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水道企業団との意見交換会 =その22= [水道事業]

  水道企業団との意見交換会 =その22= 2024/04/26  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑨適正な水質管理、検査基準の維持(つづき)

3 )令和2年に水道供給事業において水源の水質事故が発生しているようですが、この事故はどのような事例でしようか。また、この事例の再発防止対策はどのようなことが実施されたのでしょうか。

く質問の趣旨>
令和5年度第4回水道審議会の資料「かずさ水道広域連合企業団広域連合ビジョン(素案)の現状と課題表3ー1 1事故、災害を示す指標に令和2年に水質事故1件と記載されています。一方、用水供給事業の水質年報には水質事故があったという記載は見当たりませんでしたので確認させて頂きたいと思います。

<回答>
表3ー1 1に記載した1件は、原水のカビ臭物質濃度が上昇した件についてです。令和2年8 月下旬に小櫃川の支流のため池でカビ臭物質である2M I Bを分泌する生物が多量に発生したため、取水量の一時的な減量と粉末活性炭の注入を実施しました。
 また、再発防止対策として、濃度の上昇をいち早く把握できるように、支流にあるため池及び水門管理者に水門を開ける際には事前連絡をいただけるようにお願いをいたしました。
なお、ビジョンの素案を作成した時点では令和4年度のデータが集計中であったため、令和4 年度を0件としておりましたが、令和4年にも同様の対応を行ったため、現行案では0件から1 件に修正をいたします。

(つづく)
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 水道企業団との意見交換会 =その21= [水道事業]

   水道企業団との意見交換会 =その21= 2024/04/23  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑨適正な水質管理、検査基準の維持(つづき)

2 )新井総合施設の君津環境整備センターが実施する排水管理の現状については、かずさ水道企業団として調査、確認を行われているのでしようか?
情報交換会等は実施されているのでしようか。

<質問の趣旨>
施策1の項目でも新井総合施設の君津環境整備センターに関する質問をさせて頂きました。それだけ、私たちがこの事業者に対して強い不信感、疑問を持っているせいです。君津環境整備センターに環境計量士の資格を持った人が配置されているか、また、排水が正常値であることを常に監視しているか等を私たちが知ることは、大変困難なことです。かずさ四市に対して水道水を供給されている、かずさ水道企業団ならこのことを知ることができるのではないかと思い質問させて頂きました。産業廃棄物処理場の処理水については、排出する事業者が確実に管理しなければ、水源は瞬時に汚染し水道事故が発生することを懸念しています。

<回答>
当該施設からの排水については設置時の協議に基づき排水の水質検査結果の提供を受けていますので、企業団でも把握しています。
また、企業団職員による現地での排水処理施設の稼働状況の確認も実施しております。

(つづく)
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水道企業団との意見交換会 =その20= [水道事業]

   水道企業団との意見交換会 =その20= 2024/04/22  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑧安定した水源の確保(つづき)
2 ) 4市の2 0 1 9年以降に廃止した井戸、これから廃止予定の井戸、残す井戸の各井戸において容量、位置、送水地域地図を公開できますか?

<質問の趣旨>
市民への説明会でも井戸の廃止は危険との意見がでていました。災害時の最後の水源は既存の企業団井戸水源のみならず、個人所有の井戸です。千葉市などは個人所有の井戸の位置を公開し所有者と災害時の利用について協定を結び、近所の住民が認識できるように看板を設置しています。

<回答>
ホームページにある水道水質検査計画を参照いただければ、井戸の水を使用している箇所が分かりますので確認していただければと思います。井戸の位置などは安全上の問題があり開示をしておりません。水量についても変動がありますので表示はしていません。浄水場・配水場における配水区は同じく掲載されております。

質問⑨適正な水質管理、検査基準の維持

1 )新たな水道汚染物質PFOS検知の問題についての情報公開が不足していると思いますが、企業団として情報がありますか?

