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林区廃水汚染 [水の問題]

日本記者クラブ会員・反骨ジャーナリスト・政治評論家の本澤二郎氏のブログより紹介します。
せき
本澤二郎の「日本の風景」(5070)
<足尾鉱毒と福島核汚染ごみに羽交い絞めにされた袖ヶ浦市!!>
こんなことがあっていいのだろうか。かりそめにも日本は民主主義の国である。国民の生活と命を守る政府・自治体が存在する。法律に違反する犯罪行為を警察が取り締まる。実際は違った。ここは入れ墨やくざが跋扈する千葉県・房総半島だからである。

信じがたい事実は「行政も警察も国民ではなく、やくざややくざ系の首長や市議会議員に向いて仕事をしている」といっていい。被害住民の率直な意見であると付け加えたい。筆者の一存ではない。

「問題が起きると、やくざが市議会議員を連れてきてドーカツする」という地元住民の話は本当らしい。繁盛する「道の駅」の土地不動産は、やくざ系市議があらかじめ水田を買い占め、そこに「道の駅」を持ってきた、と元袖ヶ浦市長に聞いたばかりだ。仰天するような犯罪がいくつも転がっている。

かくして袖ヶ浦市林・高谷地区の山林水源地に、ソーラー発電を建設するとの約束で購入した土地に、あろうことか60万立方メートルものフクシマの核汚染ごみが不法投棄されていた。木更津市の産廃業者ワコーの犯罪だと住民は断定している。正しいだろう。

さらに、すぐそばには銅線を洗浄する黒い工場から、足尾銅山事件で知られる鉱毒が垂れ流されていることも、先ごろ発覚した。埼玉県に本社のある日高金属の犯罪行為であろう。

鉱毒と核汚染ごみで羽交い絞めにされた林・高谷区の対策委員会は、とうとう決起した。改めて報道各社に連絡し、9日に林公会堂で緊急の対策会議を開催。


<前代未聞の事態発覚に驚愕した地元対策委員会が9日決起>
気が狂うような事態に地元の被害住民は腰が抜けてしまった。当たり前であろう。どんなに日本が腐っていたとしても、フクシマの核汚染ごみと足尾の鉱毒と同じ猛毒汚染水が垂れ流されていたのだから。既にガンで亡くなった住民も出ている。がん手術を受けた住民はかなりの数に上る。

住民が「おかしい」と気付いたのは3年前。以来、袖ヶ浦市と千葉県、木更津署と千葉県警に厳しい取り締まりを要請し続けて来たのだが、県も市も警察も全く動いてはくれなかった。市民のための警察でも行政でもなかった。

今後どうするのか?9日に緊急の対策会議を開き、住民の声を聞きながら、覚悟の怒りの運動をさらに強める方針を打ち出すことになる。同調する青木愛ら国会議員や県議、衆院12区の出馬を予定している樋高剛も、こうした動きに敏感である。樋高は「防弾チョッキを着て戦う」と勇敢な姿勢を見せて、反やくざの市民の支持を集めている。注目したい。

<原状回復不可欠=警察は動くか=やくざに屈するか>
林地区は別名幽谷と呼ばれ、道路わきを清流「松川」が流れているが、今は蟹も魚もいない。その原因の猛毒も分かった。

既に土壌も汚染されている。松川は40万市民の水道の取水口である小櫃川に合流している。

袖ヶ浦市環境部長は、水道水を飲んでいない。汚染水を知っているためだ。核汚染ごみはワコーに引き取らせる。むろん、日高金属は直ちに閉鎖し、莫大な損害賠償を請求することになろう。原状回復に向けた新たな戦いが始まることになろう。

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「かずさ水道広域連合企業団」抗議活動 [水の問題]

 会員からのメールが次々と届いています。今日、明日とそのメールをそのまま掲載いたします。

 7/31(月)「かずさ水道広域連合企業団 袖ケ浦市 市会議員 説明会 」市民スタンデング 参加下さる
市民の方々へ, 大勢の人集まってきてください,仲間に参加を呼び掛けてください。市役所周りをぐるっと囲みたいですね。時間は 9:00~9:40 袖ケ浦市役所の周辺フェンス外 歩道にて開催します。

