副市長人事(4) [市長の姿勢]
副市長人事(4) 2024/04/07
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/24のブログ
2回目に質問をするにあたり、市役所内の様子を少々話をしました。
まず「ワタシが職員に数十人に聞きまわったところ、副市長の選任理由を職員誰も知らない」。さらに「それは水臭いのでは。チームで仕事をするのだから舵取りをする人の選任理由を明らかにしないと」
その上で、選任理由を聞きました。
市長は選任理由を雄弁に述べたのでした。
これを聞いてワタシは「これをはじめから聞きたかった」と。
このような選任理由を議案の提案理由の説明の時などに明らかにしてほしかったのです。
やっと選任理由が明らかにされて3回目の質問に向かったのです。
3/26のブログ
3回目の質問は「任命責任について」です。
先日来このブログで綴っていますが、事前に市長から説明はなく、確認したいことが山ほどあったまま採決を迎えたのです。
確認できないままですが、最後は「任命責任について」でした。
これは4年前の副市長の選任の時も同じ質問をしました。
前回も今回も市長は「任命責任は自分にある」と明言したのでした。
この言葉で質疑は終了となりました。
往復3回のやり取りは十分とは言えませんが、最後の「任命責任は私にある」は重い言葉でした。
総じて言えるのは「説明が足りない」ということです。
「全て市長が悪い」ということではないのです。
これは市長と議会の両方に責があると考えます。
市長と議会の両方の立場から整理してみます。
3/27のブログ
先ずは市長側として、市長の説明姿勢の話
「説明を尽くす」という姿勢を鮮明にしてほしかったのです。
現状の慣例と構造で説明をすること。
確かに「公に説明する場がない」というのが現状ですが、そのなかでも議案上程の提案理由の説明や非公式ではありますが全員協議会で議員に対して発言の機会があったのです。
これを使って最低限の説明をするということはできたのではないかと考えています。
そしてそこから本会議場での質疑を行うとなればカナリ状況は違っていたと思います。
議会側として
議会は「市長に説明を求める」というのではなく、「市長が市民に説明できる場を作る」という考えを持った方がイイと思います。
これは市民から「副市長は市民が選べないんだよね」と言われました。
確かにその通りで、その通りだから市民にも伝わるように説明する機会を創ることなのです。場をつくれるのは議会側なのです。
実際に、議案上程される議会運営委員会(議運)で委員会付託するかどうかを決めます。この時に「人事案件は委員会付託省略」とうのが慣例です。
しかし「市民にも伝わるように説明の場を作るのが議会の役割」だと考えるとすれば、慣例とは違う選択も可能であったと考えます。
それは審議をすることで個人のプライバシー等に触れる恐れがあると考えるのでしょう、だから「人事案件は自動的に付託省略」な感じがあります。
これは時と場合によって上手く使い分けねばならないと考えます。
必要であれば、「秘密会」と言って基本的には傍聴を許可しない方法で行う事も出来るのです。
さらに委員会付託して候補者を参考人として呼んで直接話を聞くことも出来るのです。
プライバシー等に配慮した実施方法はあるのです。
仮に秘密会だとしても、そこで納得をしてからの採決となれば質の違う議決となるのです。
議会側もこのようなことができるよう、議会としても運営の腕を磨く必要があるのではないかと考えています。
3/28のブログ
今回の副市長の選任議案、ポイントは「説明責任」です。
市長として説明責任をどの様に考え、どこまで含むか?
そのために最善を尽くす姿勢と能力があったか?
