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2022年年頭の辞 [石炭火力発電所]

  政策研会長  関  巖

 皆さん明けましておめでとうございます。
 政策研も15年になります。昨年はコロナで運動が制限されましたが、それでもかずさ水道広域連合企業団との意見交換、第一回目のコロナワクチン接種の予約の混乱問題、東京オリンピックへの児童生徒のコロナ観戦動員、議会での市提案に対する賛成意見を執行部が書いてそれを議員が読んでいる問題、ゴミ袋値上げ問題などを精力的に取り組んできました。

 そんな中で一番力を入れたことは世界的に大きな問題となっている気候危機に対する取り組みです。一刻の猶予もなくなってきたCO2の問題で、この気候危機のチラシを何度も撒いてきました。

 暮れも押し迫ったクリスマスの日12月25日に「気候危機から私たちの未来を守る」と題してノーベル環境賞と言われるゴールドマン環境賞受賞者の平田仁子さんを講師に招いた講演会を開催しました。コロナ禍で人数が制限され宣伝もあまりしなかったのですが予想を遙かに超える市民が参加され、気候危機に対する市民の関心の高さが表れていました。

 この講演の中で、これ以上CO2が増え人類の手では制御できない気候危機となるCO2の量を100%とすると、現在まですでに92%に達しており、残されたCO2増加量はわずか8%しか残っていません。この8%の増加は今の状況でCO2が排出されれば後数年で達してしまいます。
 こうなると地球温暖化は人間の手で制御できず人類は生きていけなくなります。そのため世界の若者や心ある政治家は強い危機感を持っています。しかし、日本の政府や国民はそんなに強い危機感を持っていません。CO2増加をこれ以上なんとしてでも増加させてはならない、と言うことが強く訴えられていました。

 東京ガスが北袖に巨大なガス火力発電所計画をしていて、膨大なCO2の排出があります。今年はアセスメントの最終段階である準備書が出る時期です。私たちが意見を述べられる最後の機会です。
少しでもCO2を削減しなければならない今の時期にこのような巨大なガス火力発電所建設計画は大きな疑問と言わざるを得ません。

 今年はこの問題が政策研究会として一番大きく取り組む問題となるでしょう。
みなさんと一緒に考えて行きたいと思っております。
今年もよろしくお願いいたします。

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横須賀石炭火力反対スタンディング [石炭火力発電所]

 東京湾を囲む4か所で石炭火力建設計画は、千葉、市原 、袖ヶ浦の3か所は断念させたのですが、残った一か所横須賀市、それも小泉環境大臣のおひざ元では、強引に建設工事続行中で、裁判も継続中です。地元を中心に、東京湾の会(袖ケ浦も含む)、数多くのNPO/NGO「気候ネット」、FOEJAPAN、グリーンピースジャパン等々が結集して、根強い反対運動を続けています。
 昨日は、「nocoal-tokyobay:3422 ] 9/24気候アクション」として、FOEJAPANの若い人たちを中心に
スタンディングアクションを実施しました。その写真が送られてきました。たくさんあるのですが、
そのうち4枚を選んで紹介します。              KAEAKAMI


齊木貴郎

昨日はご苦労様でした!
高橋さん、FoEのみなさん、若い方々のアイデアと情熱で、多くの賛同者の方々が集まってくださり、
とても訴求力のあるアクションになったと思います。
今後ともよろしくお願い致します。


2021/09/24 21:06、Hanae Takahashi のメール: 皆様 本日、横須賀石炭火力発電所前でフォトアクションを実施しました。 陸郎さん、斉木さん、横須賀の会の皆様、ありがとうございました! 横須賀で石炭火力建設反対スタンディング3.PNG 横須賀で石炭火力反対スタンディング 1.PNG 横須賀で石炭火力反対スタンディング 2.PNG 横須賀で石炭火力建設反対スタンディング4.PNG
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『袖ケ浦市民が望む政策研究会』5 [石炭火力発電所]

