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JP久留里線存続に向けての意見書 3 [JR問題]

 [地域資源を活かしたストーリー性・連続性のある集客方策について]

 もちろん、事ここに至るまで、JR東日本千葉支社も傍観していたわけでなく様々な経営努力を重ねてきたことも承知している。過去には駅の無人化やワンマンカーの導入などの合理化策、また、資料にある各種の利用促進の取り組みをはじめ、直近では昨年秋のプロレス列車の運行や久留里駅隣接会場での房総地域の歴史ロマン小説「阿久留王」の著者による二日間にわたる講演会、本年春の君津市久留里新酒まつりとタイアップした駅からハイキングなどの仕掛けである。小生も列車を利用し講演会及び新酒まつりにも参加したが、講演会は房総各地に残る歴史的史跡や伝承などの講師の話に聞き入る近隣市はもちろん遠方からのJR利用での来訪者を含め満席であった。新酒まつり当日も、行き帰りの列車は込み合い、久留里駅を降りると各蔵元での新酒の飲み比べや旧藩士邸でのお茶席、街や史跡を散策する多くの来客で賑わいその効果を実感した。

 久留里線沿線には、検討対象区間はもとより、各地域に自然と住民が育む多様な地域資源が数多く存在する。
 特に前述の久留里駅周辺は、今、新旧の飲食や街歩きが魅力的だ。駅前広場には銘水を汲める井戸があり、リニューアルされた酒ミュージアムでは、久留里の蔵元を始め上総八蔵の地酒を試飲できる。
朽ちかけた狭いアーケードをくぐるとマスコミにも登場した素朴な町中華屋が繁盛し、地域の歴史的伝統工芸品である雨城楊枝の教室も覗ける。駅近にはアジアン雰囲気のタイ料理店、独特の田舎の雰囲気とそれぞれの味を醸し出す複数の手打ち蕎麦屋が客を呼び、商人宿を改装したコーヒーとケーキが人気のカフェには若人が集い、少し歩くと新規に開店した紅茶カフェレストランも女性に人気だ。
 この他にも独自の味と雰囲気を持つ食堂、レストラン、カフェが歴史を感じさせる旧街道筋に軒を連ねている。街道からトンネルをくぐり旧藩士が登城したであろう急な坂道を上ると展望が魅力的な久留里城と資料館が存在し、眼下に望める新井白石居住跡、黒田直養公の墓、土屋家の五輪塔などの史跡や寺院をめぐる旧城下の街歩きも同好者の興味を誘う。さらに足を延ばすと、周辺にはキャンプ場や新鮮野菜・果物等の直売・観光農園なども点在する。

 平山駅に下ると、知る人ぞ知る昔ながらの味を頑固に守る焼きそば屋がある。
上総松丘駅では、駅周辺の集落を抜け日本の原風景と言える山間の農村地帯を行くとSNSで人気で遠方からの客が列をなす村のピザ屋と蔵を改造した釜めし屋にたどり着く。
 終点の上総亀山駅から歩き出すと、日本一遅い紅葉で知られた人造湖の亀山湖、笹川湖があり、三石山やインスタ映えで有名な濃溝の滝(亀岩の洞窟)を繫ぐと絶好のハイキングコースで、秋の紅葉、桜の春、新緑の初夏と季節を問わずに魅力を堪能できる。濃溝の滝まで足を延ばすと帰路の足が心配だが、鴨川から千葉方面に向かう高速バス(カビ―ナ号)に君津ふるさと物産館のバス停で乗車しそのまま千葉方面に向かうもよし、久留里の駅近で降車し久留里駅から再び列車に乗り換えることも可能で小生も同様に利用した。

 また、周辺には独特の色合いの温泉を楽しめる特徴ある施設が存在する。
亀山温泉は、房総ではお馴染みのヨード分を含んだチョコレート色の源泉かけ流しで、宿泊宿はもちろん、日帰り利用やグランピング施設もある。濃溝の滝近くの濃溝温泉千寿の湯も源泉かけ流しで重炭酸ソーダ泉の日帰り施設だ。さらに、亀山からは徒歩では若干距離があるが、久留里からデマンドタクシーを利用すると緑の山に囲まれた素朴な温泉宿七里川温泉にたどり着く。小生は、小グループにて近くの石尊山に登り露天風呂もある硫黄温泉で疲れを癒したことがある。

 上り列車で木更津方面に向かい馬来田駅で下車すると、うまくたの道は万葉の歌碑が設置され、季節によっては菜の花やコスモスが咲き湧水で有名ないっせんぼくにたどり着く、その先にはいくつもの特徴あるブルーベリー園が摘み取り客を待っている。
 さらに東横田駅では、イルミネーションなどイベント開催時期に東京ドイツ村に徒歩で向かう若者が列を成す。ドイツ村からは頼朝伝説に登場する万騎坂や市原市境の御所覧塚も近く、そこから鎌倉街道を行くと、国史跡の山野貝塚や袖ケ浦公園を経由して内房線の袖ケ浦駅、長浦駅へのハイキングも可能だ。
 この他にも、沿線地域には民話や伝説に基づく寺社や史跡、山城などが多数存在し、乗客を誘導する地域資源は豊富だ。

 しかし、これらの地域資源も単独では集客効果が限定的で、収益を改善し得る効果を生み出すためには、個々の魅力を繋ぎストーリー性を持たせるとともに、これまでのように単発でなく、四季折々に連続的・定期的に仕掛けることが大事だ。また、再三指摘されているとおり、現行のイベント列車は久留里駅までの限定的な運行となっているが、これを上総亀山駅まで延伸させるとともに、折角の魅力ある地域資源の利用を阻害している久留里・上総亀山間の便数削減も見直し、地域住民のみならず潜在的な観光客などを掘り起こすために利用しやすい便数に復活させることも検討すべきだ。