 大変気温が上がることが 予想されます。つばの有る帽子、日傘、水分補給(飲み水・お茶 等ご用意ください),
 汗拭きタオル(水などで湿らしたタオル), コロナ対策(マスク着用等)御用意ください。

5/14(日) 袖ケ浦市 市民会館 開催した「水道の民営化・広域化」講演会の動画を改めて見ました。
学んだ事が今 4市の水道事業で進んで居ます、物価も上がってます。資機材運搬も値上がりしてます。
 7/31(月)市議会議員向け 説明会は, 当初の計画より高い, 水道代値上げの 説明会だと思います。
私達が今するべき事は かずさ水道広域連合企業団の動きを市民にお知らせする事です。
みんなで 市民の声を 企業団の職員に、市長に、議員の 届けましょう 訴えましょう

 プラカードは 各自が自作してアピール下さい、推奨文は下記を参照ください。
公共水道 は 公共福祉。公共水道 は 公衆衛生。水は命。 水は人権。 水道事業を外国企業に売り渡すな。
企業団の内部留保を取り崩し 水道代値上に回せ!。値上げするなら 4市同額にしてね!。 等々

浜田の翁 からメールいたしました。

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浜松市で運営権譲渡無期延期実現 2 [水の問題]

 昨日に続きます。  kawakami

◆ 下水道に続き民営化の検討
 ―浜松市はどのような経過で、水道民営化計画を進めてきたのですか
 浜松市は18年4月、全国初となる、下水道(西遠処理区)のコンセッション方式(*事実上の民営化)を導入し、「浜松ウオーターシンフォニー」(フランスの水メジャー企業『ヴェオリア』日本法人を中心とした企業グループ)と契約しました。

 そして下水道に続き、上水道でも25年間契約で、コンセション方式導入の検討を進めてきました。推進する理由は、老朽化した水道管の更新、将来の人口減による料金収入の減少などをあげています。「命の水」である上水道を民間に売り渡すという行為と、下水道のコンセッションの状況からさまざまな問題が浮き彫りになり、市民が反対の声を上げました。

 また、民営化計画が進められたのは、市町村合併で水道広域化が進んだことが背景にあります。05年に12市町村が合併し人口約80万人の市となり、料金統一など水道事業が統合されたことが、民間参入を容易にした要因だと思います。

 ◆ 水道業者と共同広がる
 ―下水道のコンセッションや、上水道民営化計画で、どのような問題点が見えてきたのですか
 浜松市の民営化の動きと、安倍政権が改定水道法の強行を狙う時期が重なり、民営化をめぐる問題が数多く報道されました。
 水道などの民営化を推進する内閣府民間資金等活用事業推進室に「ヴェオリア」社の出向職員が勤務していたことが判明したり、海外では民営化した水道を再公営化した事例が加速していることなどが相次いで分かり、市でも話題になりました。
 市の下水道コンセッションでは、ヴェオリアの子会社である「西原環境」に設備改修工事を3億円で発注していたことや、運営権者の役員報酬や株主配当などの財務面は情報開示されないことなど、多くの問題点が判明しました。特に地元の水道業者からは、こうした外資系企業が水道事業を独占するやり方に反発が大きく、懇談や共同が広がりました。
        
◆ どのように運動が広がってきたのですか
 私たちの運動は、18年1月から毎週水曜日に市役所前でスタンディングアピールを続けてきました。そのメンバーを中心に6月に95人で発足し、学習会などを開催し、今年3月までに民営化中止を求める要望署名を約3万2600人分集めました。特に今年1月に開いた「命の水を守る全国のつどい・浜松」には全国から600人以上が参加し、メディアでも大きく報道され、市の姿勢を動かしました。
 市長は今年1月に無期限延期を表明しましたが、民営化計画は撤回していません。撤回まで全力でがんばります。
 水道の老朽化や水需要の減少を理由に、民営化をうながす流れは、浜松も京都府も共通しています。「命の水」を財界や企業に売り渡していいのかどうかが問われています。全国の運動と連帯し、民営化を許さないたたかいを続けたいと思います。   (この稿終了)

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浜松市で運営権譲渡無期延期実現 1 [水の問題]

 会員から、水道の運営権譲渡案件を無期延期させた浜松市の実践記録が送られていましたので紹介します。 kawakami

◆ 市民の運動で水道民営化無期限延期・静岡県浜松市 「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」池谷たか子事務局長に聞く (京都民報)

