再エネの出力抑制 [再生可能エネルギー]
再エネの出力抑制
2024/08/22 関 巖
太陽光発電など再生エネルーによる発電を、大手電力会社が一方的に止める出力抑制が急増していて今年度の出力抑制量の見通しはおととしの4.2倍にものぼります。
出力抑制は無制限、無補償で行われ、再エネ設備の設置者は発電収入が得られず、今年度見通し750億円の損失にもなります。
事業が続けられず設備投資にかけたお金の返済ができず倒産するところが出てきています。
また新規に再エネに取り組む事業者も減ってきています。
経産省は原子力発電の出力を抑制したことはなく、火力発電の出力抑制も不十分です。大規模な老朽化した火力発電や原発を温存するものです。
昨年の世界の平均気温は産業革命前に比べ1.45度上昇しており、目標の1.5度直前にまで上昇しております。
昨今の熱波と呼ばれる高温状態を見れば一刻も早く気候変動を抑えねばなりません。
日本政府はG7の中で唯一石炭火力の廃止期限の明記に強く反対し、化石燃料を使い続けることに固執しています。
大手電力会社の言い分だけを聞く政府でなく、CO2を出さない再エネの急速な増加を後押しする政策を政府は推し進めるべきです。
2024/08/22 関 巖
太陽光発電など再生エネルーによる発電を、大手電力会社が一方的に止める出力抑制が急増していて今年度の出力抑制量の見通しはおととしの4.2倍にものぼります。
出力抑制は無制限、無補償で行われ、再エネ設備の設置者は発電収入が得られず、今年度見通し750億円の損失にもなります。
事業が続けられず設備投資にかけたお金の返済ができず倒産するところが出てきています。
また新規に再エネに取り組む事業者も減ってきています。
経産省は原子力発電の出力を抑制したことはなく、火力発電の出力抑制も不十分です。大規模な老朽化した火力発電や原発を温存するものです。
昨年の世界の平均気温は産業革命前に比べ1.45度上昇しており、目標の1.5度直前にまで上昇しております。
昨今の熱波と呼ばれる高温状態を見れば一刻も早く気候変動を抑えねばなりません。
日本政府はG7の中で唯一石炭火力の廃止期限の明記に強く反対し、化石燃料を使い続けることに固執しています。
大手電力会社の言い分だけを聞く政府でなく、CO2を出さない再エネの急速な増加を後押しする政策を政府は推し進めるべきです。
東京ガスの電力お客さま件数は2024年4月に約380万件(その2) [再生可能エネルギー]
東京ガスの電力お客さま件数は2024年4月に約380万件(その2)
2024/0726 富樫記
1.東電や東ガス、洋上風力の量産技術 浮体を組み立て式に
資源エネルギー2024年5月19日
以下に浮体式洋上風力発電に参入した東電子会社の東電リニューアブルパワー、JERAなどの競争の様子を記載します。
(円筒下のフォークリフトの大きさから巨大な風車と理解できる)
浮体式は波や強風を受けても倒れないように浮体で風車を支える。浮体は幅だけで最大100メートルに達する。現在は造船所や橋梁工場でしか製造できず、最も大きな浮体は建造できるドックのある造船所が国内に数カ所しかない。
こうした中で政府は浮体式の量産技術の開発などを国費で補助してきた。国の補助対象に選ばれたのが、東電子会社の東電リニューアブルパワー(RP)や東ガスだ。両社は共に2023年度までに工法を確立した。
東電RPの工法では少なくとも年30基程度を量産できる。
東京ガスも年間20〜30基を量産できる技術を確立した。浮体の半分ほどを潜水させた三角形状の浮体で風車を浮かせる。支柱などの構成部品は複数のパーツに分け、別々の鉄工所などに発注できるよう設計した。港の近くで組み上げて完成させる。
浮体の量産が軌道に乗れば洋上風力産業の裾野が広がり、サプライチェーン(供給網)全体の低コスト化にもつながる。日本の産業界は40年までに洋上風力の発電設備などで国内調達比率を60%にする目標を掲げる。風車の製造は三菱重工業などの撤退で国内に知見がない。海外勢と競える産業基盤をつくるため、浮体の量産化を急ぐ。
2.東京ガス、洋上風力の保守事業に参入 英大手と業務提携
環境エネ・素材2024年2月27日
東京ガスは27日、洋上風力発電所の建設や管理を支援するサービスを始めると発表した。英同業大手ジェームズフィッシャーアンドサンズと提携した。技能や知見を取り込み、日本で発電所の建設支援や法定点検の代行といった業務の受注を目指す。
都市ガス設備の保守業務を担う子会社の東京ガスエンジニアリングソリューションズ(東京・港)が提携した。ジェームズフィッシャーの協力を得て人材の育成を進めながら、洋上風力事業者が点検などの代行業者を選ぶ入札に共同で参加する。
洋上での作業には安全管理などで高度な知見を求められる。ジェームズフィッシャーは独自の訓練施設や教育プログラムも持つ。東京ガスは同社のノウハウで人を育てながら、単独でも事業を請け負える体制の構築を急ぐ。
3.東ガス、レノバに出資 国内陸上風力に参画、協業
2024/4/2付 日本経済新聞 朝刊
東京ガスは1日、再生可能エネルギーのレノバと資本業務提携すると発表した。第三者割当増資によりレノバの議決権の約13%を178億円程度で取得し、第2位の株主になる。東京ガスは再生エネの電源開発に力を入れており、レノバが開発中の国内陸上風力事業に参画するなどして協業する。
日経新聞記事をもとに最近の東京ガスの動きを紹介しました。この他に蓄電池にも投資の情報がありますので別の機会に紹介します。
化石燃料発電の卒業、再エネ600万kWの実現に頑張れ 東京ガス、東京ガスエンジニアリングソリューションズと言いたい
以上
東京ガスの電力お客さま件数は2024年4月に約380万件(その1) [再生可能エネルギー]
東京ガスの電力お客さま件数は2024年4月に約380万件(その1)
2024/07/25 富樫記
一方、風力発電で提携や協業で事業請負体制構築を目指す東京ガスの姿を日経新聞などの
情報を含めて3つの情報で紹介します。
東京ガス(株)はcompass2030―>compassActionという経営方針のなかで国内外含め再エネ取り扱い量は500―>600万kW、CO2削減貢献-1000万トン―>1700万トンの目標を立てている。
① 世の趨勢つまり業界の垣根を超える動き
② エネルギー消費者自身が生産者になる動きの認識を強め、今までの目標の一段上を目指すようになった。