 さらに、駅からの回遊性を創るためのコミュニティバスやタクシーなど他の交通機関との連携やレンタサイクルの充実も図るべきだ。久留里駅に設置されたレンタル自転車も、内外への多様な発信による周知方策の充実と地域や事業者の協力を得たモデルコースの設定などのさらなる工夫が必要である。
民間とのコラボで、閉校した学校施設等の利活用も考えられる。さらに、何度でも乗り降りできる一日周遊券や、列車でのイベント参加者へJR関連施設は無論のこと地元商店や施設等でも利用できるポイント還元策とその周知方法の充実も検討すべきだ。加えて、恒常的な列車利用者も大切にし、行政の協力の基に駅近の公共施設や遊休土地などを活用した無料の駐輪・駐車場を各駅へ整備するなど便宜を図っていく必要もある。

 以上これまで述べてきた沿線地域の魅力や多様な地域資源、JR東日本千葉支社が実施している施策や仕掛け、自治体の取り組みなどについて、沿線住民だけでなく全国、外国人に向けても発信できる手段として、スマホやパソコンでいつでも検索出来るユーチューブ動画配信による久留里線専用チャンネルを設けるとともに、一般の人への投稿も呼びかけると認知・周知度は格段に向上すると思う。
(つづく)


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JR久留里線存続に向けての意見書 2 [JR問題]

 [住民説明会の運営改善について]

 住民説明会で示された資料や説明内容ついて、参加者から呈された疑問や意見についても真摯に応えていく必要がある。
 例えば、「久留里線の経費や収益の算出方法等について」疑問が呈されたが、全国的な算出方法である、との回答で、質問に正面から答えたものでなく、会議設置の理由の一つに収益率の低下を暗ににじませたJRの主張を踏襲するもので疑問が残った。
 また、「久留里・上総亀山間の利用客が減少していることについて、効率的な運営の名のもとに列車本数を大幅削減したことが一因で、利用したくても利用できない状態となっている」との声にも明確な回答はなかった。
 この点はまったく同感で、経営効率に重点を置こうとしているように見えるJR東日本本部当局と沿線住民の実態を理解しようとしている久留里線を統括する現場事業所の思いとのかい離が感じられた。
   
 また、今回の住民説明会における会議時間の設定にも主催者の住民に寄り添うきめ細かい姿勢の欠如が如実に表れていた。
 つまり、当日説明会は14時30分から開始であったが、久留里地区が該当になっているものの第1回目及び2回目に参加できなかった亀山・松丘地区からの参加者も想定される中で、亀山方面から久留里駅への到着列車は、午前中の9時9分以降は14時54分到着まで無く、検討会議の俎上になっている地区から久留里線を利用しての参加は事実上無理であった。
 小生も久留里線を利用し参加したが、この機会に上総亀山まで下り地域散策をした後に再び上り列車を利用しての参加を検討したが叶わなかった。数多く出された沿線住民からの切実な要望と意見、並びに後段で述べるが該当地域の豊富な地域資源の利活用にも水を差す結果となっていた。

 さらに、説明会の運営にも改善が必要だ。会議の参加者からは、久留里線(久留里・上総亀山間)の存続へ向けて、住民の思いからの様々な観点から質疑や意見・要望・アイデアが次々と出され予定時間を大幅に超過した。
 しかしながら、同じ観点からの同様の趣旨、第1回目及び2回目に出されたものと重複していると思われる内容も散見された。説明会冒頭に司会者から口頭やプロジェクターで前2回の説明会で出された項目の紹介はあったが、事前に概要を整理し紙面にて当日参加者へ配布するなど、事務局の労力を惜しまない姿勢も必要であった。

 また、限られた時間の中で多くのことを訴えたいとの参加者の思いをかなえるためには、文書での事前提出も可能とすべきであった。これらによって、会のより効率的な運営が可能になり、さらに多くの住民の声に耳を傾けることかできたと思う。司会者の対応についても苦情が発せられたが、司会者はあくまでも会の進行役に徹すべきで、発言者の趣旨は来場者それぞれが個別に感じるべきものであり、整理しすぎたり回答役と誤解される対応は避けるべきであった。
 また、質疑の内容からして回答は主にJR委員が行い、行政側の見解が示される場面は少なかった。まだ検討過程のためやむを得ない対応でもあったが、住民としては行政がいかに自分たち住民の思いを汲み取ろうとしているのか、その姿勢を確認したいところでもあったと思う。
 また、今後検討会議における検討が進展しその内容や経過について、再び住民説明会等を開催するに至った場合には、内容によってはその機会・回数、対象範囲を広げることも必要だ。
                               (つづく)










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JR久留里線存続へ向けての意見書 [JR問題]

 久留里線存続に関する意見交換会が7月から8月にかけて開かれ地元で議論されています。私も大事な問題として関心を寄せていたところ、前市長の出口清さんがこのことに関して意見書を出したと知人から聞き早速読ませていただきました。なかなか示唆に富む意見書でしたので出口さんにお願いしてこの意見書を当会のブログに掲載させていただくことにしました。  

 上記の文は、私たちの会の関会長からの文です。皆さんも是非目を通されて、久留里線問題に関心を持っていただければ幸いです。
                               令和5年8月3日
久留里線(久留里・上総亀山間)沿線地域交通検討会議
委 員    ○○ 様
委 員    ○○ 様
委 員    ○○ 様
委 員    ○○ 様
委 員    ○○ 様
委 員    ○○ 様
委 員    ○○ 様
オブザーバー ○○ 様
オブザーバー ○○ 様
オブザーバー ○○ 様
オブザーバー ○○ 様
住所 電話番号
出口 清

JR久留里線存続へ向けての意見書

前略、貴検討会議委員並びにオブザーバー各位におかれましては、標記課題を精力的に検討されていることについて敬意を表します。

さて、小生は君津市主催による7月15日(土)上総地域交流センターで開催された「JR久留里線(久留里・上総亀山間)の現状に係る住民説明会(久留里地区)」に、回覧で周知された該当の地域住民ではありませんが、久留里線沿線住民・利用者の一人として参加させていただきました。
その際、小生も発言の機会をいただき拙い意見を申し上げましたが、発言を希望する方も数多く,また時間も押しておりましたので十分意を整えた発言が叶いませんでした。
そこで、誠に僭越で恐縮ですが、今般改めて、説明会の運営、検討会議のあり方、さらにJR久留里線存続へ向けての方策等について、文書での意見具申をいたしたくよろしくお取り扱いをお願い申し上げます。

