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長い間のご愛読ありがとうございました [その他]

 「袖ケ浦市民が望む政策研究会・ブログ」担当かわかみひろし。16年間このブログの記事を書き続けてきました。本日で記事数4046本。読者アクセス数合計4087559人。ブログ(地域中心・3026ブログ中33位)という位置づけが、このブログの実績として記録されています。

 今日をもって、私の担当を閉じます。長い間、時折でも開いてくださって、ともにその時々の課題を考えてくださった読者の皆様に改めて、意見を共有できたことを嬉しく深く感謝申し上げます。

 昨日のブログには「粕谷市政第2期危険な方向に歩みだす。その背景にあるものは何か」という提言をさせていただきました。一時期沸き上がった地方分権意識が、急速に薄れ、国民を危険な方向に引きずり込もうという自民党政策に引きずられての方向を歩もうとする、第2期粕谷市長の政策方向に、無関心ではなく、厳しい目を注いでほしいものだと願います。

 「老兵は死なず消えゆくのみ」92歳を迎える年寄りから、このブログでも、きっと新しい息吹が吹き上がることでしょう。是非期待し、共に築き上げて行って下さい。

 来年10月は袖ケ浦市議会選挙です。袖ケ浦市民の、市民による、市民のための市政実現を目指しての市民各位の関心の向上と発言を求めます。長い間ありがとうございました。

               袖ケ浦市民が望む政策研究会・ブログ担当 かわかみひうし
 

 
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年末に次年度市政を考える [市政全般]

 粕谷市政第2期・危険な方向に歩みだす。その背景にあるものはなにか?

 粕谷市政は第一期目の最初の3年間で、彼の個人的弱点を次々と露呈してしまった。
コロナワクチンの余剰分を、執行部3役が真っ先に接種したことに市民はあきれた。
 安倍国葬の時、半旗を挙げるか上げないかに迷い、前日夕刻まで判断を下ろすことができなかった。周りの市の判断結果を待っていたのである。
 職員の職務に対する、熟練度の浅さが次々と露呈された。農業委員会の農地への不法埋め立てに対する指導資料の紛失からくる許可の誤り。この不法埋め立て地に対して宅地開発許可申請に、許可を与えてしまった誤り、この誤りに対する対応のまずさ・・・。

しかし任期末期4年目を迎えて、様相はガラリ変わった。                                 「水道料金の回収率が99.99%というシステムをもっているのは日本以外にありませんが、日本の水道は国営や市営、町営でできていて、こういったものをすべて民営化します」                          という売国的麻生副総理の発言とそれを保障する法律ができてしまったのである。                  民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律(令和4年12月16日法律第一〇〇号)   公布日:令和4年12月16日

 この法律は、簡単に言えば、「PFI方式」と言い、公共事業のすべてを民間に運営委託する(外資も含めて)ことで、安倍政権は今後10年間で21兆円分の公営事業を民営化するという空前の払い下げ目標を掲げたものだ。粕谷市政は一期最終年度でこの法律に飛びついた…ように見えてならない。

① 「地域包括ケア支援センター」を市からすべて民間に委託した。
② 市営保育所、幼稚園を廃止し、すべての幼児教育施設を民間に委託する方向を取っている。市内総数は市立保育所5ヵ所、私立保育園9ヵ所、認定こども園1ヵ所、小規模保育事業所5ヵ所、家庭的保育事業所1ヵ所、事業所内保育事業所1ヵ所で、順次公立は消えつつある。   
③ 特別養護老人施設もすべて民間委託9か所である。先進養護器具を使用した施設は一つもない。中には入居者への暴行で指導を受けた施設もある。
④ 臨海スポーツセンター老朽化で、今後の扱いが危惧されている。議員から「民間の優れた経験を生かした活用方法を」という意見が飛び出してきている
⑤ 決定的なことは、中央審議会が特例として認めた「公民館の市長部局移管」の強硬策である。

 粕谷市政の後ろに、どなたついてこのような政策実行をそそのかしているのか…市民無視・企業優先の政策強行の先に何があるのか・・・市民監視の重要性が一段と高まってきているという情勢をしっかりと見つめていただきたい。黙っていれば「命の水」も危険である。来年2024年10月は議員選挙・・さてどうなりましょう・・・

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濁和金策研究会 [その他]

 会員からのメールがありました。思わず吹き出してしまいましたが、噴き出してばかりいてはいけませんね。どうして国民は怒らないのか・・・

 安倍晋三
 清和政策研究会は「真正保守」として「日本のために語れ」この使命感と信念のもと発言し行動して参りました。
衆議院  59名   参議院  47名

岸田
 安部前首相の意を戴し、更に体制を整え現状に合った名称として次のように変更します。

「清和策研究会」を  「金策研究会」  モットーとして次の一句をかかげます。

 五月雨を集めて早し最上川    芭蕉
 裏金を集めて早し還流金     岸田

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帝京大学病院移転先決定? [社会福祉]