それは東急不動産のような不動産はじめ、一見電力とは無関係の業界が再エネの世界に投資し、生業としても進出してきている。
他業種の有名企業も会社ぐるみで再エネだけで会社の運営を目指すようにもなってき始めているのが現代でありますし、住宅も人間と同じで高齢化&建て替えが進んでいくなかでオール電化も進み、東京ガスも石炭火力建設計画当時との様変わりを感じています。このような経営環境の変化から第2の東電を目指すことも大きな経営の柱で新電力のトップとして顧客の増加を進めることの送電義務から天然ガス火力建設計画に繋がっていると思っています、
しかし、天然ガス火力の増加は短期的には石炭火力の60%の排出量であることからフル運転が認められれば、全体として多少CO2削減になるでしょうが原価償却の済んだ石炭火力との競争関係のなかで、果たして2030年50%、2050年カーボンニュートラルに整合する話であるか疑問が残ります。
ともかく、再エネ電力600万kW実現方針のなかで洋上風力発電は鹿島港洋上風力発電所建設事業やデンマークの成功を期待します。
さらに商社の丸紅と組んだ風力発電プロジェクトの推移が順調であるかどうか、自分は分かりませんが、三菱商事、JERAなどの強敵の中での健闘も祈りたい。
さてそのような背景のなかで東京ガスは浮体式洋上風力の組み立て型筐体と風力発電維持管理事業に挑戦していることが東京ガスのプレスリリースにも掲載されていますが今回は日経新聞記事を中心に紹介します。
(つづく)
2024/07/25 富樫記
一方、風力発電で提携や協業で事業請負体制構築を目指す東京ガスの姿を日経新聞などの
情報を含めて3つの情報で紹介します。
東京ガス(株)はcompass2030―>compassActionという経営方針のなかで国内外含め再エネ取り扱い量は500―>600万kW、CO2削減貢献-1000万トン―>1700万トンの目標を立てている。
① 世の趨勢つまり業界の垣根を超える動き
② エネルギー消費者自身が生産者になる動きの認識を強め、今までの目標の一段上を目指すようになった。
それは東急不動産のような不動産はじめ、一見電力とは無関係の業界が再エネの世界に投資し、生業としても進出してきている。
他業種の有名企業も会社ぐるみで再エネだけで会社の運営を目指すようにもなってき始めているのが現代でありますし、住宅も人間と同じで高齢化&建て替えが進んでいくなかでオール電化も進み、東京ガスも石炭火力建設計画当時との様変わりを感じています。このような経営環境の変化から第2の東電を目指すことも大きな経営の柱で新電力のトップとして顧客の増加を進めることの送電義務から天然ガス火力建設計画に繋がっていると思っています、
しかし、天然ガス火力の増加は短期的には石炭火力の60%の排出量であることからフル運転が認められれば、全体として多少CO2削減になるでしょうが原価償却の済んだ石炭火力との競争関係のなかで、果たして2030年50%、2050年カーボンニュートラルに整合する話であるか疑問が残ります。
ともかく、再エネ電力600万kW実現方針のなかで洋上風力発電は鹿島港洋上風力発電所建設事業やデンマークの成功を期待します。
さらに商社の丸紅と組んだ風力発電プロジェクトの推移が順調であるかどうか、自分は分かりませんが、三菱商事、JERAなどの強敵の中での健闘も祈りたい。
さてそのような背景のなかで東京ガスは浮体式洋上風力の組み立て型筐体と風力発電維持管理事業に挑戦していることが東京ガスのプレスリリースにも掲載されていますが今回は日経新聞記事を中心に紹介します。
(つづく)
バイオマス火力発電 [再生可能エネルギー]
バイオマス火力発電 2024/05/11 政策研事務局長3/30記
昨年の正月に袖ヶ浦バイオマス火力の燃料受け入れ貯蔵をしている日本燐酸(株)現在は【NC東京ベイと社名変更】で火災が発生した。
高さ45m、直径25mの10,000Tサイロが4基ありその内2基とコンベア部分の火災で窒素封入+散水でも3月末に鎮火だったと記憶しています。
火災の原因と対策については追って聞き取りをしないといけないが今回の話題は北海道のバイオマス火力の操業停止の話です。
北海道電力と三井物産という日本を代表する2社で設立した北海道バイオマス発電所はコスト割れで操業停止となった。
設立からわずか3年半で終わり とは悲しい現実である。
燃料の間伐材の利用は森の育成に必要なことなので一般的常識として認められることであったが北海道という広大な森林であっても起伏のある山地から木材を切り出し、運び、粉砕し、乾かし、チップにするには大変なこと。
とくに切り出し、運ぶ は大変、日本の山は坂が多いし木材は意外に重い、枝の切断、処理に手間がかかるし、根っこを抜くのは大変で普通はそのまま放置、根っこから小枝までの総熱量は多くても実際は真ん中しか使えないという非効率な燃料であり、発電所の燃料としては中々採算が合わないだろうと思っていました。
というのは自分の人生を振り返って少年時代はどこの家でも調理・お風呂のためにマキを利用していました。
炭焼き小屋も身近で木材を切って人力で運ぶ様子も見て大変な重労働と思っていました。
今は機械と車が利用されるようになっていますがそれでも山から木材を切って運ぶには山に道路をつくる必要もあり大変なことに違いない。
山に生えているときは邪魔ものでゼロ円でも、燃料になるまでには人件費と機械の減価償却費で高価な燃料になることは予測できるし、実際に採算に会う条件の森林は既設の道路に面した山林しかないだろうと思っていました。
そして実際に千葉県の私たちの住まいに近いあちこちの森が乱暴に切られ放置された森の跡地を見るのは残念で切られた木がかわいそうに感じます。
一方、海外の場合は平地の森林が多く、皆伐、みそもくそも一緒に切り倒す。
木が切られて日射と風通し良くなったことで湿地は乾燥地帯になって山火事の原因にもなっているという。
こんな方法で港まで運んで日本に来るまでにかかるコストは年々高くなるであろうこと、運搬と海を渡るにはCO2をたくさん出すこと、そして醜い伐採跡地が増え、森で暮らす動物の悲鳴が聞こえる感じがします。
もともとのバイオマス利用に税金をつける話は、山間地の振興で銭湯などで地域おこしに利用するのが最初の発想であった。
それを海外からの輸入木材の燃料にも税金をつけた結果、有名企業がバイオマスに出資して日本だけでなく世界中の森林を破壊しているわけである。
その内に採算悪化、悪銭身に付かず を知るべきでないだろうか?