 安倍政権が水道事業の民間参入を促進し、広域化・民営化を狙う水道法改定法を強行(2018年12月)したもと、京都府は広域化・民営化への動きを加速しています。静岡県浜松市では、上水道の民営化計画を市民の運動と世論で、無期限延期へ追い込みました。運動を展開してきた「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」の池谷たか子事務局長に話を聞きました。

★ 下水道に続き民営化の検討
 ―浜松市はどのような経過で、水道民営化計画を進めてきたのですか
 浜松市は18年4月、全国初となる、下水道(西遠処理区)のコンセッション方式(*事実上の民営化)を導入し、「浜松ウオーターシンフォニー」(フランスの水メジャー企業『ヴェオリア』日本法人を中心とした企業グループ)と契約しました。
 そして下水道に続き、上水道でも25年間契約で、コンセション方式導入の検討を進めてきました。推進する理由は、老朽化した水道管の更新、将来の人口減による料金収入の減少などをあげています。「命の水」である上水道を民間に売り渡すという行為と、下水道のコンセッションの状況からさまざまな問題が浮き彫りになり、市民が反対の声を上げました。
 また、民営化計画が進められたのは、市町村合併で水道広域化が進んだことが背景にあります。05年に12市町村が合併し人口約80万人の市となり、料金統一など水道事業が統合されたことが、民間参入を容易にした要因だと思います。(続く)

浜松の運動2.PNG

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講演会の感想 3 [水の問題]

  感想集最終日です。最後までご覧ください。  kawakami

◆ 貴重な講演ありがとうございました。尾林先生の水道再公営化パリ、ロンドンツアーのお話を聴いてやはり市民パワー1人1人の市民が政治に対して他人事で無く自分事として考えて行動していく、それが必ず現状の変革につながっていくことを実感しました。岸本聡子さんだけでなく私達普通の日本の市民も立ち上がるときですね!

◆  尾林弁護士の話、スライドがとても為になりました。また世界でも多くの住民が参加されていて、私達も国や政治家まかせではぜったいダメだと言うことがわかりました。

◆ 今日のお話を聞いてとても参考になりました。住民の安心安全の水は生きていく上でとても大事です。これからも反対をしていかなければと思いました。

◆  広域化が民営化につながること、民営化の危険性が良く理解できました。現時点で強行された検針業務・集金業務の1社化=民営委託自体の問題点を聞かせていただきたい。

◆ 「水道の民営化・広域化を考える」改訂版を読んだことが有り今回参加した。パリ・ロンドンの事例からコンセッション方式であろうとも危惧されることが多々あるという実感に至った。自分もできることを実践していく所存である。

◆ 水道事業民営化の根本的な誤りが明確に分かって良かったです。人々が自分の水が危ないと気づくように伝えられたらいいなと思っています。

◆  パリ、ロンドンの再公営化の動きが大変参考になった。一旦民営化されると住民の負担が重くなる。

◆  改めて水道民営化に危機感を覚え何とかしていかなければならないと思いました。浜松の運動は励みになりました。外国資本には絶対に水道その他日本の財産を渡してはいけないですね!

◆  質問の時間が少なくて、袖ケ浦の方の質問は興味深かった。ぜひ質問時間の拡大をしてください。

◆  民営化は絶対にダメです。利益をわざわざ外国に渡すなんてバカみたいです。世界中で水ビジネスをやってきて最後の草刈場が日本になってます。魔の手が伸びてます。

◆ 素晴らしい講演会で感激しました。パリ・ロンドンの話しは特に良かった。具体的に現地に行ったところがすごいと思いました。ありがとうございました。

◆ 大きな話しになるかも知れませんが資本の暴走の一端だと思います。内部留保は一杯あるが手っ取り早く利益を出す動きはいろいろ出てくるような気がします。欲に再現はありません。

