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水道審議会傍聴記 3 [水道事業]

 ③料金値上げの今までの経緯と今後の予定(クリックすると大きくなります)

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経営会議は各市の市長と県副知事 
経営会議幹事会は各市の企画財政部長と県関係部局の課長
令和5年1月までの経営会議でまとまらなかったので同年3月~6月に担当者会議を3回行い同年6月の経営会議で料金改定案がまとまった。

=質疑=
Q、企業団内で用水供給事業から水を買っているがその補助は無いのか。
A、用水供給事業と末端給水事業は全く別事業としているので補助は無い。

Q、統合のメリットは無いのか。
A、メリットは人材の活用で供給事業と給水事業の人材の交流ができる。

Q、各市の助成額は毎年一定の金額が助成されるか。
A、各市の財政状況が異なるので毎年一定で無く5年間でこの金額が助成される。
Q、長期前受け借入金とはどういう物か。

A、現金収入を伴わない帳簿上の収入・・・。
 (説明を聞いてもさっぱり分からなかった。関)
Q、5年間で水道人口が1万人減になっていて加入金の減少とならないか。
A、今回の料金改定に組み入れてある

Q、料金値上げはやむを得ないが今後物価の上昇でもっと悪くならないか、どのくらいの  物価上昇を見込んでいるのか。
A、現在の上昇率で試算しているがこれ以上悪くならないとは言い切れない。

Q、木更津市の供給単価はいくらか。
A、トン当たり238.18円です。

Q、節水や生活スタイルの変化で水需要が減ることを企業団としたは良からぬ事としてい るか。木更津市を据え置きにする理由と単価を教えて欲しい。
A、節水は各家庭で努力されていることで結果として料金収入が減ると言うことです。
君津市の料金体型に寄せていくと考えていきたい。

Q、自分の水道を検査したらアルミニュウムが多かった。自分の浄水器で目詰まりが起こ  った。
A、アルミニュウムは自然由来もある。浄水場でポリ塩化アルミニュウムを凝集剤として  入れている。基準は200mg/㍑で今100~120位である。健康に問題は無い。

Q,君津市で住民説明会の時住民から供給単価と給水単価の質問が出る。それぞれいくら  か。
A、トン当たり君津市は令和6年で給水原価は298円、令和10年で341円の見込み
同じく富津市は360円と411円、袖ケ浦市257円と271円見込んでいる

Q,経営努力の中で人件費の削減は?
A、平成31年の統合前で4市合計の水道職員は168名、現在は156名で12名減。
  統合しなければ出ない統合交付金が令和10年まで10年間あるのでその間に沢山の  事業をしたいので人員を減らせない。また令和10年までセグメント会計(各市で水  道会計を行う)なのでそれぞれの市の会計事務が多い。セグメント会計が終了する時  点まで160名体制で行いたい。
会長・・・全国的に減らしすぎた4割くらい減らしている。人材育成で人員確保は大事。

Q、住民説明会はどのようにやるのか。
A、今各市と協議中で各市で複数回実施する予定。来年1月に企業団広報紙で特集号を出  す。
会長・・・今日の意見を踏まえて次回第2回の時に答申案をを示したい。
事務局・・・次回は8月22日(火)14時からここで行います。
(以上)



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