昨年の正月に袖ヶ浦バイオマス火力の燃料受け入れ貯蔵をしている日本燐酸(株)現在は【NC東京ベイと社名変更】で火災が発生した。
高さ45m、直径25mの10,000Tサイロが4基ありその内2基とコンベア部分の火災で窒素封入+散水でも3月末に鎮火だったと記憶しています。
火災の原因と対策については追って聞き取りをしないといけないが今回の話題は北海道のバイオマス火力の操業停止の話です。
北海道電力と三井物産という日本を代表する2社で設立した北海道バイオマス発電所はコスト割れで操業停止となった。
設立からわずか3年半で終わり とは悲しい現実である。
燃料の間伐材の利用は森の育成に必要なことなので一般的常識として認められることであったが北海道という広大な森林であっても起伏のある山地から木材を切り出し、運び、粉砕し、乾かし、チップにするには大変なこと。
とくに切り出し、運ぶ は大変、日本の山は坂が多いし木材は意外に重い、枝の切断、処理に手間がかかるし、根っこを抜くのは大変で普通はそのまま放置、根っこから小枝までの総熱量は多くても実際は真ん中しか使えないという非効率な燃料であり、発電所の燃料としては中々採算が合わないだろうと思っていました。
というのは自分の人生を振り返って少年時代はどこの家でも調理・お風呂のためにマキを利用していました。
炭焼き小屋も身近で木材を切って人力で運ぶ様子も見て大変な重労働と思っていました。
今は機械と車が利用されるようになっていますがそれでも山から木材を切って運ぶには山に道路をつくる必要もあり大変なことに違いない。
山に生えているときは邪魔ものでゼロ円でも、燃料になるまでには人件費と機械の減価償却費で高価な燃料になることは予測できるし、実際に採算に会う条件の森林は既設の道路に面した山林しかないだろうと思っていました。
そして実際に千葉県の私たちの住まいに近いあちこちの森が乱暴に切られ放置された森の跡地を見るのは残念で切られた木がかわいそうに感じます。
一方、海外の場合は平地の森林が多く、皆伐、みそもくそも一緒に切り倒す。
木が切られて日射と風通し良くなったことで湿地は乾燥地帯になって山火事の原因にもなっているという。
こんな方法で港まで運んで日本に来るまでにかかるコストは年々高くなるであろうこと、運搬と海を渡るにはCO2をたくさん出すこと、そして醜い伐採跡地が増え、森で暮らす動物の悲鳴が聞こえる感じがします。
もともとのバイオマス利用に税金をつける話は、山間地の振興で銭湯などで地域おこしに利用するのが最初の発想であった。
それを海外からの輸入木材の燃料にも税金をつけた結果、有名企業がバイオマスに出資して日本だけでなく世界中の森林を破壊しているわけである。
その内に採算悪化、悪銭身に付かず を知るべきでないだろうか?
東京ガスとガスカーボンニュートラル連携協定があるのに [再生可能エネルギー]
環境ビジネスのメールマガジン2023年09月20日記事
”東京ガス、分譲マンション駐車場207区画にEV充電設備 再エネ100%で”
https://www.kankyo-business.jp/news/e885c6f2-8aa4-4e5b-a6e6-62ef4eb2f2fe?utm_source=mail&utm_medium=mail230921_d&utm_campaign=mail
によれば、東京ガス(東京都港区)は9月15日、提供する電気自動車(EV)充電サービス「EVrest(イーブイレスト)」が、野村不動産(同・新宿区)の新築分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」の平置き駐車場全207区画(導入数:207口)に導入されることが決定したと発表した。
また、同物件の充電に利用される電気は、実質再生可能エネルギー100%の電気を東京ガスから供給することで、充電によるCO2排出量実質ゼロを達成する。
とある。
マンションなのでホームセンターやスーパーなどのように駐車場型太陽光設備ではありませんが
実質的に再エネ100%電気ということでカーボンニュートラル包括連携協定と同じような内容を実施しています。
そしてEV充電器設置ということで時代の先取りの不動産会社と東京ガスの姿勢を感じます。
以前、駐車場型太陽光設備を公共施設に設置、充電設備も設置することで袖ヶ浦市の名声をアップし
かつ地域の脱炭素の機運を高める内容の文書を市に送ったが東京ガスと袖ヶ浦市がカーボンニュートラル包括連携協定を2月に締結して早くも秋虫の声 ハヤクーチリリン と泣いている(涙;)
包括連携協定の姿は良く見えない、ゼロカーボンシティ宣言も千葉県自治体の半数の26が宣言したのにいまだに前向きな話すら聞かない(2年前は17自治体)
この先10年が人類の生存の危機の分かれ目、温暖化などという穏やかな表現でなく【地球沸騰】と言う言葉で国連が危機感を持って世界に発信しているのに、、、、
これからもますます上がるであろう市の電力価格、これは市民の税金で賄われることを忘れていないか?
いまは設置の初期費用のいらない導入方法もある時代、遅れた方が利益があるわけではない!!
企業も家庭も自治体も早期に再エネを導入し、将来の負担と地球沸騰を避けたいものです。
”東京ガス、分譲マンション駐車場207区画にEV充電設備 再エネ100%で”
https://www.kankyo-business.jp/news/e885c6f2-8aa4-4e5b-a6e6-62ef4eb2f2fe?utm_source=mail&utm_medium=mail230921_d&utm_campaign=mail
によれば、東京ガス(東京都港区)は9月15日、提供する電気自動車(EV)充電サービス「EVrest(イーブイレスト)」が、野村不動産(同・新宿区)の新築分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」の平置き駐車場全207区画(導入数:207口)に導入されることが決定したと発表した。
また、同物件の充電に利用される電気は、実質再生可能エネルギー100%の電気を東京ガスから供給することで、充電によるCO2排出量実質ゼロを達成する。
とある。
マンションなのでホームセンターやスーパーなどのように駐車場型太陽光設備ではありませんが
実質的に再エネ100%電気ということでカーボンニュートラル包括連携協定と同じような内容を実施しています。
そしてEV充電器設置ということで時代の先取りの不動産会社と東京ガスの姿勢を感じます。
以前、駐車場型太陽光設備を公共施設に設置、充電設備も設置することで袖ヶ浦市の名声をアップし
かつ地域の脱炭素の機運を高める内容の文書を市に送ったが東京ガスと袖ヶ浦市がカーボンニュートラル包括連携協定を2月に締結して早くも秋虫の声 ハヤクーチリリン と泣いている(涙;)
包括連携協定の姿は良く見えない、ゼロカーボンシティ宣言も千葉県自治体の半数の26が宣言したのにいまだに前向きな話すら聞かない(2年前は17自治体)
この先10年が人類の生存の危機の分かれ目、温暖化などという穏やかな表現でなく【地球沸騰】と言う言葉で国連が危機感を持って世界に発信しているのに、、、、
これからもますます上がるであろう市の電力価格、これは市民の税金で賄われることを忘れていないか?
いまは設置の初期費用のいらない導入方法もある時代、遅れた方が利益があるわけではない!!