◆ 水道の民営化が考えていた以上に大変ということが自分なりに理解できた。個人的に行動することは難しい。

◆ 尾林弁護士の話は貧しい人たちにも考慮していた。水道民営化は良くない。弁護士の話は最初の方は良かった。

◆  四市の水源である小櫃川の水を大切にしたいものです。

◆ 民営化は反対です。今日のお話は良く分かりました。ありがとうございました。

◆ 水道水の民営化は大変心配している。公共の運営について利益優先は許されないし安全性も心配です!! 命の水は公共の責任で守るべきです。

◆ すべての人が衛生的な水が供給できるような街づくりを考えて民営化は反対です。











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講演会感想 1 [水の問題]

 ❝水道の民営化は おえりゃせん❞        田中勝洋フェイスブック

報告します。 5月14日(日)14時~ 千葉県 袖ケ浦市 市民会館 で開催されました、テーマは「水道民営化・広域化を考える」です。 集会の参加者数はなんと 106名 です。
当初70名予想で椅子準備したが 予想は遥かに大オーバーの106名。慌てて 椅子の増設と言う嬉しいハプニングです。

講師:尾林芳匡 弁護士 日本で水道民営化について著名なお方です。 著書:「水道民営化・広域化を考える」を講演会会場で臨時販売 15冊持参 ⇨ 14冊完売しました。

講義のメインテーマは 憲法上 安全な飲料水は 公衆衛生上 安全で安価な上水を提供する義務が有るんだ。
これを商品化して利益を追求する 民間企業に運営権を丸投げすること自体が 公共衛生を守ると記した憲法違反です。

地方公共団体(県、市、町村)は水道事業が赤字に成ろうとも 国を挙げて国民に安全で安価な飲料水、公共事業として下水道事業も守らなければならない。 憲法条文に 「安価な」と金銭的な文言が記して有る項目は水道事業以外にはない。
これを営利目的にする事(民営化)は憲法違反に該当する。
これが水道事業の真髄なのです。
日本のあちこちで水道民営化・広域化が今すすんでいるが この憲法条項を守れの声をあげる事が大事です。

世界のあちこちで水道事業の民営化が実施されたが、水質悪化、使用料金の異常な値上がりとなり、再公営化と言う市民運動で 再公営化現象が続出している。
世界のこの過ちを日本はこの同じ道に進んではいけません。
水道水は営利を求める商品では無いのです。

これは当会名称ズバリ「大気と水は人権」なのです。
会場の市民106人は すとんと腹に入りました、4市の彼方此方でこの話、この考えが 今拡散している。 これを確信して、この講演会参加者は家路につきました。

「かずさ広域連合企業団」民営化は いかん。そんな事をする奴は おえりゃせん奴だ。
この声をみんなで挙げ、多くの人に伝えましょう。
これが今回の講演会で得た 宝物でした。

尾林芳匡 弁護士 ありがとうございました。参加頂きました106名の市民の方々参加ありがとうございました。又 講演会の呼びかけビラまき、会場設営、受付、等々スタッフの方々ありがとうございました。心から感謝申し上げます。
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4市の水が危ない 5 [水の問題]

 3年前「かずさ水道広域連合企業団」がスタートした年に、市民の皆さんに、この企業団の危険性についてお知らせしようと作ったチラシです。しかし配布資金不足で発行しないままでした。このチラシのとおりに情勢は進んできました。改めて読んでみてください。(クリックすると大きくなります。)

水道チラシ.PNG


水道チラシ1.PNG

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かずさ水道広域連合企業団・水道料金値上げ 1 [水の問題]

 「上総水道広域連合企業団」の今期議員である笹生猛議員が、7月23日に行われた議会(臨時?)で公表された水道料金値上げのスケジュールについて、ブログで公表されています。
 ご本人の了解を得て笹生議員のブログを紹介させていただきます。  kawakami

◆ 昨日(7月23日)にかずさ水道広域連合企業団懇話会が行われました。

 内容はいくつかあったのですが、特筆すべき事項として「水道料金の値上げ」について具体的な動きがありました。

 木更津市、君津市、富津市、袖ケ浦市の4市で広域連合で水道事業を行うこととして、令和6年には水道料金を調整し、令和10年には統一体系の統一料金とすることがきめられています。

 この料金統一に向けて具体的なスケジュールが発表されました。令和6年の水道料金値上げに関しては企業団議会の中で様々な議員から「どうなってるのか!」と声が上がっていました。この声に対する反応は「鈍い」と感じていました。