同時に、議会の同様の説明責任をどの様に考え、扱うかなのです。
結論から言うと、「双方(市長も議会も)やれることはあった」のです。
ですが、その「やれることを引き出すことができなかったし、しなかった。
違いを創るという視点から見た時に、「説明責任の姿勢を考える」必要があるのです。
説明すべき相手は、市長も議会も市民なのです。市長は議会に説明することが市民に説明することであるとしますが、議会の向こう側にある市民の存在をより一層意識せねばならないのです。
そして議会は市長から説明を引き出すことは市民に説明をすることであり、それは分かり易く論点を整理して聞くと言うことが必要なのです。
議会での議論のオーナーは市民なのです。そのオーナーの存在を忘れ「俺は選挙で選ばれたから」と思うのは大きな勘違いです。
市民がオーナーであり、説明先は市民であることを再確認して終わりたいと思います。
(おわり)
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/24のブログ
2回目に質問をするにあたり、市役所内の様子を少々話をしました。
まず「ワタシが職員に数十人に聞きまわったところ、副市長の選任理由を職員誰も知らない」。さらに「それは水臭いのでは。チームで仕事をするのだから舵取りをする人の選任理由を明らかにしないと」
その上で、選任理由を聞きました。
市長は選任理由を雄弁に述べたのでした。
これを聞いてワタシは「これをはじめから聞きたかった」と。
このような選任理由を議案の提案理由の説明の時などに明らかにしてほしかったのです。
やっと選任理由が明らかにされて3回目の質問に向かったのです。
3/26のブログ
3回目の質問は「任命責任について」です。
先日来このブログで綴っていますが、事前に市長から説明はなく、確認したいことが山ほどあったまま採決を迎えたのです。
確認できないままですが、最後は「任命責任について」でした。
これは4年前の副市長の選任の時も同じ質問をしました。
前回も今回も市長は「任命責任は自分にある」と明言したのでした。
この言葉で質疑は終了となりました。
往復3回のやり取りは十分とは言えませんが、最後の「任命責任は私にある」は重い言葉でした。
総じて言えるのは「説明が足りない」ということです。
「全て市長が悪い」ということではないのです。
これは市長と議会の両方に責があると考えます。
市長と議会の両方の立場から整理してみます。
3/27のブログ
先ずは市長側として、市長の説明姿勢の話
「説明を尽くす」という姿勢を鮮明にしてほしかったのです。
現状の慣例と構造で説明をすること。
確かに「公に説明する場がない」というのが現状ですが、そのなかでも議案上程の提案理由の説明や非公式ではありますが全員協議会で議員に対して発言の機会があったのです。
これを使って最低限の説明をするということはできたのではないかと考えています。
そしてそこから本会議場での質疑を行うとなればカナリ状況は違っていたと思います。
議会側として
議会は「市長に説明を求める」というのではなく、「市長が市民に説明できる場を作る」という考えを持った方がイイと思います。
これは市民から「副市長は市民が選べないんだよね」と言われました。
確かにその通りで、その通りだから市民にも伝わるように説明する機会を創ることなのです。場をつくれるのは議会側なのです。
実際に、議案上程される議会運営委員会(議運)で委員会付託するかどうかを決めます。この時に「人事案件は委員会付託省略」とうのが慣例です。
しかし「市民にも伝わるように説明の場を作るのが議会の役割」だと考えるとすれば、慣例とは違う選択も可能であったと考えます。
それは審議をすることで個人のプライバシー等に触れる恐れがあると考えるのでしょう、だから「人事案件は自動的に付託省略」な感じがあります。
これは時と場合によって上手く使い分けねばならないと考えます。
必要であれば、「秘密会」と言って基本的には傍聴を許可しない方法で行う事も出来るのです。
さらに委員会付託して候補者を参考人として呼んで直接話を聞くことも出来るのです。
プライバシー等に配慮した実施方法はあるのです。
仮に秘密会だとしても、そこで納得をしてからの採決となれば質の違う議決となるのです。
議会側もこのようなことができるよう、議会としても運営の腕を磨く必要があるのではないかと考えています。
3/28のブログ
今回の副市長の選任議案、ポイントは「説明責任」です。
市長として説明責任をどの様に考え、どこまで含むか?
そのために最善を尽くす姿勢と能力があったか?
