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ガザの現地から(国境なき医療団)2 [平和]

 昨日のメールをみて、すぐこのことについて調査し、孫がメールを寄せてくれました。
さすがNHK、既にニュースになっていたのです。そのニュースをお知らせします。

白根麻衣子さん.PNG ◆ガザ地区 国境なき医師団 日本人スタッフ“水 燃料 特に不足”  2023年10月27日 20時14分 イスラエル・パレスチナガザ地区にいる国境なき医師団 の日本人スタッフ白根麻衣子さんは27日、南部の避難先からNHKの電話インタビュー に応じました。  白根さんは、ガザ地区北部で支援活動にあたっていましたが、衝突が始まってからは、 ほかの国境なき医師団のスタッフと一緒に南部の施設に避難し、屋外で避難生活を送っ ています。  白根さんは、現地の空爆の状況について「南部でも日中、夜間問わず空爆は続いて いる。 けさ明るくなる前くらいに30分ほど『ドーン、ドーン』という音を感じた。 これまで聞いた中で一番長かった」として命の危険を感じたと話していました。  また、国連からの物資の搬入が始まってからも生活環境の改善はなく、水と燃料 が特に不足していて、住民は何時間も並ばなければ飲料水が手に入らない状況が続 いているということです。  白根さんは「燃料がなければ自家発電機を動かせず、命をつなぐ医療施設が動 かせない。水の輸送やくみ上げができず、塩水を淡水化するための機器が動かせ ないため、体を洗えずに避難者の間で感染症が広がっているという話を聞く。 最低限の生活すら送ることができなくなる」と訴えていました。  厳しい生活環境にあって、北部に再び戻る判断をする避難者もいるというこ とで白根さんは 「1日も早く停戦して、必要な物資を届けてほしいし、医療を届けたい」 と話していました。                                  以上  
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ガザの現地から(国境なき医療団) [平和]

 知人の娘さんで「国境なき医師団」の一員で、現在ガザ地区のエジプト国境に待機している麻衣子さんからお母様に届いたメールです。そのまま掲載させていただきます。

 麻衣子です。いつ届くかわからないけれど、今10月15日午前10時です。しばらく出られそうにないけどここで頑張ります。

 ガザの現状は、きっとどこにも伝わっていないだろうけど、本当に地獄です。避難民であふれ、水も、トイレも、寝る場所もありません。
 私たちは外で寝泊まりをしています。現地スタッフが一生懸命探してくれていますが、飲料水を見つけるのも本当に本当に難しい状態です。
 何百人もの人が一つの部屋で寝そべることもできず過ごしています。トイレもなん千人に一つしかなく、シャワーも浴びられず、衛生状態は最悪です。すぐに感染症が広まるでしょう。毛布も取り合いになっています。

 この現状はどこにも伝わっていないので、支援も来ません。私達も、着の身、着のままで逃げてきたので医療行為もできません。
 そんな状況でも空爆は止まらず、本当に本当に大変なことになっています。
この現実をどうかみんなに伝えてください。

 このメールを拡散願います・・・かわかみ

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8月9日18時長浦駅で抗議行動 [平和]

「西かずさ9条の会」では、毎月9の日を行動日として、4市順番に18時から19時までの一時間、帰宅される人たちに呼びかけと訴えを行っています。

 8月9日は袖ケ浦の番です。今回は9条の会にお願いし、「大地と水は人権」4市連絡会も一緒に行動させていただきます。7月31日に袖ケ浦市議会全議員に対して部外秘で行われた「かずさ水道広域連合企業団」の
① 水道料金値上げについて
② 企業団のビジョンについて
という利用者である市民を無視した説明会への抗議活動です。

 会員の皆さん。関心を持たれていらっしゃる市民の皆さん、よろしかったらご一緒に行動に参加しませんか・・今日のブログはその呼びかけです。
 

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平和運動ふたつ [平和]

 敗戦後78年。平和の国日本を目指しての「日本国憲法」が、改憲の嵐に巻き込まれようとしています。8月は「平和を考える月」です。改めて平和・9条の重みを一人一人自分のこととして考えましょう。そして行動に移しましょう。下記の集いがあります。是非ご参加ください。

