水俣病対策、ひとり親世帯支援、全国に先駆けたいわゆる出世払い奨学金の導入、障害者支援などに積極的に取り組み、支援の必要な社会的に弱い立場の人に光があたる環境をつくるため、心を砕いてまいりました。

 県の審議会等への女性登用率も大幅に上昇しました。農業関係では、農家所得の向上を目指した取り組みを進め、1経営体当たりの売上額は約400万円増加し、米の輸出は全国トップで、本県が全体の40%を占めることができました。

 土木関係では、地元の経済循環を目指した施策を講じ、建設業のすべての規模階層で利益率がプラスとなり、全国46位に甘んじていた設計労務単価は26位まで上昇いたしました。 

 北陸新幹線開業時の国との交渉での830億円の支援策の獲得により、並行在来線の安定運営の基盤を確保でき、この効果は他県へも波及しました。
 佐渡汽船は黒字化し、経営は安定しています。

 漸減していた県立図書館の入館者も改革の結果ほぼ倍増しました。個を伸ばす教育を基本に取り組みを進めた結果、小学校で全国上位の学力を獲得し、高等学校では、特色ある学科を設置し、全国的にも注目を集める事例がでてきました。

 最後に、一人当たり実質可処分所得もこの間12%程上昇したこともあり、昨年10月の県民意識調査では、すべての項目で満足層が増加し、不満足層が減少する結果につながったものと思います。


 こういった中、今回の選挙は政策論と関係ない動きが続いていると感じています。特に、日本海横断航路に関する一連の新潟日報の報道は、憶測記事や事実に反する報道が続きました。再三の申し入れ( http://bit.ly/2bYbBed )にもかかわらず、訂正や説明もなく、最近まで県から申し入れがあった事実も報道してもらえませんでした。また、読者からの説明を求める投書に対する回答を一両日でお返ししたにもかかわらず、県からの回答が現在に至っても掲載されません。

 このため、県が組織的に虚偽答弁をしているのではないか等の誤った印象が形成されているように思います。県庁内においては、憶測記事や事実に反する記事への対応のため、通常業務に支障が出ていますし、職員の残業時間も大幅に増加しています。

 県庁舎内での森長岡市長の知事選への立候補表明の際には、クラブの代表幹事社として、庁舎管理責任を有する県職員の同席を認めない上に録音も禁止する一方、その後、十分な情報無しで森市長立候補表明に対するコメントを求めるということもありました。

 新潟県内で大きな影響力を有する新聞社が、県の説明は読者に伝えることはせず、一方当事者の主張に沿った報道のみがなされている状況です。また、東京電力の広告は、今年5回掲載されていますが、国の原子力防災会議でも問題が認識されている原子力防災については、例えば、県が指摘している現在の指針に従えば避難が必要になったときには、UPZ圏内の住民40万人強を2時間で避難させなければならなくなる問題等、県民の生命・健康を守るうえで重要な論点の報道はありません。このような環境の中では、十分に訴えを県民の皆様にお届けすることは難しいと考えています。

 以上のような状況に鑑み、この秋の新潟県知事選挙からは撤退したいと思います。これまで、ご支援をいただいた皆様方には、お詫び申し上げますとともに心よりの感謝を申し上げます

平成28年8月30日  泉田 裕彦

国連の「表現の自由」調査をキャンセル [メディア(情報操作)]

 「阿修羅掲示板」というサイトがあります。例えば、下記のような報道されない秘話をどんどん提示しています。ところがこの掲示板、テーマが掲示されていても、クリックしても出ないニュースが多くなりました。数日前「掲示板がけされるかも・・・」といったニュースが出ていましたが、事実になったのでしょうか。
 7か所消えて、ようやく出たのが下記のニュースです。怖ろしい社会になりそうな気がしています。
  kawakami

表現の自由を担当する国連のデービッド・ケイ特別報告者(米国)が12月1日から8日まで予定していた日本での現地調査が、日本政府の突然の要請で延期されていたことが19日分かった。国連の調査が急に延期されるのは異例で、調査に協力を予定していた市民団体関係者は「特定秘密保護法や、政府によるメディア介入などが取り上げられるのを避けたのではないか」と批判している。

 ケイ氏は共同通信に経緯を説明した上で「がっかりした」と述べ、日程の再調整に期待を示した。外務省は「予算編成などのため万全の受け入れ態勢が取れず、日程を再調整する」と説明している。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20151120-00051621/

ところが今回、国連の公式訪問に対して正式なInvitationを出しておいて、2週間前に断るという、通常あり得ないことになったわけです。独裁国家ならいざ知らず、国連と合意した公式訪問調査日程をドタキャンするというのは普通の民主主義国、人権を大切にする国ではほとんど例を見ない、極めて遺憾なことです。

  近年、日本政府が国連の人権機関からの勧告に従わないどころか、敵対的な姿勢を示すことがしばしばであり、国際的にも問題視されつつあります。そうした歴史に新たな負の一ページをつけ加えてしまうことはとても残念です。 

 表現の自由.PNG




メディアの正義 [メディア(情報操作)]