同時に、議会の同様の説明責任をどの様に考え、扱うかなのです。
結論から言うと、「双方(市長も議会も)やれることはあった」のです。
ですが、その「やれることを引き出すことができなかったし、しなかった。
違いを創るという視点から見た時に、「説明責任の姿勢を考える」必要があるのです。
説明すべき相手は、市長も議会も市民なのです。市長は議会に説明することが市民に説明することであるとしますが、議会の向こう側にある市民の存在をより一層意識せねばならないのです。
そして議会は市長から説明を引き出すことは市民に説明をすることであり、それは分かり易く論点を整理して聞くと言うことが必要なのです。
議会での議論のオーナーは市民なのです。そのオーナーの存在を忘れ「俺は選挙で選ばれたから」と思うのは大きな勘違いです。
市民がオーナーであり、説明先は市民であることを再確認して終わりたいと思います。
(おわり)
副市長人事(3) [市長の姿勢]
副市長人事(3)
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。
このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/21のブロ
先ずは、議会側でできるとことは
現在の袖ケ浦市での暗黙のルールは「人事案件=委員会付託なし」を考える。
実際に議会運営委員会(議運)で委員会付託するかどうかは諮ります。
しかし“暗黙のルール”というか、議員のドミナントロジックで付託には至りません。
今回の件も「付託なし」に異論はありませんでした。私もそうでした。
しかし現在の心境としては「ここまで確認しなければならないことがあったなら、委員会付託した方がよかった」と思っています。
委員会付託の後、委員会に候補者を参考人として呼んで話を聞くことも出来るのです。
またセンシティブな内容を扱うのであれば、秘密会にして傍聴等が出来ないようにすることも出来るのです。
あまり賛成ではないのですが、委員会付託しなくても現在のように全員協議会で選任理由を説明して質疑は本会議場で行うなど、議会側として説明の機会を創る工夫はできると考えます。
提案者の市長側として
まず、市長側も「人事案件=委員会付託ナシ⇒本会議一発」という考えがあるのではと思っています。まずこの考え方を改めていただきたい。
そして委員会付託も出来る日程で議案上程する。できれば当初議案として提案する。
これは「説明を尽くす」という姿勢を明確にするということなのです。
イロイロ調べた中で「副市長人事案、当初上程もできたのでは」と思っています。
ワタシの考えが正しいかどうかわかりませんが、ただ今回のような日程では「審議の可能性は狭まる」のです。
このタイミングでの上程が政治的駆け引きかどうかは別にして、審議の可能性を狭めるような議案上程は避けてもらいたいのです。
ここは市長自身の政治姿勢に大いに関係があると考えるのです。
今回の副市長人事に関して、アッチコッチからいろいろなハナシが入ってきてます。
明日の本会議で「アレも聞け、コレも聞け」という感じです。
打ち合わせは終わっているのですが、どのように転ぶか分かりませんので整理して万全の体制で臨みたいと思います。
3/23のブログ(1)
3月22日、令和6年3月定例会最終日、副市長人事案が上程されました。
議案の審議に入り
議長:「人事案件でございますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが・・・」とお決まりの文句から始まりました。
ワタシ:「意義あり」と発言し、議長:「異議がございますので、質疑、討論の順に行います」と質疑が行われることとなりました。
質疑に入ったところ、他の議員が手を挙げるかどうか見渡したら、手を挙げる様子が無かったので「えっ・・・」と意外な感じすが、すかさず手を挙げました。
3/23のブログ(2)
記憶と印象に基づいて令和6年3月定例会での副市長人事案件の質疑を振り返ります。
(正確な質疑内容については議事録に譲ります)
さて、総務課へは質疑内容を事前通告していました。ただ、他の人が聞くだろうと思うことは聞かず「踏み込んだ質問」を用意していたのですが、他の議員からの質問が無かったので、想定とは若干異なる内容となりました。
ですが、一回目は「この副市長人事は最も重要な人事案件であるのではないか。その重要な人事案件でありながら、市長からの積極的説明がないのはなぜか?」
この質問の趣旨は総務課に通知済みで、質問の根っことなるモノでした。この質問への答弁が、2回目以降の話の深まりを決めるかになると考えていました。
「第一に議会に説明することが・・・」
と議会に説明することからそこから市民や職員へ伝わっていくというモノでした。
今回もそうですが本会議場での質疑は3回しか出来ないので、これに対して深めていくことはできません。ですが、正直な感想は「んんん・・・イマイチだな」というのでした。
残念ですが、2回目に話を進めていかねばなりませんでした。