 私たちが最大の力を注いだのは、東京ガス、出光興産、九州電力の3社で設立されようとした「石炭火力発電所建設計画」に対する反対運動です。2019年1月31日東京ガスが石炭火力建設断念を公表し、その総括勝利集会を2月17日に『袖ケ浦での暮らしと環境を考える集い』として開催しました。
 一体どのような取り組みをして断念に追い込むことができたのか、、当日のブログを再掲します。
                                      kawakami

私たちの会の富樫事務局長の報告が、桃井さんに続いて行われました。富樫さんは、「袖ケ浦
における石炭火力発電所建設問題の経過と現状」と題して、
1、 袖ケ浦における大気環境の現状
2、私たちはどのような運動を展開したのか
3、これからの取り組むべき問題点
以上3分野についての報告です。その概要を紹介します。

1、 袖ケ浦における大気環境の現状
 大気環境の特徴的なものとして「光化学オキシダント」については、市原市、木更津市、
君津市、富津市、そして袖ケ浦市すべてが環境基準に達していないこと。特にその結果で注目すべきは、袖ケ浦市の小学校における喘息者数は、市原市(8.5%)、木更津市(5.4%)に比較して(10.2%)と高い比率を占め、その中でも蔵波・蔵波台地区の被患者数が多く、風向きによるコンビナートの影響が考えられること。そこにさらにCO2が年間1200万トンも降り注ぐ石炭火力発電所が建設されるということは、公害の街になることが明確であること。
(排煙が降り注ぐ様子を具体的な写真映像で示してくれました)

2、 私たちはどのような運動を展開したのか
 石炭火力建設計画の出資社は出光興産、九州電力、東京ガス3社です。出光は建設用地
提供。九州電力は運転技術、東京ガスは顧客開拓を分担ということになります。ここで出来る発電所は、老朽化した東京電力火力発電所360kwと併せると560万kwになり、四国電力373万kw、北陸電力482万kwを超す発電量が、袖ケ浦単独で生み出されることになります。
 その計画に対し私たちはどのような反対運動を展開したのか。

★ 3地区と横須賀での建設計画を網羅して、気候ネット、F0E JAPAN、グリーンピースの   
 NPO 、さらにパタゴニア日本支社による「石炭火力を考える東京湾の会」あわせた「緩やかな共同代表性の連絡組織」を設立し、運動の拡大と進化を図りました
★ 日常的活動として行ったこと
 ▼ 新聞折り込みチラシ・・全市に5回
 ▼ 個別チラシ配布・・戸別ポスティング 数万枚
 ▼ 駅頭チラシ配布
 ▼ お手紙作戦・・はがき1400枚 東京ガス本社に到着分
 ▼ ブログ記事掲載・・3年間 248本(月間アクセス最大112468本)
 ▼ 学習集会 3回(内女性集会1回)
 ▼ 社長への封書の手紙 24本
 ▼ 本社株主総会・コールクリーンデイ・出光興産本社前でのアクション等
 ▼ 市長・市議会では2名の一会派で10000名のアンケートの取り組みがありました。市長は環境審議会の意見・判断を尊重します・・と言った旧態依然たる姿勢。

3、 これからの取り組むべき問題点
★ 1月31日・・石炭火力断念公表・・市原、蘇我、そして袖ケ浦と石炭火力建設計画3か所はすべて断念という結果になりました。
 しかし、蘇我も、袖ケ浦もガス燃料による火力発電建設の検討に入っています。燃料の天然ガスもCO2を増加させることは変わりません。
これから私たちはどうすべきでしょう。私たちの未来は私たちで決めたいと考えます。
 私たちは出光に提案します・・非常時バックアップ電源運用事業(大容量蓄電池)、物流センター事業、日本を支えるモノづくり企業の誘致。九州電力は地元に戻られるといい。
東京ガスは、自然エネルギーへの転換を目指す企業への体質変換プログラムを・・
   (以上報告概要です。)

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JERAは直ちに石炭火力発電所建設を中止せよ 2 [石炭火力発電所]

 昨日に引き続き、JERAの「ゼロミッション」に対する「東京湾の会」が出した『声明』です。
                                  kawakami
 2020年10月16日

