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学習会報告 [産廃処理場]

学習会報告    2024/03/31    関   巌

第6回 暮らしと環境を考える学習会 「命の水が危ない!」

昨日上記学習会が行われ予想を超える100名以上の方が集まりました。

第一部は元事務局長の川上宏さんの記念講演で長い教師生活を子どもが主体となる教育を中心にやってこられたことをいろいろ話されました。30分で数十年のことを話すのはとても時間が足りませんでした。
最後に政策研から欄の鉢、お孫さんから花束が贈呈されました。

第二部では、鳥海文和さんから世界でも珍しい自噴井戸の仕組みを分かりやすく説明していただき、金森春光さんからは水源地にある産廃場の危険、汚染水の漏洩、裁判が今正念場などを熱く語ってくれました。

取り急ごご報告まで、詳しくは追って紹介します。

最後に4月から政策研の会長が冨樫孝夫さん、事務局長が田中勝洋さん、私が会計とブログ担当になることを報告しました。

参加者の感想を載せます。
「命の水が危ない」について   匿名希望

小櫃川上流の亀山ダム近くに東洋一の産廃処分場があり、12年も前に埋め立て地から汚染水が漏れ続けていて、未だに本格的調査がされていない。長年調査分析を続け、市や県に働きかけても異常はないと却下され、研究者が理論的に追い詰めるところまで行っても、大きな力で押しつぶされるかのように前に進めずに来られた状況を知り、裁判も係争中であることに驚きでした。
政策研究会の富樫新会長は「私達の孫の時代に、じいさん達は何をやっていたんだ!と、言われると思うと気が重くなります」と仰っていました。
私もまさしくそういうことだと思います。高齢者と言われる齢になり、あとは自分に何ができるだろうかと考えます。
自分の欲などもうない。あるとしたら孫子の健康と住みよい日本の暮らしを守ってあげること。
飲み水は基本的なその最たるもので、根源の話だと思います。
まさに命の水を守ることに長年尽力されてきた皆様に頭が下がります。
微力ながら少しでもお役に立ちたくて、本日政策研に入会致しました。
そして裁判を傍聴することによって市民の強い思いを訴えていかなければと思いました。
それにしても政治家はなんの為に政治家になったのか、足元をよく見てほしい。



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第6回「暮らしと環境について考える」講演会のお知らせ。 [水道]

2024/03/29

第6回「暮らしと環境について考える」講演会のお知らせ。
テーマ『命の水が危ない』

明日3月30日に講演会を行います。
ぜひご参加下さい。  関  巖

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議員の賛成討論原稿 [議会の在り方]

議員の賛成討論原稿 2024/03/28    石井 敏広

 議員の賛成討論原稿について先日朝日新聞に大きく取り上げられこのブログ(3/25付け)でも紹介しました。館山市議の石井敏広氏がそのことに関連してFCに載せてありましたので氏の了承を得て掲載します。 せき

 議員の賛成討論原稿を、職員が長年に渡って書いていた問題。千葉県では、袖ケ浦市・千葉市・成田市・南房総市…
単に、議員が個人で苦労しながら書けばいい話に過ぎないが…
記事(記事画像はぼやけているが)には、南房総市議会では2018年6月に青木正孝議員(今は引退)が、「朗読するだけじゃだめ。自分の意思で賛成、反対やってもらわなきゃ困る」と発言したのをきっかけに、職員が書くことは無くなったとあるのが味わい深い…
館山市議会では無いし、もちろん私も自分で原稿を書いているし、原稿なしで討論をすることも多いが…
なぜ、このようなことになるのか考察すると、
①議会の情報公開が足りないから、内部でダレる
②おかしいと思っても言いづらく、内部のよどんだ雰囲気があり、改革がなされない
③議案の内容は難解であり、議員も職員組織を信頼して賛成している面がある
④議案の説明が「言語明瞭・意味不明瞭」。なんでこんな難しい説明になるのか、と思うことがしばしば。職員はわかりやすさより、正確さを重視するので、間違いを恐れ過ぎてそうなる
⑤そもそも国の制度が複雑怪奇で、市町村も国の全国一律の制度に基づいて仕事をしており、よくわからずに業務が回っている。そして、調べると、複雑怪奇さに意味がなく、無駄に煩雑であることもしばしば
⑥日本人は幼少から暗記教育(インプット)ばかりしてきたので、書くこと(アウトプット)は苦手である。そもそも、趣旨がよくわからずに暗記をしているので、論理性が怪しくなる
個々の問題としては「討論原稿は議員が自分で書け」と言うだけで解決だが、この問題の背景は日本社会の構造なのだ…