発表された内容は以下の通りです。

令和4年度

財政シミュレーションの作成
改定の考え方・スケジュールの説明
供給単価案作成

令和5年度

料金改定案を4市に説明
水道審議会へ諮問・答申
パブリックコメント
住民説明会
料金決定


大まかな今年度と来年度の動きです。

2023年中には値上げ案が議会で審議され採決される予定です。


スケジュールは示されました。しかし細かいところはこれから詰めていくところもまだあるようです。
示されたスケジュール、手順について切り込んでいく必要があります。

その切り込む前に、君津地域水道事業統合広域化基本計画等の計画を再度読み込んでいきます。

この作業はYouTube等でアップしていきます。

                            (明日に続く)


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東京の水が危ない [水の問題]

下記の訴えがありました。すぐ新井総合(産廃施設)を思い出しました。 決して許してはならない自然破壊、住民生活破壊の暴挙です。  はじめまして、東京都で唯一の村である「檜原村(ひのはらむら)」に住む 吉川洋と申します。檜原村に住む仲間たちと一緒に、このオンライン署名活動を始めました。  檜原村は多摩川の支流「秋川」の上流に位置する秋川渓谷と、緑の山々に囲まれた、 約2,000人の住民が自然と共生している静かな村です。 東京都心から1時間ほど離れたこの村は「みどり せせらぎ 風の音」を村づくりの基本理念とし、 村の80%が「秩父多摩甲斐国立公園」に指定されています。 豊かな自然の佇まいそのもの全てが観光資源になっており、平成30年4月には国の 「エコツーリズム推進全体構想認定地域」に認定され、毎年20万人以上の観光客が訪れています。  近年では、村の豊富な森林資源を生かした「檜原村バイオマスタウン構想」や、 再エネによる地域活性化と同時にCO2削減を目指す「檜原村地域再生可能エネルギー導入計画」 が発表され、都心にアクセスの良い自然豊かな村、テレワーク拠点や移住先としても人気があり、 移住希望者の問い合わせが増えています。  ところがこの村に突然、今までの村の政策と逆行し、地域住民による環境整備の 努力を踏みにじるかのような産業廃棄物焼却場の建設計画が立ち上がりました。 建設を計画しているのは、武蔵村山市の比留間運送株式会社です。  建設予定地とされている「人里(「へんぼり」と読みます)」という地区は、 南秋川の美しい清流が流れ、日当たりの良い緩やかな傾斜地に畑や民家が並ぶ、 風光明媚な集落です。 住民たちは100年後の子孫に豊かな自然を残すことを目的に、植樹や自然環境の整備を行う 「もみじの里」活動を進めており、綺麗な水を活かしたコンニャク工場や、枯山水の美しい禅寺、 枝垂れ桜や紅葉のライトアップでも有名で、多くの観光客が訪れる場所でもあります。  また人里地区の周辺には、温泉旅館や観光施設が並ぶ「数馬(かずま)地区」や、 東京都民の憩いの場である山岳公園「檜原都民の森」があり、尾根道はハイキングコースに、 都民の森に続く都道は自転車ヒルクライム大会のコースとして使われ、ハイカーや サイクリストのメッカになっています。 建設地の奥には今では希少となっている現役の炭焼き小屋もあります。 このように、建設予定地の周辺は観光関連産業が集積しており、檜原村の中でも特に 重要なエリアです。  このようなエリアに突然、高さが45mにもなる巨大な煙突を備えた焼却施設を 建設するというのです。景観や自然環境、観光事業者にも大きな打撃を与えることは 間違いありません。 この施設は24時間稼働し続け、焼却される予定の産業廃棄物は年間最大約35,000トンで、 村が出すゴミの約41年分の量に当たります。  排煙が隣接する神奈川県や山梨県まで及ぶことも危惧され、有害物質を含んだ雨水が 南秋川から多摩川に流れ込み、  東京都全体を流れていきます。檜原村の森や川が汚されることは、東京都民の環境資源・ 観光資源が大きく損なわれることを意味します。  また、檜原村の水道水は沢水を源としているため水質汚染の可能性があることや、 片側1車線で細くカーブの多い見通しの悪い都道には、1日に往復で74台の大型トラックを含む 運搬車両が産業廃棄物や焼却ごみを大量に積んで走行することになり、住民(とりわけ、 老人や子供たち)の安全が脅かされます。こうなっては村民の安心安全な生活は、 徹底的に破壊されてしまうことでしょう。  私たち住民にこの計画が知らされたのは檜原村広報の令和4年4月号でした。 しかし、令和4年3月1日には、比留間運送株式会社が東京都へ 「一般廃棄物処理施設及び産業廃棄物処理施設設置許可申請書」を提出済みで、 法によれば申請から180日以内の令和4年12月頃には東京都知事より 設置許可が下りてしまう可能性(公開資料では11月に着工の計画)があります。  檜原村民の意向を無視したこの計画を止められるのは、今しかありません。 皆さんからお預かりした署名は、6月を目処に許可権者である小池都知事、及び東京都議会、 檜原村長、村議長へ届ける予定です。ぜひ皆さんの賛同と、 この署名の拡散へのご協力をお願いします。  関心のある方は「Change.org」を開いてごらんください。    
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水道料の格差 3 [水の問題]