◆ 「核兵器なくせ!子どもたちに平和な未来を」をテーマに、今年も「国民平和大行進」が、下記日程で開催されます。四市連続の大行進になりますが袖ケ浦市は下記日程で行われます。
 
 袖ケ浦市 7月14日(金)袖ケ浦市役所玄関前 13時20分集合 
 出発式  13時30分~13時50分   市役所市長・議長・職員 行進参加者
 行進とスタンディング  せんどう袖ケ浦店前 14時~14時30分

   2023年原水爆禁止国民平和大行進君津地域四市コース実行委員会

◆ 2023年平和のための戦争展   戦争のリアルから現在・未来を考える
  会場  木更津市公民館・多目的ホール(アクア木更津3階)
  期間  7月25日(火)~30日(日)
 
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変貌する自衛隊 [平和]

 「オスプレイ来るないらない住民の会」の野中さんからメールが入りました。「住民の会」の総会と記念講演の案内です。車を乗り合わせ多数参加を要請します。    kawakami

◆ 日時 6月4日(日)13時開場 13時30分~14時 総会  14時10分~15時40分 記念講演
◆ 講師 半田滋さん 
  演題 「変貌する自衛隊」木更津基地とオスプレイ

◆ 半田滋さん紹介 
 防衛ジャーナリスト。元東京新聞論説兼編集委員。
 獨協大学非常勤講師。法政大学兼任講師。下野新聞社を経て、91年中日新聞社入社、東京新聞編集局社会部記者を経て、2007年8月より編集委員。11年1月より論説委員兼務。
1993年防衛庁防衛研究所特別課程修了。92年より防衛庁取材を担当。2004年・中国が東シナ海の日中中間線付近に建設を開始した春暁ガス田群をスクープした。

 2007年年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞。
 著書に、「戦争と平和の船、ナッチャン」(講談社)、「変貌する日本の安全保障」(弓立社)
「安保法制下で進む! 先制攻撃できる自衛隊―新防衛大綱・中期防がもたらすもの」(あけび書房)、「検証 自衛隊・南スーダンPKO-融解するシビリアン・コントロール」(岩波書店)、
「『北朝鮮の脅威』のカラクリ」(岩波ブックレット)、
「零戦パイロットからの遺言-原田要が空から見た戦争」(講談社)、
「日本は戦争をするのか-集団的自衛権と自衛隊」(岩波新書)、
「僕たちの国の自衛隊に21の質問」(講談社)、
「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」(高文研)、
「改憲と国防」(共著、旬報社)、
「『戦地』派遣 変わる自衛隊」(岩波新書)=09年度日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞、「自衛隊vs北朝鮮」(新潮新書)、「闘えない軍隊」(講談社+α新書)などがある。

◆ 会場 君津市生涯学習交流センター


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思索の日記 元自衛官 [平和]

 会員から下記のようなメールが送られてきました。   kawakami

泥憲和さんとfacebookで友人となりコメント対話しています。この記事、ぜひ、拡散をお願いします。安倍総理の詐術(ウソーダマし)が明瞭になります。

 突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。

 いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。 でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。 自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。 そこは、安心してください。

 いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。

 なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。 縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、 安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。 君たち自衛官も殺されて来いというのです。 冗談ではありません。 自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。 なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。 自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。 見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。

 みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。 他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。 当然ですよ。 だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。 イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されてるじゃないですか。

 みなさん、軍隊はテロを防げないんです。 世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。 自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。 みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。 自衛隊はテロから市民を守れないんです。 テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨みされたんではたまりませんよ。 だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。

 安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいといいました。 みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。 日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。 そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。 アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。

 ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。 米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。 自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。 そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。 どうしたと思いますか。 軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。 そういうものなんですよ、戦争というのは。
 安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。 絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。 自衛隊はたまりませんよ、こんなの。

 みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。 一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。 だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。 私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。 使い方を間違ったら、取り返しがつきません。 ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。 でもね、戦場は国会とは違うんです。 命のやり取りをする場所なんです。 そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。

 みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、 この国の主人公は内閣と違いますよ。 国民ですよ。 みなさんですよ。 憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。 安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。 体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。 そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、そんなことできません。