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袖ヶ浦市の時代遅れはますます進む [地球温暖化]

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袖ヶ浦市の時代遅れはますます進む    2024/3/27  政策研事務局長 記
久しぶりの投稿です。
公明党の応援を得て当選した粕谷市長の2回目の選挙はなんと無投票であった。 無投票とはいかにも残念という市民の声を多く聞きます。
ともかく粕谷市長が市長継続となったわけですが見た目の若さのように袖ヶ浦市を引っ張って欲しいものだが実態はどうであろうか? 見た目と合わない状況を並べると

上乗せ残土 残土条例制定=未 二度も否決、当時の否決議員が現市長、4市のなかで
             袖ケ浦のみ制定なしでゴミが埋まることに平然としている。
ゼロカーボンシティ宣言=未 これも度重なる遅れ指摘にも無視の姿勢(市政)で
                ついに富津市にも本年3月19日に抜かれた。
プラスチック資源のゴミ分別回収=未 これも4市のなかで袖ケ浦のみ残っている。
ゴミ袋値上げすればゴミが減ると言い、資源回収で減らすことに努力不足
なのはなぜだろうか
<高齢化対策>
小中学生学校給食費無料化=未 子育て環境は進学支援と合わせ高齢化対策としても重要
教育環境日本一を掲げ英会話に尽力した市長がいました。
生活ごみ自宅前出し回収=未 若い市長も年取ればきっと市に要望する事項

<2年前の高橋環境経済部高橋部長の話を思い出す>
2021年12月25日市民会館において環境ノーベル賞の平田仁子さんを招いて気候危機の講演会を開きました。
 その際に初めて環境経済部の高橋部長はじめ多くの職員も参加しました。
袖ヶ浦市のゼロカーボンシティ宣言が遅れていることが話題になり、田中さんと言うおばぁさんが【旗を立てなきゃ】 と発言したことへの返答として高橋部長は【市民と企業に相談して考えます】と答えた。
 この市民という意味は私たち平民ではなく、有力者、自治会会長、商工会とかなのか?
では企業は誰か? 京葉コンビナート企業に協議会があって住友化学とか富士石油とかが入っていて、それらに関係する制度を導入するには事前に話し合ってOKがないと決められないと言う。
業界上位、行政下位の封建制度が実はあるのですと言う話を聞いたことがあります。

<令和4年11月24日京葉臨海コンビナート カーボンニュートラル推進協議会に
欠席した袖ヶ浦市の粕谷市長、木更津市の渡辺市長>

 この京葉臨海コンビナートカーボンニュートラル推進協議会は、国の政策に合わせ、化学、石油、電力、機械産業がまとまっている京葉コンビナート地帯が、水素・アンモニア導入、インフラ整備などの対象地域として最適としてできたものです。
 会長は千葉県知事で議長を務める、会員企業は
出光興産株式会社執行役員千葉事業所長
大阪国際石油精製株式会社取締役千葉製油所長
コスモ石油株式会社取締役執行役員千葉製油所長
JFEスチール株式会社専門主監(環境防災・エネルギー)
株式会社JERA企画統括部脱炭素推進室長
住友化学株式会社常務執行役員千葉工場長
東京ガス株式会社袖ケ浦LNG基地所長
日本製鉄株式会社東日本製鉄所副所長
富士石油株式会社代表取締役専務執行役員袖ケ浦製油所長
丸善石油化学株式会社千葉工場執行役員工場長
三井化学株式会社市原工場長
行政からは千葉市長、市原市長、袖ケ浦市長、木更津市長、君津市長、富津市長と
経済産業省関東経済産業局長、国土交通省関東地方整備局副局長
学識経験者からは
辻 佳子(公益社団法人化学工学会、国立大学法人東京大学教授)
松野 泰也(国立大学法人千葉大学教授)
しかし、普通 市長が欠席する場合は代理を出席させますが欠席者が2名いました。
袖ヶ浦市長と木更津市長です。 