<質問の趣旨>
袖ヶ浦市井戸水からPFOS検知情報があります、しかし汚染源、その影響範囲が不明なので心配です。基地消火剤処分の情報もありますが、過去に消火剤が使用されたかも不明で企業団に影響があるのかないのかも分からず心配です。

<回答>
企業団が検査した結果はホームページで公開をしております。令和2年度からPFOSとPFORについて水道事業では原水及び給水地点における水質検査を年1回実施しておりますが、いずれも不検出(定量下限値以下)です。
用水供給事業では原水、浄水及び受水地点で3カ月に1回実施しており、令和2年度に原水で最大0 . 0 0 0 0 1 8mg/L検出しておりますが、浄水処理過程で除去されますので、浄水及び受水地点では不検出です。
また、令和4年度から現在まで、原水においても不検出となっています。
なお、水道水としての水質管理目標値は0 . 0 0 0 0 5mg/L、企業団の検査における定量下限値はその10分の1である0. 0 0 0 0 0 5 mg/Lです。
(つづく)
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水道企業団との意見交換会 =その19= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その19= 2024/04/19  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑧安定した水源の確保
1 )安定した水源の確保の具体策はどのようなことでしようか?
小櫃川水系で渇水が生じた場合等には、利根川水系からバックアップはできるのでしようか。または、工業用水の浄化や既存井戸の活用等を考えられているのでしようか。

<質問の趣旨>
国土交通省は「日本の水資源」(水資源白書)において気候変動の影響で水需給バランスが地域的、時期的に不安定になる可能性があると分析しています。この為、地下水や雨水、再生水などの水源の多様化を図ると述べています。また、将来的には四国のみならず関東地方でも水不足が起きて、のため、地下水や再生水などを有効活用して平常時の河川水の使用量を軽減し、ダムによる貯留を含めた河川水を温存していくことが重要と指摘しています。このような背景を受けて、かずさ水道企業団がどの様に考えておられるのかを、お伺いします。

<回答>
 亀山ダム、片倉ダムの管理を県と行っていくことです。ダムの適切な管理による水量確保は大切なことと認識しております。また、自己水源の井戸の管理・水質管理を行い、必要な水量を確保することになります。
利根川系からのバックアップは管路がありませんし、水利権も保持しておりません。
<回答を受けての再質問>
1.ホームページに【公募型プロポーザル】上烏田浄水場配水池等整備DB事業についてという記事、(久保配水区域の浄水場や井戸などを廃止)
書かれています。能登地震の経験からも井戸の廃止は再設置困難でありリスクが大きいので井戸自体は残すよう配慮して欲しい。
2.井戸周辺に産廃廃棄物などの汚染物質が埋設されると井戸水が汚染されます。千葉県の副知事が経営会議にいますから千葉県として井戸水水質保護条例を作って欲しい

Q、
 ホームページにも井戸の廃止が載っていますが井戸というのは最後の手段として残しておくべきで廃止は相当慎重にやらなければならないと思います。一旦廃止してしまうと後で戻すというのは大変です。ですので廃止はやめて欲しいと言うのが私達の意見です。
また各井戸の水量のデータがあれば貰いたい。

A
 井戸の廃止はいろいろな災害が起こってきている中で見直しも必要かなとは思います。 すぐに潰すというのはやはり乱暴だなと思います。ただ機械を直すのにものすごく大変だなと言うこともあるので取捨選択は必要だと思います。

Q
上烏田のところは廃止しますよね。ホームページに書いてあります。

A
上烏田の廃止は書いてないと思います。
防災上必要だなと思う物はなるべく残すようにしています。それは費用対効果で検討しつつですが。

A
 能登の震災があって2月の水道議会で石上議員も指摘をしていました。当然見直しをされていると思います。費用対効果もあるでしょうが基本的には残す方向で考えて下さい。

A
水質の問題もありますが。いろいろな面から考えてみます。

Q
 データを見ると井戸でかなり水量を使っていると知ってビックリしました。 開示の中でで水量については変動があるので表示できません、とあり理解できないのでその辺りを開示して貰いたいのと井戸は災害時にみんなが行って使えるようになっているのでしょうか。

A
給水車が取りに行くとかそう言う水源になると思います。

Q
直接行って使えないのですか。

A
それは確認します。

Q
井戸の水質検査の回数などが市によって違うと言う信じられない状態が書いてあるのですが。その辺りは統一すべきだと思います。

A
統合移転から各市で施設計画という物を立てておりましてやっておりますが、県の基準として項目の中で100分の一とか10分の一とか基準値以下のものは回数を減らして良いということがあります。過去の結果から頻度を決めています。

Q
その辺りの基準、例えば10分の一とかを明確にしていただきたい。後ほど回答を下さい。

(つづく)
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水道企業団との意見交換会 =その18= [水道事業]

  水道企業団との意見交換会 =その18= 2024/04/18  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑦.県、かずさ4市、その他関係団体と連携した危機管理体制の強化 に関して(つづき)

