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水道企業団との意見交換会 =その23=  [水道事業]

  水道企業団との意見交換会 =その23= 2024/04/27  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑨適正な水質管理、検査基準の維持(つづき)

<かずさ水道企業団からの回答を受けての追加質問>
質問⑨ 3)水源の水質事故の発生について
 令和2年の水質事故は「原水のカビ臭物質濃度上昇」とのこと、了解しました。
「水質事故」というのは、もっと深刻な事例ではないかと想定していました。
水道企業団では「水質事故」の定義はどのように規定されていますでしょうか。
取水口におけるカビ臭物質の上昇は過去にもたびたび発生しており、予測が可能です。
きちんと水処理が行われていれば水質基準を遵守できます。
よって、本事例は「水質事故」ではなく「異常現象」あたりではないでしょうか。
「水質事故」というのは予測が困難な事例であり、下記のようなことかなと思います。
   ・テロにより小櫃川に毒物が投入され数日間、取水をストップした。
   ・産業廃棄物処理場から大量に非処理水が小櫃川に流れ込んだ。 
   ・浄水処理の不適で飲料水の水質基準に適合しない水を供給してしまった。

Q
広域ビジョンを見たときに令和2年度に水質事故一件とあったのですが、事故と言う事で目立っていました。回答を見ると浄水場で 原水のカビ臭の濃度が上昇したとあります。 実際に使用者からカビ臭いとかの苦情があったのですか。

A
苦情はありませんでした。うちの方で検査して分かったので粉末活性炭とか入れて水道水には全く影響はなかったです。

Q
再質問で出しましたが一般的には事故と言うのはもっと深刻な問題なのではないでしょうか。カビ臭などは毎年のように夏になれば発生するようなものは事故と呼ぶのは違うような気がするのですがね。 異常現象とか。事故と言うのは実際に利用者に何らかの弊害があったとかもっと深刻な小櫃川にテロとかで何か入れられて取水を止めたとか。
ここの水質事故の定義とはどのように定められていますか。

A
水源の水質の異常を示しています。国が定めた指標があり、予測できない水質以上で薬品処理、粉末活性炭ですね、を投入した物は事故として数えなさいとありそれに則ったものです。

Q
カビ臭など毎年のように起きて予測できるし対策を取っているので(事故でなく)いいんじゃないですか。

A
国の基準があったものでそうしました。
                                (つづく)
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