 昨日に引き続き、山の井さんがメールを寄せてくださいました。それを掲載します。なおこのブログの左に、私たちの水道の水源地に、恐ろしいことが起きつつあることがユーチューブで書かれています。ちょっと開けてみてください。こんなことが許されるのでしょうか?
 法律も解釈でどのようにもなることの悪例の一つです。  kawakami


 水道の件で付け加えをさせてください。

私の自宅の水道料金
昨日書きました数字で試算をされたかもしれませんが。計算方法で見落としが。
1から16立方メートルの従量料金の1立方メートルの単価が94円。
昨日書きました39立方メートルのうち、16立方メートル分に94円を乗じ
残り23立方メートル分を210円を乗じで算出し、最後に基本料金を合算する計算の流れになります。


市町村でバラバラ
基本料金、従量料金または超過料金、さらにメーター使用料とある点。
料金の支払いが、1ヶ月毎と2ヶ月毎に分かれること
水道メーターの検針も同じ

袖ヶ浦市のように4市が広域水道で統合はしたが、料金計算は、統合前の各市の計算方法で算出
→富津市の基本料金が3市より高いです。

館山市と南房総市の富浦と三芳は、三芳水道企業団が管轄し、富浦と三芳以外の地区が南房総市の市営水道と複雑なため、水道料金は同じ体系を取っている点
→三芳水道企業団の水道料金はコンビニ支払いはできますが、南房総市の市営水道はコンビニ支払いがなぜかできないです。

私が住んでいる地域になりますが、自前の水道に加え、利根川からの水を供給する南房総広域水道企業団のような組織もあり、より、水道事業が複雑な点。
→しかし、水圧の関係で、昨年末の南房総市の小向ダムの渇水のトラブルで、和田・丸山・千倉の一部に利根川の水が届かないことが明らかになりました。

勝浦市の基本料金が、鋸南町より高いのにはびっくりです。



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水道料の格差 [水の問題]

 昨日の会員の投稿に、岩井の山の井さんからすぐメールが入りました。その中から昨日に関係する
水道料の問題について、抜粋してお届けします。山の井さん。いつもありがとうございます。遠慮なく活用、勉強させていただきます。   kawakami

私の自宅の直近2ヶ月分は、39立方メートル使用して7967円です。
→偶数月に料金請求です。

 南房総市は、
基本料金・13ミリの口径で1621円→2ヶ月分の数字
実際につかった分の算出の従量料金は、17から40立方メートルまで使用で、1立方メートルあたり210円です。

ちなみに
館山市は、南房総市と同じ数値になります。

鋸南町・基本料金が1724円、超過料金が1平方メートルあたり337円、口径メーター使用料金が13ミリメートルで150円

鴨川市・基本料金が口径13ミリで1661円、超過料金が21から40立方メートル使用して1立方メートルあたり275円

安房地域では鋸南町が高いです。鴨川市、鋸南町は毎月請求です。

千葉県水道局の1ヶ月につきの水道料金
基本料金が13ミリ口径で418円
従量料金が21から40立方メートル使用で、1立方メートルあたり268円。

研究会のブログで、勝浦市のことがかかれていましたが。
安房地域と勝浦含めた夷隅地域8市町村は、自前の水道とは別に、利根川からの水の供給を受ける南房総広域水道企業団があります。市町村は、配分される受水量分の費用を負担。安房、夷隅の地域の市町村の水道料金には、利根川の水を受ける分のコスト負担がありますので、料金は高めになります。



