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暮らしを考える講座 3 [サスティナブル(持続可能)]

◆ 花王の環境講座について お二人の好評意見がありました。3人目の方が登場します。前のお二人とはちょっと違った感想です。ご覧ください。 kawakami
 
  25日の花王株式会社スタッフによる環境講座には、正直言ってちょっとがっかりしました。確かに洗剤メーカーとしてプラ容器削減や、自社製品容器回収などの生産者責任を果たす活動は、素晴らしいと思います。しかし、プラ容器削減為の水平プロジェクトで、大量のカーボンや有害物質を排出しているとしたら、本末転倒です。花王製品の原料採取から始まり、洗剤の環境負荷、そして最終的な廃棄までにどれくらい温室効果ガスを出しているのか、環境負荷があるか、製品に明示してほしい。もし花王がこうした洗剤メーカー業界で先駆的な活動をしてくれるなら、
環境講座での失望は忘れようと思います。

  あの日に私たちの後ろに1人で参加していた女性が、スタッフの説明するSDGsについて資料がないから分からないと質問したら、自社のホームページに出ていますという返答は酷いと思いました。その後にスクリーンに出したSDGsの図も字が小さくて読めません。
休憩の後には、その女性はいませんでした。もちろん用事があり、帰ったのかも知れませんが。

  講座の内容も資料も、子供向けというか、環境問題に関心がある大人の市民を対象としたものではなかったです。
 あの場所で私の正直な感想を発信したりアンケートに書くべきだったのに…もしあのスタッフが非常勤で不利な扱いを受けたらなどと忖度してしまいました。

  やはり環境講座など市民生活に大切な講座は、官民協働で開催した方がより充実した内容になると思います。

  いろいろ生意気な発言をして申し訳ありません。

  富樫さんのお手紙には、共感する点が多々あります! 私も幼い頃には、近所の豆腐屋さんにお鍋を持ってお使いに行ってました。

        野々山陽子

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暮らしを考える講座 [サスティナブル(持続可能)]

 2/25(土)9:30~の袖ケ浦市環境管理課 主催、「花王:Kao㈱」さんの環境 学習講座に参加。当方講座参加未登録でしたが、名簿追加で参加することができました。
 3階大会議室の参加者は、ざっと数えて、25~30名と言ったところでした。知己の方々が数名参加して居られ,関心の深さが感じられました。

【講義内容】 さすが 天下の「花王㈱」、説明用の パワーポイント は判り易く作成されていました。
 講義後 社員(女性)にお聞きしたら
「私は仕事で今回の様な説明会資料を作成しているのだが、弊社では いつも 社員向けに『貴方は今どの様な事をしたいですか?』を常時申告出来る 社内ルール が有る」
との事でした。
  企業で言う「改善提案」+ 「自己&グループ 申告制度」があることを、誇りをもって話されていたことが印象的でした

 講義の中で 「使用済み 詰め替え液容器の再利用チーム」の話が有りました、対象物が社内だけでは 必要量が集まらず苦労していたが、開発研究所近隣の住民に説明し募集したところ、わんさと物が届けられたとの事です。対象物細かく砕いて洗浄、乾燥し造粒機で融解し「ペレット化」する事が出来たとの事。前に進む為には地域の皆さんの「絶大なるご協力」が必要です と言って居られました、その通りだと思います。

 以上 2/25(土) 市環境管理課 環境学習講座に参加しての 雑感です。市職員さん、花王㈱社員の皆さん 。ありがとうございました。
記事筆者:浜田の翁

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暮らしを考える講座 [サスティナブル(持続可能)]

花王(株)様、袖ケ浦市環境管理課の皆様
袖ヶ浦市環境講座参加/富樫 孝夫2023.2.24記

◆ 暮らしと環境を考える講座
2023.2.25花王(株)講座に参加して思ったこと
花王(株)さんが講師になって花王の環境についての取り組みなどをお話して頂けると言うことで期待して参加しました。講座に参加する前にまずインターネット公開情報を見てみました。
・ 株価: ¥5,079 配当利回り 2.92% 34期連続増配
・ 本部所在地: 東京都 中央区
・ 収益: 1.382兆円
・ CEO: ヨシヒロ・ハセベ (2021年1月1日–)
・ 子会社: カネボウ化粧品、 KAO USA Inc.、 Molton Brown、 さらに表示
・ 従業員数: 33,409
・ 設立: 1887年6月     同業他社は資生堂 コーセー ライオン P&Gなど

 いままで想像していた以上に大きな会社であるだけでなくとても深い、想いのある会社であることが分かりました。それは
1) 財団法人 花王芸術・科学財団があり芸術や先進技術の振興に貢献している稀有な存在
2) すごい技術開発を行っている、汚れが付きにくいアタックゼロ洗剤など
  https://www.kao.com/jp/kaonokao/media/f20190607/ 
3) 気候変動対策をしっかり行っていて当初の目標の前倒しで2040年カーボンゼロ、2050年カーボンネガティブを目指している。そして
 https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2021/20210519-001/ 
  にあるようにRE100を目指し、流通分野では再エネ電力100%をすでに達成している。
4) 各種の国際的なインデックス評価を多数獲得
https://www.kao.com/jp/corporate/sustainability/recognition/ に記載されている
ように各種の評価をもパスしています。 本当に驚きです。