 議事録を見ると国のカーボンニュートラル政策を、京葉コンビナート企業の協力のもとに実行していくという考えを示しており、当然それにはGX予算が投下されます。

 それに手を上げるか上げないか 積極姿勢の市か消極的な市か、政府や千葉県から見れば積極的な市でしかも技術的条件が良く、やる気のある企業を選別するでしょう。
 実際に議事録をみると出光興産がこの協議会開催以前に国のカーボンニュートラル政策を先取りしているとして紹介されておりました。 ですからきっと出光興産はGX予算の対象となるでしょう。

出光興産の先進性
2018年まで、出光興産は袖ヶ浦中袖の石炭バルクターミナル空き地に石炭火力を建設する計画を東京ガス、九州電力と共同で進めていました。しかし将来の経済性がないとして一番最初に抜けました。 東京ガスなどによる石炭からガスへの燃料変更での計画にも賛同しませんでした。

 社内では昭和石油(外資)の意見もあり、発電は化石燃料から自然エネルギー電力に移行する。 同様に自動車燃料もガソリンからEVや合成燃料に次第に移行して大きく社会が変わって石油販売だけで会社が生きられる時代は終わったと判断していたのです。
 このため出光が研究所集約、国内13カ所に散らばる900人を千葉に集約し、研究から実装まで一貫して行える体制にする。
千葉事業所内では、固体電解質のパイロット設備や商業生産設備を構築中、持続可能な航空燃料であるSAF関連の実証設備も持っている。

このような先進性の重要性から政策研として袖ヶ浦市の庁舎建て替えでは、ソーラーパネルを屋根とした駐車場型発電として、電気自動車の充電を市役所で用事を済ませる間にできるようにする意見書を送付しましたがポイされました。
 真夏、車が焼けること、多少の雨天では傘なしで駐車場から市役所玄関に通じる利便性もあるのに取り入れず残念。

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原稿案 提供 他の市町村も [市政全般]

 議員の発言内容を市が作成している問題  2024/03/25   関   巖

 袖ケ浦市で市の提案した議案に対して、議員が賛成討論をする際発言内容を市が議員に渡していた慣行が長らく続いていた問題を政策研では3年前から廃止すべきと提案し、昨年秋袖ケ浦市執行部と市議会は廃止をしたことはこのブログで何度か書いてきました。

 このことに関して23日の朝日新聞に千葉県の自治体での対応を調査したことが大きく記事に載っていましたので紹介します。
 朝日新聞の調査によるといくつかの自治体で同様のことが慣行として行われていて、袖ケ浦市のことが朝日新聞に取り上げられたこともあり見直しがされていると言うことです。

 議会は市の行政が市民の目から見て妥当かどうかしっかり見て、おかしなことはおかしいと市民目線で発言し行政を正すことが大きな使命です。
この基本を忘れている議員がいることは残念です。


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鉄道情報いろいろ [JR]

   鉄道情報いろいろ   2024/03/25     山ノ井です。

 笑っていいともが終わって10年、新宿アルタが閉鎖になるようです。

群馬県の吾妻線
鉄道会社より存廃協議の申し入れが沿線自治体にあったようです。

仙台駅のみどりの窓口
この年度末から年度はじめにかけて、窓口利用者に整理券配布で順番待ちの対応を。
そういえば、川越、北千住、川口の3駅は通常は開いていない臨時のみどりの窓口を設ける駅。関東私鉄に至っては、普段は扱わない駅で定期券発売をやっている。
まさか、みどりの窓口が混雑しているのに、あの次期社長が社長就任のお花見みたいな催しをやるようなことであれば、無神経きわまりないです。