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水道料の格差 [水の問題]

 水の問題で、会員からの投稿がありました。このブログの左側に水源地に産廃施設の問題がユーチューブで出ています。合わせご覧ください          kawakami

 2-3日前にフジTVのニュース番組の「調べてみよう」で、水道料金格差をやっていましたが、関東近県で一番高いのが千葉の勝浦市だそうですね。
勝浦市 一か月(50m3)x ¥429=21450
袖ケ浦市 一か月(50m3)・・・・・・¥8706

 勝浦市の高額な理由は人口減で一人当たりの水道事業を支える費用が上がるためだそうです。市長選や市議会議員選挙で争点になるけれど安くはなってないとの事でした。
国民健康保険料も地域格差があって高いのは北総の柏だったかなぁ・・・ちょっと覚えていないです

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麻生副総理とヴェオリア社 [水の問題]

 今日はほとんどの方が、文春が暴いた「黒川検事長辞任不可避」の問題に注目しているであろうと思う。今日の私のブログは、長い間探していた、ヴェオリア社(フランスの水企業)と、麻生副総理のつながりを見つけてくれた会員からのニュースをお伝えする。ちょっと古い記事だが、これも「文春」日刊ゲンダイが書いてくれた記事である。   kawakami

 安倍政権が強行成立させた「水道民営化法」を巡り、かねて民営化を推進してきた内閣府に“水メジャー”の仏「ヴェオリア」の日本法人社員が出向していたことが発覚。「利益誘導だ」と批判が噴出したが、実は「麻生財務相も一枚かんでいるのでは」との怪情報がSNS上で飛び交っている。日刊ゲンダイは真相を追った。

〈麻生太郎の娘婿がヴェオリア社の幹部〉〈麻生太郎の娘がヴェオリアの重役と結婚しフランス在住〉〈水道民営化して(麻生の)娘は大儲け〉――。ネット上には今、こんな投稿があふれ返っている。

 まず、麻生氏の娘についてだが、フランス人男性と結婚したのはまぎれもない事実。「週刊文春」(2014年1月30日号)によると、麻生氏の娘は、同年1月中旬に結婚お披露目会をパリで開催した。会場は、フランスで200年以上の歴史を持つ5つ星ホテル「ル・ムーリス」。
 両家と近しい関係者約30人が参加した夕食会は、ルイ15世の寵愛を受けた公妾の肖像画が飾られている「ポンパドゥール夫人の間」だった。
 麻生氏の娘は東大文学部で美術について学び、卒業後、イギリスの大学に留学。フランス人の夫とは、美術品のオークションなどを手掛ける会社に勤めてから知り合ったという。

◆ 野党議員の追及に色をなして反論

 一方、夫がヴェオリアに勤めているかどうかは真偽不明だ。事実を裏付けるだけの情報を得ることはできなかった。

 ただ、妙な疑いを持たれているのは、麻生氏の過去の発言が原因となった可能性が高い。麻生氏は、娘の結婚お披露目会の約9カ月前、13年4月に米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所」の講演で、「(日本の)水道はすべて国営もしくは市営・町営でできていて、こういったものをすべて民営化します」とぶち上げたのだ。(この事実は「日本が売られる」堤未果にもある)

 勝手に民営化を国際公約して大威張りだが、この発言の真意を先月26日の参院予算委で野党議員に追及されると、露骨にイヤそうな表情を浮かべ、こうまくし立てた。

「講演したときの質問に答えた際の発言を、多分そこだけパクっておられるんだろうと思いますけれども」

 そして、「あくまでも例示として紹介したもの」と色をなして反論したのだ。野党を批判した上、ムキになって否定した姿勢が、逆に疑惑の色を濃くしたのかもしれない。

 事実関係について麻生事務所に問い合わせたが、期限までに返答はなかった。後ろめたくないのなら、堂々と説明すればいい。

 娘の旦那の会社に利益誘導という情報が“フェイクニュース”だとしても、それを信じ込ませてしまう素地が、麻生氏にはある。




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かずさ水道広域連合企業団HP 2 [水の問題]