[現状認識、検討会議への期待と運用改善策について]
 JR久留里線の久留里―上総亀山の区間について、JR東日本千葉支社からの申入れを受けて、千葉県と君津市、JR東日本千葉支社の三者による検討会議が始まった。一方、急遽運動を始めた同線の存続を求める署名も沿線住民等の組織「久留里線と地域を守る会」からJR東日本千葉支社に提出された。
検討会議は、利用者減少に伴う経営環境の悪化を理由に、沿線地域の現状や課題を共有し、今後の同線を含めた交通体系のあり方をについて話し合うことが目的とされている。沿線地域の人口減少と車社会の進展、並びに利用者減少の現実を直視するとき、何らかのアクションを起こさざるを得ないことは理解するが、今後各委員が持つ豊富な知見や組織力を活用し多様な角度から検討され、沿線住民のみならず様々な利用者や全国に存在するJR応援団の願いでもある久留里線存続のための前向きな成果を得られるよう、沿線住民の一人としてノスタルジックな思いも込めて期待するところです。

 まず、検討を進めるにあたっては、検討会議規約第3条にある調査・検討事項はもとより、久留里線が今日まで果たしてきた役割と現状(経営状況等)について、正確な情報を基に検証し共通認識を図ることが重要だ。また、関係機関(者)や住民の理解を得るためには、会議の傍聴や議事録の公開は欠かせない。現在、会議が非公開となっている点について、事務局である千葉県総合企画部交通計画課に確認したところ、会議開催を伝達した記者発表において、非公開とすると説明したとのことであるが、このことは会議規約にも明示されていないし、第一回検討会議で確認された形跡もない。然るに、税を投入し行政が関与するからには会議の公開ないしは、最低でも議事録の公開は当然であるので再考を求めたい。かつ、今後の検討の内容や経緯についても、多様な手段を用い適宜透明性を持って広く知らしめることも大事だ。

 検討会議の委員の拡充と分科会方式の導入など、運用の充実・改善策も必要と思われる。
説明会では、久留里線の利用促進に向けて、多くの要望・意見・アイデアで出された。また、小生も地域資源を活かしたストーリー性・連続性のある集客方策として愚策を後段で述べるが、それらを整理・検討して実現可能な方策として展開していくためには、鉄道分野のみならず、まちづくりと地域の活性化策、バス等他の交通政策、観光や商業、地域の人々の生活、歴史や文化など、様々な分野の知見や地域事情に精通している人材の登用が必然となる。さらに、検討区間は、久留里・上総亀山間となっているが、改善策を実行していくためには、久留里線全体の利用促進策を合わせて検討しなければならないことの必然性はだれの目で見ても明らかである。 そのため、沿線に有効な地域資源を持ちながらも人口減少の課題を合わせ持つ木更津市並びに袖ケ浦市について、オブザーバーから正規の委員に格上げし、積極的に検討に加わってもらう必要がある。これらの委員を拡充したうえで、検討会議での議論をより専門的にかつ充実・深掘りしていくためには、分野別の分科会方式の導入や委員の皆さんによる地域の実情を把握するための現地踏査や聞き取り調査も必要と思われる。
                                    (つづく)


 
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袖ケ浦市議会の歴史的快挙に拍手! [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議会の歴史的快挙に拍手!

24日に行われた全員協議会に、篠崎典之議員から
「市民団体から、『執行部が提出議案の賛成討論原稿を作成し、本会議等で市議が大筋として、その原稿をもとに討論が行われている。このようなあり方で良いのか、市議会として話し合ってほしい』という要望が届いています。会派代表者会議か議運で議論、検討してほしい」という問題提起がされました。
 この提起を受けて、25日の「会派代表者会議」で検討が行われたとのことです。議論、検討は約1時間かかりました。非公開で行われたため、発言内容は不明です。しかし、討議結果は報告されています。決定事項は次の2点です。

① 9月議会から賛成討論等の執行部による原稿作成は中止していただきたい旨執行部に申し入れること。
② 議案提案時の執行部の補足説明の内容文を議案審議や討論作成の資料として、数字等間違いのないよう議会事務局を通して全議員のタブレットに送付して欲しい旨、申し入れること。

 採決事項としてではなく、会派代表者による討議で、実質的に市議会全体の合意事項とできたことは素晴らしいことです。袖ケ浦市議会史に記録されるべき金字塔であると思います。過程において種々ご配慮いただいた榎本議長にも深く感謝申し上げます。

「会派代表会議」終了後、引き続き「議会運営委員会」が開催されました。
ここでは、私たちの会が提案した「公民館の市長部局への移行と公民館の名称変更に係る議案が提出された場合、廃案あるいは継続審議を求める陳情」の扱いについて討議されました。
 励波久子議員は、「地元の市民団体からの陳情であるから、そのまま陳情として扱うべき」との意見が出されましたが、結論は、内容的に議案として提起されていないものについての陳情なので、陳情案件としてはふさわしいとは思えない・・・ことから意見書として議員全員に配布する・・
ということになりました。ただ市民の声としての陳情なので、根本駿輔議員・緒方妙子議員の常任委員会が合同で意見を聞く機会を設けたいがどうであろうか・・とのお電話をいただきました。喜んで引き受けたところです。

  以上2点、袖ケ浦市議会が、大きく、市民の声に応えてくださった嬉しい報告です。


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水道審議会傍聴とスタンディング [水道事業]

 昨日は木更津市企業団別館で行われた水道審議会に、袖ケ浦市から4名と富津市から1名の参加者があった。会議前には会場入り口で、暑い中、抗議のスタンディングも行った。

 会議の概略を報告する。
 2階の傍聴者室 今回は バッチリ 長机 椅子 準備OK、別スピーカーの音量少しUPし声はよく聞こえたが 説明は デスプレーに パワーポイントで 放映 相変わらず 説明書類の配布無し、でもパワーポイントのマウス操作と 画像 音声の 同調が上手く イライラは前回よりは薄らいだ感じですね。

 傍聴者 4名と前回同様の 某氏(受付記名簿より:富津市の方、相変わらずタブレット操作の5名。

さて審議内容
まずは1回目審議会内容の概要説明(配布書類項目をマウスでなぞりながらの説明)。特に値上げ額と(R6年~R10の5年間の間の 各市からの財政援助額、有り、援助額 等は丁寧に説明していた)
各市の財政状態(5年間内の)変動等の有無 を気にしていたように思えた。