 岩井の山の井さんからのメールです。この方もすごい方です。ニュースをどんどん見つけてくれます。
以下今日のニュースです。

 山ノ井です。
先日、回答が届きました千葉県庁の水政課からの文面を最後につけます。

 市原市姉崎の帝京大病院がちはら台に移転決定の情報。こちらにも届いています。千葉県の地域医療調整会議の協議対象になると思います。まだ、確定とはみていないです。

13日に傍聴に行きました千葉県議会の健康福祉常任委員会。その日に質疑が終わらず、委員長判断で15日の午前中に続きの延長戦があるようです。
私が知る限り、地方議会の委員会審議がもう一日開催するケースは記憶にないです。
また、14日の千葉県議会の総合企画常任委員会の審議。多様性条例案が審議され、賛成多数で採択になっています。傍聴者がかなりいたようです。

それ以外に
12日はみどりの窓口が廃止になる勝浦駅
13日は千葉県議会と千葉県庁、大網と永田方面に
14日は横浜、我孫子から成田へ

行きました。
私のブログ、岩井のやまのいで書いています。

24日の研究会のブログ。
正確に話として把握はしていませんが、漏れ伝わるところ、安房地域の福祉施設も似たような事情のようです。
なお、介護報酬の見直しが言われていますが、今年度は障害者施設の職員報酬の見直しも検討されています。どちらも悪くないような方向をだしてほしいです。

千葉県では障害者と高齢者
館山市では高齢者と地域福祉

それぞれ行政計画の策定作業が。
さらに千葉県は、保健医療計画の策定作業も。これは医療機関関係ですので、地元の国保病院、姉ヶ崎の帝京大病院も関わってきます。

館山市の高齢者計画は、館山市議会の石井としひろ議員が策定委員で関わっています。おりをみて、石井議員のブログで書いています。




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介護士の待遇 [福祉計画]

 東京新聞12月22日号の社説に「医療と介護」とあり、見出しが「支え手の賃上げ確実に」とあった。その中の記事では診療報酬には、医療報酬と介護報酬があり、医療報酬は2年間に一度、介護報酬は3年間に一度とのことである。
 ここで取り上げたいのは介護報酬のことだ。
「より深刻なのは介護職員の不足で待遇改善は喫緊の課題である。高齢者のピークは40年ごろであり、必要な職員は約280万人で、さらに約70万人の確保が必要であるという。前回21年度の0.7%を上回る改定は人材不足への危機感からで理解できる」
と書かれてあった。

 両親が年を取り、二人で暮らしているのだが、心配で今の仕事を止め、半年かけて介護士の資格を取り、残すところは3年間の実務実習をするだけということで袖ケ浦までやってきた人がいる。木更津のハローワークで紹介され袖ケ浦と木更津の2か所の老人介護施設に面談に行った。
 そして驚いて帰ってきた。なんと基本給が105000円それに細かな項目で、住宅手当とか技能手当とか、夜勤手当とかが付くという。アルバイトで時給1000円、月20日間働いて16万の収入が入る…そんな時代に基本給105000円・・

 もう一つ、施設を見て旧態依然たる施設であることにも驚いたという。腰痛保護のためのバンド支給とあったが、彼のいる県の施設では、入居者の移動や入浴用の施設は、すべて機械化され、入居者も寝たまま移動、介護士が抱いて入れさせるようなことは必要なくなっている。県がこの計画を推し進め補助金を出しているという。今は日本一の介護施設県になっている。
 面談に行った、この2か所とも施設の自体が、旧来のまま・・・老人福祉施設の在り方すら研究されていない。

 袖ケ浦市は、10年間をかけて県内有数の老人福祉医療施設をさつき台病院が築きあげてくれた。しかし、民間老人福祉施設は雨後の筍のようにできてきていても、その内容は旧態依然であるし、建設にあたっての市からの指導も無いし援助もない。介護支援専門員と主任介護支援専門員への学習援助金があるくらいで、精一杯というところか・・・その上、職員の待遇がこの状態では職員が集まるはずもない。面談に行った木更津の施設では、職員が集まらないので、空室のままにしている部屋があるという。
政治の貧困の具体的事例が、目の前にあるが、誰も気づいていない。彼はどうすればよいか…困っている。

                         Kawalami  記


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ウクライナへ、ガザへ支援金を・・ [その他]

会員からのメールです。

 政策研究会の皆様、ウクライナへのロシアの戦争で支援金を送金されたと思います。
 1つの戦争が終わらないうちにイスラエルのガザ地区への空爆で多くの市民がなくなっているテレビ放送を毎日見ます。
私はどのようにすれば戦争がなくなるかアイデアがありませんが最低限傷ついた市民が手当を受けられるように
しないといけないと思う。

このメールの一番下に送金で支援する方法が書かれていますので晩酌を1週間やめ、その浮いたお金を
ぜひ支援金としてガザの市民に送りたい

追記: 福王台から旧道16号に降りた交差点にドラッグストア青木とその向かいにファミリーマートがあり
業務スーパーがあります。 そこのレジ近くのテーブルにはウクライナ支援金の箱があります。
冷凍食品やアイスクリームまとめ買いのお釣りを私は入れています。 とても少額で支援には程遠い金額
ですがしないよりましでロシアの戦争を早く終わらせたいと思いチャリーンと小銭を入れます。

