SSブログ
環境問題 ブログトップ
前の15件 | -

プラスチックゴミの回収 [環境問題]

プラスチックゴミの回収
2024/09/02   関  巖

 映画「プラスチックの海」を見た感想を先日のブログ(7/22、7/23)に書いたように、プラスチックをゴミとして自然界に出しては大変なことになると知りました。

 現在各自治体でいくつかのゴミを資源として回収しています。主な物は紙類、金属類、ペットボトルです。
 しかし自然界で一番自然に戻らないプラスチックこそ回収すべきだと思います。
紙類、金属類、ペットボトルはどこの自治体でも回収していますが、ペットボトルを除くプラスチックの回収はどうなのか少し調べて見ました。

 ペットボトル以外のプラスチックは主に、容器プラスチック(トレー、容器などいろいろ)およびプラスチック製品(ポリバケツ、歯ブラシなど様々あります)として使われています。

 君津市はこのうち容器プラスチックの回収をしていますがプラスチック製品の回収はしていません。
 木更津市も容器プラスチックの回収をしています。さらに今年7月に一ヶ月間プラスチック製品の資源回収の試行実験を始めました。これを元にデータを集め来年度以降プラスチック製品の資源回収をする予定です。
 市担当者は「可燃ゴミの減量化でCO2排出量が削減できる。プラスチック回収を意識することで、プラスチックによる海洋汚染に関心を持って貰うきっかけになる」と話しています。

 ある会員の出身地青梅市でも容器プラスチックの回収を行っています。
東京都板橋区ではこの4月から容器プラスチックのみならずプラスチック製品も資源として回収しています。一番進んだ事例と言えるでしょう。

 袖ケ浦市は容器プラスチックもプラスチック製品も回収しておりません。
CO2や海洋汚染を減らすため袖ケ浦市も率先してやって貰いたい。
カーボンゼロ宣言も4市で最後、プラスチックごみ問題でも4市で最後、ちょっと情けないです。
 
 昔は袖ケ浦市は教育や文化面で他市の追随を許さないほど充実して「教育の町袖ケ浦」と言われていました。

 どのような市にするかは行政を動かす力のある市長、市職員、市議会議議員の意識が高くなければなりません。
 特に市長はすごい権限を持っています。市長が環境問題に積極的かどうかで行政が違ってきます。
 また、市議会議員の選挙はこの秋です。しっかりした議員を選びたいものです。

このブログや政策研に対するご意見、要望などは下記メールアドレスに住所、氏名を記入の上お送り下さい。
sodeseisakuken@yahoo.co.jp

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

プラスチックの海 その② [環境問題]

プラスチックの海 その②
2024/07/23           関  巖

 映画ではプラスチックごみを減らすための取り組みをいくつか紹介していました。
①1人1人がプラスチック製品を使わない努力をする。そのためお店でプラスチック用品に代わる紙製品などをお店に求める。
②お店でプラスチック製品で包装されていたらその場でプラスチックを剥がしてお店で適正に処理をして貰う。
③プラスチック容器のデポジットを行う。
*デポジット:製品価格に一定金額の「デポジット(預託金)」を上乗せして販売し、製品や容器が使用後に返却された時に預託金を返却することにより、製品や容器の回収を促進する制度。
④回収したプラスチックを原料として別のプラスチック用品を作ったり、自動車の燃料を作ったりして回収したプラスチックの再利用の技術を高める。
⑤プラスチック製品の回収について法律で義務づける。ドイツでは1991年にプラスチック製品を製造、販売する業者に回収を義務づける法律を作り回収システムが確立して再利用が大幅に増えプラスチックごみが激減した。

などが紹介されていました。

私の感想としては、市民1人1人がプラスチックごみを減らす自覚を持つことは勿論大事ですが、上記③④⑤のように仕組みとしてプラスチックを減らす制度などを作ることが大事だと思いました。そのためには行政や議員がこの問題をしっかりと受け止めて欲しいと思いました。