(つづく)
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。
このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/21のブロ
先ずは、議会側でできるとことは
現在の袖ケ浦市での暗黙のルールは「人事案件=委員会付託なし」を考える。
実際に議会運営委員会(議運)で委員会付託するかどうかは諮ります。
しかし“暗黙のルール”というか、議員のドミナントロジックで付託には至りません。
今回の件も「付託なし」に異論はありませんでした。私もそうでした。
しかし現在の心境としては「ここまで確認しなければならないことがあったなら、委員会付託した方がよかった」と思っています。
委員会付託の後、委員会に候補者を参考人として呼んで話を聞くことも出来るのです。
またセンシティブな内容を扱うのであれば、秘密会にして傍聴等が出来ないようにすることも出来るのです。
あまり賛成ではないのですが、委員会付託しなくても現在のように全員協議会で選任理由を説明して質疑は本会議場で行うなど、議会側として説明の機会を創る工夫はできると考えます。
提案者の市長側として
まず、市長側も「人事案件=委員会付託ナシ⇒本会議一発」という考えがあるのではと思っています。まずこの考え方を改めていただきたい。
そして委員会付託も出来る日程で議案上程する。できれば当初議案として提案する。
これは「説明を尽くす」という姿勢を明確にするということなのです。
イロイロ調べた中で「副市長人事案、当初上程もできたのでは」と思っています。
ワタシの考えが正しいかどうかわかりませんが、ただ今回のような日程では「審議の可能性は狭まる」のです。
このタイミングでの上程が政治的駆け引きかどうかは別にして、審議の可能性を狭めるような議案上程は避けてもらいたいのです。
ここは市長自身の政治姿勢に大いに関係があると考えるのです。
今回の副市長人事に関して、アッチコッチからいろいろなハナシが入ってきてます。
明日の本会議で「アレも聞け、コレも聞け」という感じです。
打ち合わせは終わっているのですが、どのように転ぶか分かりませんので整理して万全の体制で臨みたいと思います。
3/23のブログ(1)
3月22日、令和6年3月定例会最終日、副市長人事案が上程されました。
議案の審議に入り
議長:「人事案件でございますので、質疑、討論を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが・・・」とお決まりの文句から始まりました。
ワタシ:「意義あり」と発言し、議長:「異議がございますので、質疑、討論の順に行います」と質疑が行われることとなりました。
質疑に入ったところ、他の議員が手を挙げるかどうか見渡したら、手を挙げる様子が無かったので「えっ・・・」と意外な感じすが、すかさず手を挙げました。
3/23のブログ(2)
記憶と印象に基づいて令和6年3月定例会での副市長人事案件の質疑を振り返ります。
(正確な質疑内容については議事録に譲ります)
さて、総務課へは質疑内容を事前通告していました。ただ、他の人が聞くだろうと思うことは聞かず「踏み込んだ質問」を用意していたのですが、他の議員からの質問が無かったので、想定とは若干異なる内容となりました。
ですが、一回目は「この副市長人事は最も重要な人事案件であるのではないか。その重要な人事案件でありながら、市長からの積極的説明がないのはなぜか?」
この質問の趣旨は総務課に通知済みで、質問の根っことなるモノでした。この質問への答弁が、2回目以降の話の深まりを決めるかになると考えていました。
「第一に議会に説明することが・・・」
と議会に説明することからそこから市民や職員へ伝わっていくというモノでした。
今回もそうですが本会議場での質疑は3回しか出来ないので、これに対して深めていくことはできません。ですが、正直な感想は「んんん・・・イマイチだな」というのでした。
残念ですが、2回目に話を進めていかねばなりませんでした。
(つづく)
副市長人事(2) [市長の姿勢]
副市長人事(2) 2024/04/05
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/20のブロ
令和6年3月定例会に上程された、「議案第33号副市長の選任について」を考えています。実は昨日大綱質疑行うために、関係課に出向き質疑内容の調整を行ってきました。
ただ他の議員も行うことが予想されるので重複などがあった場合、提出した内容より踏み込んだものになることはあります。実際に4年前の副市長の選任の大綱質疑でも事前提出とは違う内容になりました。
今回の人事案に関して多くの職員に「選任理由知ってます?」と聞きました。
その答えは「知りません」でした。
当然ですよね、市長が選任理由を明らかにしていないからです。
どうしたらいいだろうかと、考えを巡らせています。
参考として、安芸高田市の副市長の公募事業を掲載します.