皆様も業務スーパー結構安めなので立ち寄ってチャリーンとどうですか?お札なら音無し


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袖ケ浦市議会傍聴記 本澤二郎 2 [議会ウオッチング]

 <傑作は袖ヶ浦市の「起立」「礼」の号令>

 早朝からハンドルを握って県議会委員会傍聴の機会を作ってくれた林地区の区長は、午後は袖ヶ浦市議会の本会議の傍聴にも案内してくれた。途中で水田三喜男や池田淳、今は青木愛を支援する「鈴や」で空腹を補った。

 林地区の放射能核汚染ごみ不法投棄問題に蓋をする、やくざ系市長を追及するというY市議の勇気を確認するためだった。30分の時間を有効に使って、市長を追い詰めるかも、というかすかな期待は、あっけなく消えた。

 市民・住民は、彼らに生活の糧を与えている無辜の納税者である。

 この市議会には、公明党も共産党もいる。林区の関係者は、彼らを現場に案内し、資料も説明も行ってきた。現場では3人が肺がんなどで亡くなっている。11戸の住人の過半数がガンの手術を受けている。その重大な悲劇のことさえ質問をしない。むろん、市当局は因果関係を否定して頬かむりしている。

「やくざ系市長が前向きの答弁はしない」という従来からの姿勢を、この日の市議会本会議でも貫いた。

 仰天する事態を見せつけられた。議長が会議の終了を告げた後、起立、礼と叫ぶや、20人の市議がそれに従った。戦前の慣例が今も残っている。即座に「ハマコーの仕業か」と思い浮かんだ。21世紀の地方議会ではなかった。歯車が無知な中学校の生徒会で自らいい気な調子で演じてきたころに逆転した。

<納税者が目撃すれば暴動が起きるかも>

 もしも、日本の納税者が市議会・県議会などを傍聴したらどうだろうか。暴動が起きるのではないか、と思ってしまった。

 主権者は、都合をつけて議会審議の様子を見学する必要がある。選良たちの討論など行われていない。NHKは国会の様子をしっかりと映像で報道しない。行政・議会が圧力をかけて、可能な限り主権者に見せないようにしているのである。名存実亡の日本民主主義である。

2023年12月14日の千葉県議会と袖ヶ浦市議会の傍聴体験記は、実に貴重なものとなった。

2023年12月15日記(政治評論家)

 岸田で内閣支持17%=裏金疑惑で続落、不支持58%―自民支持も2割切る・時事世論調査
日本でまた深刻な放射線汚染問題 原子力汚染水の適切な処理が極めて重要と改めて証明された
中国外交部
                           この稿終了

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千葉県議会傍聴記 1(本澤二郎) [議会ウオッチング]

  千葉県議会と袖ケ浦市議会を傍聴された、著名な政治評論家・本澤二郎氏の傍聴感想記が届いた。ご本人の許可を得てブログに2回に分けて掲載させていただく。  

本澤二郎の「日本の風景」)

<死んでいた地方議会=千葉県と袖ヶ浦市の閉ざされた議会運営

「自由で開かれた議会運営は民主政治の原点」だが、それが機能していない。立法議会は行政に支配されている。相当の覚悟がないと傍聴も取材も不可能。傍聴席も記者席も机がないという酷い体験をした2023年12月14日の凡人ジャーナリストの思いを記録したい。

 午前10時開会の千葉県の環境問題の常任委員会を、この歳になって初めて体験した印象は、きわめて悪い。血税で腹を膨らませている県議は、開会直前に委員会室に飛び込んでくる。審議の資料に目を通す者はいないか少ない。開会後に飛び込んでくるもの、中には欠席者も。

 傍聴席の目の前には、巨大な柱が邪魔して委員会室の様子が見えない。県民・住民の扱いがひどく悪い。環境部長が始めに発言すると、あとは県の課長クラスが答弁して、審議らしい審議はない。「挙手多数」という初めて聞く用語に驚く。血税を使用した補正予算案が、ポンポンとエスカレーターに乗せられた荷物のように可決されていく。

 共産党や立憲民主党の意見書は審議もしない。ぽいと捨てられる。驚いたことに共産党を名乗る県議は、房総半島がごみ溜めにされているというのに、環境委員会に席がない。

 共産党も死んでいる。地方議会も死んでいる。そして永田町の自民党も死んでいる。この国の民主主義が死んでいた!