このブログや政策研に対するご意見、要望などは下記メールアドレスに住所、氏名を記入の上お送り下さい。
sodeseisakuken@yahoo.co.jp

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

プラスチックの海 その① [環境問題]

プラスチックの海 その①
2024/07/22           関  巖

 7月11日このブログで紹介しました「プラスチックの海」上映会(主催:Cinema the Gaura Project(シネマザガウラプロジェクト)が昨日平川公民館であり視聴してきました。

 大陸から数百キロメートルの沖合に予想を遙かに超えるプラスチックごみが大海原に大量に漂よっている姿、海底に半ば埋まった大量のプラスチックごみの映像が映し出されました。腐らないのが最大の特徴のプラスチック、それ故現在社会でいろいろな物に使われ私達の身の回りにあふれかえっています。
毎年3億トンものプラスチックが製造されそれらが捨てられると川から最後は海にと流れていきます。
私達はゴミとして捨てて私達の目から消えれば無くなったと思っています。

 プラスチックは長い間には太陽の紫外線、あるいは波の力によって目に見えないほどのマイクロプラスチックとなって大量に海水中に漂っています。
このマイクロプラスチックは有害物質も吸着します。
海の中の食物連鎖により鰯などの小魚が食べ、それを食べる中型大型の魚が食べ、あるいはイルカや鯨が食べ、又は海鳥が食べます。彼らの胃袋から大量のプラスチックが出て来る映像が映し出されると私達がいかに自然界や生き物に大きなダメージを与えているかがよく分かりました。

では私達はどうすれば良いと思いますか。明日続きを書きます。

このブログや政策研に対するご意見、要望などは下記メールアドレスに住所、氏名を記入の上お送り下さい。
sodeseisakuken@yahoo.co.jp

nice!(0)  コメント(0) 

PFAS袖ケ浦で焼却中? [環境問題]

 PFASとは主にフッ素と炭素からなる化合物の総称です。PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA (パーフルオロオクタン酸)が代表的物質。水や油、熱に強く、泡消火剤や塗料、フライパンのコーテイングなどに使われてきた。自然分解されず、環境中や人体に長く残り「永遠の化学物質」と呼ばれる。米国の公的機関では、血液中1ミリリットルに20ナノグラム以上で、腎臓がんなどのリスクが高まるとの研究結果もある。日本では2020年。毎日2リットルの水を飲んでも健康に影響がないレベルとして、PFOSとPFOAの合計で1リットルあたりが50ナノグラム以下と定めた。(東京新聞記載)                               kawakami

 最近わが袖ケ浦市のコンビナート内に、このPFAS を最終処分している工場があることが判明した。
そこで市長あてに、その事実を知らせ、市として何らかの手立てを講じているのかどうかを質問したら下記の返信文書が届いた。東京新聞記事には「1リットル当たり50ナノグラムのPFASの検出地点」が、下記の地点であることが示されている。市環境部名での回答を読まれて、「それでいいのかな?」
とは思いませんか?ご意見をお寄せください。

◆ 市役所からの回答
             記
 日頃より市行政に対し、ご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 ご質問のありました、市内事業所におけるPFOS含有廃棄物の処理についてですが、従来、市では事業活動として行っている個々の物質の処理の状況については把握しておりません。
 なお、PFOS含有廃棄物については、環境省から処理に係る技術的留意事項が示されていることから、事業所においては、この留意事項に基づいて処理を実施していると考えられますので、ご理解くださるようお願いいたします。
袖ケ浦市 環境経済部 環境管理課

◆ PFASの検出地点~1リットル当たり50ナノグラムの検出地点 (クリックすると大きくなります)

PFAS.PNG
nice!(0)  コメント(0) 

不法投棄と汚染水 [環境問題]

 
 昨日のブログを読まれて、早速ふたりの会員から、手紙が届きました。怒りの手紙です。
是非読んでください。                       kawakami

◆ 公害から学べ
① 例のあの猛毒の詳しい文献調査の書類を会場内委員等への配布を考て見てください。
 サリン事件に学べ。
② 地方自治体職員の仕事は 市民を守る事です、公害防止法令の真髄です。
③ 水、土壌、河川の生物 調査&分析=費用が無いとは、いかなる了見か!
 過去の公害(足尾銅山事件、水俣病事件、神通川事件)から人は何を学んだのか?