3/21のブログ
一般的に「人事案件は本会議一発」なのです。
前回の副市長の選任も本会議一発でした。
本会議一発なので、質疑は往復3回のみ。十分な審議はできません。
だから何を聞くか考え質問を厳選するのです。
議決する側としては十分な審議を行わないで、議決しなければならないのは非常に苦しいのです。
それではどうするか?
このような状況ではできることは限られています。今は大綱質疑の準備しかできません。
次の可能性を作るために、今回の副市長選任に関して振り返ってみたいと思います。
(つづく)
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/20のブロ
令和6年3月定例会に上程された、「議案第33号副市長の選任について」を考えています。実は昨日大綱質疑行うために、関係課に出向き質疑内容の調整を行ってきました。
ただ他の議員も行うことが予想されるので重複などがあった場合、提出した内容より踏み込んだものになることはあります。実際に4年前の副市長の選任の大綱質疑でも事前提出とは違う内容になりました。
今回の人事案に関して多くの職員に「選任理由知ってます?」と聞きました。
その答えは「知りません」でした。
当然ですよね、市長が選任理由を明らかにしていないからです。
どうしたらいいだろうかと、考えを巡らせています。
参考として、安芸高田市の副市長の公募事業を掲載します.
3/21のブログ
一般的に「人事案件は本会議一発」なのです。
前回の副市長の選任も本会議一発でした。
本会議一発なので、質疑は往復3回のみ。十分な審議はできません。
だから何を聞くか考え質問を厳選するのです。
議決する側としては十分な審議を行わないで、議決しなければならないのは非常に苦しいのです。
それではどうするか?
このような状況ではできることは限られています。今は大綱質疑の準備しかできません。
次の可能性を作るために、今回の副市長選任に関して振り返ってみたいと思います。
(つづく)
副市長人事(1) [市長の姿勢]
副市長人事(1) 2024/04/04
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。
このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/16のブログ
4年に一度の人事案、副市長人事案が上程されました。
副市長人事に関しては令和6年3月議会に上程されることは決まっていました。
年明けごろから「誰だろう」と話題になっていました。
話題は、今の副市長の続投か新たな人がどうか、この辺について情報を集めようと奔走しましたが、まだ時期ではなかったので確度の高い情報は出てきませんでした。
そして令和6年3月定例会を迎えましたが、当初議案としての上程はなく「いつだろう」と議会が騒めいていました。
副市長人事、特段の政治マターなので極秘裏に進められていったのです。
3/17のブログ
議会が始まり、3/17までの間に4度議会運営委員会(議運)がありました。
議運の開催案内があると「いよいよかなぁ」期待に胸を膨らませて添付資料を開けますが、肩透かしでした。
実際に2/26の議運の時、委員が多数いるなかで「副市長人事はどうなってますか?」少し大きな声で聴きました。
総務部長は「指示待ちです」とシラっと答えてその場は終わりました。
その後、色々な所から「副市長は?」と問い合わせがあり、上記の総務部長とのやり取りを話し「まだ出てきていません」と答えていました。
その時、他市で総務部長経験者と話をしたところ「総務部長に転がされて帰ってきやがって」と。
その方曰く、それで身体検査などを含めた事務的手続きが行われる。
その仕事は総務部長が行うという。
副市長候補者は少なくとも1カ月前には決まっている。