【声明】JERA「ゼロエミッション2050」「JERA環境コミット2030」について
~本気で実現を目指すなら横須賀石炭火力の建設中止を~

2020年10月16日、東京湾の会では、JERAの「ゼロエミッション2050」「JERA環境コミット2030」に対して以下の声明を発表しました。

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2020年10月16日

石炭火力を考える東京湾の会声明

JERA「ゼロエミッション2050」「JERA環境コミット2030」について
      ~本気で実現を目指すなら横須賀石炭火力の建設中止を~

 2020年10月13日、(株)JERAはウェブサイトにて「2050年におけるゼロエミッションへの挑戦について」を公表しました。「国内最大の発電事業者として、低炭素社会の実現を積極的にリードしていく立場にあることから、これまでの取り組みを一層加速させるとともに、長期的に目指す姿を明確にすべく、「JERAゼロエミッション2050」を掲げることとしました」とされています。これまで、JERAでは長期的な方針を示していなかったため、今回はじめて2050年の「ゼロエミッション」を掲げたことは歓迎・評価したいと思います。

 しかし、この内容を見ると、残念ながら、横須賀石炭火力発電所のように現在建設を進め2023年、2024年に稼働予定の計画を中止するといった方針が含まれていません。国連では、パリ協定の1.5℃目標を達成するには、2020年以降に新たな石炭火力を動かす余地はどこにもない、ということ示しています。また、1.5℃目標と整合する排出経路をたどるには、OECD諸国は2030年までには全ての石炭火力を全廃することが必須だとされています。もしJERAが「日本のみならず世界のエネルギー問題を解決していくグローバル企業」と自称するならば、こうした世界の要請に対して解となる石炭火力発電所への対応を示すべきです。

 JERAの新たなロードマップでは、石炭火力に関して「2030年までに当社の保有するすべての非効率な石炭火力発電所(超臨界以下)を停廃止すること」や「火力発電所における化石燃料とアンモニアや水素の混焼と、その混焼率を徐々に引き上げていくこと」などを掲げていますが、そもそもJERAとして保有する「非効率石炭火力」と言われる超臨界(SC)は1箇所しかなく、その他の火力も「混焼」を進めて維持するということでは、2030年までに石炭をゼロにしなければならないという世界の要請からはあまりにもかけ離れています。

 現在、横須賀の石炭火力発電所をめぐっては、石炭火力を考える会のメンバーほか地元住民や漁業者が行政訴訟を提起し、裁判が進行中です。この間にも久里浜での工事は着々と進められており、気候変動を憂う市民はこの工事が止まることを心から願っています。また今年2月からは学生たちによるFridays For Future Yokosukaの活動もさかんに行われ、横須賀石炭火力発電所が将来世代の安定した気候の中で生きる権利を奪うものであることを訴えています。

 私たちは、JERAが新規石炭火力発電所を含む火力発電所の建設を中止し、「2050年におけるゼロエミッション」が、さらに野心的な真のゼロエミッションに向けた方針に進化することを心より期待しています。


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JERAは直ちに石炭火力発電所建設を中止せよ [石炭火力発電所]

 株式会社JERAをご存知ですか?JERAは、東京電力および中部電力の燃料上流・調達から発電までの事業を担う合弁会社です。つまり日本最大の電力会社です。この会社が目下、東京湾で4か所の石炭火力発電所建設計画中、3か所が断念したにもかかわらず、その上、小泉環境大臣のおひざ元だというのに、横須賀に石炭火力発電所建設工事に着工し、反対の市民団体から裁判の被告として糾弾されている企業です。 

 さてこのJERAが、石炭火力建設中にもかかわらず、10月13日「2050年におけるゼロエミッションへの挑戦について」という文書を公開しました。これは簡単に言えば「2050年時点ではCO2ゼロにするためのJERAの挑戦」ということです。