企業も家庭も自治体も早期に再エネを導入し、将来の負担と地球沸騰を避けたいものです。
タグ:連携協定 東京ガス
ふたつのニュース・電力関係 [再生可能エネルギー]
11日の日本テレビ「シューイチ」(朝7:30~)でびっくりするニュースがあった。「ノーベル賞候補の電池。電気代が約半分に」と題して、太陽光発電よりもずっと安く、簡単にできる電池が発明されたという。すぐ録画しておくべきだった。日本の優れた科学者はまた一人誕生したようである。
化石燃料は必要なくなる。まして原発など…過去の遺跡になりそう。注目して見つめたい
次は電気運搬船が誕生直前である。このニュースを次に掲載する。
◆ パワーエックス、電気運搬船・初号船の詳細設計を発表 給電・横浜市と連携
最終更新日: 2023年05月29日
パワーエックス(東京都港区)は5月25日、世界初・電気で運ぶ船「電気運搬船」の初号船の詳細設計を発表した。電気運搬船の名称は「PowerX Ark 100」。初号船は「X」と命名された。
容量241MWh、2025年の完成目指す
同船は船長140m、容量241MWhのコンテナ型大型蓄電池を搭載する。2025年の完成を目指し、2026年からは国内外で実証実験を開始する予定。
「X」に搭載する蓄電池は、同社独自設計のモジュールで、安全性が高いリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池セルを使用し、6000サイクル以上の長寿命を実現する。
バッテリーシステムは、拡張性を備えた非常にスケーラブルな設計で、ミッションに応じて搭載する電池を増やすことにより、より大きなサイズの電気運搬船をつくることもできるという。
そのほか、専用のガス排出機能・消火装置を備え、バッテリーシステムなどをリアルタイムにモニタリングすることで、安全性を担保する。
なおすべての蓄電池は、DNVやClass NK(日本海事協会)などさまざまな国際船級認証や適用規格に準拠している。
九州電力や横浜市と、海上送電事業で連携
同社は5月25日、九州電力(福岡県福岡市)と、電気運搬船を利用した海上送電事業を開始すると発表。九州で発電される再エネ電気を、海上送電事業で活用することで、再エネの最大限活用とさらなる導入の促進を目指す。
また横浜市とは、電気運搬船と蓄電地の利活用を通じた横浜港におけるカーボンニュートラルポートの形成に向けて、連携協定を締結している。
横浜港は、埠頭における物流機能に加えて、京浜臨海部・根岸地区等における生産機能や都心臨海部における観光文化機能を持つなど、電力の大消費地となっている。この電力需要の一部を電気運搬船が運んできた再エネで賄うことで、横浜港のカーボンニュートラルポート形成と臨海部の脱炭素への取り組みに貢献できる。
そのほか、同社は、電気運搬船を活用した海上送電事業を推進するための新会社「海上パワーグリッド」を2023年中に設立することも発表。今後は、電気運搬船の所有や国内外への電気運搬船の販売と海上送電のオペレーションを担当するパートナー企業を募集するとしている。
(出所:パワーエック
電気運搬船で新たな送電ネットワークを構築
日本政府は現在、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げ、再エネの導入に取り組んでいるが、太陽光や風力発電などの出力が変動する再エネの大規模導入に伴い、余剰電力の発生や電力供給の安定性の確保が課題となっている。
電気運搬船は、海を隔てた場所で発電された再エネを蓄電池に貯めて、長距離送電を実現する、海上送電という新しい概念の送電技術。海を越えて新たな送電ネットワークを構築し、再エネの貯蔵・供給・利用を推進する。この技術は、日本だけでなく世界中の再エネの普及に貢献すると期待されている。
具体的には、太陽光や風力発電などの出力が変動する再エネの余剰電力を、電気運搬船の電池に貯めておき、港周辺の停止・廃炉予定の火力発電所などの系統設備から放電し、陸上送電網を経由して、電力需要家へ送電することで、再エネのさらなる有効利用が可能となる。
また、現行のリチウムイオン電池のエネルギー密度において、電気運搬船は陸から陸への短距離の海上電力輸送に最適であり、再エネのポテンシャルの高い地域と都市部などの電力需要地をつなぐ地域間連系線を補完する役割を果たすことができる。たとえば、再エネのポテンシャルが高い九州や北海道から需要の高い本州への送電や、離島間の送電などに活用することが考えられる。
将来的には、電池のエネルギー密度がさらに上昇し、コストが低減することで、洋上風力発電所から陸地へのより長距離の海上送電が可能となる見込み。特に、地震が多く深い海底に囲まれた日本では、電気運搬船は有効な選択肢として期待されている。今まで海底送電ケーブルの敷設が困難だった地域でも、風力発電所の設置が可能になる。
化石燃料は必要なくなる。まして原発など…過去の遺跡になりそう。注目して見つめたい
次は電気運搬船が誕生直前である。このニュースを次に掲載する。
◆ パワーエックス、電気運搬船・初号船の詳細設計を発表 給電・横浜市と連携
最終更新日: 2023年05月29日
パワーエックス(東京都港区)は5月25日、世界初・電気で運ぶ船「電気運搬船」の初号船の詳細設計を発表した。電気運搬船の名称は「PowerX Ark 100」。初号船は「X」と命名された。
容量241MWh、2025年の完成目指す
同船は船長140m、容量241MWhのコンテナ型大型蓄電池を搭載する。2025年の完成を目指し、2026年からは国内外で実証実験を開始する予定。
「X」に搭載する蓄電池は、同社独自設計のモジュールで、安全性が高いリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池セルを使用し、6000サイクル以上の長寿命を実現する。
バッテリーシステムは、拡張性を備えた非常にスケーラブルな設計で、ミッションに応じて搭載する電池を増やすことにより、より大きなサイズの電気運搬船をつくることもできるという。
そのほか、専用のガス排出機能・消火装置を備え、バッテリーシステムなどをリアルタイムにモニタリングすることで、安全性を担保する。
なおすべての蓄電池は、DNVやClass NK(日本海事協会)などさまざまな国際船級認証や適用規格に準拠している。
九州電力や横浜市と、海上送電事業で連携
同社は5月25日、九州電力(福岡県福岡市)と、電気運搬船を利用した海上送電事業を開始すると発表。九州で発電される再エネ電気を、海上送電事業で活用することで、再エネの最大限活用とさらなる導入の促進を目指す。
また横浜市とは、電気運搬船と蓄電地の利活用を通じた横浜港におけるカーボンニュートラルポートの形成に向けて、連携協定を締結している。
横浜港は、埠頭における物流機能に加えて、京浜臨海部・根岸地区等における生産機能や都心臨海部における観光文化機能を持つなど、電力の大消費地となっている。この電力需要の一部を電気運搬船が運んできた再エネで賄うことで、横浜港のカーボンニュートラルポート形成と臨海部の脱炭素への取り組みに貢献できる。