 昨日報告した続きです。年が明けて2020年1月16日。日本で初めてのコロナウイルス感染症陽性患者が神奈川県で発見され、以降日本国中がコロナ問題に巻き込まれることになります。非常事態宣言もあり、企業団との話し合いも中断せざるを得ない状況に追い込まれました。

 ただ中断していても、企業団のホームページを見ることはできます。それがこの1月~4月までの間に、目に見える形で整備されてきました。私が一番興味深かったのは、企業団議会です。その会議議事録が順次公開され順を追ってみることができました。議会事務局が兼務されていた状況も整備されてきたのでしょう。私たちの質問や話し合いの成果を、しっかり受け止めての改善内容に、職員の皆さんの誠実さを感じています。
 ここでは、最初の議会と、最近の議会の議事録内容を紹介しておきましょう。今日は最初の議会の報告です。

 2019年3月25日に初めての議会が開催されています。ここにはなんと43もの議案が提出され、3時間で終了というスピードでした。内容は下記のとおりです。
1、専決処分の承認を求める議案   1~8
2、条例制定議案          9~35
3、委託規約協議          36~39
4、会計予算案    
5、広域計画について
6、監査委員選任について      42~43
  
 議会討議の中での興味深い発言を紹介します。
1、専決事項については質疑なし。全員承認。

2、条例制定についての議案説明は一括説明。27もの議案についての一括討議でした。お二人の質問がありました。
① 石井志郎議員(富津)
 水道審議会条例中審議委会委員の4市への割り振りはどうなるのか、企業団議員数の割り振りについては、君津中央病院のような均等配分ではなく、人口比による傾斜配分にすべきであるという強硬な意見が木更津市から出ていてそれに押し切られたという話を聞いている。この決定に関する各市議会の意見聴取はなかった。
② 近藤忍議員(木更津)
 ・ 議会定例会が年2回では足りないのではないのか  ・ 水道審議会、および企業団議会公開条例はないのか。
▼ 答弁はいずれも検討中というあいまい答弁

◎ 27議案すべて全員賛成可決

3、委託規約協議議案  質疑なくすべて全員賛成可決

4、会計予算案
① 船田兼司議員。(君津市)
 入札建設改良工事があるが、入札制度についてどのようになっているのか・・入札制度を明確にしていただきたい
▼ 関係団体と調整中

② 重城正義議員(  )
・ 広域化に伴う施設の整備や共同拡充について、市の予算に影響はあるのか
・ 水道法改正の影響は
・ 民営化についての考えは
▼ 市の会計に影響はない  民営化について・・特にコンセッション方式については検討なし。現段階で導入は考えていない。

③ 渡辺務議員(富津)
・入札を含めて4市の管工事組合からの要望書に対しどう対応するのか。方向性は
▼ 調整中
・ 調整中ということだが、富津市としてはなけなしの金2億2千万円を出資している。この金の使われ方を市民に説明する責任がある。いつ頃までめどがつくのか。
▼ 今の段階では、まだ早急に調整させていただくとしか言いようがない。日程までは・・
・ これでは議員としての責任は持てない。市民に説明できない。

④ 近藤忍議員(木更津)
・木更津では予算段階に工事予定個所を図面で示し審査している。今年度はここをやる。来年度は・・・と言うように目標が見えるようにしていただきたい。予算の数字だけで承認しろというのはムリだ。
⑤ 石井志郎議員(富津)の質問もあったが、終了時点で不適切であったと削除要請があったので、ここには書かない。

◎ 渡辺務議員が反対討論をする。その後休憩をはさんで、笹生典之議員(袖ケ浦)が賛成討論をした。反対討論があったので、慌てて休憩後に賛成討論をはめ込んだ感じ。賛成討論内容はここに書くほどのことではなかった。ちょっと恥ずかしい感じ。採決賛成多数で可決。

以下の議案については質問なく一気呵成に決着。

★ 質問で重要と思われることは赤字で書いた。注目していただきたい。反対討論の根拠は、出身議会・市民への説明報告を強調した点にある。どの議会でも報告されているであろうが…と渡辺議員は発言されたが、袖ケ浦議会での報告は一度も聞いたことがない。全員協議会でしたという話もない。どうなっているのだろう。
                           kawakami









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