 これからが正念場です。 だから一緒に考えてください。 一緒に反対してください。 選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。 まだまだ勝負はこれからです。 戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。 しっかりと考えてくださいね。 ありがとうございました。

自衛官泥さん.PNG
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5月3日・2023憲法大集会 [平和]

5月3日「憲法大集会」が開催されます。カレンダーに丸印を付けましょう!そのお知らせが届きました。可能な方は有明防災公園に集結してください。大集会を成功させ憲法9条を守り抜きましょう!
(クリックすると大きくなります)                     kawakami                        

憲法集会.PNG
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新しいい戦前 [平和]

 私達の会報5号が発行されています。冒頭の巻頭言は関会長が書いています。
「新しい戦前」お読みください。               kawakami

 昨年末に放送されたテレビ番組「徹子の部屋」にゲスト出演したタモリが、2023年について問われ「新しい戦前になるんじゃないですかね」と発言しました。
 政府はここ数年、安保法制定、集団的自衛権の閣議決定、秘密保護法制定、昨年12月には今後5年間の防衛費を計43兆円とする防衛力整備計画、敵基地攻撃能力の整備などを閣議決定しました。
 数年前までは日本は絶対にどんなことがあろうとも他国と戦争することはないと思っていました。しかし昨今の情勢は日本がアメリカの戦争に巻き込まれ戦争が現実のものと思われるようになってきてとても怖い感じになってきました。

 たしかに現在、ロシアのウクライナ侵攻、台湾や情報技術をめぐる米中間の緊張の高まり、北朝鮮のミサイルの発射など戦争の匂いがこの国の内外に満ちてきています。
 それを受けこれから日本は、ロシアなどを抜いて、アメリカ、中国に次ぐ、世界第3位の軍事費を持とうしています。軍備というものは拡大の一途をたどる傾向があって歯止めがむずかしいです。また最近、テレビ番組などにおいて政府批判の発言が抑圧される(自主規制も含め)傾向にあります。国債の大量発行も戦前の日本とそっくりです。

 国民を戦争に向けさせることは簡単です。二つのことを宣伝するだけでできます。戦前もそうであったように
①敵国を作り、日本が攻められると声高に叫ぶ。
②平和を求め戦争に反対する人を愛国者ではないと非難する。

 ひとたび戦争になれば多くの死傷者が出、国土が破壊され、その悲惨さを私たちは70数年前に痛いほど味わいました。
 またウクライナを見れば戦争の悲惨さは痛いほど分かります。絶対に戦争を起こさないというのが憲法の大原則です。政治家や官僚はそのために最大限の努力をすべきで軍事費に43兆円を使うより諸外国との文化交流、人的交流に使い文化力と外交力(戦争を避ける努力)こそ重要。
 また日本の国力を強くするためにお金をつかうべきです。食糧自給率が3割台に落ち込んでいるとき、ひとたび戦争が起こって輸入が途絶えれば、途端に日本人の餓死者が急増します。戦争どころでは無い。お金は平和と生活の安定に使うべきで、私たちはそのような政治家を選ばなければなりません。これは国政に於いても地方政治に於いてもそのような政党に与するような政治家を選んではなりません。
 戦前日本が戦争に突き進んでいった時、国民は戦争にならないだろうと高をくくっているうちに戦争突入を食い止めることができなくなりました。1人1人の声は小さくとも絶対に戦争を起こしてはならないと声を上げるべき時です。

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戦争反対 [平和]

 今日は、「戦争反対の声」を特集してみました。      kawakami

× 戦争は騙す者がいても 騙される者がいなければ起きない 先の戦争責任は一体誰にあったのか 日本を戦争のできる国にしてもいいんですか?