 次に質問要望事項: 別に書類記載内容での 質問事項無し。
委員の一人が 今後市民に説明する時は丁寧な説明をする様にして下さい と要望あり。

 会長:1回目、今回の2回目 いずれも議事録として公開しますと発言あり。議事録入手いたしましょう。

 次に 会長(議長)が、会長(議長)として答申案を作成したので 発表しますと発言し、予め準備されていた書面を 読み上げる。
委員には事前に書面配布書類、傍聴者にはデスプレーに書類を放映した。

会長・・これは一応答申(案)です。次の審議会(第回目)は8/31です。この答申案を審議採決する旨発言。
これで2回目の審議会 終了。             
一応 答申案の書面を要求、担当者上司に話 結果を会長に連絡する と言ってました。

明日(8/23)は、17:00~18:00 蔵波台の尾張屋奥のL字道路のところでスタンデングです。
参加可能な方は是非参加ください。横断幕を張り出すフェンスが有りません。出来るだけ多くの人が
参加くだされば助かります。
                           浜田の翁 記録



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東京ガス天然ガス火力発電アセス方法書説明会傍聴記 [火力発電所]

 東京ガス天然ガス火力発電アセス方法書説明会傍聴記
文責   関  巖
 2023年8月20日14:30~16:30  於、長浦おかのうえ図書館

主催者 千葉袖ケ浦パワー社
 参加者 鈴木社長  林プロジェクト部部長 大塚プロジェクト部(主に質問の回答を 行った) 田中コンサルタント社社員
 
出席者は25名
私の知っている人ではA,B,C,D,E,F,Gさんと私の8名で発言はこの人達だけ。
 20代の若い人が半数以上を占めていたが発言なし。終わって駐車場で若い人とすれ違ったので、火力発電に興味があるのですか、と聞いたら何も言わずそそくさと行ってしままったのでアルバイトで来た動員者かもしれない。Cさんが終わって社員に動員をかけたのか、と聞いてそのようなことをしていないとのことだったが・・・?

 経過説明
 2015年に東京ガス、出光興産、九州電力の出資により千葉袖ケ浦エナジー社を設立し、袖ケ浦中袖の出光興産の敷地内に出力200万kWの石炭火力発電所の計画を発表した。CO2問題や採算性からこの計画は断念した。
 2019年に東京ガス、九州電力の出資により千葉袖ケ浦パワー社を設立し、同場所に出力195万kwの天然ガス火力発電所の計画を発表した、途中で九州電力が抜けて、更に温排水を出すことに金田漁協の強い反対に遭い断念した。
 2022年東京ガス単独で事業を見直し、冷却に海水を使うことを止めて空冷式にすることとして計画した。
 本日はこのことのアセスメントの第一歩である方法書の説明会で、これから行う環境アセスメントの項目や評価手法についての説明であった。

 事業内容
 天然ガス(主にメタン)を燃焼させその高熱ガスで発電タービンを回し、更にその燃焼熱を利用して高温の水蒸気を作ってその水蒸気でも発電タービンを回す(これをコンバインドサイクル発電方式と言う) 
出力65万Kw×3基=195万Kw 2029年稼働予定
*排気ガスはCO2と水蒸気。CO2は石炭火力の半分と言われているので石炭火力10 0万Kwの発電所と同じCO2が出る。(関)
石炭から出る硫黄酸化物は出ないが窒素酸化物は出る。窒素酸化物の排出基準を4.5PPMにした。これは前回の計画5.0PPMより下げた。排水は袖ケ浦市下水処理場に流すので直接海への放流はない。
本社は袖ケ浦市になっている。

 質疑応答
(A)CO2は石炭火力の半分だが窒素酸化物は出す。袖ケ浦市では臨海部の学童のぜん息患者が多いことが市の教育委員会の資料でも分かっている。方法書にはそのことに関する項目がない。現状を把握し稼働後の状況を追跡調査するように求める。
A,窒素酸化物の少ない燃焼にして海水冷却の時の5.0PPMより1割低い4.5PPmの排出にした。千葉県と公害防止協定を結び光化学スモッグ注意報が出されたときの対応はその中で考えていく。
(関)石炭火力の時CO2の年間排出量が配られた資料には載っていなく私の質問に口頭で答えた。今回はこの大事なデータを配布資料に載せて欲しい。
A,次の準備書の説明会の時には資料に載せる。
(関)空冷式になると廃熱は空気を暖める。その廃熱は年間何Kcalとなるか。またこれによって袖ケ浦市の気温が何度上昇するか評価して欲しい。
A.温風は上昇気流となる。年間排出calを載せる。市の上昇気温も載せる。

(B)環境問題などしっかりとやって地元と共存共栄で進めて貰いたい。東ガスは東電を買収して電力の盟主になれ。社長は不退転の覚悟で最後まで頑張れ。応援している。

(C)廃熱の温風が上昇すると言ったが海からの横風の時は地元に流れる。シュミレーションして欲しい。
A.空冷式は国内に2例あるが地表面の影響は少ないと聞いている。シュミレーションをする。
(C)CO2対策としてH2燃焼の目処はついているか。
A.今後検討したい。CO2を地下へ埋める等のことも研究したい。
(C)温室等温排気の利用は考えないか。

A.熱を回収する技術、場所、コスト等で難しい。
(関)発電効率について63%と出ているが信じられない値だ。説明して欲しい。
A.発電効率にはHHVとLEVの二通りがあり、HHVが56.5%、LHVが63%で一般にLHVの値を使っている。
*HHVとLHVの説明で水の潜熱の説明など受けたがよく分からなかった。(関)
(関)メタンが出す熱エネルギーのうち、何%が電気エネルギーとなるか。電気エネルギーになった残りは最終的に全て熱になるので、そこが知りたい。
A.電気エネルギーになるのは63%である。ちなみに石炭は43%、石油は41%である。
(関)要するにメタンを燃したとき63%の残り37%が廃熱として出てくることになるのでそこを市民に分かるように説明して欲しい。
A.はい、承知しました。
(A)要望だが元会社の東京ガスに伝えて欲しい。天然ガスでも窒素酸化物などが出て市民の健康に問題が出る。火力発電建設には反対だ。東ガスはこれから再生エネルギーに資本を全部投入し進めて欲しい。
A.東京ガスに伝える。再生エネルギーは必要だが電力の調整役として火力は一定程度必要だ。理解して欲しい。