そのほか、同社は、電気運搬船を活用した海上送電事業を推進するための新会社「海上パワーグリッド」を2023年中に設立することも発表。今後は、電気運搬船の所有や国内外への電気運搬船の販売と海上送電のオペレーションを担当するパートナー企業を募集するとしている。
(出所:パワーエック
電気運搬船で新たな送電ネットワークを構築
日本政府は現在、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げ、再エネの導入に取り組んでいるが、太陽光や風力発電などの出力が変動する再エネの大規模導入に伴い、余剰電力の発生や電力供給の安定性の確保が課題となっている。
電気運搬船は、海を隔てた場所で発電された再エネを蓄電池に貯めて、長距離送電を実現する、海上送電という新しい概念の送電技術。海を越えて新たな送電ネットワークを構築し、再エネの貯蔵・供給・利用を推進する。この技術は、日本だけでなく世界中の再エネの普及に貢献すると期待されている。
具体的には、太陽光や風力発電などの出力が変動する再エネの余剰電力を、電気運搬船の電池に貯めておき、港周辺の停止・廃炉予定の火力発電所などの系統設備から放電し、陸上送電網を経由して、電力需要家へ送電することで、再エネのさらなる有効利用が可能となる。
また、現行のリチウムイオン電池のエネルギー密度において、電気運搬船は陸から陸への短距離の海上電力輸送に最適であり、再エネのポテンシャルの高い地域と都市部などの電力需要地をつなぐ地域間連系線を補完する役割を果たすことができる。たとえば、再エネのポテンシャルが高い九州や北海道から需要の高い本州への送電や、離島間の送電などに活用することが考えられる。
将来的には、電池のエネルギー密度がさらに上昇し、コストが低減することで、洋上風力発電所から陸地へのより長距離の海上送電が可能となる見込み。特に、地震が多く深い海底に囲まれた日本では、電気運搬船は有効な選択肢として期待されている。今まで海底送電ケーブルの敷設が困難だった地域でも、風力発電所の設置が可能になる。
グリーン成長戦略・君津 [再生可能エネルギー]
新聞折り込みの”ファミリア新聞”をなんとなく見ていたら、君津市民文化ホールでの映画(木下恵介監督 破戒)宣伝が目にとまり、さらに君津市商工会議所主催の”グリーン成長戦略セミナー”の記事にびっくりしました。
https://www.kimitsucci.or.jp/latest_information/202210196986/
びっくりしたのは
君津では商工会議所がこのような企画をする背景には、石井市長を再度市長に押し上げた君津市民の意識の高さを感じたこと。
君津市は2年?前にゼロカーボンシティ宣言を行った自治体、その時点から商工会議所へも対策の必要性を働きかけていたのではないでしょうか?
一方私たち政策研では実施するように働きかけの対象から無意識に外していたとの思いからビックリです。
このような身近な存在から世の中の総意を変えていくことができるのかも知れません。
ということで12.7水曜が休めるなら参加致したく思います。
袖ヶ浦市の一般人で君津商工会議所会員でないものが参加できるか不明ですが一応申し込んでみたいと思います。
皆様もいかがですか?(クリックすると大きくなります)
-------以下は関連記事(地震とかで世の中止まらないように)------
県主催で事業継続計画(Business Continuity Plan)セミナー
(公財)千葉県産業振興センター主催「BCP入門セミナー」開催のご案内2022年10月17日
地震・台風・停電等の不測の事態に遭遇した場合、迅速に事業を復旧させるためには、平時からの取り組みが欠かせません。本セミナーでは、平時から行うべき活動や緊急時における初動対応などを取り決めておく「BCP(事業継続計画)」や、簡易で取り組みやすい「事業継続力強化計画」について、わかりやすく解説いたします。
【タイトル】 BCP入門セミナー~経営者必見!事業継続力強化計画の策定で信頼度UP!~
【開催日時】 令和4年10月31日(月)14:00~16:30(13:30受付開始)
【開催場所】 ホテルグリーンタワー幕張3階「チェルシー」(千葉県千葉市美浜区ひび野2-10-3)
【参加費】 無料
【申込方法】 WEB申込フォーム、またはFaxにて受付。詳細はコチラをご確認ください。
http://www.ccjc-net.or.jp/link/R4BCP.html
【お問合せ】 (公財)千葉県産業振興センター総合支援室 TEL 043-299-2907
(事務局寄稿)
◆ 今日の傑作時事川柳 国葬を閣議決定 酷葬に
https://www.kimitsucci.or.jp/latest_information/202210196986/
びっくりしたのは
君津では商工会議所がこのような企画をする背景には、石井市長を再度市長に押し上げた君津市民の意識の高さを感じたこと。
君津市は2年?前にゼロカーボンシティ宣言を行った自治体、その時点から商工会議所へも対策の必要性を働きかけていたのではないでしょうか?
一方私たち政策研では実施するように働きかけの対象から無意識に外していたとの思いからビックリです。
このような身近な存在から世の中の総意を変えていくことができるのかも知れません。
ということで12.7水曜が休めるなら参加致したく思います。
袖ヶ浦市の一般人で君津商工会議所会員でないものが参加できるか不明ですが一応申し込んでみたいと思います。
皆様もいかがですか?(クリックすると大きくなります)
-------以下は関連記事(地震とかで世の中止まらないように)------
県主催で事業継続計画(Business Continuity Plan)セミナー
(公財)千葉県産業振興センター主催「BCP入門セミナー」開催のご案内2022年10月17日
地震・台風・停電等の不測の事態に遭遇した場合、迅速に事業を復旧させるためには、平時からの取り組みが欠かせません。本セミナーでは、平時から行うべき活動や緊急時における初動対応などを取り決めておく「BCP(事業継続計画)」や、簡易で取り組みやすい「事業継続力強化計画」について、わかりやすく解説いたします。
【タイトル】 BCP入門セミナー~経営者必見!事業継続力強化計画の策定で信頼度UP!~
【開催日時】 令和4年10月31日(月)14:00~16:30(13:30受付開始)
【開催場所】 ホテルグリーンタワー幕張3階「チェルシー」(千葉県千葉市美浜区ひび野2-10-3)
【参加費】 無料
【申込方法】 WEB申込フォーム、またはFaxにて受付。詳細はコチラをご確認ください。
http://www.ccjc-net.or.jp/link/R4BCP.html
【お問合せ】 (公財)千葉県産業振興センター総合支援室 TEL 043-299-2907
(事務局寄稿)
◆ 今日の傑作時事川柳 国葬を閣議決定 酷葬に
フィリピンでの日本企業の動き [再生可能エネルギー]
FOE JAPANからの情報では
★ 法律違反でフィリピンのガス開発に工事停止命令ー日本の官民は適切な対応を!