 形だけの傍聴席は数時間も座っていると、腰が痛くなり体をよじりたくなるが、隣席の傍聴者に気まずい思いをさせるので、じっと耐える、耐えなければ傍聴もできない。主権者に対する、納税者に対する議会・行政の扱いは、酷いの一語で切り捨てるほかない。

 当初、傍聴は先着順というので、昨日は午前4時に起きて原稿を処理してブログに発信して、8時過ぎに袖ヶ浦市林地区の区長が運転する大きな車に乗って、9時30分ごろ県議会に到着し、やれやれと安心していると、議会担当者が「抽選で決める」と通告してきた。20人以上は席がないというのだ。傍聴人は直前に一室に呼びこまれた。傍聴できるかわからない傍聴希望者に「これするな」の小役人がまとめたらしい禁止事項が書かれた用紙を読ませられるのである。さしずめ羊扱いに声を挙げたくなってしまうが、それでも耐えるしかない。

 運よく傍聴人が20人以下だと判明して安堵する凡人ジャーナリストも哀れをかこつ。さすがに言論の府、国会の記者席はたっぷり椅子が用意されているが、この場はがら空きである。悲しいかな机がない。膝の上の資料の隙間にメモするだけだ。衆院と参院の本会議場での記者席しか知らない記者は、2時間余の忍耐に何とか耐えることができたのだが。

<核汚染ごみ投棄回避=原子力マフィアに完全服従の環境行政>

 肝心の審議内容だが、委員長と役人の事前の進行調整が完璧で、発言は早口に慣れている。各委員席には立派なマイクが用意されているが、大半がスイッチを入れない。目も前の会話がぼそぼそ声にしか聞こえない。

 質問者と答弁する小役人の間だけの対話にうんざり。県政記者会の不見識を露呈していた。なぜ改善しないのか。若者の記者は気付かないのだろうか。与党自民党が主導する委員会だから、質問をする議員はまれだ。甘い甘い質問を聞いてる方はあきれてしまう。

 ライフル射撃がどうのこうのという議論に耳を傾けたが、細部については聞けない。見ざる聞かざる話さずの県議会に疲れてしまう、要するに時間の無駄づかいでしかなかった。

 衝撃を受けたことは、傍聴者の林地区住人や袖ヶ浦市民団体が強く要望した核汚染ごみ不法投棄疑惑の追及はおろか、それを9年も放置してきた千葉県環境部と歴代知事に対して、質問者の徹底追及はなかった。核も放射能も全く声にならなかった。

 やはり原子力ムラどころか、原子力マフィアに屈服した千葉県政そのものを証明した。この思いは林地区や高谷地区の住民のみならず、君津郡市で水と空気の浄化に長年取り組んできた市民運動の大家の共通した思いとなった。    (明日に続く)




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水道料金値上げ説明会・市民会館会場 [水道事業]

 12月7日(木)市民会館  横田のお兄さん

① 4市管内のうち、特に富津市の人口減が深刻で年内または年明け早々に4万人を切りそうで、4市全体を見た場合は人口減少傾向にあり水需要は減る一方であるが、市の地域活性化や企業誘致などの政策との整合性は4市とかずさ水道が分かれてどうなっているのか?

→各市の総合計画と照らし合わせながら事業を展開している。水需要の減少は経営に直結するため、市の政策と整合性をとりながら事業を展開したい。

② 施設統合などの公共施設マネジメントについて、浄水場や排水場の統廃合については話が出てくるが、旧君津水道の庁舎である新田庁舎については議会や会議の時しか使われておらず普段は使っていないため持て余している。隣の君津教育会館や木更津市役所とは別の建物にあるまなび支援センターも古い建物であり、そういった機関の移転も含めて、あるいは市で使うような予定がないなら民間への賃借を含めて検討を。

→検討したが、解体する場合は多額の特損を計上しなければならないので解体による庁舎の廃止については断念した。市への借用や民間への賃借ができないかは改めて検討する。

※市への借用(賃借、無償いずれにしても)貸す場合はいくらくらいになるのか、無償貸しもできるのか、税制上や制度上の問題がないかについて、次回の説明会の際改めて質問の予定。

③ かずさ水道は民営化ではなく4市の外郭団体であるが、広域水道になってから市役所や行政センターなどの庁舎での支払いができなくなった。なぜ庁舎で支払いができないのか?
 委託事業者の営業所も木更津(本庁舎内)と富津(佐貫の亀田浄水場内)以外は市役所と違う場所の民間のビルにある。そのためテナントの賃借料も委託コストに入っていると思われる。市役所の中に委託事業者の営業所を移転すれば市民の利便性は向上する。

→合併の際にこれまで4市直営だった頃は庁舎で支払えていたのが合併後支払いができなくなってご不便、ご迷惑をおかけしている。当初よりそのような扱いでやっており、庁舎での支払いができなくなったが、昔は庁舎での支払いが主流だったが、生活様式の変化によりコンビニ支払いがほとんど多くなっており、口座振替も採用しているので、果たして今復活させたところで市での支払いにどれだけ需要があるのかは検証しないといけない。

※コンビニへの手数料についてかずさ水道からの手数料支払いがいくらかかってるいのか、委託営業所の建物コストについていくらかかっているのかについて次回質問予定。
(わかりやすい例で、東海道新幹線の切符をJR他社で発売した場合、JR東海はJR他社に対して手数料を支払うことになり、特にJR東日本やJR西日本への支払いは多くなっている。それと同じで市での支払いが復活すれば、税金と一緒に庁舎で支払えるようになり利便性が向上して、コンビニへの手数料が減るのでは?)