東京湾フェリーが来月から片道1000円に値上げになりますが、 実は20日にしらはま丸が運航中に故障し修理中です。
現在、かなや丸だけて東京湾フェリーが運航。2時間に1本です。
何とかしなければ。

ダイヤ改正から一週間。
京葉線はどうやら改正前より混雑がひどいという話を耳にしています。
23日からの沿線自治体アンケートの中身が気になります。

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富津市「CO2ゼロ」宣言

 富津市「CO2ゼロ」宣言  2024/03/24   関  巖

 富津市の高橋恭一市長は、市議会本会議終了日の19日に議会で2050年までのCO2ゼロを目指す「市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
 同宣言では「気候変動の影響は深刻で、2019年房総半島台風など自然災害が相次ぎ、本市も住家の損壊、長期の停電、断水など大きな被害を受けた」と背景に言及。
「解決に向けて、市民、事業者、市が一丸となって取り組むことが必要不可欠」としています。
 市は基本方針として、公共施設・住宅の低炭素化や太陽光・廃棄物発電などの活用などを掲げています。

 これに先がけ千葉県では2021年2月に、木更津市でも2021年2月に、君津市では同年10月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、気候変動への危機意識を市民と共有し、脱炭素社会の実現を目指すため、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指しています。
 君津市では経済環境部の中に環境グリーン推進課を設けて積極的に脱炭素化に向けて取り組んでいます。

 君津4市に横並びが好きな袖ケ浦市が一人これに後ろ向きなのが不思議でなりません。袖ケ浦市も富津市長が述べた背景は全く同じです。
 政策研としては数年前から同宣言を行うよう度々申し入れていても粕谷市長はかたくなに拒んでいます。市長は気候変動への危機意識はないのでしょうか。
市長が前向きに取り組めばすぐ宣言は出来るはずです。
何か背景に拒む理由でもあるのでしょうか。

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学習会「命の水が危ない!」 [水道事業]

学習会「命の水が危ない!」 2024/03/23     せき

昨日載せたチラシの様に、皆さん全員が飲んでいる水道水が汚染される心配があります。                                             このことを学ぶ学習会を行います。                                                入場は自由です。ぜひご参加下さい。

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命の水が危ない [産廃処理場]

市内にチラシを配布しました。  2024/03/22    せき
*クリックすると大きくなります。


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水道企業団との意見交換会 =その12=  [水道事業]

水道企業団との意見交換会 =その12= 2024/03/21     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

Q(水道事業者の話)
 これは業者さんに聞いた話なんですが、何度も何度も掘り返しているので聞いてみると管が図面と違っていて手戻りが多いとか、管工業者組合が毎年要望を出しているけど全然聞いてくれないと話していました。今やってる工事が手戻りが多くて工期が延びたりして工期内に出来なくて来年度になってしまうと補助金が出なくなり企業団のお金で支払うことになり企業団の出費が増えて水道料金の値上がりにつながると、そのようなことを業者さんが心配してました。と言う事で改めて伺います。

A
 本管の位置がずれていたり、給水管の位置がずれているということは実際にあります。理由としては今工事しているのは古い管昭和の時代の管でそのときの図面は全部手で書いていた。 手書きなので精度は良くなかった。ですから位置がずれていたりカーブの曲がりが違っていたりしてそれを今ベースに作っていますのでずれが起こっている状況です。 平成の半ば頃からCADと言ってパソコンで 書くようになり精度が上がってきていますので 時間がかかりますがこれから徐々に精度は上がっていくのではないかと思います。
給水管の取り出しにしましても今は現地に青いシールでWと書いたここに給水管が入っていますよと言う印があります。木更津は平成20年からやっています。このようにずれが無いようにやっていますので今すぐにとはいきませんがご理解いただければと思っております。
 繰り越しの手続きをすれば交付金は貰えます。 事前に工期が終わらないと言って貰えれば財政の担当と相談して繰り越しの手続きをして交付金の取りこぼしが出ないようにします。