つまり、総務部長は知っている、とのこと。
特段の政治マター、簡単には口外できないのことは絶対です。
ですから、うるさい議員を煙に巻くのも総務部長の仕事。
それをシラっとやってしまう総務部長の腕の良さ、野面をカマシテしまったワタシの稚拙さ、職員と議員の役者の違いを見せつけられた場面でした。
現在の総務部は腕の良い職員が集まっているので、今後の対応も検討しないと考えるようになっています。
それで3/11の議運で議案説明となったのです。ですが、3/11の開催通知と議案が同時ではなかったと記憶しております。
副市長について分かり易くまとまっているので興味があればご参照ください
3/18のブログ
今次議会で追加議案としてされるので3/11の議会運営委員会(議運)で説明があることになりました。
3/11はワタシ的には翌日に一般質問を控え、関係課との最終調整がありその最中でした。
議運でも上程議案の説明がありましたが、提案理由の説明は全くありません。
今回に限ってのことではありませんが、素っ気ない感じです。
議運終了後、一般質問話をしながら職員の控え室に行くと、市長と小島部長を始め副市長人事案に関係する面々が居ました。
その瞬間「ここにいない方がイイ」と一目散で退散して、全員協議会(全協)に臨みました。
議運終了後に全協が開かれ、その場で市長自ら副市長案についての説明がありました。
が・・・
「熟慮の末・・・」だけで、全く説明になっていませんでした。
説明には程遠い内容でした。
慣習なのか分かりませんが、人事案件では積極的に説明をする機会はありません。
また、委員会付託もないので詳細な審議が行われる機会がないのです。
現状では本会議での往復3回の質疑のみなのです。
いずれにしても残念です。
政治家は説明で周りを納得させねばならないのです。
その説明が政治家の力量が問われるのです。
今回の副市長人事案、市長は「熟慮の末・・・」だけで具体的なハナシはありませんでした。
何をどの様に“熟慮”したのかが知りたいのです。
粕谷市長に対しては「概して説明が足りない」という印象を持っています。
余り政策にある背景や自分自身の考えを深堀して話すことがないと感じます。
議会や住民を「かわす対象と考えている」とすれば、今の説明姿勢でいいでしょう。
しかし協働の対象であり住民自治の大切なパートナーとしたいのなら、もっと説明を尽くす姿勢が必要ではないかと考えます。
今回の副市長人事案、粕谷市政の屋台骨を支える重要な人物です。なので政策や市政運営での役割等のイメージを示して欲しいのです。
4年前の副市長人事案での本会議での質疑を振り返ってみました。
「やはり明快な説明」はなかったことを再確認しました。
説明に政治家の力量が現れると考えています。
その力量を示す良い機会だとワタシは思っていますが、粕谷市長はこの好機どうするか?
また、説明責任は政治家としての根底にある姿そのものであるのです。
市民のみならず、職員も市長の説明に耳をそばだてています。
ここで求心力を産むか失うか今回の説明は重要だと思っています。
(つづく)
今3月議会で副市長の選任が上程され花沢副市長に代わって小島悟氏が選任されました。
このことについて笹生猛議員が氏のブログ(https://ameblo.jp/saso-takeshi/)に書かれていたので氏の了承を得て紹介します。 せき
3/16のブログ
4年に一度の人事案、副市長人事案が上程されました。
副市長人事に関しては令和6年3月議会に上程されることは決まっていました。
年明けごろから「誰だろう」と話題になっていました。
話題は、今の副市長の続投か新たな人がどうか、この辺について情報を集めようと奔走しましたが、まだ時期ではなかったので確度の高い情報は出てきませんでした。
そして令和6年3月定例会を迎えましたが、当初議案としての上程はなく「いつだろう」と議会が騒めいていました。