× そうです。政治を動かすのは国民一人一人の意思です。政治に無関心なことは大きな罪です。自分たちの生活に密着している政治に無関心でいられること自体罪なのです。 戦争反対の声をみんなで叫び続けましょう! 憲法9条を守り、国民一人一人の生活を守るために、戦争反対を叫びましょう

× 2023年2月10日 13時30分 自衛隊
防衛産業からの企業の撤退が相次ぐ中、政府は10日の閣議で、自衛隊の任務に不可欠な装備品を製造する企業の事業継続が困難になった場合は、生産ラインを国有化し、別の企業への委託を可能とすることなどを盛り込んだ法案を決定しました。

× 防衛費2倍化なのに撤退しているのは、米軍事産業からばかり購入しているから 米国の武器を購入する制度FMSは過去最高の1兆4768億円を計上 米企業のぼろ儲けに加担しているだけ

× 日本人を貧しくする→ 自衛隊に若者の個人情報を流す→ 自衛隊に入隊する若者を増やす→ 増税してでも軍備拡大を推し進める → 軍需企業から見返りの献金を受け取る→ 経済的徴兵と軍備拡大で甘い汁を吸おうとしているのが自民党なんだよね。(クリックすると大きくなります)

戦争反対.PNG

戦争反対行動.PNG








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仲間が書いた2冊の本の紹介 1 [平和]

 今日(10日)の東京新聞に「24人の戦争体験をまとめた野中さん」「平和っていいね」の紹介が出ています。野中さんはご存知ように「オスプレイ来るないらない住民の会」の事務局長をされています。
 この記事の冒頭には、取材記者の下記の紹介文が載っています。
 
 木更津市在住で戦争体験の聞き取りをしてきた野中晃さん(82)が、同世代の24人から、体験談や、平和への思いを聞き取った記録を、一冊の本「平和っていいね」にまとめて自費出版した。野中さんは「ロシアによるウクライナ侵攻と、それを受けた防衛力増強論に揺れる中、平和に思いをはせるのも意義があると思う」と語る。(山本哲正)

 A5版 146ぺージ 1冊500円 売り上げは「オスプレイ来るないらない住民の会」の活動資金に充てるという。購入希望は 野中さんへ直接頼んでもよし…とのこと。
℡ 080-5377-1475
 (以下は東京新聞記事です。クリックすると大きくなります。)

野中さん著書.PNG                         

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この赤色の紙はなんだかわかりますか [平和]

 召集令状.PNG
 
 臨時召集令状 ・・通称「赤紙」の復刻版が手に入りましたので紹介します。

 第2次世界大戦末期、日本の若者達は本人の意思にかかわりなく、徴兵制度(法律)で戦地に駆り出され、戦地での戦死者が多く、予備役の投入、それでも兵士が足りない。そこでこの様な「臨時召集令状」を発行し、兵士を招集しました。

 この令状の発行費用は、昭和12年以前(1937年)の貨幣価値で、ハガキ1枚「一銭五厘」で、上官から「お前たちの命は1銭5厘」だと言われたことから、当たり前のように使われる言葉になったのです。
これを町や村の役所の職員が配達します、その口上はこうです。
「〇✕さん おめでとうございます、この召集令状が発行されました」と伝えました。

 一銭五厘の令状で、国権の最高機関の長である「天皇陛下」に命を捧げたのです。
今の「平和憲法下」令和四年に住む若者達には、今から77年前(敗戦の年)以前に、この様な事が現実にあったとは考えられないでしょう。  
先の戦争に駆り出された、今の老人たちは、自分が体験した戦争の事を多く語りません。それほど 苦しく悲しく悲惨な事だったのです。だから 子供達や、孫・ひい孫達には戦争の事は話さないのです。

 添付した 復刻版「臨時召集令状」を今一度見てください。貴方たちは日本の現在、未来に生き、生活するのです。政治に関心を持って下さい。二度とこの様な「召集令状」が、あなた方に届かぬ様にして下さい。選挙に行ってください。78歳になった老人からのお願いです。

(ちなみに私は終戦1年前:昭和十九年生まれですので乳飲み子でした。
母の母乳は栄養失調で出ませんでした。隣家のヤギの乳で育ちました)。
                       「浜田の翁」さんから

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中村哲さんを偲ぶ 2 [平和]

(前日の続き)