 以上の情報から感じるのは一般の企業が環境保護への投資を負担(リスク)と評価して気候変動対応を遅らせていると見えるのに対し、花王(株)は未来への投資と考え取り組んだ結果、企業価値が高く評価されるようになったと見えました。

 工場見学のときの最初の印象
およそ65年前、私は小学生、酒田市の花王工場を見学、固形の化粧石鹸を箱詰めする様子を見ました。 (一泊二日の修学旅行、自分が食べるお米の分を袋で旅館に提出した時代です)
しかしその時は自分の母親世代の女性たちが多数働いていると思っただけの印象しか残っていませんでした。 固形石鹸から今の洗剤に変わってもぼーっと生きていて気付きがなかったのです。

 大きく印象が変わったのは上記の3)のカーボンニュートラルへの取り組み記事がきっかけ
2019年に千葉県を襲った風台風で自分の家の屋根破損で修理完了に半年かかったなかで
https://www.kankyo-business.jp/news/028128.php 栃木工場への太陽光パネル設置
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2021/20210630-001/
酒田工場への太陽光パネル設置工事
https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2019/20190401-002/ 
  太陽光だけでなく不足分は水力の電気を購入などで再エネ100%を目指している記事も発見
  これらの記事から本気で気候変動に取り組んでいる会社であると認識しました。

 講座に参加して知ったこと思ったこと
花王カスタマーマーケティング(株)の中村さん松本さんが講師
① 家庭ゴミに占めるプラスチックゴミの割合60%、海洋マイクロプラスチック重量は魚の重さに近い将来になる量で毎年スカイツリー8基分?の重さづつ増加中など危機感のあるお話に驚く

② 詰め替え袋のリサイクルへの取り組み
ラミネート樹脂、透明化困難など思いのほか苦労して目途がついたビデオ鑑賞・お話を聞きました。
業界全体、自治体全体で取り組まなければ削減効果が低いのではないかと言う意見が参加者からでました。自分も同感の意見で、個人が分別しても回収する市が燃えるゴミとして焼却してしまうのでは分別の意味がないと思う。

 花王さんの高度技術が生きるためには業界も団結して政治家を動かし制度整備とバリューチェーンを構築する必要があると自分も感じています。
容器製造―>スーパーなど流通―>消費者―>分別―>リサイクル業者―また容器製造へ
徳島県上勝町の45種類分別回収し業者引き取り、焼却灰はセメント会社が引き取る
それが私たちへの現在の教科書のような気がします。

③ アタックゼロなど洗剤の改良でほんの少しの洗剤で洗濯できるようになったことでゴミが激減の話がありました。
 確かに昔の洗剤の箱は大きく、重く自転車のカゴを占有しました。今の洗剤はシャンプー容器のサイズなので小型化と性能改良を実感しました。
 さらに思ったのは生分解性プラスチックを山林に放置される間伐材や小枝などの植物原料からプラ作れば、ポイ捨てや洪水で海に出た容器でさえも自然に戻る、そのような生分解性原料の研究がされているかという質問をしました。
 この質問の背景は日本政治の間違いで農業・林業の跡継ぎがなく耕作放棄地になっていますし、山林は荒れ、根っこが弱く大雨で山崩れの原因になっていることで袖ヶ浦市も耕作放棄地が沢山あります。 ですから耕作放棄地に食料・飼料、生分解性プラスチック原料になる作物を栽培、そして山林放置木材の利用ができれば農業・林業再生、ゴミ削減にもつながると考えた次第です。
ぜひご検討お願いします。

④ 空気で自立し、使用後はぺしゃんこになる容器の開発
自立型詰め替えパックという発想で良いアイデア製品ですがコストがどうなのかという質問が参加者からありました。
 頭の柔らかい技術者と経営陣がいる会社と感心し1種の材料でできていれば理想と思いました。
その他 高い企業文化と技術をもった会社という姿から思ったこと

① 東京湾岸の企業と自治体、そして全国に花王(株)さんの企業文化と環境姿勢が広まると嬉しい
2023年02月13日に公開された千葉県商工労働部産業振興課が主導する「京葉臨海コンビナートカーボンニュートラル推進協議会」に関するプレスリリース
https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/20230213.html から
鳴かず飛ばずと見えていた千葉県側のコンビナート企業の一部(住友化学、三井化学、丸善石油)ではありますが脱炭素への動きが見え始めています。
 コンビナートの石油化学企業が生産した原料が花王(株)さんの製品になっているかも知れませんので原料―>製品繋がりのなかで花王(株)さんの企業文化と再エネ導入経験の知見が広まってくれると嬉しい  (アップル、マイクロソフトの上流・下流企業まで脱炭素への取り組みのように)