◆ 残土条例採決に反対した議員名は、この実態を見てどう考えるのであろう。
 議会だよりに反対議員名がはっきり出ている。来年10月には市議会選挙だ。
 「どうせ市民は忘れてしまうだろう・・・」
 とは大間違いであることを見せつけてやることだ。


nice!(0)  コメント(0) 

新聞記事から思うこと [環境問題]

 昨日からメールが壊れて、会員の皆さんとの連絡が取れなくなってしまった。ところが不思議なことにインターネットはつながっている。ブログも休みと思っていたら何とか続けることができそうである。
朝の東京新聞を読む。

 冒頭、「原発60年超」推進側のエネルギー庁が、抑える側の原子力規制委員会が、所管する運転期間を規定した法律の具体的改正案文案を作成し提示したという。権限を越えている話である。
                             あきれたこと 1

 悪名高き東京電力が、6月に計画する家庭向けの規制料金値上げについて公聴会を開いたそうな・・
 募集に応募した7人が陳述(圧倒的に少ない)料金値上げは、6月から月平均17.6%もの値上げだそうである。陳述者は反対意見が続出である。その中でも脱原発を求める女性は「柏崎・刈羽原発など、稼働していない原発の固定費を支える契約の費用が算入されているのはおかしい」と指摘。別な男性は「この契約を解約すれば赤字を補っても余りがあり値上げしなくても済む」と発言。
 東電という会社は、福島原発の大惨事後、社長はドバイまで逃げて優雅な暮らしをされていたという。ちなみに現行より1558円m高くなるそうである。 
                              あきれた話 2

 「75歳以上負担増・・医療保険料・・4割対象」 これが見出しである。年金収入年153万円を超える約4割の人たちが負担増になる。ここで浮いたお金はどこに行くのか。「こどもを産んだ人が受け取る出産一時金」と「医療費負担を分け合う」のだそうである。高齢者の尊厳を守ることなどつゆほどにもない。自民・公明の賛成である。
                              あきれた話  3
                             



nice!(0)  コメント(0) 

PFASが袖ケ浦で焼却中 [環境問題]

 「市長宛ての意見」欄提出

 米軍基地周辺で問題になっているPFASを、千葉エコシステム株式会社が焼却処分しているということを、下記URLで発見しました。(日本の三か所で処分の一か所)  
 市では、このことを承知されているのでしょうか
 
 危険なこの物質を焼却するなど、アメリカはPFAS、PFOSの最初の製造国でたくさんの学者・大学が知見をもっているのですが、これらの有機フッ素化合物を焼却した場合の焼却温度ごとの排気成分についてよく分からないので、焼却処分はしないそうです。  
 もし承知されているのなら、市としてどのような対応をされようとしているのかお聞かせください。

     https://www.dowa-eco.co.jp/business/waste/pfos.html

nice!(0)  コメント(0) 

環境講座最終回 [環境問題]

 202303環境講座

 令和4年度環境講座最終回が3月4日に「椎の森自然環境保全緑地(しいの森里山)」で開催された。
参加されたお二方から感想と提言をいただいたのでご覧ください。
対応いただいた環境管理課、案内と説明をいただいた「しいの森里山会」の皆さんにお礼申し上げます。 あさの                                                         

 政策研の皆様

 生物多様性豊かなしいの森の里山活動をご案内頂き、ありがとうございました。袖ケ浦市の環境講座のフィナーレとして素晴らしい講座でした。

 工業団地に囲まれた環境にあっても、様々な動植物が生息していて、驚きです。やはり生き物が育つ居場所づくりは大切と実感しました。

 数年前に清和県民の森のイベントで聴いた話しでは、千葉県全体で30代の林業従事者がたった2人[あせあせ(飛び散る汗)]との事。これでは千葉県の森林に未来はありません。若い人たちに森林保全活動への参加を勧めるためにも、しいの森のように、市民が主体で里山づくりをする活動は本当に必要ですね。