副市長人事、特段の政治マターなので極秘裏に進められていったのです。
3/17のブログ
議会が始まり、3/17までの間に4度議会運営委員会(議運)がありました。
議運の開催案内があると「いよいよかなぁ」期待に胸を膨らませて添付資料を開けますが、肩透かしでした。
実際に2/26の議運の時、委員が多数いるなかで「副市長人事はどうなってますか?」少し大きな声で聴きました。
総務部長は「指示待ちです」とシラっと答えてその場は終わりました。
その後、色々な所から「副市長は?」と問い合わせがあり、上記の総務部長とのやり取りを話し「まだ出てきていません」と答えていました。
その時、他市で総務部長経験者と話をしたところ「総務部長に転がされて帰ってきやがって」と。
その方曰く、それで身体検査などを含めた事務的手続きが行われる。
その仕事は総務部長が行うという。
副市長候補者は少なくとも1カ月前には決まっている。
つまり、総務部長は知っている、とのこと。
特段の政治マター、簡単には口外できないのことは絶対です。
ですから、うるさい議員を煙に巻くのも総務部長の仕事。
それをシラっとやってしまう総務部長の腕の良さ、野面をカマシテしまったワタシの稚拙さ、職員と議員の役者の違いを見せつけられた場面でした。
現在の総務部は腕の良い職員が集まっているので、今後の対応も検討しないと考えるようになっています。
それで3/11の議運で議案説明となったのです。ですが、3/11の開催通知と議案が同時ではなかったと記憶しております。
副市長について分かり易くまとまっているので興味があればご参照ください
3/18のブログ
今次議会で追加議案としてされるので3/11の議会運営委員会(議運)で説明があることになりました。
3/11はワタシ的には翌日に一般質問を控え、関係課との最終調整がありその最中でした。
議運でも上程議案の説明がありましたが、提案理由の説明は全くありません。
今回に限ってのことではありませんが、素っ気ない感じです。
議運終了後、一般質問話をしながら職員の控え室に行くと、市長と小島部長を始め副市長人事案に関係する面々が居ました。
その瞬間「ここにいない方がイイ」と一目散で退散して、全員協議会(全協)に臨みました。
議運終了後に全協が開かれ、その場で市長自ら副市長案についての説明がありました。
が・・・
「熟慮の末・・・」だけで、全く説明になっていませんでした。
説明には程遠い内容でした。
慣習なのか分かりませんが、人事案件では積極的に説明をする機会はありません。
また、委員会付託もないので詳細な審議が行われる機会がないのです。
現状では本会議での往復3回の質疑のみなのです。
いずれにしても残念です。
政治家は説明で周りを納得させねばならないのです。
その説明が政治家の力量が問われるのです。
今回の副市長人事案、市長は「熟慮の末・・・」だけで具体的なハナシはありませんでした。
何をどの様に“熟慮”したのかが知りたいのです。
粕谷市長に対しては「概して説明が足りない」という印象を持っています。
余り政策にある背景や自分自身の考えを深堀して話すことがないと感じます。
議会や住民を「かわす対象と考えている」とすれば、今の説明姿勢でいいでしょう。
しかし協働の対象であり住民自治の大切なパートナーとしたいのなら、もっと説明を尽くす姿勢が必要ではないかと考えます。
今回の副市長人事案、粕谷市政の屋台骨を支える重要な人物です。なので政策や市政運営での役割等のイメージを示して欲しいのです。
4年前の副市長人事案での本会議での質疑を振り返ってみました。
「やはり明快な説明」はなかったことを再確認しました。
説明に政治家の力量が現れると考えています。
その力量を示す良い機会だとワタシは思っていますが、粕谷市長はこの好機どうするか?