Q(新井総合の問題)
 新井総合に戻るのですが第一期の処分場から有害物質を含む汚染水が漏洩していることは紛れもない事実で先日の民事裁判で向こう側の弁護士が漏洩はしているが漏出はしてないと言っているが実際に汚染水は漏洩している。漏洩が起こっている第一期の処分場は根本的な欠陥があって処分場を囲っている土堰堤に遮水シートがない 、これは環境庁や県の指針にも反しているにもかかわらず漏れ続けている。それが地下水に入るのは時間の問題で小櫃川の汚染が進むのは確実な状況です。裁判長が新井の中に入って現場を見たいと言っても新井総合はそれを断りました。なのでお訊きしたいのはこちらの協議書の中に、中に立ち入って検査をすることが出来ると書いてある。それをやったことがあるのですか。

A
検査と言うことよりも中に立ち入って管理してる状況だとかを見てます。
最近は行ってないが平成30年に行ってます。

Q
今行ったら入れて貰えますか

A
入れて貰えると思います。

Q
どうして裁判の時入れなかったのか。

A
それは私ども分かりません。
うちが管理状況を見させて下さい、と言えば見せてくれると思います。

Q
今の処分場の水質データを入手していますか。

A
新井総合がホームページに載せているのが全てだと思います。それ以上のことは私も要求できないです。

Q
新井総合はあそこに事務所があるけどあそこで測定しているのですか。

A
第三者に出している、環境分析センターとかの千葉県一般財団法人に検査を委託してます。証明出せるところに。

Q
委託してると言うことは自分たちでやっていないと言う事ですね。委託すると言うことは異常があってもデータが返ってくるまで分からないと言う事です。

A
異常値が出た場合はすぐに新井総合に連絡が来るようになっている、と聞いています。

Q
検査をするのはすぐではないのですね。

A
それはしょうがないです。ある程度時間がかかるのは。

Q
漏れたかどうかはモニタリング井戸で常時塩化物イオンとか電気伝導度とかはチェックしてます。分析に時間がかかるのはしょうがない話だ。それはやめましょう。

Q
新井に関しては直接的に監督したり指導したりする立場にないと 、県だと。ただ市民としてはああゆう非常に危険なものが埋め立てられてしかも漏水していると言うことで私達の飲む水が汚れるのではないかと、心配しているので企業団としても今後も注視してやって欲しいと言うことです。

A
もちろんです。
(つづく)
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水道企業団との意見交換会 =その17= [水道事業]

  水道企業団との意見交換会 =その17= 2024/04/16  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑦.県、かずさ4市、その他関係団体と連携した危機管理体制の強化 に関して(つづき)

Q(袖ケ浦市林区の問題)
 袖ヶ浦の林地区の日高金属から水銀とか金属水が松川に流れ小櫃川に合流しています。日高金属の状況がどんな状況かご存じですか。亀山、片倉ダムの上流に残土や産廃場の開発申請が来たときとか、これは県だと思いますがかずさ水道がこれを止めるとかの権限はないのですか。清澄とか片倉とか笹とか上流で水源を保全する山とかあるんですか。

A
日高金属は・・・

Q 先日の朝日新聞の千葉版に大きく出ていました。

A
新聞で袖ヶ浦にそういった中間処理業者があるのを知りました。汚染水が出ていると言うことで袖ケ浦市の環境部の方が地元とやりとりしていると知りました。うちの方としては水道法でうちが測れるのは原水、権利として持っているのは亀山ダムで亀山ダム小櫃川の水を見ますが支流については各市町村が環境基準とか排出基準で行っていてうちがここに意見を言える立場になくうちとしては本川で異常があれば追跡調査しますけどその先の支流については管轄する市町村に要望をして対処することになります。うちは水道法で定められた物しか測れないし権限を持っていないことをご理解いただきたい。
 埋め立てなどが出来るときにどうなっているのかという質問ですが、埋め立てなどがある時は市からどういうことをやるかなど照会が来ます。それに対して問題があればこれこれこうして下さいと意見は言えます。なければ良いですよと言う回答になります。