 このことについて早速、石炭火力建設反対に立ち上がった、東京湾を囲む4か所の市民団体、並びに気候ネットを中心に、国際・国内のNPO団体も含めて組織された「「東京湾の会」は早速、その欺瞞的文書に対し、10月16日【声明】JERA「ゼロエミッション2050」「JERA環境コミット2030」について ~本気で実現を目指すなら横須賀石炭火力の建設中止を~という声明を出しました。

 そこで今日はまず、JERAの「「2050年におけるゼロエミッションへの挑戦について」なる文書を紹介し。明日は「東京湾の会」のこのことに対する声明を紹介します。少々硬い文章ですが、目を通してください。                 kawakami


◆ 2050年におけるゼロエミッションへの挑戦について
2020/10/13

株式会社JERAは、日本のみならず世界のエネルギー問題を解決していくグローバル企業として、地球温暖化対策を経営の最重要課題と考えています。2019年4月には現在の「環境目標」を制定し、CO2排出量の削減に取り組んできました。

 化石燃料を使用した火力発電は、日本の電力需要の約8割を支える一方で、国内のCO2総排出量の約4割を占めており、低炭素社会の実現には火力発電からのCO2排出量削減が欠かせません。
 当社は、国内最大の発電事業者として、低炭素社会の実現を積極的にリードしていく立場にあることから、これまでの取り組みを一層加速させるとともに、長期的に目指す姿を明確にすべく、「JERAゼロエミッション2050」を掲げることとしました。
 また、国内事業において「JERAゼロエミッション2050」を実現していくためのロードマップを策定するとともに、2030年時点での新たな環境目標も制定いたしました。なお、今回掲げた「JERAゼロエミッション2050」を始めとする目標は、脱炭素技術の進展、経済合理性、政策との整合性を前提としております。


■JERAゼロエミッション2050

 「JERAゼロエミッション2050」は、2050時点で国内外の当社事業から排出されるCO2の実質ゼロに挑戦することを内容としています。当社は、「JERAゼロエミッション2050」の実現に向けて、次の3つのアプローチを取ります。

① 再生可能エネルギーとゼロエミッション火力の相互補完
 ゼロエミッションは、再生可能エネルギーとゼロエミッション火力によって実現します。再生可能エネルギーの導入を、自然条件に左右されず発電可能な火力発電で支えます。火力発電についてはよりグリーンな燃料の導入を進め、発電時にCO2を排出しないゼロエミッション火力を追求します。

② 国・地域に最適なロードマップの策定
 ゼロエミッションは、国・地域に最適なソリューションとそれを示したロードマップの策定を通じて実現します。それぞれの国や地域は導入可能な再生可能エネルギーの種類、多国間送電網・パイプラインの有無等、異なる環境におかれているため、国・地域単位でステークホルダーとともに策定します。まずは日本国内事業のロードマップを策定し、他の国や地域へも順次展開をしていきます。

③ スマート・トランジションの採用
 ゼロエミッションは、施策の導入を決定する段階で、イノベーションにより利用可能となった信頼のおける技術を組み合わせること(「スマート・トランジション」)で実現します。低い技術リスクで円滑にグリーン社会への移行を促します。


■JERAゼロエミッション2050 日本版ロードマップ

 当社の国内外の事業において、2050年時点でのCO2ゼロエミッションを目指し、まずは、国内事業におけるCO2ゼロエミッションの道筋を示した「JERAゼロエミッション2050 日本版ロードマップ」を策定しました。
 このロードマップでは、2030年までに当社の保有するすべての非効率な石炭火力発電所(超臨界以下)を停廃止することや、火力発電所における化石燃料とアンモニアや水素の混焼と、その混焼率を徐々に引き上げていくことなどを柱としています。ロードマップは、今後、政策等の前提条件を踏まえて段階的に詳細化を図っていきます。


■JERA環境コミット2030

 当社は、「JERAゼロエミッション2050 日本版ロードマップ」に従って、当社の国内事業におけるCO2ゼロエミッションを進めていくために、2030年時点での新たな環境目標である「JERA環境コミット2030」を制定しました。当社は、2030年時点で次の目標達成をコミットします。