④ 市原市の県営水道はかずさ水道の水を買っており、市原市営水道は県営水道に合わせて低庸に抑えているため、同じ水を安く飲んでることになるがその現状についての認識はどう考えてますか?

→市原市は低庸に抑えるために一般財源からの補填に毎年10億近く投入しており、かずさ水道でも3市からの営業助成をいただくことになったが、そこまでの財源投入は現実的に難しい。

以上の内容で質問しました。


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会報12月号 [ホームページ]

ホームページに会報12月号掲載しました
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会報PDFはこちら←
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かずさ水道広域連合企業団説明会・市民会場 [水道事業]

 12月7日(木)市民会館 田中勝洋
田中勝洋の分を報告します。
Q:言いたかった事 A:かずさ水道広域連合企業団の答弁
他の質問者やその回答を聞いて感じた事を記載し送付致します。

田中の質問
①Q1:R1年発足した「かずさ水道広域連合企業団」の基本計画はかずさ4市(袖ケ浦、木更津、君津、富津)の4地方自治体と言う、自治体単位優先で進められた。水道水送水先(千葉県水道を含む)を考えた「公共水道広域化水道局」で進めるべきであったが、最初から市原市等に送水している「千葉県水道」を枠外としている。これは最初からボタンのかけ間違えではないか?長浦公民館での説明では「考えてみます」との事でした。 
   
   (11/26(日)長浦公民館説明会でのやり取りを下記に記します)
Q:長浦公民館での説明会では、千葉県営水道の単価は117円/?で4市は平均単価は250円/? で千葉県水道の単価は4市の1/2 と安い、袖ケ浦市を経由して隣の市に送水した飲料水が安くなる事が説明できなく、市民として理解できない。県営水道の単価を4市並み(250円/?)に上げる事は出来ないのか。値上げしないのは どこかに忖度しているのか?
県営水道への送水量は半端ではない。県営水道へは企業団全体の1/3の量を送水している。値上すれば、今回の3市の値上げはしなくて良いのでは? 県営水道の単価=117円/?は安すぎるし、説明がつかないし、理解出来ない。   
A:考えてみます。(時間切れでもあったので中途半端で終了した:長浦公民館内容)。
  
①A:具体的に基本計画の考え方については説明なし。
  説明会終了後 階段を降りながらの立ち話もありましたが良く解らなかった、
  次の平岡公民館で宜しくと言って別れた。

②Q2-1:例の27億円/5年間(R6~R10)4市集金業務1社化委託事業(プロポーザル入札)は1社 に決まりR6年4月開始となっているが、公募条件(金額と受付期間)は地元企業育成から見ても、委託規約から見ても無効ではないか?
委託規約には 2,000万円以上の契約は 15日間の対応(休みを除く)で有ると記してある。
R4年12月15日公示なので 締め切は 年明けのR5年1月第1週が妥当では?
実際は休日も含め10日間で締め切り(R5年12月16日~R4年12月25日)した。
27億円/5年間=60ヶ月で割ると 月商は27億/60ケ月=4,500万円/月である。
こんな委託を地元企業が10日で試算して入札に参加出来る訳がない。地元企業育成に当たるのが公共水道の役目である。これでは地元企業育成では無い。又前記公示期間10日間は規定条件に違反している。この委託契約は無効では無いか?

Q2-2:前記委託は1社に決まり、R6年4月1日から実施となるが、残り3ヶ月です。実際は何をどの様にするのか?準備は進んでいるのか? 27億は今までの各4市で集金業務等の委託業務とは別枠なのか? 全然市民には見えてこない。R6年度の予算には27億はどの項目に入るのか? 市民はわからない。今までの集金業務とは別枠なのですか? 説明してください。
又 事務処理システム構築の7億円/R6年4月1日から~R10年3月末日)契約についても現状を説明ください。
A:実際には入札結果は 24億5千万円/R6年4月1日~R10年3月末(5年間)です。
1社に決まり現在準備が進みR6年4月1日から実施です。R5年度の4市の集金業務等の実績は実際のところUPしています。理由は人件費のUPです。よってR6年度~R10年度はこの契約で委託する。契約公示~受付締め切り日時の件は規約変更で10日で締め切りとなっています。よってこの契約は無効ではありません、規約にそって行っています。R6年度の集金業務等は24億5千万円/5年が年間委託料です。(会跳ねて、降り階段での話ですが:疑問は後日電話にても受け付けます)

Q2-3:実施した内容にいつから変更になったのか?
A:具体的に回答なし(なんだか勝手に規約を変更している様だ、現在は契約公示(含む随時契約、工事契約、プロサーバル契約等は ネット公募方式に変わっています)。 
袖ケ浦市第4回目(平岡公民館12月19日18:30開始)の説明会にも参加したく思います。