会員から届いた「週刊朝日」に寄せた室井佑月の一文である。  kawakami

室井佑月「メディアの正義が信じられない」と落胆
(更新 2015/4/27 07:00)
 作家の室井佑月氏は、かつて育ててもらった出版社を含めて、マスコミの機能破綻をこう嘆く。

*  *  *

 そろそろそろそろ、メディアは頑張るべきじゃないか。わざとそろそろを2回つづけていう意味は、痛いくらいわかっているだろう。いや、わかってないのかな。忖度(そんたく)とやらでみんなわからないフリをしているのかな。自分ひとりが頑張っても馬鹿をみる、とか思って。

 官邸から圧力を受けたという番組があって、その証拠の文書まであがっているのに、どうしてみんなそれを大きく報道しないのか。さわがないの。てか、政府がメディアを脅すなんて、あってはならないことだ。戦争に突き進んでいった時のことを忘れてしまったか。今の状況は怖いし、異常ではないか。
 こういうときこそスクラムを組んで協力し合えばいいのに。叩くのは殴り返してこないやつだけか? 権力の監視役の座はもう捨てた?

 そんな感じであることが、多くの国民にバレてきている。なにしろ自分たちの首を直接絞める秘密保護法が出てきたときも、ただの見物役みたいだった。
 国民に支持されなくなれば、もっと権力にすり寄らなきゃならなくなるだろう。生き残りを図って。自分の会社だけは存続しつづけられるかもという希望にすがって。
 けど、その過程も国民はじっと見ているわけで、結局、「うちらの味方じゃないしね」と見放される。そしたら存在意義がない。

 あたしはもう、メディアのいう正義とやらが、信じられなくなっている。

 ついこの間、「少年犯罪の加害者の実名報道は是か否か」という討論番組に参加した。実名報道をした週刊誌の会社のお偉いさんが番組に出てきて、どうしてそうしたかという大層な説明をしていた。が、それをあたしは信じることができなかった。

 彼は「被害者のことを考えると」といっていたが、それは違うとあたしは思った。だって、あたしはその週刊誌で、被害者の家庭環境を知った。それは子を亡くした母親に追い打ちをかける内容だった。そのことは辛うじて反論できた。

 ほんとうは震災後のその週刊誌の在り方まで、踏み込んで発言したかった。福島原発事故後、原子力ムラの方々の座談会が載っていた。もちろん内容はあちらサイドの一方的なものだった。その後の訂正らしきものはない。

 お偉いさんは「公憤」という言葉を何度か使った。公憤とは社会の悪に対して、自分の利害をこえて感じる憤りだ。家に帰ってその意味をきちんと調べ、よけいに悲しくなった。

 じつは、あたしのデビューはそこの出版社で、その社の人に育ててもらった。だから、対立するのは悲しい。こうして原稿にするのも2週間ほどかかったぐらいだ。

 しかし、あたしは書くことにした。一人前に鍛えてくれたのは、そこの社の人。
 きみはもうホステスをあがるのだから、曖昧な笑みも媚(こび)もいらないと、背中を押してくれたのもその社の人。

※週刊朝日 2015年5月1日号



朝まで生テレビ [メディア(情報操作)]

 マイカテゴリーの中に、「荒廃するメディア」問題が欠けていたので付け加えた。さっそくその問題を取り上げたブログを紹介する。 kawakami

 1日放送の「朝まで生テレビ!元旦スペシャル」(テレビ朝日系)で、竹中平蔵氏が非正規雇用について論じた。

 同番組は、「激論!戦後70年日本はどんな国を目指すのか!」と題し、田原総一朗氏や出演者が生放送で討論を繰り広げる。番組中盤になると、出演者は「改正派遣法の是非」を議題として、現状の派遣労働者や非正規雇用の地位についてそれぞれの意見を述べた。

その中で竹中氏は、労働省が実施した派遣に対する調査を例に上げ、正社員に変わりたい人と非正規のままでいいという人では、非正規のままでいいという人の方が多い、という調査結果を紹介した。
また竹中氏は、派遣雇用が増加した原因について「日本の正規労働ってのが世界の中で見て異常に保護されているからなんです」と述べ、整理解雇の4要件について触れた。

さらに竹中氏は、同一労働同一賃金について「(実現を目指すなら)正社員をなくしましょうって、やっぱね言わなきゃいけない」「全員を正社員にしようとしたから大変なことになったんですよ」と、日本の問題点を指摘した。

 この報道に対して、次のような怒りのコメントが寄せられている。

① 竹中平蔵は一生非正規でまともな生活が送れるとでも思っているのか。アンケートで聞くべきはそこらのねえちゃんに一生非正規の人と結婚して子供をもうけて老後もやっていくつもりはありますか、と聞くべきだ。
はい、という人はほとんどいないだろう。
それとも非正規希望の人は多いと言っていた竹中その他自民党議員、君の息子がそんな道を選ぶのに賛成するのか、娘がそんな男を連れてきたら結婚に賛成するのか。

② 竹中がまずフリーターになれよ

③ ここ20年の諸悪の根源は竹中にある。

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