・石炭火力については、非効率な発電所(超臨界以下)全台を停廃止します。また、高効率な発電所(超々臨界)へのアンモニアの混焼実証を進めます。
・洋上風力を中心とした再生可能エネルギー開発を促進します。また、LNG火力発電のさらなる高効率化にも努めます。
・政府が示す2030年度の長期エネルギー需給見通しに基づく、国全体の火力発電からの排出原単位と比べて20%減を実現します。


 「JERAゼロエミッション2050」の実現には、現在の技術ではクリアすべき課題がまだ多くあります。当社は、これまでに参画してきた燃料上流から発電に至るバリューチェーンの強みを活かし、自ら主体的に脱炭素技術の開発に取り組むとともに、経済合理性を確保すべく努力を重ねていくことで、実現に向けて取り組んでまいります。
また、関係機関・団体やステークホルダーとも協力しながら、様々な課題解決に取り組むことで、エネルギー業界における脱炭素化を牽引してまいります。


資料1:JERAゼロエミッション2050[PDF: 12.79 KB]

資料2:JERAゼロエミッション2050日本版ロードマップとJERA環境コミット2030[PDF: 248.83 KB]

参考:グリーン燃料の製造・輸送と普及拡大に向けた取り組み[PDF: 92.6 KB]

                 (明日に続く)


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横須賀石炭火力反対運動報告 [石炭火力発電所]

 横須賀の石炭火力発電所建設計画反対運動は、裁判闘争と並行し多彩な活動を続けています。今回は小泉進次郎環境相あての手紙を出そう・・・と言う呼びかけについて紹介します。
 6月6日付朝日新聞に紹介されたものです。    Kawakami

 地球温暖化対策の強化を訴える神奈川県横須賀市の若者組織が、同市で進む石炭火力発電所の建設中止を求めて、地元選出の小泉進次郎環境相宛ての手紙を募ったところ、190通が集まった。

 この組織はスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんと連帯する「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF)横須賀」。
 2月に発足したが、新型コロナウイルスの影響で活動が難しくなり、小泉氏宛ての手紙をインターネット上で募ることにした。

 小泉氏は5日の閣議後会見で「若者から届いた手紙を私も拝見した。5歳の方の手紙もあった」などと述べた。
 同市在住の大学4年生で、FFF横須賀のメンバーの鈴木弥也子(ややこ)さん(21)は
「手紙を読んでもらえたのはうれしかったが、地元の石炭火力には言及していない。これで終わりにしないで、オンラインでもいいので対話する機会をつくってほしい」と話した。
                                 (水戸部六美)

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地球Bはない・温室効果ガス削減 [石炭火力発電所]

 「地球Bはない。だからプランBもないのだ」フランス・マクロン大統領が、パリ協定離脱を表明した米国・トランプ大統領へ送った叱責に近い文言である。
 同じように、残念だが、わが日本国の首相にも、友情を込めて厳しい警告の言葉をかけていただけないものか・・・という趣旨の手紙を、マクロン大統領あて差し上げた。
 思いがけなく、大統領府事務総長・フランソワーグザヴィエ ロッシュ 名での返書をいただいた。返書の最後は「どうぞ、私の最高の気持ちを受け入れてください」という言葉で結ばれていた。日本国内では考えられないことであった。

 改めて確認したい。「地球Bはない だからプランBもないのだ」ということは、温室効果ガス濃度が400ppmを超えると危険領域に入り、450ppmに達すると人類の存在自体が危ぶまれる・・だからCO2排出規制を早急に行わなければ地球上で人類は生きていくことができなくなるのだという現状認識をしっかり持たねばならぬ事を、この言葉は意味しているのだ。
 
 これは昨年の8月のことである。パリ協定で約束された日本の「温室効果ガス排出量削減計画」は、2030年度には、2013年度比26%削減とある。この数値自体が低いものであるという批判がある中で、現状はどのような状況にあるのか。東京新聞6月27日版には下記のような記事が掲載された。是非目を通されることをお勧めしたい。
(クリックすると大きくなります)      kawakami
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東京湾の会 [石炭火力発電所]

