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水道企業団との意見交換会 =その24= [水道事業]

  水道企業団との意見交換会 =その24= 2024/04/30  関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

<質問⑩>
再生可能エネルギーの有効活用や環境に優しい水道システムの構築に向けた検討結果を教えてください。持続可能な経営を達成するためには、自然エネルギーの活用が必須と考えます。
また、電力費用の抑制のためには、自然エネルギーの導入等が有効と思います。かずさ水道企業団では、自然エネルギーの活用に関してどのように考えられていますか?

<質問の趣旨>
水道事業は日本の全産業が消費する電力の1 %を使用しています。あらゆる産業で電力費用の大幅アップと脱炭素が言われ、企業団でも電気代金が9, 300万円増加しています。また、電力費用の削減のために、再生可能エネルギーの採用検討が書かれています。このことは、私たち市民連絡会も電力費用の削減方法として再エネ電力の積極的な採用を提案していましたのでおおいに賛同致します。
また位置エネルギーを活用した水道システムやインバーターによるポンプの吐出圧力の調節等の省エネ案についても積極的に検討して頂きたいと思います。再エネ電力の採用や省エネ技術に関しては、各地の自治体水道局も積極的に採用・拡大していますので、これらの情報を的確に取得して活用されるよう要望致します。厚生労働省による水道における脱炭素事業への補助金については以下のように書かれています。
/地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する公共施設への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業
/公営企業債(脱炭素化推進事業)

<回答>
小水力発電を1カ所に現在導入しており、今年度末に1か所新設されます。今後も施設の更新などで活用ができる可能性を検討し、少しでも活用が図れればと考えております。太陽光発電なども以前検討しましたが、コストパフォーマンスが悪いので採用を見送りましたが、材料などのコスト削減が図られ普及の拡大が図られていますので、再検討の余地はあると考えています。

<回答を受けての再質問>
 小水力について書かれています。 余分の水圧で送水した結果、そのエネルギーの回収としての小水力発電と理解しました。
送水ポンプの圧力をインバーター制御で行っているのでしょうか? 夜間の水圧が高すぎると感じています。送水圧力を下げれば電力も漏水箇所の漏水量も減るので一石二鳥と考えます。

 ソーラー発電のコスト高での見送りが書かれていますが記載のように近年著しい発電単価の低下が報道される一方、買電価格の上昇が企業向けでも見られると聞きます。
PPAや補助金の活用、導入に際し自社で設置するのではなく既存のソーラー発電会社から相対で今の買電価格より安く購入を図るなどを考えて早期のカーボンニュートラルを考えて欲しい

Q
昨今太陽光発電をつけるとき自分たちにお金がかからないPPA方式で設置側がお金を払い電気代で支払方法がある。企業団も停電に備え人の住んでいないところとかに設置して備える。また購入電気を減らし安価な電気で水道代を減らして欲しい。停電の時非常用発電があるだろうがその節約にもなる。

A
回答にも書きましたがコスト削減が図られてきているので再検討の余地はあると思います。

Q現状は相当価格が下がってきていますがどうですか。 買う電気がいくらでこれを導入したらいくらか、採算性がどうかなどのデータを貰っていないので。

A
まだうちもやっていないのでそういうデータはありません。

Q見積書とかはないのですか。

A以前1回やったのですがそれは昔のもので今は小水力発電という物をやっています。太陽光発電は今曲がり対応の物など出来てきているのでそれが有効に 出来るのであれば活用することはできると思いますがやはりコスト倒れになってしまいますと 維持費がかかったり水道料金に跳ね返るとかになります。これからの検討と思います。再生可能エネルギーって水道に限らずどこの産業でも 当然課題なのでどこでも取り組んでいると思いますしことらでもやっていくべきだと思います。

Q
よその水道でも 導入が結構進んでいます。世の中の発展がすごく早いので見積を度々取ってタイミングを見たらどうかと思います。要望として出しておきます。

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