(つづく)
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 水道企業団との意見交換会 =その16= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その16= 2024/04/15     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑦.県、かずさ4市、その他関係団体と連携した危機管理体制の強化 に関して
(つづき)
Q(新井総合の問題)
 新井総合は非常に危険な施設だと思います。こういう施設が東京や神奈川にできていたらおそらく認可されないと思います。新井の処分場が水は50cmしか溜まらない設計に成っているのに実際は80倍の40mに成っている。斜面が20度あれば崩れるのにここは30度にも成っている。しかもコンクリートでなく土を固めて作ったもので、斜面にブルーシートを貼ってあるところが沢山ある、と言う事は過去に雨が降って一部崩れているということです。下の方は木が生えている、木が生えていると風が吹けば根が揺れて土手はもろくなる。中に入っている物は入り口の看板に書いてあるがシアンだとかカドミウムだとか有名な毒物がいろいろ入っている。もし崩れて漏れたら御腹川に流れ小櫃川に流れ浄水場に入ってくる。そのような時に異常が出た場合即時に知らせるシステムがあるのか。またそうしたらどういう風に手を打つのか、さらにそれを市民にどう知らせるのか。
この施設は亀山ダムや片倉ダムより高いところにあると言うイメージだ。昔で言えば井戸の上に肥だめがあると同じ。新井は地震とか台風の時にどういう監視をしているのか。サーチライトがあるような回答になっているがそれは四方八方を見られるのか。また停電になったら普通の電話も使えなくなる。そういったときお知らせはどういった方法でくるのか。汚水を逆浸透膜で濾過しているがその使って汚れた逆浸透膜はどうしているのか。
 サンプリングは3ヶ月に1回やっているから安心ですよと言っている。もし地震などがその間に起こったら サンプリングが間に合わない場合がある、そのような中でいかに迅速に見つけることができるか。
いろいろ質問しているので時間がないので追って回答をいただいても良いです。

A
 心配なされているのは分かります。水が溜まっているのも把握している。私どもと新井総合の関係は指導できる関係ではない。県が許可者なので新井総合の施設がどうなっているかは聞けば教えてくれるでしょうが文書で回答を求める立場にはないのでこれらは新井総合に聞いて下さい。

Q
 新井総合は保有水が溜まっていて漏洩している 。最近分かったデータでは四分の一が漏洩している。今回掘削し撤去すると話題になっています。 回答に協議書があると書いてありますがどういった内容ですか。

A
 協議書については、 一つ目は法令を遵守してしっかり管理して下さいねと依頼してます。二つ目が私達が施設内に立ち入りしたいと言ったら拒否しない。三つ目、事故時の連絡は今連絡手段は電話です。そこはどうするか検討する余地はあると思いました。四つ目水質事故が発生した場合は直ちに応急措置を講じて下さい。その状況を速やかに企業団に報告して下さい。五つ目は変更事案が生じる場合は事前に企業団に協議をして下さい。 以上が協議書の内容です。これらを加味して新井さんとはやっていこうかなと思っています。

Q
協議書はホーページとかに載ってるの。

A
載ってない。

Q
載っていなければ後日見せていただけませんか。
開示できないの?

A
開示できるか中で検討してみます。確認してみます。

Q
内部で検討した結果をお知らせください。

A
はい。

*後日回答で開示請求があれば開示できると言うことで現在開示請求中です。
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水道企業団との意見交換会 =その15= [水道事業]

水道企業団との意見交換会 =その15= 2024/04/13     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑦.県、かずさ4市、その他関係団体と連携した危機管理体制の強化 に関して(つづき)
Q(回答を受け話し合いの前に企業団に伝えておいた再質問)
 質問⑦の回答に
 その他の関係団体を東電などと限定していて、汚染水流出を新井総合がすぐに検知しているか分かりませんとも書いています。
 答えは している か していない この2つから答えが書かれないといけないし、流出があったら電話がくるという悠長な姿勢では末端の水道利用者が【なんか変な味】と気づき、企業団の相談窓口に連絡が来てから対応が始まるのでは困る。

--------新井総合側の異常の検知システムはどうなっているのか-------
1.どのようにして流出を検知するのか、しているのか? 夜間、台風、地震を想定し通常の汚染水と違うデータを検知した場合、また埋め立て地の土塁山腹から流出はどのように発見するのか?発見したらどのような行動がされるのか?
2.場内カメラでの監視と書いてありますが現状、四方八方に照明とカメラがあるのでしょうか? 夜間の台風などの悪条件で遮水シート破損や土塁損傷などの異常を検知する仕組みがあれば説明してください
河川放流前の合流槽での水質検査とありますがサンプル採取から結果がわかるまでの時間はどの程度かかりますか?
3.廃水浄化装置
① 廃水浄化装置(逆浸透膜)故障に備えた一時保留の廃水貯留槽の容量とか汚水処理系列はどのようになっているのでしょうか?
② 使用済みの逆浸透膜はどのように保管あるいか処分されていますか?