Q
そうなんですか。業者さんに聞いたところ、交付金が出なかったら企業団のお金でやるからと言っていた。そうなると企業団の出費が増えることになる。手続きをすれば交付金か貰えるということですね。

A
手続きをすれば貰えます。

Q
工事の前に企業団で何カ所か試掘をして発注しているがそのカ所が非常に少なくて、業者さんが自分で余分に何カ所も試掘しないと実際工事ができなく困っていると聞きました。


そこは業者の方からここが必要だと協議をしていただければ増やすことができます。
掘れば掘るだけ金になるとバンバン掘られても困るんですけど、本当に必要であれば3カ所だったものを4カ所にするとかできます。


業者さんは言っているけど聞いてくれないと言っていました。


ホントですか。 その辺は管工事業組合と話すこともあるので確認します。


 なるべく組合の要望を受け止めてあげて下さい。

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水道企業団との意見交換会 =その11=  [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その11= 2024/03/20     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問
 老朽管更新用の施工図面はどのように作成、管理されていますか。
<質問の趣旨>
  工事現場であちこち何か所も掘削されているので、なぜかなと思って作業者に聞いてみると「老朽管が図面の位置に無いので、その位置を確認するために掘削している。」とのことでした。「このようなことは珍しいことではない」とも作業員の方は話されていました。図面が間違っていることが多々あるようなら、工事費の上昇、工期の延長、工事従事者の負担増加等悪影響が多々発生し、ひいては水道料金の値上げにつながりますのでお伺いする次第です。
老朽管更新工事では、DB方式(工事施工会社が図面を作成する)は採用されていないのでしょうか。

(回答)
 老朽管更新の施行図面は水道施設台帳を基に現地調査を行った上で作成し、竣工後の情報入力をして管理します。その水道施設台帳は市町村が所有する地形図などをもとに水道工事や現地調査による施設情報を加入して作成し、管理を行っています。
 老朽管は布設後数十年が経過しているため、水道工事竣工図の精度もそうですが、その後の道路自体の改修・修繕情報、開発行為などによる区画形質の変更、道路占有物件の新設・改築情報が市の地形図並び水道施設台帳に反映されにくいことが、<質問の趣旨>に記載されている事象の原因と考えられます。そのため、工事の停滞や手戻りを避け、コストを最小限に抑えるために実際に掘削をして確認をする必要があります。

Q(回答を受け話し合いの前に企業団に伝えておいた再質問)
 業者に聞くと1mくらいずれているところもある。事前の現地調査カ所が少ない、もっと増やして欲しいと言っています。余分に沢山掘らなくてはならず工事の手間や時間がかかる。年度内に終わらず次年度にかかり国からの補助金がもらえず企業団の出費が増える。その結果水道料金が上がる。管工業者組合から毎年要望事項を出しているそうですが全く反映されていないと話しておりました。改善して欲しい。


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鉄道情報 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

   鉄道情報  2024/03/19         山ノ井です。
最初に
鴨川市内の太海駅。
列車の行き違いができない棒線化になっています。先々、非公式に竹岡と鵜原の各駅も同様の工事の話を耳にしています。
昨年11月、館山での県のイベントの臨時列車運転の際は、けして効率のよくない車両の動かし方をしています。棒線化はけして望ましいものではないです。

16と17日、近隣の駅を調査。浜金谷駅と保田駅で、券売機での座席未指定券の発売を扱っていないケース、駅員配置時間帯に、Suicaの残高不足で改札をでるお客に対してスルーした対応がありました。万一、続くようであれば、関東運輸局に報告を出します。
券売機で座席未指定券を扱っているほかの駅では問題はないです。