の記事で大阪ガスなど大手が投資し違反の記事、
そして東京ガスはCompass2030計画に従い浮体式のLNG基地を建設
その一方で袖ケ浦でのガス火力計画から抜けた、九州電力の子会社のキューデン・インターナショナルは、一昨日のニュースでは10月25日、フィリピンの再生可能エネルギー開発事業者ペトログリーン社(PG社/フィリピンマニラ)に出資したと発表した。
これにより九電グループの海外発電事業の持分出力は約283万kWとなった・・・とあります。
九州電力は川内原発、玄海原発2か所の原発を再稼働し、問題児であります
https://www.kyuden.co.jp/trust_contents_detail_transparent_energy.html
がその一方、ウズベキスタンではガス火力に投資、さらに
https://www.kankyo-business.jp/news/4852ff0a-c97b-4dd1-adda-956d4efe133c?
utm_source=mail&utm_medium=mail221101_d&utm_campaign=mail
再エネ導入も行ってつかみどころのない 真田一族の『犬伏の別れ』を地でいく、どっちに転んでも
生き残る会社方針のようです。
この九州電力はJPOWERのIGCCをどう見ているのでしょうか?
(クリックすると大きくなります)
◆ 今日の傑作時事川柳 コロナ禍と アベ スガ キシは常套句
★ 法律違反でフィリピンのガス開発に工事停止命令ー日本の官民は適切な対応を!
の記事で大阪ガスなど大手が投資し違反の記事、
そして東京ガスはCompass2030計画に従い浮体式のLNG基地を建設
その一方で袖ケ浦でのガス火力計画から抜けた、九州電力の子会社のキューデン・インターナショナルは、一昨日のニュースでは10月25日、フィリピンの再生可能エネルギー開発事業者ペトログリーン社(PG社/フィリピンマニラ)に出資したと発表した。
これにより九電グループの海外発電事業の持分出力は約283万kWとなった・・・とあります。
九州電力は川内原発、玄海原発2か所の原発を再稼働し、問題児であります
https://www.kyuden.co.jp/trust_contents_detail_transparent_energy.html
がその一方、ウズベキスタンではガス火力に投資、さらに
https://www.kankyo-business.jp/news/4852ff0a-c97b-4dd1-adda-956d4efe133c?
utm_source=mail&utm_medium=mail221101_d&utm_campaign=mail
再エネ導入も行ってつかみどころのない 真田一族の『犬伏の別れ』を地でいく、どっちに転んでも
生き残る会社方針のようです。
この九州電力はJPOWERのIGCCをどう見ているのでしょうか?
(クリックすると大きくなります)
◆ 今日の傑作時事川柳 コロナ禍と アベ スガ キシは常套句
みんなのおうちに太陽光 [再生可能エネルギー]
千葉県では下記のようにキャンペーンをやっています。
「みんなのおうちに太陽光」で検索すると出てきます。せき
千葉県は太陽光パネル・蓄電池を県民みんなでおトクに購入する共同購入の参加者の募集を開始します。
日々の生活に使う電気を自宅で発電できる太陽光パネル、そして発電した電気を夜間も有効に活用でき、災害にも安心な蓄電池。おうちの電気代の節約にもつながります。おうちでできるSDGs!
この機会におトクに購入しませんか!?
袖ケ浦市もこれにならって太陽光発電に対してもっと積極的な取り組みをして欲しい。
「みんなのおうちに太陽光」で検索すると出てきます。せき
千葉県は太陽光パネル・蓄電池を県民みんなでおトクに購入する共同購入の参加者の募集を開始します。
日々の生活に使う電気を自宅で発電できる太陽光パネル、そして発電した電気を夜間も有効に活用でき、災害にも安心な蓄電池。おうちの電気代の節約にもつながります。おうちでできるSDGs!
この機会におトクに購入しませんか!?
袖ケ浦市もこれにならって太陽光発電に対してもっと積極的な取り組みをして欲しい。
ゼロカーボンシティー実現へ [再生可能エネルギー]
◆ ゼロカーボンシティー実現に向けての取り組みが連日報道
(桑名)三重県桑名市の伊藤徳宇市長は9日の定例記者会見で、ゼロカーボンシティ実現に向けた取り組みの第7弾として、公共施設13箇所に太陽光発電設備を設置し、発電した電気を自家消費する取り組みを始めると発表した。
化石燃料への依存を減らし、二酸化炭素排出量削減に努めるほか、蓄電池を設置し、災害時には予備電源として活用する。
同事業は、民間事業者が施設の屋根や隣接地に設備を設置し、市は設備で発電した電気を購入するというPPA(電力購入契約)事業で、県内の自治体では初の取り組み。
事業を実施するのはオムロンソーシアルソリューションズ(東京都)で、市によると、1月から開始した公募に2社から応募があり、3月に審査会で事業者を決定。
同社は創業の翌年から88年間、エネルギー事業に取り組んでいるほか、他市でも実績があるという。 設備を設置するのは多度など12のまちづくり拠点施設と柿安シティホールで、今月から国への補助申請を開始し、夏ごろに補助採択されれば、10月から順次設置工事を行う。
来年2月ごろに市と同社が電力供給契約を結び、来年4月から電力供給開始の予定。市によると、同事業により年間約124トンの二酸化炭素削減効果が見込まれるという。
伊藤市長は「昨年3月のゼロカーボンシティ宣言から率先して事業を進めており、本事業は横浜市がこの4月から導入、豊橋市が本市と同じタイミングで進めていると聞く。本事業の電力量は大きくはないが、災害時に避難所となる施設へ導入するので、安定供給にはなる。これをきっかけに脱炭素の取り組みが広がればうれしい」と語った。
◆ 都の新築一戸建て・太陽光「義務化」を
東京都の有識者検討会は、11日、一戸建て住宅を含む新築建物に、太陽光発電のパネルの設置を義務付けるよう提言する答申案をまとめた。都はパブリックコメントなどを経て関係条例の改正案をまとめて2022年度中の成立を目指すという。この条例が成立すると、対象は23000戸程度になるという。
(東京新聞5月12日)
kawakami
奈良輪小学校増築したけれど [再生可能エネルギー]
奈良輪小学校の増築校舎はZEB Ready52%
ついに袖ケ浦市に脱炭素の見える化がスタートか?
と期待したが中途半端でした。(5.9現地観察から・富樫記)
5月1日の広報に合わせ新聞折り込みされた【議会のひろば】No190を見ますとかつてなくゼロカーボン関係の質問をする議員が多いことに驚いています。
しかし市の回答を総合しますと
① 令和4年(つまり今年)はゼロカーボンシティ宣言をするかどうかなど市民、企業の意見を聞くなどで時間を費やすようです。
これはイソップ童話のウサギとカメのウサギに徹っしていることに残念の気持ちになりました。
若く体格の良い市長はチャレンジ精神の持ち主と思ったのですが!?