 以前、高尾山森林ボランティアに参加していた時に、たくさんの小学生が森林教室を訪れ、自然観察や里山の下草刈り、間伐や丸太切りを体験しました。焼き芋づくりや豚汁づくり、そしてクラフト製作をしたり…いちばん印象に残ったのは誰もが活動を楽しんでいた事です。

 子どもは自然が大好きです! なのでしいの森にできるだけたくさんの子どもたちが来られると良いですね。
 教育委員会と連携して、袖ケ浦市の全ての小学生がしいの森で様々な活動を楽しみつつ、森林や里山の奥深い機能を体感できる事を願っています。

                              野々山陽子(木更津)

 しいの森里山会の皆さん

 私は本日初めて椎の森を見学しました。ありがとうございました。

 説明者が、田んぼの脇を流れる小さな川にホタルが住んでいて、6月終わりー7月初めに光るとのこと・・そして工場の夜間照明がホタルの交尾の障害になっているとのことで、工場側に杉の木を植えているとのお話を聞きました。大きくなった杉の木が守ってくれるアイデアは素晴らしいが木が成長するには4-50年かかる。
 
 出しゃばりですがアイデアを一つ紹介、これは漁民のアイデアであり参考になるかも・・・
 毎年9月末-10月始め、海苔網に海苔の胞子をつけて海に広げます。そのときに海水温度が上がると海苔の幼生が死んでしまう。この対策として漁協は東京電力袖ケ浦火力に運転停止・減少を依頼してこの大事な季節を乗り切っている

 つまり、ホタルが交尾する季節は夜間消灯、あるいは点灯の減少の約束をとるというのはどうでしょうか?市も協力してくれるでしょうし、ホタルの交尾期間が短いので協力してもらえる気がします。
今日見た景色から判断すると4つの工場建物が協力してくれれば解決しそうと感じました。

富樫孝夫(福王台)


nice!(0)  コメント(0) 

市環境経済部主催「環境を考える講座」ぜひご参加を [環境問題]

 「広報そでがうら」に掲載されていましたが、市の環境経済部主催の下記講座が開催されます。この講座は、私たちの要望を受けて開催されるもので、当初東京ガスが、多くの自治体と「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結していることから、東京ガスに講師を要請したのですが、袖ケ浦市の場合、まだ「天然ガス火力発電所建設」問題が延期されたとはいえ、断念に至っていないので断られ「花王」になったとのことです。この「花王」がすごい
花王、3年連続でCDPから「気候変動」「フォレスト」「水セキュリティ」の分野で最高評価を獲得している企業なのです。 CDPとはイギリスで設立された国際的な環境非営利団体NGO)
Carbon Disclosure Projectの略称CDPを正式名称にしている。めったにない機会です。環境問題に関心を持つ方であればぜひ申し込んでください。              kawakami

暮らしと環境を考える講座
地球温暖化と私たちにできる取り組み
地球温暖化などの環境問題や、それに対する省エネ製品・ プラスチックの活用などの取組みについて、
講座を行います。
期日・内容
①2月4日(土)、地球温暖化による気候変動とその影響について
②2月18日(土)、身近な温暖化対策はごみの分別から
③2月25日(土)、地球温暖化対策としてのプラスチックごみの削減
④3月4日(土)、里山における樹木の保全活動
時間 午前9時30分~11時30分(④のみ午前11時まで)
場所 ①②③市役所 旧館3階大会議室 ④しいのもり
対象 市内在住の方 定員 30名
申込方法 電話 申込期限 1月20日(金)
環境管理課 [電話](62)3404 FAX(62)7485

 なお「花王」のことで知りたければ下記のアドレスをクリックしてください。
   https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2022/20221213-001/


nice!(0)  コメント(0) 