--------新井総合側からの通報はどうなっているのか--------
1.誰が関係者にどのような方法で知らせるのか、当直長ですか、電話が不通の場合はどう知らせますか? 台風などの災害では能登半島大震災のように停電、携帯電話にも問題が発生の可能性があり情報の孤島になることが考えられます。
パトロールで廃水処理装置からの異常や埋め立て地からの漏れを目視で発見するなど、人間が介在しないといけないようでは安心できません。 もちろんパトロールで目視発見は重要ですが、災害の場合は身の安全もありますし、大きな事故の前には前兆があるはずですのでその時点で通報が自動でされるべきと思いませんか?
2.知らされる側の関係者(企業団・県担当課)への通報手順は文書化で合意されているのですか? その内容を教えてください。
(危機レベルごとの手順でどのような行動と指示を行うのか)
3. 新井総合の夜勤者は何名で勤務していますか?台風時には増やすなどの備えは?
4.停電時の通信手段は携帯電話ですか?衛星を中継して電話できる仕組みが昔から存在します、これがありますか?

------異常があった場合の企業団側の対応はどうなっているのか--------
 仮に河川に流れた場合濃度にもよりますが河川水で希釈されて浄水処理施設で吸着できるものと考えますが、安全な水を配水しますと書いています。
1.なんらかの理由で新井総合など上流施設から汚染物流出があって、能登半島地震のように現地停電、電話回線損傷などで連絡がこない場合、原水からどのように異常を十分に短い時間で知ることができますか?
2.吸着という表現から活性炭での吸着と理解できるが活性炭吸着槽は自動で切り替わると思います。予備側に切り替わったタイミングで大量の汚染水が来た場合は早期に予備側も劣化します、この場合両方とも吸着能力のない状態になりますがどのように安全な水を供給するのでしょうか? このような場合は配水池への送水が停止されますか?
3.吸着不良となって浸透膜交換が必要と判断した場合の交換作業にどのくらいの時間がかかりますか?
4.予備の活性炭は十分にあるのでしょうか?その交換作業は誰が行いますか?台風の日の深夜勤務者でも交換可能なものですか?
予備の活性炭は吸着槽切り替え何回分常備しているのですか?(注文から入荷の期限)
5.素朴な質問ですが台風ではとても濁った原水になりますが沈殿不良のまま活性炭槽に原水が流れて早期に活性炭が劣化するという問題はないのでしょうか?
  原水の濁りが十分になくなるまで原水取水停止できる時間はどのくらいなのでしょう か?

以下は要望です
7ページの最後の部分 井戸の件)
1.ホームページに【公募型プロポーザル】上烏田浄水場配水池等整備DB事業につい  てという記事、 (久保配水区域の浄水場や井戸などを廃止)と書かれています。能  登地震の経験からも井戸の廃止は再設置困難でありリスクが大きいので井戸自体は残  すよう配慮して欲しい。
 2.井戸周辺に産廃廃棄物などの汚染物質が埋設されると井戸水が汚染されます。千葉県の副知事が経営会議にいますから千葉県として井戸水水質保護条例を作って欲しい
(つづき)
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水道企業団との意見交換会 =その14= [水道事業]

  水道企業団との意見交換会 =その14= 2024/04/12     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑦.県、かずさ4市、その他関係団体と連携した危機管理体制の強化に関して、
「その他関係団体」に新井総合施設の産業廃棄物最終処分場は含まれていますか?
 産業廃棄物最終処分場から、処理しきれない汚染水が小櫃川に流入するようなことが起 きた時にすぐに検知でき、関係団体と対応して適切な処置が可能なのでしょうか。
産業廃棄物最終処分場から大量の汚染水が流失した場合の、連絡、想定訓練等は実行されていますか。
新井総合施設の埋立地の崩壊や土石流の発生の検知技術、廃水異常の自動検知などがどように構築されているか、かずさ水道企業団でご存じであればご教授願います。
また、それらの異常が確認された場合の危機管理対応について教えてください。

 <質問の趣旨>
  私たちは新井総合施設産業廃棄物最終処分場が保有している設計値を越える大量の汚染水が、何らかの原因で小櫃川水系に多量に流入し水道水として利用できなくなることを危惧しています。
 新井総合施設の産業廃棄物最終処分場は、平成24年に内部保有水の漏洩事故を起こしたことにより、千葉県から指導を受けており、産業廃棄物処理場の管理が脆弱であり、要注意の事業者と思います。
また、第一期処分場に埋設している産業廃棄物の撤去を求められ、現在裁判で係争中でもあります。
この埋立地の汚染保有水は、現状では底面からの設計水位0.5mの80倍40mの高さに達しています。
埋め立ての底部には常に約0.4Mpaの圧力が加わっていることになります。
防護シートの一部が破損したりすれば、処理工程を通らない特定有害物質を含む汚染水が大量に小櫃川に流入します。まして、大規模地震が発生すれば、土でできた防護壁の崩壊による流出、汚染水処理設備の損傷による流出の懸念があります。
◇施策2.安全で安心な水の安定供給 12ページから