② 奈良輪小学校の生徒増加にともなう増築部分は一般の建物と比較で1次エネルギー消費が52%削減であり、ZEB READYの50%を超えたとあります。
しかし 環境省のホームページを見ますと https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html
省エネ(断熱、換気、照明、最新冷暖房設備などの採用)で削減できない部分は創エネで埋め合わせZEB(ゼロ エネルギー ビルディング)に近づけることができる創エネについて画像付きで書かれています。
つまりうどん食べたいとき自分でうどん粉こねないでお店からうどんを買うように太陽光発電できなければ再エネ電気買うこともできるということです。
◆ 増築の外観から分かること
① 教育長に公共施設への太陽光導入について聞いたときに奈良輪小学校は津波の際に屋上に避難するので設置ができないと言っていましたが増設部分はそのような構造になっていないようです。既存の3階建てのものは屋上への出口が建設されていますが今回は増築部分には屋上出口がありませんでした。 写真参照
② 屋根は金属板の折り板であり簡単に太陽光発電システムの設置が可能な構造でした。
阪神淡路大震災以降の建築は改正基準法に遵守で耐震性もあります。
これで太陽光発電システムを設置しなかったことは政府の方針に背を向けることで市民に市長の姿勢を知らせるべきと思いました。
③ 増築部分のみ省エネ設計で増築部分のみZEB READY(50%以上のエネルギー節約)となっているが学校全体としてみれば省エネとしても不十分な内容で創エネの発想はまったくない不十分な工事内容と言えることを環境省のページで紹介します。
環境省はhttps://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html で省エネと創エネでZEBを目指すことを記載しています。
④ 教育長は過去、奈良輪小学校は津波を考え屋上には太陽光パネルを設置できないと言っていた話と今回の増築校舎の様子を見れば発言内容と矛盾した工事内容です。
上で書いたように
太陽光パネルを設置する工事費用が問題であれば既存の太陽光発電所から電気を買い取るとか再エネ証書付きのクレジット電力を購入するとかの方法もあるでしょう
ぜひ検討結果を聞きたいものです。
⑤ 結果として今回の増築工事から分かったことは
袖ケ浦市の公共施設を起点として袖ケ浦市全体の脱炭素を進めることができるリーダーがいないようです。
そうであるならばよそからそのようなプロに来てもらうという手があるわけですからプロの知恵を借りることも考えないということであれば市長の裁量不足という結論になります。
増築校舎は2階建て、屋上に出ることはできない、津波の際は新校舎の場合2階に避難旧校舎の場合は3階あるいは屋上に避難なのか?知りたいものです。 以上
ついに袖ケ浦市に脱炭素の見える化がスタートか?
と期待したが中途半端でした。(5.9現地観察から・富樫記)
5月1日の広報に合わせ新聞折り込みされた【議会のひろば】No190を見ますとかつてなくゼロカーボン関係の質問をする議員が多いことに驚いています。
しかし市の回答を総合しますと
① 令和4年(つまり今年)はゼロカーボンシティ宣言をするかどうかなど市民、企業の意見を聞くなどで時間を費やすようです。
これはイソップ童話のウサギとカメのウサギに徹っしていることに残念の気持ちになりました。
若く体格の良い市長はチャレンジ精神の持ち主と思ったのですが!?
② 奈良輪小学校の生徒増加にともなう増築部分は一般の建物と比較で1次エネルギー消費が52%削減であり、ZEB READYの50%を超えたとあります。
しかし 環境省のホームページを見ますと https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html
省エネ(断熱、換気、照明、最新冷暖房設備などの採用)で削減できない部分は創エネで埋め合わせZEB(ゼロ エネルギー ビルディング)に近づけることができる創エネについて画像付きで書かれています。
つまりうどん食べたいとき自分でうどん粉こねないでお店からうどんを買うように太陽光発電できなければ再エネ電気買うこともできるということです。
◆ 増築の外観から分かること
① 教育長に公共施設への太陽光導入について聞いたときに奈良輪小学校は津波の際に屋上に避難するので設置ができないと言っていましたが増設部分はそのような構造になっていないようです。既存の3階建てのものは屋上への出口が建設されていますが今回は増築部分には屋上出口がありませんでした。 写真参照
② 屋根は金属板の折り板であり簡単に太陽光発電システムの設置が可能な構造でした。
阪神淡路大震災以降の建築は改正基準法に遵守で耐震性もあります。
これで太陽光発電システムを設置しなかったことは政府の方針に背を向けることで市民に市長の姿勢を知らせるべきと思いました。
③ 増築部分のみ省エネ設計で増築部分のみZEB READY(50%以上のエネルギー節約)となっているが学校全体としてみれば省エネとしても不十分な内容で創エネの発想はまったくない不十分な工事内容と言えることを環境省のページで紹介します。
環境省はhttps://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html で省エネと創エネでZEBを目指すことを記載しています。
④ 教育長は過去、奈良輪小学校は津波を考え屋上には太陽光パネルを設置できないと言っていた話と今回の増築校舎の様子を見れば発言内容と矛盾した工事内容です。
上で書いたように
太陽光パネルを設置する工事費用が問題であれば既存の太陽光発電所から電気を買い取るとか再エネ証書付きのクレジット電力を購入するとかの方法もあるでしょう
ぜひ検討結果を聞きたいものです。
⑤ 結果として今回の増築工事から分かったことは
袖ケ浦市の公共施設を起点として袖ケ浦市全体の脱炭素を進めることができるリーダーがいないようです。
そうであるならばよそからそのようなプロに来てもらうという手があるわけですからプロの知恵を借りることも考えないということであれば市長の裁量不足という結論になります。
増築校舎は2階建て、屋上に出ることはできない、津波の際は新校舎の場合2階に避難旧校舎の場合は3階あるいは屋上に避難なのか?知りたいものです。 以上
田んぼ発電で酒造り [再生可能エネルギー]
(NHK NEWS WEB)転載
「ソーラーシェアリング」(田んぼで発電)活用して日本酒造り 神奈川県大井町2022年5月04日
19時41分
神奈川県大井町で農業と太陽光発電を両立させる「ソーラーシェアリング」を活用した日本酒が造られ、環境に優しく持続可能な日本酒として販売されています。(クリックすると大きくなります)
ずーっと火力発電が電気を作る方法と考えるコチコチの蒸気機関車の脳みそに
なっていませんか?
時代は変わったのです、10年前こんなニュースをNHKが流すなんて考えたでしょうか?
