市長減額と副市長登用 [市政の衰退]
親友の訃報があり、東京へ飛び、足立区の区役所、地域包括ケアセンター、現場病院の相談員の方々にお世話になり、葬儀全般を終えて帰ってきました。今回の葬儀を巡る足立区役所の対応と、わが袖ヶ浦市の状況との違いがはっきりと見え、悲しみの中でも、ずいぶんと学こと多き数日間でした。
帰宅しましたら、二つの文書が届いておりました。一つは「市長ら給料4割減へ」という朝日3月1日のニュース記事。二つ目は分厚い袖ケ浦庁舎整備基本設計(案)の33ページに及ぶ文書です。
市長ニュースは、このブログでも詳細に取り上げた「みなす課税」・・つまり市が間違って、袖ケ浦海側区画整理における地権者に対して課税した問題の責任を負っての減額するというニュースです。
この中で注目したのは3月26日で退任する山口副市長の後任のことです。
ご承知でしょうが、山口副市長は3月26日での退任が決定したようです。次の副市長も現段階で噂に登っているのは、外部からの登用ではなく、内部職員からの登用になるとのことです。(不正確)このことと、今回の不祥事の再発防止策との関連はないのか?という疑念がふっと浮かびます。
今回の不祥事の根底は、研修あるいは法令の認識不足の問題ではなく(防止策)、市長に率直に意見を言える職員がいないという、組織の根底からくる問題に発したものではないのか・・と言う指摘が多々あることは議会の一般質問、あるいは総務常任委員会討議でもでも明らかです。職員からの登用には、不安を持たざるを得ない。自浄作用が働かない組織であればまた同じようなことが起きてくるであろうことが見えている・・としか言えないと思うのです。
今回の議会は、問題山積です。議員の責任は重大なのです。本当にあなたが今支援している議員さんに任せておいてよいのか・・・市政が市民のためのものになるのかならないのか・・傍聴へ行きましょう・・その責任は市民一人一人にかかっているのですから・・・ kawakami
帰宅しましたら、二つの文書が届いておりました。一つは「市長ら給料4割減へ」という朝日3月1日のニュース記事。二つ目は分厚い袖ケ浦庁舎整備基本設計(案)の33ページに及ぶ文書です。
市長ニュースは、このブログでも詳細に取り上げた「みなす課税」・・つまり市が間違って、袖ケ浦海側区画整理における地権者に対して課税した問題の責任を負っての減額するというニュースです。
この中で注目したのは3月26日で退任する山口副市長の後任のことです。
ご承知でしょうが、山口副市長は3月26日での退任が決定したようです。次の副市長も現段階で噂に登っているのは、外部からの登用ではなく、内部職員からの登用になるとのことです。(不正確)このことと、今回の不祥事の再発防止策との関連はないのか?という疑念がふっと浮かびます。
今回の不祥事の根底は、研修あるいは法令の認識不足の問題ではなく(防止策)、市長に率直に意見を言える職員がいないという、組織の根底からくる問題に発したものではないのか・・と言う指摘が多々あることは議会の一般質問、あるいは総務常任委員会討議でもでも明らかです。職員からの登用には、不安を持たざるを得ない。自浄作用が働かない組織であればまた同じようなことが起きてくるであろうことが見えている・・としか言えないと思うのです。
今回の議会は、問題山積です。議員の責任は重大なのです。本当にあなたが今支援している議員さんに任せておいてよいのか・・・市政が市民のためのものになるのかならないのか・・傍聴へ行きましょう・・その責任は市民一人一人にかかっているのですから・・・ kawakami
★ 今年一年を振り返って~その1~市政の衰退 [市政の衰退]
早いものでもう今年も残り少なくなりました。今年は、当初月1000名程度のアクセス数だった私たちのホームページが、4600を超えるアクセス数まで増えた一年間でもありました。「政策研究会」というような、言ってみれば硬い内容のホームページにアクセスしてくださる方々は、同じような運動を進めていらっしゃる方々を先頭に、一定の目的を持ってアクセスしてくださる方々であろうと考えています。そういう意味でとても大きな励ましをいただきました。改めてアクセスしてくださった方々に深い感謝を申し上げます。
さて今年一年間に私たちは市政をめぐる様々な問題を取り上げてまいりました。私たちの目に映った、愛する我が町「袖ケ浦市の市政」について、あらためて、その特徴的問題点を明らかにし、来年にむけて、解決すべき課題と展望を見据えたいものと考えます。
今年一年を総括的に言えば、市政の衰退と、議会の変化、その中にあって、私たちが取り組んできた課題と教訓について報告します。それではまず市政の衰退について取り上げてみましょう。
1、形骸化した政策決定システム・・過去3年間に業務委託された件数42件。支払われた金額1億5千万円・・業務委託全てが悪いということではありません。行政がしてはならないことの一つに、自ら責任を持たねばならぬまちづくり政策の決定を民間業者に委ねるという、自覚のない政策決定が普通のように行われてきたことです。それを後押しした審議会の形骸化と合わせ、市政衰退の根本原因がここにあると見ています。
2、ここから生じた様々な問題点として次のような事柄が見えてきます。
①住民投票結果を無視した袖ケ浦海側開発への巨額投資事業
②優先順位のない公共事業の着手
③住民サービスの低下と各種公共料金の値上げ・・来年3月からは、下水道使用料9%の値上げ
④結果として53億円あった財政調整資金(貯金)の大幅の減少と、その減少幅を少なく見せるため臨時財政対策債(借金)の発行
⑤周辺に起きた様々な不祥事。給食をめぐる不正経理、異物混入、入札の不透明、臨海スポーツセンターの天窓落下事件、道路建設をめぐる処理等々
⑥市民の側に立たない姿勢(市政)・・・高谷区での巨大な残土問題に対して中立的、第三者的な対応をしていて市民の立場に思いを寄せていない。
まだまだあげればキリがありません。市政の衰退は、議会に於ける答弁のずさんさにも現れています。来年に向けて抜本的改革が求められていると言えましょう。明日は議会について触れてみます。
かわかみ