(D)公害問題に最善を尽くして欲しい。空気が暖まれば海水も温まる、海水に影響はないか。地下への放熱はないか。地下水を使うのか。
A.大気から海水への影響はないとは言えないが1社だけの影響を予測するのは難しい。地下への放熱はない。発電用の水は千葉県の工業用水を使い最終的に下水として市の下水処理場に流す。上水道はかずさ水道広域企業団の上水を使い浄化槽を通して放流する。
地下水を使うことはない。


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不思議な話・・県営水道 [水道事業]

 岩井の山の井さんから、数回にわけて、メールが入っています。それは経営水道と企業団とのかかわりです。このニュースを連載付加ニュースとしてお届けします。明日からは東京ガスの説明会ニュースん入ります。


 かずさ水道の水の一部が、市原市にある姉崎分場を通じて県営水道に繋がっているとは、私も目を疑いました。ただ、もう一度調べますと、

 市原市の姉崎分場を通じて県営水道に水を供給をしているのは、私の地元で言い換えると、利根川の水を安房地域に供給する南房総広域水道企業団と同じ役割をしている位置付けのようです。

 つまり、間接的に県営水道に水を供給をしていることです。
しかし、素人から見れば、かずさ水道のサイトの地図をみたとき、明らかに姉崎分場を通じて県営水道に繋がっている、なぜなんだと、疑問は持ちます。
 この点は研究会におかれまして、今一度、かずさ水道の水の流れを確認してもいいように思います。
市境で袖ヶ浦が3800円、市原市の県営水道が2690円の1ヶ月あたりの水道料金の金額の差は、小さいとはいえないです。

 もしかしたら、31日のあの非公開の説明会で、こういった事情が関係をしていた可能性はあるのではないでしょうか。

 あとは、自分達の施策に疑問や不安の声に対して、千葉県水政課は真摯に聞いてほしいものです。行政組織単位でやろうとするから、複雑でわかりづらいと指摘を受けることに目を向けてほしいです。

前日からのかずさ水道の水道審議会の掲載。気になるところを。

水道の基本料金1か月あたり
袖ケ浦市は1265円
富津市は2750円
木更津市と君津市が1980円
かずさ水道のサイトに掲載があります。

私の地元の南房総市は1621円。
県営水道は418円。
これが最新の1か月あたりの基本料金です。
昨日の千葉日報の記事で、千葉県営水道は39億円の黒字だそうです。



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命の水 [水道事業]

 水道審議会傍聴記を読んで

水はみんなのものでしょ!
内緒で決めるな!
水道民営化
値上げ反対!

ナイショでコソコソ
勝手に決めるな
水道料金
爆上げ反対!

先人が遺してくれた
日本の誇れる水を守りたい
外国企業に売らないで!

安心して飲める
日本のきれいな水を守ろう
外国企業に売り渡すな!

かけがえのない宝
日本の水道事業と
きれいな水を守ろう!
外国企業はいりません!

    会員寄稿

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水道審議会傍聴記 4 [水道事業]

 *審議会委員は以下の通り(関)
学識経験者
氏名     役職等                  備考
太田 正 作新学院大学名誉教授 会長
丸山 喜久 千葉大学大学院工学研究院教授 副会長
北野 守康 公益社団法人日本水道協会工務部技術課長
水道の使用者 12名
青木 健 木更津市区長会連合会会長 木更津市推薦
森川 恭子 木更津市農業協同組合     木更津市推薦
原田 江津子 木更津商工会議所女性会会長 木更津市推薦
影山 洋 君津市自治会連絡協議会監事 君津市推薦
武田 富士子 君津商工会議所女性会会長 君津市推薦
前田 幸彦             君津市推薦
赤井 義昭 大佐和地区区長会     富津市推薦
森田 房江 富津市商工会女性部部長   富津市推薦
川口 泰明 富津市推薦
篠原 己佐雄 袖ケ浦市自治連協議会岩井作区区長 袖ケ浦市推薦
山田 廣子 袖ケ浦市商工会女性部部長 袖ケ浦市推薦
武井 隆文             袖ケ浦市推薦


傍聴した人からの意見、感想
<関巖>
① 各市の市議に対する企業団の説明会でも秘密会で資料も部外秘、水道審議会も資料なしで全く市民には教えない。水は赤ちゃんまで含めて1人残らず必要で人間にとって最も大事な物でこのことを秘密裏に行うことが信じられない。この隠蔽体質は許してはならない。帰りに職員と審議会会長に強く抗議し次回から資料を出すよう申し入れた。
審議会当日配布資料がないのでメモ書きで企業団に申し入れておいたら翌日朝企業団企画財政課の佐野課長さんから電話があり「今審議中なので変更もあり公開してない。答申が終わった8月31日にHPに公開するのでご理解願いたい」とのこと。
私は「全市民に関わる水の問題を隠蔽するとは到底理解できない。この決定は誰が行ったか?」「内部で検討した結果」「内部では分からない。最終決定者はだれか?」
「最終的に鈴木事務局長か?」「はいそうです」と言うやりとりをしました。
すぐに回答をくれたことだけは褒めておきました。
② 将来ビジョンのところで民営化の話しは一切出なかった。将来は可能性はあるが令和10年から民営化に移るとは思えない印象を受けた。

<T.K>
本日 の「かずさ水道広域連合企業団」 審議会 傍聴に行きました。
その前に「かずさ水道広域連合企業団」旧館門前で プラカードを持ってスタンデングいたしました。(A子さん、Bさん、Cさん、Dさんと私5名で実施.スタンデングを歓迎するように大雨の中根性で実施いたしました。A子さん 手作りプラカード持参 :感謝感謝、明日の長浦駅スタンデング 参加すると言って居られました。ありがたいことです。

審議会は定刻の 14:00~16:00(休憩をはさんで)約2HR 審議会委員は11名/13名中傍聴者はBさん、Cさん、Dさんと私と某氏1名の 5名/10名枠 でした。何時もの2FL の広間で大型モニター で 傍聴(いつもの通り)でも 椅子は有るが 机がない、(メモを取るな と言んばかり)机を出せと要望:4脚 設置。

