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能登半島地震でも原発はありえないと分かった [原子力発電]

    能登半島地震でも原発はありえないと分かった 2024/04/21
            投稿者:のぞみ野

 原発で事故を起こすと迅速に避難ができないことは以前から言われていました。
四国愛媛県の伊方原発は細長い半島で道路は1本しかない、能登半島地震の志賀原発での道路寸断の災害は伊方原発、志賀原発でなくても起きる。非常電源用の軽油もなくなること、外部からの送電線鉄塔倒壊も起こって福島原発事故が再現する。 いや志賀原発でも再現しそうであったがマスコミがちゃんと報道しなかったのです。

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写真での説明のように道路が破損、閉鎖でなくても風向き次第では使える道路が使えず避難できないのです。
 政府は自宅避難と言う言葉を発明しましたがこれは放射能を浴びるとどうなるか自分の体で実験してみなさいというようなものです。
 如何に電力会社と国はいい加減でしょうか? 自民党や公明党の無責任さには本当に呆れます。

現代は原発などなくても停電は起きない時代です。その証拠に2011年の東電福島原発事故の後に民主党はすべての原発を停止させましたが停電は起きず、予防的に計画停電を実施しましたがこれも運用停止中の火力(例:横須賀火力)の維持管理をさぼっていたため、いざ運転しようとしたら運転できなかったからです。

電力会社は市民の命よりもお金が大事、たとえ市民が死んでも東電のように雇われ弁護士が損害賠償金の根切りに知恵を出して支払いを渋る。長い期間がかかる裁判も市民が高齢化してあきらめることを知っている。 

その前に原発の電気は安いと言われ、それを信じる国民の如何に多いことか?実は原発のコストを他の水力や火力などと同じルールで見積もれば一番高い電源です。 しかし放射能廃棄物にかかる費用、安全対策費など税金負担のために安いとなっています。

 高レベル放射性廃棄物、強い放射能を帯びた核のごみ、その影響が弱まるまでにかかる時間はおよそ10万年。 むろん、人類史上これほどの歳月に耐えられる構造物が存在した例はない。

そもそも10万年前は祖先がホモ・サピエンスと呼ばれた時代、では10万年後の世界は?
この時間の長さを考えれば今の文字も言葉も消滅しているだろうという長さ、とても長い時間の設備管理のコストと発生するCO2の量は天文学的な話
 現実に2011年の福島第一原発事故から早くも13年が経過したが1グラムの溶けた燃料棒などの通称デブリを取り出せていません。さて、この13年間に支払った税金はいくらでしょうか?これからかかる費用は??

 だから原発なんてありえない、SMRという小型炉も仕組みは普通の小さな原発なのでなにも変わりません
今の自民党、公明党の政治家に本当のこと話せる役人が消えてしまったので平気で政治家は原発電気が安いとか安全とか言い、原発の再稼働を望み、新たな原発を作ろうとする。

スクリーンショット 2024-04-20 195029.png
さてさて放射能もCO2も出さず、安定的な電力を作る方法を電力会社は考えているのだろうか?
それとも儲けを減らす存在として安全・安心・安価な電力は排除したいのだろうか?

以上

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