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう 2 [環境問題]

 「浜田の翁」さんの提言に、早速事務局長会ら感想が寄せられましたので掲載します。
                                    kawakami
「浜田の翁」さんもそこに目を付けたのですね!!数年前に同じように工業用水を県から買って工場で
使って海の流す。
 これは市から水道を買って下水として流すときにどちらもお金を払うことから考えると海に工業用水
を廃水として自社でPH調整したとしても魚から見れば汚染水で漁業者に被害を及ぼしていることだから工業用水廃水は有料化すべきである
 また温排水については無料で海の水を勝手に吸出し、塩素を注入し温度を上げ、さらに生物を漂白殺菌した水として海に廃水は同じく漁業にダメージ。

 温排水は発電所の場合、その地点の漁協との交渉で保証金を払うが影響はもっと広範囲で東京湾全体に及ぶ(東京湾の外も)わけであり発電所だけでなく工場も海水を使っているのですべての海水利用者は塩素注入被害料金と温度上げ料金を漁業者のみならず県に対しても支払うべきと意見書に書いた記憶がある・・・採用されたかその後追及していませんが、、、

 工場では市の水道ではなく井戸を複数もっていてくみ上げ海に流す。井戸水の用途は食堂や飲料水
トイレ用の水、工場内に下水処理場があって海に流す。この水は少量であれば魚と海藻の栄養分になる

 しかしである。今や関東に人口が集中しコンクリートとアスファルトで森林がなくなり、石鹸は洗剤に変化。
 お姉さん・おじいちゃんが髪を染めて流す、おまけに車もガソリンスタンドでシャンプーして流す。
魚がいなくなるのは当然です。
 シャンプーや髪染めなど汚染源メーカーは海の環境など関係ない売れれば良いと思っています。
 すべて環境汚染税を加算と石鹸のような生分解性で食っても害にならない製品開発をさせるべきです

 子供のころ固い洗濯石鹸をネズミが食べるのを見て石鹸は無害なものと知った。
無害なものを開発させるのが環境省の役目。自公政権+維新・国民ではそんな環境省はできない、日本にも緑の党が必要ですね


nice!(0)  コメント(0) 

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう! [環境問題]

 「浜田の翁」さんから、海水利用企業から使用料をいただくべきであるという、画期的な政策が提案されました。このことについて明日は事務局長の感想文をお届けします。  kawakami

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう!

 まだ試案段階ですが 、東京湾の海水温度を上昇させている、東京湾岸特定事業企業(コンビナート企業)。ひいては日本の海で 海水を冷却用に使用して無尽蔵に 温排水を垂れ流している企業に次のような海水利用料を負担していただく。

(企業の総合排水口水温(℃)―海水吸水温度(℃)差(Δ℃)の累進温度係数+ 基本料が海水利用単価(円/㎥)を一か月期間中に利用した海水量(㎥/1か月)を×た額を利用料として徴収する。


 計算例・海水ポンプ汲み上げ能力10㎥/1時間24時間連続稼働1か月(30日)運転している企業、総合排水口の1ヶ月間 平均温度が7℃だったら、表から10円/㎥です。
利用海水量は10×24×30=7,200㎥/月です。
これに7Δ℃の10円/㎥ 掛ける。7,200×10=72,000円/月 です。
企業努力でΔ℃が7℃が 5℃に成れば7,200×8=57,600円/月となります。

 この使用料は沿岸地方自治体と県が管理し、事務費以外はすべて次の目的に給付する。
対象海域で生業を営んでいる個人、組合、や海水浄化活動実践している非営利活動法人等、海水浄化研究や浄化装置企業の誘致費用とする。(注意:原発村みたいな利権がらみは断固排除する)
工業用水使用量は利用企業が負担している。
日本全体の工業用水単価は 25円/㎥である。
海水利用料を企業には負担していただくのは何もやましい事では無いと考えますが皆さん如何でしょうか? 
      