委員配布の 紙資料 傍聴者には無し(市会議員に配布した部外秘 同資料らしい)、モニターはパワーポイント画像で説明した。 委員は自分の資料を見ながら 職員の説明を聞いていた、 傍聴者には モニターのマウスポイントでしか今この項を説明しているんだなと思いながら 話を聞く、不親切の極みである。
委員と同じ 紙資料を請求、休憩時に 傍聴者室担当者が「かずさ水道広域連合企業団」責任者に傍聴者が 同じ資料を配布希望の旨 伝えたみたいですが 却下された。傍聴者を何と心得ているのか?まったく腹が立つ次第です。
傍聴券の裏面につらつら苦情記載し返却。 会議終了し階段で 審議会会長にばったり会う。関会長が会長に 傍聴者にも資料配布を議長権限で実施を口頭で申し入れする、考えて見ますの返答有ったが、実行は???。これまた腹が立つ。
R6年4月値上がり額 (3市個々)議会の質疑答弁で口頭で発表した。正確な数字は 関会長のメモで確認下さい。

 この恨み 明日(8/9)の 長浦駅スタンデングで晴らすぞ。昨晩作成した横幅4mの横断幕『市民のこ声を聞け、隠ぺい体質、その名は かずさ水道広域連合企業団 』 を張り出し 長浦駅帰宅通勤客に宣伝しまくるぞー。

 <T.T>
Aさん、Bさん、Cさん、Dさん豪雨のなかスタンディング本当にご苦労様でした。
そしてDさん作成のプラカード作成ご苦労様でした。 
この審議会アクションで分かったことは想像どおり、審議会では反対意見はなく形式的に3回の審議会を持つ(2回目8/22、3回目8/31)3回目に答申書を水道企業庁の木更津市長の渡辺市長に渡して審議会は市民の意見を聞いたとしておしまいという流れ、その後10月には経営会議幹事会を持って方針骨子を固め経営会議(県副知事、各市長)11月多分7日(火)に水道議会で正式に決定、
議会で決定後に市民説明会を行う、つまり市民排除
 なぜ、水道審議会では資料が秘密で審議会が終わったら資料が公開できるのか?
またなぜ、市民への説明が水道議会で決まってから行うのか?
そこには以下の狙いが隠れています。 2029年に水道料金統一的改定と民営化を決めるために 【市民に知らせることなく決めるを慣例とする】 ことがその狙いです。
 市議会議員への資料説明会で資料内容の口外無用を言ったこともどれだけ素直に従うかを見定める試金石と考えていたということ。
 そして議会の後に市民に説明するということでどれだけ議員が反発するかもその試金石だったのです。
愚かなことに議員はそれを見抜かず沈黙を守った。

この市民に知らせる前に決定という前例を今回作ったことで2029年直前には今回同様に民営化が審議会で答申されしゃんしゃんで決まると後ろで糸を引いているヴェオリアが思っていることは常識だろう と自分は思った。
                                 以上




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水道審議会傍聴記 3 [水道事業]

 ③料金値上げの今までの経緯と今後の予定(クリックすると大きくなります)

審議会ブログ.PNG

 
経営会議は各市の市長と県副知事 
経営会議幹事会は各市の企画財政部長と県関係部局の課長
令和5年1月までの経営会議でまとまらなかったので同年3月~6月に担当者会議を3回行い同年6月の経営会議で料金改定案がまとまった。

=質疑=
Q、企業団内で用水供給事業から水を買っているがその補助は無いのか。
A、用水供給事業と末端給水事業は全く別事業としているので補助は無い。

Q、統合のメリットは無いのか。
A、メリットは人材の活用で供給事業と給水事業の人材の交流ができる。

Q、各市の助成額は毎年一定の金額が助成されるか。
A、各市の財政状況が異なるので毎年一定で無く5年間でこの金額が助成される。
Q、長期前受け借入金とはどういう物か。

A、現金収入を伴わない帳簿上の収入・・・。
 (説明を聞いてもさっぱり分からなかった。関)
Q、5年間で水道人口が1万人減になっていて加入金の減少とならないか。
A、今回の料金改定に組み入れてある

Q、料金値上げはやむを得ないが今後物価の上昇でもっと悪くならないか、どのくらいの  物価上昇を見込んでいるのか。
A、現在の上昇率で試算しているがこれ以上悪くならないとは言い切れない。

Q、木更津市の供給単価はいくらか。
A、トン当たり238.18円です。

Q、節水や生活スタイルの変化で水需要が減ることを企業団としたは良からぬ事としてい るか。木更津市を据え置きにする理由と単価を教えて欲しい。
A、節水は各家庭で努力されていることで結果として料金収入が減ると言うことです。
君津市の料金体型に寄せていくと考えていきたい。

Q、自分の水道を検査したらアルミニュウムが多かった。自分の浄水器で目詰まりが起こ  った。
A、アルミニュウムは自然由来もある。浄水場でポリ塩化アルミニュウムを凝集剤として  入れている。基準は200mg/㍑で今100~120位である。健康に問題は無い。

Q,君津市で住民説明会の時住民から供給単価と給水単価の質問が出る。それぞれいくら  か。
A、トン当たり君津市は令和6年で給水原価は298円、令和10年で341円の見込み
同じく富津市は360円と411円、袖ケ浦市257円と271円見込んでいる

Q,経営努力の中で人件費の削減は?
A、平成31年の統合前で4市合計の水道職員は168名、現在は156名で12名減。
  統合しなければ出ない統合交付金が令和10年まで10年間あるのでその間に沢山の  事業をしたいので人員を減らせない。また令和10年までセグメント会計(各市で水  道会計を行う)なのでそれぞれの市の会計事務が多い。セグメント会計が終了する時  点まで160名体制で行いたい。
会長・・・全国的に減らしすぎた4割くらい減らしている。人材育成で人員確保は大事。

Q、住民説明会はどのようにやるのか。
A、今各市と協議中で各市で複数回実施する予定。来年1月に企業団広報紙で特集号を出  す。
会長・・・今日の意見を踏まえて次回第2回の時に答申案をを示したい。
事務局・・・次回は8月22日(火)14時からここで行います。
(以上)