他の市民の会場での質問と回答を聞いて思った事を記します。
  感想1
 川上さんの質問を聞いて私は考えました。
「かずさ水道広域連合企業団」の事務局長の職場内でのパワハラ行為に似た、組織運営に耐えておられる職員を案ずる意見は鋭い物がありました。 私も「かずさ水道広域連合企業団」での職場環境で心配事が湧き上がって来ました。公務員の処世術にはこんなのがあるそうです。それは上司と部下との関係で「面従腹背」と呼ぶ処世術です。いやな上司でも2~3年我慢すれば(面従)替わる。その間は(腹背)で忍べと言うことだそうです。
 問題は真面目で真剣に市民の為に飲料水をいかにしたら良いかと考え悩む中間管理職の職員さんです。
 「もりかけ」問題で自死した赤木さん。同様に第二、第三の赤木さんが生まれるんではと想えて来た事です。
 
感想2
 かずさ水道広域企業団 職員中に、うつ病 寸前の方はいらっしゃるのでは?と思える(自分の経験上)事です。内部告発が有ってしかるべき状態では無いでしょうか しかし告発がばれたら、自分の立場や、妻や子供達の事を思えば出来ない。駆け込み寺 は無いのか?

以上田中の感想です。



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市民会館で行われた水道料金値上げ説明会 [水道事業]

2月7日、袖ケ浦市民会館で行われた、水道料金値上げ説明会で、 質問者Aの方の質疑応答です。
   
会議当日の私の質問と企業団の回答の状況は、ほぼ下記の通りだったと思います。
何分にも、会議のメモは作成しておらず、頭に残っている記憶のみで作成しているので
不十分な点があろうかと思います。その点はご容赦ください。
なお、「質問」と「追質」は、会議の席上で私が発言したものです。
「回答」は企業団の方が発言されたものです。
(注)については、会議では発言していません。企業団の回答に対する私の意見です。
                                  
■質問の概要
 水道料金の改定資料 9頁 袖ケ浦市の収益的収支のグラフでは、令和8年度から袖ケ浦市の収益が赤字になる。このため、赤字を防止し、経営を安定化する為に水道料金を上げる必要がある。
このように説明されたが、この資料、グラフは結果だけが記載されており、果たしてこのデータが正しいのか、適切なのか市民には判断できない。よって、このデータに対していくつか質問したい。

質問-1 袖ケ浦市の毎年の支出額が約20億円であるが、そもそもこの数値が
    他の3市(木更津、君津、富津)と比較して高いのではないか?
    敷設水道管長1kmあたりで比較すると、袖ケ浦市が最も高く君津市の1.4倍になる。老朽管が少なく、漏洩数が少なく、修繕費は少ないはずである。袖ケ浦市が高い理由は?

回答  確かに、水道管長単位当たりの支出額、人数当たりの支出額等で比較すると袖ケ浦市が最も高くなっている。
    袖ケ浦市が高い理由は、主に「減価償却費」と「企業債の利子支払い」である。
    修繕費は他の3市と比較すると低い。
追質  減価償却費等は、これまで袖ケ浦市が計画的に老朽管の更新投資を行った結果である。投資した金額を、袖ケ浦市民は毎年コツコツと税金で返却していることになる。よって、老朽管の更新を先送りした他の3市と比較して支出額が高いという理由だけで、袖ケ浦市の水道料金をアップするというのは不公平である。
    また、国からの補助金の多くは先送りした3市の老朽管更新に使用されるはずである。

質問2 令和元年から令和5年までずっと右上がりなっている支出額が、令和6年、7年で若干下がっている。令和5年よりも6年が下がる理由は何か?

回答  令和5年度の数値は、計画予算の数値でグラフを作成した。一般的に予算よりも実績値が下がる傾向があるので、このようなグラフになったと考える。
(注記)令和6年以降の数値も計画値であり質問に対する回答にはなっていない。
    令和5年の数値はおそらく実績値だと思う。何らかの要因で予算を大幅に超えた数値となり、この突出した数値でグラフを作成したので、令和6年が下がってしまったのではないかと推察する。

質問3 袖ケ浦市の過去の支出額を見ると、令和3年が6500万円、令和4年は7200万円と計画値に対し、実績が予算オーバーしている。予算に対してきっちりと管理すれば今後発生すると思われる赤字を防止できるのではないか。

回答  人件費や物価の上昇等が主な要因である。
(注)他にも袖ケ浦市の工事云々をおっしゃっていたと思うが、的はずれな回答だったの      で記憶に残っていない。

追質 人件費や物価については、他の3市でも同じ状況だと思うが、令和4年で見ると木更津市が△2500万円、君津市△が4700万円 対予算マイナスとなっており整合性がない。
   かずさ水道事業団の予算管理方法に問題があるのではないか。
   民間の企業では年度予算を遵守することは必須であり、年度の途中で予算を超過する可能性がある場合には、工事規模の縮小や緊急性の少ないものの繰延べ等を実施する。