 この法案を国の施策で早急に施行する。味噌は:企業努力(Δ℃を小さくする)事が出来る。海水冷却装置新設企業には無利子貸し出しする。これがうまく回り始めると、海水温度上昇が抑えられるんでは・・と思っています。
◆ 註 この提案には「海水吸排水温度差利用単価換算表」(単価円/㎥)まで添付されてあります。東京湾をこうしてよみがえらせたいものです。(クリックすると大きくなります)

海水利用料金.PNG


nice!(0)  コメント(0) 

さわやかメール [環境問題]

木更津市に、野々山昇・陽子ご夫妻が住んでいらっしゃる。ご主人は環境計量士(かんきょうけいりょうし)という変わった資格を持っていらして、市民団体の会報等に論文を寄せてくださっている。
 環境計量士とは、計量法に基づく、経済産業省所管の国家資格であり、環境に関する濃度、騒音並びに振動についての計量結果を証明するのには必要であるという資格である。
 お二人とも、環境問題にご一緒に取り組んでいらっしゃる。
 さて、その奥様から、さわやかなメールが届いたのでご本人のご了承を得て掲載する。
                                 kawakami

 残暑お見舞い申し上げます。
木更津市に住む私ですが、自転車で袖ヶ浦公園を経て長浦おかのうえ図書館ヘ行くのが好きです。

心地よい風に吹かれて、カーボンフリーのチャリで疾走していると、突然猛スピードで横を通り抜ける外車?

あれってカーボン排出量凄いですよね [あせあせ(飛び散る汗)]
しかも有害物質含む排気ガスまでめちゃ出してる?

自動車を運転できない私のひとり言、読んで頂き、ありがとうございます。

話し変わりますが、政策研のブログ、興味深く読ませて頂きました。

北欧諸国のように、環境、子育て、教育や福祉を大切にしている国がこれからは大きく伸びていくのでしょうね。

以前に書いたかも知れませんが、日本在住のスウェーデン人環境ジャーナリスト、ペオ・エクベリさんによると、持続可能な地球環境に必要な黄金ルールはたった3つ。

その1・できるだけ地下資源は採らない

その2・自然に返す事が出来る以上に採らない

その3・生物多様性を守る

いちばん大切なのは、民主主義が正しく機能する事だそうです。

        野々山陽子


nice!(0)  コメント(0) 

参議院審議気候変動問題に桃井さん登場 [環境問題]

 参議院 2022年05月19日 環境委員会で審議されている「地球温暖化対策法改正案」の参考人として、私たちの「石炭火力発電所建設計画」反対運動を全面的に支援してくださった、特定非営利活動法人「気候ネットワーク」東京事務所長の桃井貴子さんが登壇されました。
 その時の動画が送られてきました。気候変動に深い関心をお持ちになっている方々は、12月25日に行われた、平田仁子さんの講演会に、数多くお集まりいただきましたが、袖ケ浦市内に多数いらっしゃいます。そういう方にぜひ見ていただきたいと思い紹介します。

このお話を聞くと、世界で取り組まれている趨勢と、日本のこの問題に対する位置づけの現状が、はっきりわかります。是非ご覧ください。

 https://www.youtube.com/watch?v=OgUERxg_NPE

 

                                     Kawakami



nice!(0)  コメント(0) 

環境アセスメント資料閲覧の延長実現 [環境問題]

 アセス資料の縦覧の延長                     関  巖

 3月13日にガス火力発電のアセスの説明会があり、アセスの資料の縦覧が3月31日まで、アセスに対する意見書の提出締め切りが4月14日と説明がありました。そこで縦覧期間を4月14日まで延長して欲しいことを、3月14日に市役所にお願いしました。
(下記要望書)
 3月23日に市より次のような回答をいただきました。

「ご要望をいただいたとおり、市から事業者や千葉県に対し、延長を要望いたしました。
事業者や千葉県との協議に時間を要してしまいましたが、結果的に、法律で定められている「縦覧」ではなく、事業者が任意で行う「閲覧」という形で、4月14日まで、縦覧と同様の形で実施することといたします。事業者のホームページにも掲載いたします。」