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水道審議会傍聴記 2 [水道事業]

 2.料金値上げについて
企業団説明
令和6年4月1日からの木更津市を除く3市の値上げを提案している。値上げしないと3市とも収支が赤字となる。試算した料金のままでは値上げが急激になるので各市から助成金を受けて料金設定をする。
*その他いろいろ説明したが理解不能(関)

①各市の値上げ料金 1トン(m3)当たり *1円以下は四捨五入(関)
実際の料金は助成金有りの額(太字)
モニターで映した資料は木更津市を除く3市の助成金なしと有りのデータのみ。
*他のデータは関が補足した物。 *税込み金額(クリックすると大きくなります

水道料金.PNG

②各市の基本料金(2か月毎)円 1トン(m3)当たり単価 *1円以下は四捨五入(関)
*木更津市は示さなかった *税込み金額

水道料金 2.PNG

今後基本料金を上げていき m3単価に対する比率を高める。
袖ケ浦市は他市より低いので上げていく。
小口径(13mmや20mm)の基本料金を上げていく。
13mmと20mmを同一料金にする。
理由は大口径のお客を高く設定しているため地下水を利用するなどして水道を使わない傾向があるため
                              (続く)


















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水道審議会傍聴記 1 [水道事業]

  水道審議会傍聴記              2023/08/08  文責 関  巖

 傍聴に先立って政策研5名で庁舎前の道路で40分間スタンディングを行い庁舎に入る審議委員や職員並びに通る人にアピールをしました。夕立ちでびしょ濡れになりました。

2023年8月8日(火)14時~16時10分 企業団新田庁舎
傍聴は別室でモニター視聴   審議委員は15名中11名出席、鈴木事務局長欠席
傍聴者は政策研4名他1名

 傍聴者には全く何も資料配布が無くモニター画面上に審議委員配布の資料を映しだしたが字が小さく全く分からなかった。
 控えていた職員に傍聴者が資料の配付を要求したが配布されない。
私もメモ書きで資料を配付して欲しいと職員に渡したら翌日電話で審議会が終わる8月31日までは審議途中なので公開しない、その後はHPで公開するとのことだった。
そのため傍聴記は不正確なところが多々あると思います。

 審議事項は次の2点
1.将来ビジョン
2.料金値上げについて
 物価上昇、給水人口の減少、老朽管の更新等を考え水道の安定供給を図るため令和6年から10年までの水道収支を算出したところ木更津市を除く3市で赤字が見込まれる。

1.将来ビジョン
企業団説明
令和16年までの将来ビジョンとして下記を説明
①老朽管の更新は年37kmの割りで行い統合後4年間で老朽管の割合が4.9%ほど減少 している。漏水率は18.8%でほぼ横ばい。
②ベテラン職員の退職が多く正職員を増やす。現在職員は独自職員、各市からと県から  の派遣職員を合わせて157人。
③水道事業の基本理念として・安心安全な水の供給・災害に強い強靱な体制・持続可能な 経営体制を目指す
④給水人口が令和6年から30年間で13%減少する。
*その他いろいろ説明したが理解不能(関)

=質疑=
Q,有効率を95%を目標としている。漏水率が1%程度改善されたが対策はどうするか
A,現在は道路上を歩きながらやっているが時間がかかるので、これからは衛星画像を活用 しLバンド帯のマイクロ波を使って地下の水があるところを探査する。これは直径20 0mほどの範囲をカバーできる。これと従来の方法を組み合わせて行っていきたい。

Q,将来ビジョンというのは50年100年単位で考えるのではないか。ここでは令和10 年までの5年間しか考えていない。少なくとも今後10年間を考えるべきではないか。
A,令和10年以降は不確定要素が多く、検討中である。でき次第提示する。(明日に続く)

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水道審議会委員の皆様へのお願い 2 [水道事業]

 あまりにひどい状況なので、企業団あて下記の公開質問状を届けてあります。

                     記
1, なぜ議員への説明会で、市民の傍聴を不許可にされたのでしょう。

2, 渡された資料には「部外秘」とあります。議員だけに水道料値上げのことが知らされて、市民には知らせる必要がないとお考えのようですがその理由をお聞かせください

3, 直接水道料金を払っている市民に対する周知方法は。どのようにされるのでしょうか?

4, 議員に行われたように、市民にも説明会を開催していただけるのでしょうか。
「企業団」が考える「将来的ビジョン」は私達もぜひお聞きしたいものです。

5, 木更津市では、開催の必要がなかったようですがその理由をお聞かせください。

6, 水道料金の値上げ問題は、「経営会議」には、早くから提起され、各市長から、厳しい要請がされていました。情報公開でお願いした会議録にはそのことが明細に記述され、真剣に討議されている様子を学ぶことができました。
 しかし、情報公開様式が突然変更になり(?)会議録内容がほとんどなく、議案のみの書類が送られてくるようになりました。抗議を込めて照会しましたら「これが会議録です」との回答でした。「企業団の会議録は市民に対しては秘匿してもよいものなのだ」とのお考えと理解してよろしいのでしょうか

7, 失礼ですが鈴木事務局長は県からの出向職員と理解してよいのでしょうか。

8, 鈴木事務局長になられてから、企業団の隠蔽体質が、急速に強まってきたように感じます。市民への情報公開隠蔽姿勢はますます強くなるのでしょうか

9,「かずさ水道広域連合企業団」は、公的機関なのでしょうか、「企業団」とあるので民間企業なのでしょうか
 
10,来年度値上げの各市の水道料金をお知らせください。

11, なお水道料金値上げについての水道審議会は8日に行われることがホームページにあります。傍聴者は10名です。市民324272人中の10人に窓口を開きました。
「民は之に由らしむべし 之に知らしむべからず」という企業団体質に対して、今まで積み上げてきた企業団に対する信頼は一気に崩れつつあります。この状態をいつまで続けるつもりなのかお知らせください。

 まだまだお届けしたい市民の声の情報はありますが、長文になりますのでここまでにいたします。
 私たちの「命の水」です。審議会委員の皆様の疑問点をどんどん出され、納得された結論が出ますようご期待申し上げます。