回答 企業団においても、予算を超過する恐れがある場合には民間と同様、規模の縮小や繰延べ等の予算管理を行っている。
(注)袖ケ浦市の支出額が、予算に対して毎年大幅に超過していることの説明にはなっていない。

質問4 令和元年から令和5年まで袖ケ浦市の支出額は毎年右肩上がりで上昇している。
    一方、水道事業統合化の基本計画資料では袖ケ浦市は毎年1.6億円の合理化メリットを享受できると記載されている。
    この支出額グラフには、合理化メリットはどのように反映されているのか?
    また、基本計画の資料で統合後10年目には20人の人員削減ができると記載されている。令和5年現在では、省人化は進んでいないようであるが、この約束が遵守されるのであれば、統合後10年目となる令和10年の支出額は低減されるはずである。グラフでは令和10年も低減されていないが、省人化計画はどのようになっているか。

回答  統合メリットが、実際にいくら発生して今回のグラフにどのように反映されているのかは明快な回答はなかったように思う。
    省人化に関しては、統合に伴う各種改造工事、管路の更新工事、統合に伴う業務の増加により困難でありなかなか進んでいない。
追質  今、回答された統合に伴う業務の増加は、当然 統合事業が計画された段階で既に分かっている話であり、この統合基本計画はその前提の上で作成されたものである。よって、令和10年度までに20人削減するという約束を守らなくても良いという理由にはなり得ない。企業団としての経営努力が不足しているのではないか。
回答  回答なし

質問5 今回の説明資料で経営努力の推進云々と記載されている。
    私は水道事業の最大のムダは水道水の漏洩だと考えている。
    今回の資料では、老朽管の更新は統合前の39.9%から35%に減少したとされているが有効率は現在86.2%と改善していないと記載されている。
    令和元年時の有効率は86.5%であり、改善していないのではなく、むしろ悪化している。企業団の資料ではP D C Aのサイクルを回して着実な進捗管理をすると記載されている(令和5年8月8日発行の広域連合ビジョンの概要)が、これではP Dのみでチェック、アクションができていない。
    有効率86.2%であれば、有収水量が3200万m3/年なので漏洩水量は500万m3/年にもなる。飲料水の製造原価がおおよそ300円/m3なので、その金額は約15億円と驚くような金額になる。
    早急な漏水対策強化が必要と考えるが、どのような対策をとっているのか。

回答  衛星を利用した新しい漏水探査方法等を検討している。

追質  海外の技術で衛星を利用した新しい漏水探査方法が開発され、現在 豊田市におい   
    て試行されていることは承知している。ただし、まだ試行段階でありそれが袖ケ浦市で実用できるか否かわからない。探査のための費用さえも非公開である。
    実行性があるかわからない新規技術よりも、漏洩探査器や聴診器を使用した地道な活動を大幅に強化すべきと考える。
    川崎市水道局のホームページ資料では、川崎市では毎年800kmにわたる漏洩探査器等を使用した調査を実施していると記載されている。川崎市の総延長距離は約2500km。袖ケ浦市では、このような検査をどの程度実施しているか。
    水道管が漏洩すれば、道路の陥没や崖崩れ等の2次災害を引き起こすことになるので早急な対応が望まれる。

回答  かずさ水道企業団では、漏水探査器等を使用した漏水検査を年間1,000km実施している。
追質  その1000kmの検査は老朽管を対象として実施しているのか。

回答  老朽管を対象としている。
(注) この漏洩検査に関する回答は、虚偽の可能性が高いと思います。
    年間1000kmということであれば、老朽管のほぼ全てにわたり毎年検査を実施していることになり、漏洩量は確実に減少するはずです。
    毎年老朽管の全てを検査しているのに、漏洩量が減少しないのであれば検査方法が不適切と言わざるを得ない。
    令和5年度の第1回水道審議会の議事録において、委員の方が同じ内容で質問されており設備管理課長殿が「従来の漏水探査調査方法は時間がかかるという課題がある。これを改善するために衛星を利用した新しい探査方法を検討する」と回答されています。


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敦賀市議会議員・豊田耕一議員のブログ紹介 [議会ウオッチング]

 岩井の山の井さんからの紹介です。以下は福井県敦賀市の豊田耕一市議会議員の12月8日のブログです。

本日が3日間におよぶ一般質問の最終日ですが、あと残り6人の議員が登壇すれば、議長と副議長を除いた20名全員の議員が一般質問をすることになります。

あまり意識をしていませんので間違っていたら申し訳ないのですが、私が知り得る限り全員の議員が一般質問をするのは初めてではないでしょうか。

市民の皆さんには「全員が一般質問をするのは当然だ!」と言われそうですが、私自身も一般質問をしないという選択肢はありません。

そこは議員の皆さんそれぞれに事情もあることでしょうし、一般質問を議会毎にしなければならないという決まりもありませんので、議員それぞれの判断ということになるでしょうか。

市民の皆さんの議員に対しての好き嫌い、興味のある一般質問の内容等もそれぞれでしょうが、私自身35回の定例会を経験して感じているのは、なぜか聞きたくなる一般質問というのがあります。