(回答)
 その他関係団体とは、電気供給に係る東京電力、復旧活動に係る建設業協同組合など水道復旧・維持にかかわるものを指しております。汚染水の流出を新井総合がすぐに感知しているかはわかりませんが、流失を確認した場合は電話連絡が来るようになっております。仮に河川に流れた場合濃度にもよりますが、河川水で希釈されて浄水処理施設で吸着できるものと考えますが、安全が確認された水を配水します。新井総合からは3ヶ月に1度水質報告を受けており異常は認められておりません。協議書においては水質の報告のほかに、施設の管理状況の現地確認が認められていますので、必要に応じて確認しております。
 新井総合が行っている現場管理は、ホームページ記載の通り遮水シートの破損時に電気的に漏水感知をする機器の設置、浸出水は河川放流前の合流槽での水質検査、場内カメラでの監視、などを実施していることを確認しています。
(つづく)
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水道企業団との意見交換会 =その13= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その13= 2024/04/11     関  巖

 この記事は3/21に、「その12」を載せて以来の続きです。
 意見交換会報告の連載を再開します。

2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

<質問>
 老朽管更新用の施工図面はどのように作成、管理されていますか。(つづき)

Q
ミニ開発などで10軒とかの場合開発業者が水道工事をしたときその配置図を企業団は持っているのですか。

A
開発ので例えば10軒の時、今の給水管では10軒取れないときなどは本管から引く管を太くして開発業者にやって貰い維持管理は上総水道がやり竣工図も 開発業者から出して貰いうちの方で管理をする。 開発するときは事前協議の段階でこの管だともたないとなると管を太くしたり2本入れたりする。

Q
木更津市なんですけど何度も掘っては埋めている。いっぺんにできないのかな。工事のあとで路面がでこぼこになっていて、私自転車なので通行が大変になっている。見た目もきれいじゃないです。

A
本管の入れ替えは距離がだいぶありますから最後はきれいになると思いますが 、漏水事故とか起こすとその部分だけしか掘らないので当然舗装もその部分になってしまう。

Q
私自転車なのでそういう部分が多いと感じます。

A
本管工事の時は先ず掘って仮の管を埋めるときは仮復旧として薄い舗装をやって、本管を埋めるときは幅広に取って舗装をする、しかしあまり幅広にはできない、補助金が取れないので。新しく道路を作ったようにはきれいにはならないです。


<質問>
4)施設のポンプや計器などの設備の更新について
予算・決算を拝見するとポンプ、計器等の更新がみられますが、これらの更新目的は主に老朽更新でしょうか?
老朽更新とすれば、更新の基準はどのように決まっているのでしょうか。

<質問の趣旨>
 ポンプ等の設備は定期的にメンテナンスが行われており、適切に維持・管理がされていると思います。
適切な維持管理が行われている場合、民間の施設では、本体を一式更新することは非常に 稀なことです。
このことから、老朽更新が定量的な判断基準に基づき実施されているかを伺うものです。
設備更新の延長や、不要になれば大きなコストダウンになると考えます。

(回答)
 更新基準は法定耐用年数の1.5倍を目安として更新設定をしていますが、設備ごとに劣化具合が異なるためあくまでも目安としています。定期的な整備により性能が維持できている設備では3倍近く経過していても更新をしていないものもあります。
(つづく)
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学習会「命の水が危ない!」 [水道事業]

学習会「命の水が危ない!」 2024/03/23     せき

昨日載せたチラシの様に、皆さん全員が飲んでいる水道水が汚染される心配があります。                                             このことを学ぶ学習会を行います。                                                入場は自由です。ぜひご参加下さい。

スクリーンショット 2024-03-22 084731.png
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水道企業団との意見交換会 =その12=  [水道事業]

水道企業団との意見交換会 =その12= 2024/03/21     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