  3月の袖ケ浦市議会議事録ができましたので、その中から何人かの議員さんの一般質問内容を報告しています
ここで一息つき、まだ続きますが今日は「東京湾の会」のことをお知らせします。

東京湾を囲む4か所で、千葉県側の3か所の石炭火力発電所建設は中止されましたが、横須賀市に建設強行中の石炭火力発電所(東電・中部電)は、小泉環境大臣のおひざ元でありながら、中止に至っていません。4市の市民団体と「気候ネット」をはじめとする数多くのNPO団体が合同で立ち上げた「東京湾の会」は、多彩な反対運動を展開中です。その一部3月、4月のニュースがFace Bookで届きましたのでお知らせします。
関心を持たれる方は、是非URLを立ち上げてごらんください。    kawakami

3月22日
3月23日午後2時から横須賀石炭火力行政訴訟がありますが、新型コロナウィルスの影響により裁判所からは傍聴者の人数を大幅に制限するとの連絡がありますので、今回は出席を予定されていた方もご無理なさいませんよう、よろしくお願いします。
また、当日の勉強会はYOUTUBE中継で行うことになり、参加者を募集しません。どうぞインターネット環境の良いところでご視聴いただきますよう、よろしくお願いいたします。
https://www.youtube.com/watch?v=PkxdvdKTYno&feature=youtu.be

4月19日
PM2.5の心臓への影響について】川崎医科大学等の研究チームが、PM2.5濃度上昇が心停止の発生に影響するとの研究成果を発表しました。国際的には合意が得られてきている PM2.5 の心臓への影響が、日本でも確認されることを示した初めての報告だそうです。
https://m.kawasaki-m.ac.jp/cgi-image/24/24_MOjnXaJDImGDCcMaouQgFIaydbjjChjxnPTRgALWKbgHpYcFvt.pdf

4月21日
コロナ拡大が懸念されている状況かにおいても着々と進められている横須賀火力発電所建設現場。横須賀は高齢化率も高く、高齢者介護施設などでの感染があったことなども報じられており、住民の不安も高まっています。そこで、JERA,東京電力、中部電力に工事中止を求める要請を出しました。
https://nocoal-tokyobay.net/2020/04/21/200420_yokosuka_action/


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電力会社を切り替えましょう [石炭火力発電所]

 石炭火力発電所建設計画は、千葉県で3か所(市原市、千葉市/蘇我、袖ケ浦市)を断念に追い込むことができました。あと一つ残っているのが、小泉環境大臣のおひざ元、横須賀市です。ここでは東京電力と中部電力の合弁会社・JERAが、地域住民の反対を無視し、建設を強行しつつあります。
 現地では「東京湾の会」に結集したNPO・市民団体を中心に、裁判闘争を含めて、反対の運動を進めています。私たちは、東京電力とはどのような企業なのかを、改めて確認し、東京電力に最も打撃を与えるのは何であろうかと考えます。最大の打撃は、東京電力の電気を使わないことです。そこで皆さんに訴えています。今日のブログは、その訴えをお知らせするものです。是非お読みください。                       kawakami

 電力会社切り替えのお願い
                           袖ケ浦市民が望む政策研究会

拝啓
 澄んだ五月晴れの空でも気温は30℃、猛暑の夏を予感させるこの頃、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか?コロナウイルスがまさかここまで世界中にまん延し経済にまで大きく影響する事態になるとは正直思っていませんでした。予想外です。

 予想外と言えば9年前の大津波と世界最悪の福島第一原発の事故、そして想定内と想定外の数々
1.2017年廣瀬社長に変わった小早川社長は、最後の一人まで賠償堅持を公表、被害者に期待を持たせたが2018年に入ると約束とは真逆の施策を実行、東電は文部省の調停案(ADR)を拒否、現在30もの裁判が進行中といいます。
2.原発事故の反省を忘れ、国民の税金で企業が支えられている現状を忘れ、茨城県の東海第二原発再稼働に2200憶円を支援、青森県東通村の東通原発建設を再開しています。
3.放射能汚染土を一般廃棄物として全国に埋設するに至ったこと、汚染水の海洋放出問題 などなど
さて前書きはこのくらいにして本題に入ります。(クリックすると大きくなります)