これこそ好き嫌いがあるでしょうが、その議員の話し方に関係なく想いのこもった一般質問が私は好きですし、そんな一般質問だと1時間でも聞き入ってしまいます。

さぁ本日はどのような一般質問が聞けるのでしょうか。皆様にも敦賀市議会の一般質問をご覧いただけましたら幸いです。

 ◆ 私もこのような記録を書きたいなあ…私は議員ではないから傍聴記録になるけれど、私たちの議会はこんな素晴らしい議会なのだという傍聴記録を書きたいものだ。
 今のところ、私たちの議会では、なかなか15人に到達できない。今回も12人。時によっては10人が切れることもある。定員23名だから、21人が登壇できるであろうに・・と思う。勿論、毎回欠かさない方は何人もいらっしゃる。でも4年間の任期で16回も機会はあるのに0~2~3回なんて方がいらっしゃることにあきれてしまうのだ。そういう方は早々に退陣されることをお勧めする。
                                   kawakami



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袖ケ浦市市民会館での水道料金値上げ説明会  [水道事業]

 水道説明会の3回目は市民会館で12月7日に行われました。
参加者は25名で今までの長浦、根形より多かったです。質問も多岐にわたり終了時間を40分も超過しました。
私の質問は3点、根形公民館で要望し「検討します」とのことに対する回答を聞きました。

要望1.経営会議議事録が令和4年までは内容が詳しく書かれていたが令和5年になったら議題だけで内容が全然分からないので元に戻して欲しい。
回答1.元の形に戻す方向で今構成団体である各市に了解を取っている。

要望2.各市議会に説明するとき市民には部外秘などとして市民に一切知らせずに決め、決まってから市民に説明する。このような隠蔽体質をやめて欲しい。
回答2.各市に負担金をお願いする関係で各市の議会に説明をした。その際各市から市民に周知する前に市議会議員の方に周知して欲しいとの要望があったため市民には知らせなかった。隠蔽するつもりはない。

要望3.今回も質疑の時間が30分しかなく時間が大幅に増えている。疑問点もまだまだ沢山ある。企業団と市民で意見交換会を設けて欲しい。
回答3.この説明会が終わって余裕ができたら開催する方向で考えている。

以上でした。
要望2以外は前向きな回答が得られたので良かったと思います。
なお私以外に4人の方から質問が出ましたので順次掲載いたします。
                                   関


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木更津市での水道料金値上げ説明会 [水道事業]

 木更津市在住の野々山様から、木更津市で12月3日に1回だけ行われた水道企業団の説明会の報告がありましたので本人の了解を得て掲載させていただきます。
聞き漏らした点があることを、申し訳ないがご了解いただきたいとのことでした。
なお木更津市は水道料金の値上げはありません。          関


 木更津市の説明会参加者はおよそ30人ほどで、資料は広報かずさ水道8号、広域連合ビジョンについて、それに水道料金の改定についての3種類でした。

 14時半から始り、16時ちょっとで終了しました。質疑応答は以下の通りです。

質問1: 民間企業への業務委託が拡充されているが、これは水道の民営化への初めの一歩ではないのか。海外の水企業への業務委託は?
応答1: 部分的な業務委託はあるが、現時点では全面的な業務委託などは考えていない。国の動向を見極めていく。

質問2: 現在の業務委託先は具体的にどんな業務で、どんな会社が請け負っているのか。
応答2: 水道検針と料金徴収及び、運転管理で、委託先はシーデーシーとヴエオリア・ジェネッツ。

質問3: 水資源を外国資本に抑えられる懸念はないのか?
応答3: かずさ水道が市民の公共サービスを担っているという公的使命は守っていくが、経営を合理化していく上では民間企業の知恵を借りる必要もあると思う。

質問4: 電気やガスなどでスマートメーターを導入しているが、水道では?
応答4: メーターは地中に設置するので、現時点では実施予定はない。

質問5: 管路更新にも関わらず、有効率が上昇していないのはなぜか。
応答5: 老朽管からの漏水がかなり大量。様々な手段で、漏水の早期発見に努力していく。

質問6: 最近の気候変動、異常気象のせいか、全国の自治体で降雨量が不安定。
特に今年の夏から秋にかけて、渇水で苦労した地域が多かった。かずさ水道でも、水資源の枯渇や気候変動対策などは考えているか。
応答6: 今年は前半が雨が少なく後半に大量の雨が降るという状況で、例年とは違った気候だった。今後、対策を検討する必要がある。

質問7: 千葉県は水に恵まれた県だと思っていたが、水道料金は全国の平均からみても高いのはなぜか。
応答7: 他県と比べて、山岳地形が少なく、高低差を利用した水利活用ができない。北総地域などは主に利根川水系のダムを利用している。ダム建設のコストなどで、コストがかかっている。

以上です。聞きながらのメモ書きで、聞き落としもあるかも知れません。
参加者が他にいたら、訂正して頂ければ幸いです。

                          野々山陽子

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