 一般に行政は、一旦決めたことを変えることはなかなか難しいことが多い中、このように柔軟に誠実に対応してくれたことを高く評価したいと思います。

(要望書)
                              2022/03/14
 高橋環境経済部長
政策研会長  関  巖
環境影響評価準備書縦覧期間延長のお願い

 3月13日に行われた千葉袖ケ浦天然ガス火力発電所建設計画の上記説明会で縦覧期間が3月31日まで、意見の提出期限が4月14日までとの説明がありました。

 準備書の閲覧については閲覧しにくいとの意見がいくつか寄せられています。
例えば平日の日中が仕事の勤労者にとっては、市役所に置かれている準備書の閲覧時間は勤労者の仕事の時間と重なり閲覧できません。
またインターネットに載っている準備書はコピーも印刷もできません。
 このように市民に閲覧しやすいような工夫がされていない上に、意見書の締め切りの前に閲覧期間が終わってしまう、という不合理さもあります。

 このことから閲覧期間を意見書提出期限の4月14日まで延長して欲しいことをお願いいたします。
 下記に説明会終了後に、司会をしていた大塚さんと私とのやりとりを参考につけておきます。
説明会が終わって、「意見書の提出が4月14日締め切りということだが準備書の閲覧が
3月31日までと短い、閲覧期間を延長して欲しい」と申し入れたら
大塚「法令でこのように決められている」
関 「横浜は延長している」
大塚「それは横浜市独自の判断でそうしている」
関 「袖ケ浦市が延長すると言えば延長できるのか」
大塚「それならできる、市の判断である」
関 「明日市役所環境管理課に電話して要望するので、会社からも
   市民からそのような要望があったと市に伝えて欲しい」
大塚「市に伝える」このようなやりとりがありました。


nice!(0)  コメント(0) 

ショートショート2 仙人以上 [環境問題]

 今回の、ショートショートは1960年代の高度成長時代に書いたもので、当時は、公害、スモッグ等が話題になっていましたので、それをショートショートの題材にしました
〈仙人以上〉
                                   大松右京作

 昔々、ある所に数波満という仙人が住んでいました。
仙人は人の心を読み、事物を透視し、好きな所へ行くことが出来ました。

 ある時、一時の気紛れで数波満仙人は、里へ出向くことにしたのです。
仙人にとって「距離」は無いに等しかったので、軽い気持ちで出かけたのですが、チョッ トした手違いが起こり・・・・。1964 年、東京、ここは活気に満ちていました。地面を掘り起こし、高い建物を建て・・・。仙人は距離だけではなく、時を飛び越えてしまったのです。

 別に急ぎ帰る必要もなし、暫く街を見て回ることにしたのです。そうした仙人を、タレント探しに血眼になっているスカウトが見逃すはすがありません。彼らの話術には、さすがの仙人も負けてしまい、いつのまにかテレビの出演契約書にサインさせられていました。
 仙人の術はものすごく評判を得て、わずかの間に茶の間の人気者になり、ワッペン、シー ルの類まで出る始末・・・。

 そうこうしている間に三か月が過ぎ、その頃より仙人は、体の調子が変になり始めたので す。仙人が病気になんておかしな話ですが、医者に診てもらったのです。医者は言いました。
「食あたりです。放っておくと悪化しますよ」
と言われたのですが、テレビタレントの常として、まったくの多忙・・。

 やがて病気が悪化、発病後半年で死んでしまったのです。病名は「ガン」。仙人には現代 の食べ物が合わなかったのです。え?食物ですか?「かすみ」です。
 さすがの仙人も、東京のカスミには参ったようです。ところで現代人は仙人ですら病気に した「カスミ」を吸いながらも、平気でいるのです。   してみると現代人は??

nice!(0)  コメント(0) 
前の15件 | - 環境問題 ブログトップ