また、説明責任は政治家としての根底にある姿そのものであるのです。
市民のみならず、職員も市長の説明に耳をそばだてています。
ここで求心力を産むか失うか今回の説明は重要だと思っています。
(つづく)
全国市長会 [市長の姿勢]
Sanae SHIBAZAKI さんという方のブログから転載させていただきました。 kawakami
(糸魚川市の米田市長さんのFacebookより)
今日は市長、全国市長会の総会に出席されているとのことですね。
新潟県糸魚川市・米田市長さんの前に、出口市長の姿があります。米田市長は、地元のJR西日本大糸線の活性化に一生懸命取り組んでいる人で、市長自ら列車通勤を実践するほか、駅舎内に大糸線の資料館をオープンさせるなど、先頭を切って頑張っている方です。市をかすめているだけで、市内の大半にとっては関心の薄い久留里線ですが、地域全体で活性化させてほしいものです。
また、この米田市長さんは北陸新幹線の停車列車についての問題、大糸線の活性化、JRの新潟駅に直通する特急列車の合理化についての課題(北陸新幹線とひきかえに在来特急は廃止)など、鉄道に対する課題に積極的な手腕を大糸線以外にもみせました。要望していた最速達の新幹線かがやきは残念ながら通過となったもの、現状に満足できる結果を出させる構成に成功しました。
(出口市長と、米田市長)
(糸魚川市の米田市長さんのFacebookより)
今日は市長、全国市長会の総会に出席されているとのことですね。
新潟県糸魚川市・米田市長さんの前に、出口市長の姿があります。米田市長は、地元のJR西日本大糸線の活性化に一生懸命取り組んでいる人で、市長自ら列車通勤を実践するほか、駅舎内に大糸線の資料館をオープンさせるなど、先頭を切って頑張っている方です。市をかすめているだけで、市内の大半にとっては関心の薄い久留里線ですが、地域全体で活性化させてほしいものです。
また、この米田市長さんは北陸新幹線の停車列車についての問題、大糸線の活性化、JRの新潟駅に直通する特急列車の合理化についての課題(北陸新幹線とひきかえに在来特急は廃止)など、鉄道に対する課題に積極的な手腕を大糸線以外にもみせました。要望していた最速達の新幹線かがやきは残念ながら通過となったもの、現状に満足できる結果を出させる構成に成功しました。
(出口市長と、米田市長)
ゴミ袋値上げの件 [市長の姿勢]
日本共産党・袖ヶ浦市委員会、同後援会から、次のようなメールが届きましたので紹介します。
事務局
日本共産党袖ケ浦市委員会と日本共産党袖ケ浦市後援会は、9日あさ、「ごみ袋値上げの中止を求める署名」1051筆を出口清袖ケ浦市長に提出しました。
9月27日提出の1074筆とあわせると、2125筆を提出しました。5人の参加者は、市長に手渡す際に写真撮影を申し入れましたが、市長は「本日は、署名提出が目的のはず。写真撮影はご遠慮願いたい」と前回に続きふたたび、手渡している場面の写真撮影を拒否しました。これまでと違う市長の頑なな姿勢に言い合いになる場面もありましたが、改めてごみ袋値上げ問題について「市側の説明を受ける」ための場を設けることとしたうえで、署名を手渡しました。
参加者からは、「あのような姿勢はこれまでなかった。撮影も認めないのはおかしい」と怒りの声が出されました。「市民からの署名を重く受け止める姿勢がみられない。もっと署名を集め、他市にも呼びかけて新日鐵主導のかずさクリーンシステム(KCS)でのゴミ処理中止見直しを求める運動にしなければ」との意見も出されました。
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事務局
日本共産党袖ケ浦市委員会と日本共産党袖ケ浦市後援会は、9日あさ、「ごみ袋値上げの中止を求める署名」1051筆を出口清袖ケ浦市長に提出しました。
9月27日提出の1074筆とあわせると、2125筆を提出しました。5人の参加者は、市長に手渡す際に写真撮影を申し入れましたが、市長は「本日は、署名提出が目的のはず。写真撮影はご遠慮願いたい」と前回に続きふたたび、手渡している場面の写真撮影を拒否しました。これまでと違う市長の頑なな姿勢に言い合いになる場面もありましたが、改めてごみ袋値上げ問題について「市側の説明を受ける」ための場を設けることとしたうえで、署名を手渡しました。
参加者からは、「あのような姿勢はこれまでなかった。撮影も認めないのはおかしい」と怒りの声が出されました。「市民からの署名を重く受け止める姿勢がみられない。もっと署名を集め、他市にも呼びかけて新日鐵主導のかずさクリーンシステム(KCS)でのゴミ処理中止見直しを求める運動にしなければ」との意見も出されました。
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