 人ごとではない。私達もまた大きな転換点を生きている。アフガンで起きたことは、形を変えて世界中で起きる。
 時代が自明とする錯覚は確かにある。かって「満蒙は生命線」と日本中が勝手に思い込み、戦いに狂奔したことがあった。だが敗戦の小国・日本にとって、ほとんど唯一の拠り所が、国土の自然であったことは思い起こされるべきだ。戦争が覚めた時、誰をも慰めて命を与えた。
 敗戦直後の深刻な飢餓は、わずかな時期を除けば、自らの食糧増産の努力で克服された。政治以前に、豊かな郷土の自然こそが、実は「生命線」だったことは、ほとんど教えられなかったと思う。

 天与の恵みをおろそかにせず、命を大切にする。それが国を守ることだ。あれから六十余年、山林が荒れ、農漁村がおろそかにされ、産業廃棄物や放射能におびえる世相は、とうてい次世代に引き継ぐべきものではない。郷土とは領土ではない。寸土の問題を煽る前に、もっと果たすべき道があるような気がしてならない。

 ―悠々たる大河は、黙して人間の愚行を見守ってきた。我々の努力が天意に忠実であることを祈りたい。


中村哲さん.PNG


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中村哲さんを偲ぶ [平和]

 「ペシャワール会」現地代表の、中村哲さんが凶弾に倒れて間もなく3年を迎える。生前中村さんが綴った言葉を振り返りその志を伝えたい・・東京新聞の11月5日号に「再読・あの言葉」と題して2012年11月11日の朝刊に掲載された言葉が再度掲載された。今日明日と連載しその言葉をかみしめたい。
                                 kawakami

◆ 郷土の自然こそ「生命線」
 アフガン情勢は混乱の一途をたどっている。
戦火は多くのものを奪った。不寛容な殺伐さが増し、カネと武力が、人と人、人と自然の仲を裂いてきた印象は拭えない。敏い者は機に乗じては巨利を得、時流に乗れない者は取り残され、その声は世界に届きにくい。

 戦いと外国人の干渉は、もうたくさんだ。故郷で家族と三度の食事がとれさえすれば、それ以上のものは要らないー。この無欲な人々の願いこそが「緑の大地計画」も基礎であり、活力の源泉であった。
 無責任な論評で事は進まない。平和とは座して待つものではなく、体当たりで得ることを知った。
時には軍閥や私利をはかる政治家と対決し、時には自らの欲望や怯懦(臆病)と対峙し、天意を汲んで感謝することだ。

 最近、アフガニスタン国軍兵士や警官が外国兵を射殺する事件が激増している。ほとんどが非政治的なものだ。
 二〇〇一年の米軍の「報復爆撃」は、罪のない膨大な死亡者を出した。あの頃、発散した肉親の屍を無表情に集めていた子供たち、空腹で硝煙の中を逃げまどい、両親の肢体に縋り付いて泣いていた子供たち、彼らが今、血気盛んな青年である。
 彼らの心情を思えば、非はいずれにあるのか、断ずるのに躊躇する。剣で立つ者は剣で倒される。真理である。(明日に続く)
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軍靴の響きのなかで [平和]

 小針経教さん(原発と戦争廃絶の会)→高橋美智さん→政策研・kawakami  
軍靴の響きが聞こえます。共有をお願いします。

岸恵子.PNG
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原爆投下・広島・ナガサキ [平和]

   広島平和記念式典 
 平和への誓いを読み上げる金田秋佳さん(右)と石橋忠大くん(左)

 私たちは、広島の町が大好きです。
 ゆったりと流れる川、美しい自然、
「おかえり。」と声をかけてくれる地域の人、
「どんなときでも前を向いて生きる人々。
 広島には、私たちの大切なものがあふれています。

 昭和20年(1945年)8月6日。
 あの日から、血で染まった川、がれきの山、皮膚がはがれた人、たくさんの亡骸、
 見たくなくても目に飛び込んでくる、地獄のような光景が広がったのです。
 大好きな町の「悲惨な過去」です。
 被爆者は語ります。「戦争は忘れることのできない特別なものだ」と。

 私たちは、大切なものを奪われた被爆者の魂の叫びを受け止め、
 次の世代や世界中の人たちに伝え続けたい。
 「悲惨な過去」を「悲惨な過去」のままで終わらせないために。
 二度と戦争をおこさない未来にするために。

ヒロシマ記念式典.PNG  

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