Q(水道事業者の話)
 これは業者さんに聞いた話なんですが、何度も何度も掘り返しているので聞いてみると管が図面と違っていて手戻りが多いとか、管工業者組合が毎年要望を出しているけど全然聞いてくれないと話していました。今やってる工事が手戻りが多くて工期が延びたりして工期内に出来なくて来年度になってしまうと補助金が出なくなり企業団のお金で支払うことになり企業団の出費が増えて水道料金の値上がりにつながると、そのようなことを業者さんが心配してました。と言う事で改めて伺います。

A
 本管の位置がずれていたり、給水管の位置がずれているということは実際にあります。理由としては今工事しているのは古い管昭和の時代の管でそのときの図面は全部手で書いていた。 手書きなので精度は良くなかった。ですから位置がずれていたりカーブの曲がりが違っていたりしてそれを今ベースに作っていますのでずれが起こっている状況です。 平成の半ば頃からCADと言ってパソコンで 書くようになり精度が上がってきていますので 時間がかかりますがこれから徐々に精度は上がっていくのではないかと思います。
給水管の取り出しにしましても今は現地に青いシールでWと書いたここに給水管が入っていますよと言う印があります。木更津は平成20年からやっています。このようにずれが無いようにやっていますので今すぐにとはいきませんがご理解いただければと思っております。
 繰り越しの手続きをすれば交付金は貰えます。 事前に工期が終わらないと言って貰えれば財政の担当と相談して繰り越しの手続きをして交付金の取りこぼしが出ないようにします。

Q
そうなんですか。業者さんに聞いたところ、交付金が出なかったら企業団のお金でやるからと言っていた。そうなると企業団の出費が増えることになる。手続きをすれば交付金か貰えるということですね。

A
手続きをすれば貰えます。

Q
工事の前に企業団で何カ所か試掘をして発注しているがそのカ所が非常に少なくて、業者さんが自分で余分に何カ所も試掘しないと実際工事ができなく困っていると聞きました。


そこは業者の方からここが必要だと協議をしていただければ増やすことができます。
掘れば掘るだけ金になるとバンバン掘られても困るんですけど、本当に必要であれば3カ所だったものを4カ所にするとかできます。


業者さんは言っているけど聞いてくれないと言っていました。


ホントですか。 その辺は管工事業組合と話すこともあるので確認します。


 なるべく組合の要望を受け止めてあげて下さい。

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水道企業団との意見交換会 =その11=  [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その11= 2024/03/20     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問
 老朽管更新用の施工図面はどのように作成、管理されていますか。
<質問の趣旨>
  工事現場であちこち何か所も掘削されているので、なぜかなと思って作業者に聞いてみると「老朽管が図面の位置に無いので、その位置を確認するために掘削している。」とのことでした。「このようなことは珍しいことではない」とも作業員の方は話されていました。図面が間違っていることが多々あるようなら、工事費の上昇、工期の延長、工事従事者の負担増加等悪影響が多々発生し、ひいては水道料金の値上げにつながりますのでお伺いする次第です。
老朽管更新工事では、DB方式(工事施工会社が図面を作成する)は採用されていないのでしょうか。

(回答)
 老朽管更新の施行図面は水道施設台帳を基に現地調査を行った上で作成し、竣工後の情報入力をして管理します。その水道施設台帳は市町村が所有する地形図などをもとに水道工事や現地調査による施設情報を加入して作成し、管理を行っています。
 老朽管は布設後数十年が経過しているため、水道工事竣工図の精度もそうですが、その後の道路自体の改修・修繕情報、開発行為などによる区画形質の変更、道路占有物件の新設・改築情報が市の地形図並び水道施設台帳に反映されにくいことが、<質問の趣旨>に記載されている事象の原因と考えられます。そのため、工事の停滞や手戻りを避け、コストを最小限に抑えるために実際に掘削をして確認をする必要があります。

Q(回答を受け話し合いの前に企業団に伝えておいた再質問)
 業者に聞くと1mくらいずれているところもある。事前の現地調査カ所が少ない、もっと増やして欲しいと言っています。余分に沢山掘らなくてはならず工事の手間や時間がかかる。年度内に終わらず次年度にかかり国からの補助金がもらえず企業団の出費が増える。その結果水道料金が上がる。管工業者組合から毎年要望事項を出しているそうですが全く反映されていないと話しておりました。改善して欲しい。


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水道企業団との意見交換会 =その10= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その10= 2024/03/18     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑥. 適正な維持管理による施設の機能保持 のつづき
2)老朽管更新の際の方針等について伺います。

Q
水道管が各家に入ってくるまでの企業団の責任と個人の責任の範囲を図で示して欲しいとお願いしました。回答には文書ではありましたが図がありません。図で示して欲しい。