18日以降、ダイヤ改正後の大事な見極めになりますが。
鎌取駅と新木場駅の混雑状況がどうなるか。JR千葉支社が自ら現場にでて検証をやるかど うかが気になります。

すでに存じていると思いますが。
千葉県南部の日東交通が、来月1日以降、館山営業所以外の営業所のバス路線で、運転手不足による減便をやるようです。全体の8割の路線になります。
当該利用者の不安はもちろんですが、久留里線問題の協議で、バス転換は選択肢としてはかなりの慎重さが必要と考えます。

千倉駅、安食駅に加え、太海駅、竹岡駅、鵜原駅については現地調査をします。

以上になります。
2024年3月18日 山ノ井一教

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水道企業団との意見交換会 =その10= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その10= 2024/03/18     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑥. 適正な維持管理による施設の機能保持 のつづき
2)老朽管更新の際の方針等について伺います。

Q
水道管が各家に入ってくるまでの企業団の責任と個人の責任の範囲を図で示して欲しいとお願いしました。回答には文書ではありましたが図がありません。図で示して欲しい。

A
こういった図で良いですか。(と言って図を配布する)

Q
こういうのはホームページに載っていないのですか。どこまでが個人の責任か大事な所なので。

A
給水本管から給水を取り出したところから先は個人の物。なぜかと言うと更地を買って家を建てた場合 個人の負担で本管から引いていただいています。ただしそういった所が漏水してしまうと、あなたの物だからあなた直してねと言ってしまうと直さない場合もあり緊急性もあるので止水栓までの漏水は企業団で対応しています。 今本管の漏水管とか入れ替え工事をやっているときに給水管も古くなっていたりした場合交換しております。それは古くて塩ビ管で耐震性が弱かった場合今ポリエチレン管と言った曲がる管に替えておりますので本管から止水栓まで替えております。

Q
今日はこの図をいただいて、止水栓までは企業団で工事をしていただけるということで分かりました。それで大事な事なのでホームページに市民に分かりやすいように載せて欲しい。

A
給水管は個人のもので、何かあったときは企業団で対応しているというのは明文化しているのでないのですが漏水などがあった場合は緊急性もあり企業団で直しています。

Q
それは分かっています。 私が言ったのはそれをホームページで知らせるようにしたらどうですか、と言っている。

A
担当の方と検討します。

Q
ポリエチレン管というのは耐用年数はどのくらい持つものですか。

A
一般論ですが40年持つと言われています。

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 水道企業団との意見交換会 =その9= [水道事業]

 水道企業団との意見交換会 =その9= 2024/03/16     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。
質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑥. 適正な維持管理による施設の機能保持
2)老朽管更新の際の方針等について伺います。
 ・老朽管更新にあたって、配管の材質はどのような基準、考え方で採用されていますか。
 ・老朽管更新の際、各家庭への引き込み配管も適切な地震対策がとられていますか。
 ・本管から屋内蛇口までの配管経路図(止水栓や量水器の位置を含む)、配管の材質、  管理責任の境界がどのようになっているかを教えてください。

<質問の趣旨>
 水道管には従来、ダクタイル鋳鉄管が使われてきましたが、近年ポリエチレン管も多く採用されています。ポリエチレン管は耐震性能が非常に高く、軽くて作業性も良いことから価格的にも有利と思われます。但し、最近は、ポリエチレン管の単価が上昇しているということも聞きます。
 かずさ水道企業団では、ポリエチレン管をどう評価されているのか、配管材質選定に関してどのような基準、考え方なのかを教えて頂きたい。
 各家庭への引き込み配管については、量水器周りにいまだに塩ビ管が使用されているの ではないかと思われます。この部分を含めて地震対策をとることで地震時の漏洩件数が 減少し、信頼性がさらに向上すると考えます。