大井町の酒造会社は、小田原市で酒米の栽培と、田んぼに設置した太陽光パネルで発電も
している「ソーラーシェアリング」を導入する農家から、酒米と電気を買い取り日本酒を
造っています。
酒造会社によりますと、日本酒造りにはこまめな温度調整が欠かせませんが、太陽光パネルで発電した電力を、日本酒の製造過程で必要なヒーターや冷蔵庫、酒蔵の中の照明などに使っているということです。
日本酒は先月から「環境に優しく持続可能な日本酒」として販売されています。
神奈川県によりますと、県内にはソーラーシェアリングを導入した農地は66か所ありますが、
米と電力の両方を農家から買い取り酒を造るのは珍しいということです。
井上寛社長(72)は「半世紀近く酒造りをする中で環境が変わると米の成分も変わると
感じている。環境にも優しくピリッと辛口のお酒を味わってほしい」と話していました。
「ソーラーシェアリング」(田んぼで発電)活用して日本酒造り 神奈川県大井町2022年5月04日
19時41分
神奈川県大井町で農業と太陽光発電を両立させる「ソーラーシェアリング」を活用した日本酒が造られ、環境に優しく持続可能な日本酒として販売されています。(クリックすると大きくなります)
ずーっと火力発電が電気を作る方法と考えるコチコチの蒸気機関車の脳みそに
なっていませんか?
時代は変わったのです、10年前こんなニュースをNHKが流すなんて考えたでしょうか?
大井町の酒造会社は、小田原市で酒米の栽培と、田んぼに設置した太陽光パネルで発電も
している「ソーラーシェアリング」を導入する農家から、酒米と電気を買い取り日本酒を
造っています。
酒造会社によりますと、日本酒造りにはこまめな温度調整が欠かせませんが、太陽光パネルで発電した電力を、日本酒の製造過程で必要なヒーターや冷蔵庫、酒蔵の中の照明などに使っているということです。
日本酒は先月から「環境に優しく持続可能な日本酒」として販売されています。
神奈川県によりますと、県内にはソーラーシェアリングを導入した農地は66か所ありますが、
米と電力の両方を農家から買い取り酒を造るのは珍しいということです。
井上寛社長(72)は「半世紀近く酒造りをする中で環境が変わると米の成分も変わると
感じている。環境にも優しくピリッと辛口のお酒を味わってほしい」と話していました。
新設保育園が光って見える・・2 [再生可能エネルギー]
私たちは袖ケ浦市の公共施設が使う電力を再生可能エネルギーの電力を活用することを何度も訴えてきています。 しかし市はゼロカーボンシティ宣言すらもあれこれ言って先延ばししています。
小学生でも “宿題忘れたら言い訳”を探すことと同じように。
できる市は“できる方法とできる範囲をさがしともかく実行第一”で前に進め、修正しながら効率化しようとします。
できない市は “できる方法を探す前に” 言い訳を考え自分の責任にならないようにします。
今、全国で進むゼロカーボンシティ宣言と市の公共施設に再生可能エネルギー電力の導入が進んでいないなど、出遅れ袖ケ浦市になっていることから、袖ケ浦市長には相談できるプロの参謀との契約が必要と言いたい。
袖ケ浦市には、女性の管理職が必要。下の投書は柏市の例で、野党共闘の結果、女性市長に変わったら、ガラリと身の回りが変わったという内容です。(クリックすると大きくなります)
世界も、身の回りも、大きく変わってきています。
千葉県内の女性市長・町長さん
小学生でも “宿題忘れたら言い訳”を探すことと同じように。
できる市は“できる方法とできる範囲をさがしともかく実行第一”で前に進め、修正しながら効率化しようとします。
できない市は “できる方法を探す前に” 言い訳を考え自分の責任にならないようにします。
今、全国で進むゼロカーボンシティ宣言と市の公共施設に再生可能エネルギー電力の導入が進んでいないなど、出遅れ袖ケ浦市になっていることから、袖ケ浦市長には相談できるプロの参謀との契約が必要と言いたい。
袖ケ浦市には、女性の管理職が必要。下の投書は柏市の例で、野党共闘の結果、女性市長に変わったら、ガラリと身の回りが変わったという内容です。(クリックすると大きくなります)
世界も、身の回りも、大きく変わってきています。
千葉県内の女性市長・町長さん
新設保育園が光って見える・・1 [再生可能エネルギー]
東京ガスのサービス [再生可能エネルギー]
電気1日分の全量実質再エネ化
~電力契約300万件到達!お客さまとともに未来をつむぐ取り組みを~
夏分は電力使用量が増加する。節電を呼びかけ、その分で1日分の全量を実質再エネ化で
供給するサービスを行う・・・という。不思議なサービス。
東京ガスのプレスリリースのページを見ますと良い情報があります。
良いところは良いところとして評価すべきと思い情報提供
節電に協力してくれる東京ガス電気契約のお客さんへのサービス
• 2022年4月20日 プレスリリース 東京ガス 土浦市における
「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結
• 2022年4月19日 プレスリリース 東京ガス NEDOグリーンイノベーション
基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクトの実施予定先に選定
• 2022年4月18日 プレスリリース 東京ガス 非FIT/FIP向け再エネ需給調整
サービスの開始について ・・昨今の変動性の高い環境で利益をあげたい市中の
小規模再エネ電気事業者の助けになることは良いことと思います
茨城健土浦市もカーボンニュウトラルのまちづくりに動きはじめました。
袖ヶ浦の体格の良い市長はおいてけぼり、どうやって気づかせることができるでしょうか?
木更津市と君津市に働きかけるのがいいのか、
千葉県知事に相談がいいのか?考えてもらえますか?
~電力契約300万件到達!お客さまとともに未来をつむぐ取り組みを~
夏分は電力使用量が増加する。節電を呼びかけ、その分で1日分の全量を実質再エネ化で
供給するサービスを行う・・・という。不思議なサービス。
東京ガスのプレスリリースのページを見ますと良い情報があります。
良いところは良いところとして評価すべきと思い情報提供
節電に協力してくれる東京ガス電気契約のお客さんへのサービス
• 2022年4月20日 プレスリリース 東京ガス 土浦市における
「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定」を締結
• 2022年4月19日 プレスリリース 東京ガス NEDOグリーンイノベーション
基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクトの実施予定先に選定
• 2022年4月18日 プレスリリース 東京ガス 非FIT/FIP向け再エネ需給調整
サービスの開始について ・・昨今の変動性の高い環境で利益をあげたい市中の
小規模再エネ電気事業者の助けになることは良いことと思います
茨城健土浦市もカーボンニュウトラルのまちづくりに動きはじめました。
袖ヶ浦の体格の良い市長はおいてけぼり、どうやって気づかせることができるでしょうか?
木更津市と君津市に働きかけるのがいいのか、
千葉県知事に相談がいいのか?考えてもらえますか?