A
こういった図で良いですか。(と言って図を配布する)

Q
こういうのはホームページに載っていないのですか。どこまでが個人の責任か大事な所なので。

A
給水本管から給水を取り出したところから先は個人の物。なぜかと言うと更地を買って家を建てた場合 個人の負担で本管から引いていただいています。ただしそういった所が漏水してしまうと、あなたの物だからあなた直してねと言ってしまうと直さない場合もあり緊急性もあるので止水栓までの漏水は企業団で対応しています。 今本管の漏水管とか入れ替え工事をやっているときに給水管も古くなっていたりした場合交換しております。それは古くて塩ビ管で耐震性が弱かった場合今ポリエチレン管と言った曲がる管に替えておりますので本管から止水栓まで替えております。

Q
今日はこの図をいただいて、止水栓までは企業団で工事をしていただけるということで分かりました。それで大事な事なのでホームページに市民に分かりやすいように載せて欲しい。

A
給水管は個人のもので、何かあったときは企業団で対応しているというのは明文化しているのでないのですが漏水などがあった場合は緊急性もあり企業団で直しています。

Q
それは分かっています。 私が言ったのはそれをホームページで知らせるようにしたらどうですか、と言っている。

A
担当の方と検討します。

Q
ポリエチレン管というのは耐用年数はどのくらい持つものですか。

A
一般論ですが40年持つと言われています。

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 水道企業団との意見交換会 =その9= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その9= 2024/03/16     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑥. 適正な維持管理による施設の機能保持
2)老朽管更新の際の方針等について伺います。
 ・老朽管更新にあたって、配管の材質はどのような基準、考え方で採用されていますか。
 ・老朽管更新の際、各家庭への引き込み配管も適切な地震対策がとられていますか。
 ・本管から屋内蛇口までの配管経路図(止水栓や量水器の位置を含む)、配管の材質、  管理責任の境界がどのようになっているかを教えてください。

<質問の趣旨>
 水道管には従来、ダクタイル鋳鉄管が使われてきましたが、近年ポリエチレン管も多く採用されています。ポリエチレン管は耐震性能が非常に高く、軽くて作業性も良いことから価格的にも有利と思われます。但し、最近は、ポリエチレン管の単価が上昇しているということも聞きます。
 かずさ水道企業団では、ポリエチレン管をどう評価されているのか、配管材質選定に関してどのような基準、考え方なのかを教えて頂きたい。
 各家庭への引き込み配管については、量水器周りにいまだに塩ビ管が使用されているの ではないかと思われます。この部分を含めて地震対策をとることで地震時の漏洩件数が 減少し、信頼性がさらに向上すると考えます。

(回答)
 配水管の材質については、経済性の観点から口径により異なるものを採用しており、
φ150mmまではポリエチレン管を、それ以上はダクタイル鋳鉄管を採用しています。
どちらも耐震性が確保できるものです。
 物価の優劣が変わるようであれば柔軟に対応していきます。
配水管の更新にあたっては、個人の財産である給水管も第1止水栓まで更新の対象にしていますが、使用者の許諾が取れない、所有者の所在が不明であるといった場合には個人財産のため、更新することができません。ご懸念のとおり給水管で漏水が多いことから更新することは地震対策を含めて重要との認識はありますが、すべてを更新できないのが現状です。
 管理責任の境界については配水管から分岐したところから使用者(所有者)の管理責任となっています。ただし配水管からメーターまでの給水管が漏水した場合は、本来使用者で修繕すべきものと考えますが、漏水を放置されてしまうとその損失は企業団が負ってしまいますので、企業団においてやむをえず修繕しています。)

Q(回答を受け話し合いの前に企業団に伝えておいた再質問)

5ページの2)老朽配管の記事の部分
 管理責任の範囲は配水管から分岐したところから使用者の管理責任という内容は説明が
 不十分です。 配水管から分岐した部分を使用者が自分のものということで切断したら大変なことになる。配水管といういわゆる本管から家庭に引き出す配管には止水弁があり、その先にメータがあります。そのメータ直前にもコック弁があってメータ交換ができるようになっています。
つまり止水弁が境になっているはず、ちゃんと図解しないと今後も誤解が起きるので図に書くべきです。
スクリーンショット 2024-03-11 171754.png



 東京ガスの例でもガスメータ下のコック弁が境になっていますし、企業向けの大容量の配管ではメータや減圧弁前の遮断弁が境になっています。
(つづく)

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