 なお、内容その他についてご質問がありましたら、ご遠慮なくお電話は関宛、メールは富樫宛いただければ幸いです。
                                       敬具


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水道審議会委員の皆様へ 1 [水道事業]

 「かずさ水道広域連合企業団」水道審議会委員の皆様へのお願い。
今月中に3度の審議会委員会議が行われ、10月に入ると「経営会議」11月に議会があって、すべての手続き終了…その後になって初めて市民に説明するという、それまでは「部外秘」で押し通す、そういう企業団の姿勢に厳しく抗議し、水道審議会に皆さんにこの実態をお知らせするものです。今日明日と2回に分けて企業団に対する疑惑をお知らせいたします.         kawakami           


令和5年8月 かずさ水道広域連合企業団に湧き上がる疑惑の渦2点
    水道審議会委員の皆様へのお願い

 4市民合計324272人(ホームページ最近版集約)の「命の水」を守る水道の安心・安全の為に、酷暑・台風襲来予想のある中で、8月には3度もの水道審議会が開催されることを聞きました。

 既に第一回目の審議会は8月8日に開催され、議案は2点の説明が終わったところです。参加されどのような感想をお持ちでありましょう。
私達も傍聴者として参加いたしました。傍聴者には何の資料配布が無くモニター画面上に審議委員配布の資料を映しだしているのですが、字が小さく全く分かりませんでした。控えていた職員に資料の配付を要求したのですが拒否されました。

 さて、今日お手紙を差し上げましたのは、私たちは企業団結成以来、率直に話し合い、企業団と相互に信頼関係に基づいた関係が続いてまいりました。担当職員の方も真摯な対応をしてくださり、有り難くうれしいことでした。   
 ところが新事務長になってから、急速に変わったことを感じています。この点についての疑念と、可能であれば審議会、あるいは審議会部内でも結構です。ふたつのことについて話題にしていただけないものか・・という2点のお願いを差し上げることにしました。以下2点について説明申し上げます。

Ⅰ 市民一切無視の姿勢であること   1点目
1, 今回の水道料金値上げに係る手続きの問題で、市民は一切蚊帳の外の置かれたままです。こんな 
市民無視のまま水道料金値上げは許されるのでしょうか・・
 ① 7月中に木更津市を除く3市で議員を対象に上記2点について部外秘で説明会が開かれました。
  市民には傍聴も許可されませんでした
   ② 8月は3度のわたり水道審議会で上記2点について、審議会が行われます。傍聴者10名
   ③ 9月に入ると経営会議が開かれ上記2点について決定されます。
   ④ 10月には経営会議幹事会を持って方針骨子を固め経営会議(県副知事、各市長)
   ⑤ 11月多分7日(火)に水道議会で正式に決定、
議会で決定後に初めて市民説明会を行うというのです。
 2,情報公開手続きを取っての要請にも事実隠蔽の姿勢 
情報公開の手順に従って出した「経営会議」議事録は、10月24日に行われた分については9枚に
わたる詳細な議事録が届きました。
次に令和5年3月23日付けに出した「経営会議議事録」の情報公開で到達した議事録なるものが、 
発言者の質問も回答もなく、議案のみの文書であり、それがCD1枚に3行あるだけでした。市民の 
公開要請は無視せよ…という力が、どこからか働いたのでしょう。
「民は之に由らしむべし 之に知らしむべからず」という言葉が、企業団の社訓のようです。

Ⅱ 企業団の将来的ビジョンとは   2点目
 企業団創立以来、集金業務と検針業務は、地元企業も交えての企業に委託されておりました。それが突然、今年1月から4月までの短期間に、プロポーザル方式で4市統一1社にする強硬策が行われました。
 そして私たちが指摘していたとおりヴェオリア・ジェネッツ社が受託することになったのです。その上委託費が、業務機器整備のための5年間で27億円増になりました。その上「経営会議」で「4市統一1社で従来のサービスは保持されるのか」という質問に「5年間は保証します」という回答です。私たちは、どこかの電気器具を買うと『故障5年間無料サービス付き』それ以上は有料という証明書をいただくのと同じように、委託をしたことになります、そうです6年目には「運営権がヴェオリア・ジェネッツ社に譲渡」されるのでその先はわからない」と言われたような気がしたものです。
このうっかり回答は、「企業団の将来的ビジョン」をつい口に出してしまったのではないのか・・・と考えています     (明日に続く)

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市長宛て帝京大学病院のこと市長宛て手紙の回答 [医療問題]

 市長より回答【本文】

担当課名:健康推進課
担当班名:すこやか親子班
電話:0438-62-3172

令和5年8月4日

日頃より、市行政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 
このたび、○○様よりいただきましたご意見について回答いたします。

 令和4年中に発生した袖ケ浦市内における救急搬送の件数は、2,686件でございました。お問い合わせの各医療機関の全体に占める救急搬送の割合は、君津中央病院が4割弱、さつき台病院が2割弱、帝京大学ちば総合医療センターが1割弱となっております。
 なお、千葉県循環器病センターについては、ごく少数の搬送でございました。
帝京大学ちば総合医療センターの建て替え移転につきまして、市といたしましても、安心して医療が受けられる体制を重要と考えておりますので、○○様からいただいたご意見は病院へお伝えいたします。
 今後も、関係機関と連携を図りながら、医療体制の維持に努めてまいりますので、ご理解くださるようお願い申し上げます。


◆ 横田のお兄さんの感想
 回答までに時間がかかった割に、市として病院の移転をどう考えてるのかの意見が表明されておらず、病院がある市原市は自市分はもちろん、近隣市からの搬送分も具体的な数値を示してくれましたが、袖ケ浦からは各病院の搬送数が何割というおおよそでしか示されておらず、具体的な数値がきちんとした数字で示されず、時間がかかった割にあっさりした回答で拍子抜けしました。参考までに以下に市原市から示された数値を示しておきます。

帝京病院に緊急搬送された人数(市原市提供)
全体 8107人
市原市 6333人
袖ヶ浦市 430人
木更津市 204人
君津市 94人
富津市 31人
山武・夷隅・長生 318人
市外・その他 697人
※市原市は市内の地区までの分析はしておらず、市全体の数。


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