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憲法記念日によせて [憲法改正]

   憲法記念日によせて       2024/05/03         関  巖

憲法とは何か
 現代において憲法とは、国民の権利や自由を明確にし、為政者(今の日本では政府)が勝手に権力を行使することのないように歯止めをかけることを記した法律の最高法規です。
 古来歴史を見ると支配者が現れ人々を従わせ労力を強制させ財を奪い取ってきた歴史でした。近代になり人々は支配者に対して戦い、徐々に人々の権利を拡大してきました。日本においては戦前絶対的な権力者である天皇(およびその名を借りた権力者)の権限を記した明治憲法を破棄して戦後現在の日本国憲法を作りました。
現憲法には初めに書いた国民の権利や自由と為政者に対する縛りが明確に書かれています。

今この憲法を為政者の都合の良いように変えようとする動きが出てきています。
岸田首相は任期中に憲法改正(改悪)をしようと声高に叫んでいます。
しかし憲法には、総理大臣は憲法を尊重し擁護する義務があると書かれています。
憲法を変えることは明らかに憲法違反と言うことになり、憲法違反者が憲法を変えてはなりません。
国民はこの憲法およびその権利を常に守っていかなければなりません。

(注)
憲法 第99条
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁 護する義務を負ふ。
憲法 第12条
 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持し なければならない。

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