② 東京ガスと袖ヶ浦市は「カーボンニュートラルの実現に向けた包括連携協定」を締結
2月20日に東京ガスと袖ヶ浦市は「カーボンニュートラルの実現に向けた包括連携協定」を締結しました。
脱炭素の話題では鳴かず飛ばずであった袖ケ浦市も今回大きな一歩踏み出したことを関係者に感謝すると同時に市民の一人として喜んでいます。
 一歩進めばもう一歩と思うわけで申し訳ございませんが花王(株)さんが電力需要側としてこれまでに再エネ電力の導入取り組みで得たノウハウが袖ケ浦市との付き合いのなかで脱炭素の取り組みに取り込まれるとか、(株)東京ガスアドバンストエンジニアリング社と花王(株)さんが提携して千葉県一帯に脱炭素を進める拠点としての新たな会社が袖ヶ浦市にできたらこれ以上の喜びはありません。  今後ともよろしくお願いいたします。

③ シャンプー液の計り売りはできませんか?
詰め替えパックも結局ゴミになりますのでドラッグストアに空のシャンプー容器を持参すれば中身のシャンプー液を充填してくれるという販売方法はできませんでしょうか?
 私たち高齢世代の子供時代は醤油も酒も天ぷら油も大きな樽から一升瓶に入れてもらってお金を払っていました。
この販売方法ならば究極的な廃棄物削減になります。
実際、スーパー銭湯に備えてあるシャンプーボトルは液が少なくなったら銭湯の従業員が大きな缶から入れている訳ですのでドラッグストア側がこの販売方法に賛成すればできるはずです。
 2ページの②詰め替え袋のリサイクルへの取り組み と同様に販売店業界も大型化していますので業界への働きかけ、政治家への働きかけ次第でチェンジできるはずと思いました。

夢のような話をしてすみませんが私たち市民も同じように政治家にも働きかけをしますので花王さんも業界のリーダーとしてぜひ業界の皆様とお話して頂けると幸いです。

講師の皆さん、環境管理課の皆さん本日はありがとうございました。 
以上です。

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戦後はじめまで日本は循環社会 [サスティナブル(持続可能)]

 戦後はじめまで日本は循環社会         自治体と企業共同で下水処理場廃棄物から有機肥料を生産
                               投稿者 後期高齢者

 最近やたらとサスティナブル(持続可能な)社会についての記事やテレビ放送があります。
自分の子供時代はトイレは肥溜め式であって、農家に連絡するとリアカーに桶2つと大根とかの野菜をもってくみ取ってもらえました。
 大根などを置いていってくれたので、子供の私は臭いものを持って帰ってくれるのに大根を置いて行くこと不思議に思っていましたが、畑のあちこちに雨が入らないようにワラで屋根にある大きな肥溜めがあって、そこに貯めておいて3月になると雪の上にソリで運んでまいて肥料にしていることを小学校
高学年になってから知りました。
     畑+肥え = 食糧生産 ー> 肥溜めー>畑 の循環社会
おかげでお腹に回虫が棲みついていましたが健康的には問題なく、無事に大人になれました。

 このような循環の輪は水洗トイレと都会化というハサミが断ち切り、自然の栄養素は田畑を通らずに下水処理場から海に直行して赤潮発生、沈殿したバクテリア死骸は低酸素な底水となって青潮となって東京湾の魚介類を痛めつけるようになりました。

 おまけに髪染め、車のシャンプー、無害な洗濯石鹸から化学洗剤になってバクテリアにダメージを
与え、都会化で森林喪失、森林から供給されるはずの落ち葉が腐食してできるフルボ酸鉄が激減。海藻やプランクトンの栄養素が減ってしまいました。
  良いプランクトンと海藻が育たなければ魚や貝も育ちません

 劇的な漁獲量の低下は温暖化に伴う海水温度の上昇だけでなく、森林の減少で落ち葉腐食でできるフルボ酸が河川水から減少したことが原因と言われています。
 そういえば就職で上京当時は荻久保より山梨側、大宮より北側、津田沼周辺は雑木林やススキの生えた土地が一杯で農家が沢山ありました。

 しかし朗報があります。
現代のヒットラーのロシアのプーチンが戦争を起こしたことでロシアから肥料原料が入らず、20kg
2000円代の化成肥料が4000円代に高騰。
 その結果、下水処理場の汚泥から肥料を生産する自治体+企業の動きが高まって400円の安さで有機肥料が生産・販売が始まっています。

 袖ヶ浦市の下水処理場からでる活性汚泥はどのように処分されているのでしょうか?
下水処理場排水が海の放流される近辺の魚や海藻の状況はどんな感じでしょうか?

 政策研の皆様ぜひ調査して教えてください。



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