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水道企業団との意見交換会 =その7=  [水道事業]

水道企業団との意見交換会 =その7=   2024/03/09     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
 2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。

質問⑤.「主要な施設と管路の耐震化、停電対策」の回答の中の「管路耐震化適合率」 について
(回答の一部)
 水道事業の管路耐震化適合率は52%ですので、管路は基幹管路を優先して実施し、被害の拡大を防ぐものとします。

Q(回答を受け話し合いの前に企業団に伝えておいた再質問)
 回答で水道事業の管路耐震化適合率は52%と記載されています。
 四市それぞれの管路耐震化適合率を教えてください。
 管路耐震化適合率は、ホームページ等で公開されているのでしょうか?

Q
 塩ビ管とか石綿が入ったモルタル管とかが1000kmぐらい残っている。老朽管と書かれていますけど実際は脆弱な管だと思いますがそれが1000kmも残っている状況で地震が起こったらどうなるんだろうと思って質問します。
回答の中で今までお目かからなかった管路耐震化適合率52%という言葉が出ているがこれはどこかにデータがオープンになっていますか。また各市の耐震化適合率はどうなっていますか。

A
 耐震管でなくても地盤が良いところに埋まっているところは適合と見なして良いと言う国のルールがありまして52%と評価しています。残りの50%は本当に耐震化に適合しないとして管路更新を進めています。

Q
重要なデータと思うので公表されていますか。

A
公表はしてないです。
先般厚生労働省から立ち入り検査を受けたときに耐震化適合率を聞かれ52%と答えたものを今回記載させていただきました。

Q
市民に安心感を与えるために耐震化率52%ありますよと言うデータはオープンにしていくべきだと思います。

A
耐震管ではないので、今公表しているのは耐震管を公表している。

Q
 耐震管も合わせて公表すべき。耐震管というのは抜け止め防止と言う事でしょう。 ダクタイル鋳鉄管、ポリエチレン管で抜け止めをしてあるところは全体のこれくらい、地盤がしっかりしているところはこうだと市民に分かるように公開すべきだ思います。

A
その辺は確認させて下さい。

Q
4市について後日個別に公表して下さい。

A
代表の方にメールで答えます。
(つづく)
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水道企業団との意見交換会 =その6= [水道事業]

水道企業団との意見交換会 =その6=   2024/03/08     関  巖

 2月26日の企業団との話し合いを報告します。質問・要望はこちらから1月31日に出したもの、回答は2月21日に企業団からの回答です。
 2月26日の企業団との話し合い事項でQは市民から、Aは企業団からの発言です。
 
前回=その5=  質問⑤.主要な施設と管路の耐震化、停電対策 のつづき


 燃料については民間業者と災害時における燃料供給に関する協定があると思いますが、大災害の時は1社だけに供給すると言うことは無いと思います。
燃料の供給会社は何社とも協定を結んでいると思うのですが企業団1社だけですか?

A
 うちだけと独占的ではないです。ただそこと協定を結んでいますので、言えば供給してもらえると思います。

Q
 占有で無いと燃料には限りがあるので実際欲しい量が確保できない事になる。災害は突然やってくるのですから、地下タンクに燃料が少ないときに災害が起きたときには燃料を十分得られない。
災害が起きたとき最低限72時間の燃料を確保できなければいけないと言う日本の状況です。しかも大災害の時はコンビナート全体がストップし道路も通れなくうまく運んでもらえないので最低72時間乗り切れない可能性がある。
 ですから他力本願でなく自分たちで燃料を保存しておく施設が必要ではないかと思っています。

A
自家発電設備は72時間まではいかないですけど24時間運転できるとかしています。
大地震とかになるとうちだけとはいかないので県なり国なりに支援を要請して応援を頼んで水道だけで無く他のインフラとかありますので国が優先順位を付けて貰ってやっていくものだと認識しております。

Q
今の自家発電設備は燃料は24時間運転として保有しておられるのですか。

A
 用水供給事業は24時間以上で整備を始めています。水道事業に関しては12時間以上ということで整備を始めています。水の使用料によってポンプの回転数も変わりますから以上という表現になっています。

Q
 72時間というのは仙台市水道局のシンポジウムで発表されていて、従来は24時間で大丈夫だろうと言われていたのが、連絡網が寸断したりして実際には最大96時間供給できなかったと、発電機はあったけど燃料が無かったと言うことで最低72時間の燃料が必要と言うことでタンクの増設をしている。そういうことから24時間で無く72時間で考えなければいけないのではないかと申している。東日本大震災の時の教訓でそうしたと言うことです。

A
72時間というのは道路が通れないとか助けに来れないので、それはよく分かるのですが
タンクの増設には場所も必要なので現状このような状況です。

Q
将来的に72時間の方に持って行きたいという考えはあるのですね。

A
もちろん能登の状況を見るとやらない手はないかと思います。72時間にしてベストな状況を作りたいのですけどそこにはまだまだ課題があると思います。簡単にはいかないと思います。

Q
まあ簡単にはいかないと思いますがそういう方向で考えていると受け取ります。

A
まあやれるところまではやります。                           (つづく)
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