(回答)
 配水管の材質については、経済性の観点から口径により異なるものを採用しており、
φ150mmまではポリエチレン管を、それ以上はダクタイル鋳鉄管を採用しています。
どちらも耐震性が確保できるものです。
 物価の優劣が変わるようであれば柔軟に対応していきます。
配水管の更新にあたっては、個人の財産である給水管も第1止水栓まで更新の対象にしていますが、使用者の許諾が取れない、所有者の所在が不明であるといった場合には個人財産のため、更新することができません。ご懸念のとおり給水管で漏水が多いことから更新することは地震対策を含めて重要との認識はありますが、すべてを更新できないのが現状です。
 管理責任の境界については配水管から分岐したところから使用者(所有者)の管理責任となっています。ただし配水管からメーターまでの給水管が漏水した場合は、本来使用者で修繕すべきものと考えますが、漏水を放置されてしまうとその損失は企業団が負ってしまいますので、企業団においてやむをえず修繕しています。)

Q(回答を受け話し合いの前に企業団に伝えておいた再質問)

5ページの2)老朽配管の記事の部分
 管理責任の範囲は配水管から分岐したところから使用者の管理責任という内容は説明が
 不十分です。 配水管から分岐した部分を使用者が自分のものということで切断したら大変なことになる。配水管といういわゆる本管から家庭に引き出す配管には止水弁があり、その先にメータがあります。そのメータ直前にもコック弁があってメータ交換ができるようになっています。
つまり止水弁が境になっているはず、ちゃんと図解しないと今後も誤解が起きるので図に書くべきです。
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 東京ガスの例でもガスメータ下のコック弁が境になっていますし、企業向けの大容量の配管ではメータや減圧弁前の遮断弁が境になっています。
(つづく)

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<鶯(うぐいす)鳴いて春本番> [残土埋立]

本澤二郎の「日本の風景」(5102) 2024/03/15

<鶯(うぐいす)鳴いて春本番>
 上空で、突然人工の楽器顔負けの美しい音色が響いた。二度三度すると、透き通った鋭いさえずりがやんだ。それでも憂鬱な気分を強いられてきた人間は、慌てて鳴き声のする竹やぶの方に目を向けた。快晴の3月11日の自宅前。一羽の鶯が春を告げてくれたのだ。毎年のこととはいえ、やはりうれしいもので、気分が晴れる。

 放射能に魅入られたフクシマはどうだろうか。以前奇形の小鳥を見た気がする。袖ヶ浦市や君津市にはいないだろうか。これからも?分からない。放射能はすべての生き物の細胞を破壊する。

 水源地の一つ、袖ヶ浦市林地区を流れる清流・松川に魚やカニが消えて大分立つ。合流する小櫃川の水道水を取水する河口でシラス漁をして生計を営んできた漁師の石井さんは「数年前からシラスがいない」と嘆く。

 最近、木更津市の武田川にも「魚がいない」と水質問題に明るい区の役員がいることを知った。小櫃川の源流には、東洋一の産業廃棄物処理場がある。そこに1万トン以上のフクシマの核汚染ごみが埋設されたとの毎日新聞の小さな記事を読んだ。4年前のことで「まさか」と震えた。
すると「小櫃川の水を守る会」の役員は「栃木県宇都宮市に降り注いだ大量の放射能汚染ごみが投棄された」と証言する集会に立ち会った。

 林・高谷地区の陣場台には、30メートルの高さの盛り土がそびえている。そこから高い放射能が噴きあがっていることを、3年前に地元の住民が、市の放射能測定器で確認した。平地の10倍の高い値に地元は、恐怖に追い込まれている。

 周囲に住む住民の大半がガン患者で、既に3人が肺がんで命を落とした。しかし、袖ヶ浦市は動かない。

 袖ヶ浦市の事情通は「このあたりの産廃はすべてハマコー系の業者が仕切っている」と断言している。やくざ暴力団が産業廃棄物を牛耳っていることを、大半の市民は知っていたのである。やくざ暴力団に対して、警察・検察・行政が動かない房総半島だった!

その被害を自然も生き物も知っていて、浅はかな人間どもに伝える言葉を持たない、老いてようやく知った無知なジャーナリストは、ひたすら猛省するばかりである。
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