東電の誓い.PNG

◆ 私達にも降りかかった気候変動災害
 いままで鬼怒川洪水や1昨年の中部地方大水害、広島土砂崩れなどをテレビで観ても対岸の火事と言う意識が自分にもありました。 しかし、昨年9月9日の台風15号の記録的暴風と大停電、引き続き10月13日からの台風19号と25日の台風21号の大雨と大洪水、千葉県も大被害で最悪の年を体験し反省させられました。 (クリックすると大きくなります)

東大教授.PNG


 この記事のように市原市の高滝ダム、君津市にある亀山ダムも危険水位で放流措置が寸前で中止になって危機一髪大水害を免れました。 こんな大風や洪水を引き起こす原因は とりもなおさずCO2増加による気温の上昇、 1℃気温が上がると海面から発生する水蒸気が7%増加しスーパー台風になると言うのです。

 いまの地球はCO2を増やさない、いや減少させることが急務
しかし東電などは石炭が他の燃料に比べると少し安いという理由で、気候変動に反対する横須賀住民の反対の声に耳を貸さず、横須賀市久里浜に石炭火力発電所の建設を始めました。

 このような中で電力自由化の現代、私たちには選択権があります。
過去、関東地域は東電の電気を買う以外の選択肢はありませんでした。 2016年4月の自由化後は太陽光などの再エネ電力100%を目指す新電力や東京ガスなど沢山の会社が電力サービスを開始していて私達はスーパーで買い物する感じで選択することができます。 

◆ 私達市民の立場からは
1. 危険で子孫に負の遺産を負わせる原発の電力会社でないこと
2. CO2を大量に発生させ気温を上げ熱中症、魚の棲めない海やスーパー台風を作り出す石炭火力の会社でないこと
3. 大気汚染物質を出し光化学スモッグ、PM2.5を発生させない自然電力100%を目指す会社
(EUでコロナ死亡者の住んでいる地域を解析したら大気汚染地域の死亡率が高いことが判明)

そしてどの会社を選択しても
❶ 切り替えは簡単、今の電力会社に契約停止の連絡の必要なし、電力メーターがスマートメーターになってなかったら無料ですからこの際に替えてもらい、毎月届く電気料金明細書を準備してエコな新電力に連絡するだけです。
 切り替え先の電力会社がスマートメーター変更を東電に連絡してくれて何も自分がすることがなかったという方もいます。
❷ 電気は東電パワーグリッドと言う送電専門会社から来ますので
・ 停電と復旧は東電契約でも新電力でも東電の契約でも差はなく、どの会社の電気も同じ送電線を利用します。
・ もちろん新電力が倒産しても電気は継続供給され、別の電力会社に切り替えるだけです
(クリックすると大きくなります)

電気料金.PNG

 大手の新電力は要注意です。
 ガソリンスタンドのENEOSや携帯電話のソフトバンク、AUなど大手の会社は電力卸しから電気を買って転売しているだけと言う会社が多くエコではありません。CO2排出係数はENEOS494g/kW、ソフトバンク528g/kW、AU 574g/kWと高め。
 大手でも東京ガスはガス火力発電で398g/kWと低めです。 
ですから安さだけで選択しますと知らずに原発と石炭の電気を使っていることになります。 
 一方私達が推薦する新電力は太陽光などの自然な電力を購入し売ることを基本に考え、夜間や悪天で電力が不足する場合は卸電力から購入し転売しますがきちんと自然の電力100%を目指していることから推薦します。

切り替え手続きは簡単です、電気料金の明細書を用意して連絡します。(クリックすると大きくなります)

料金表.PNG

 まず、毎月届く検針票(電気ご使用量のお知らせ)を手元に用意しておきましょう。電力会社を変更するときの情報とは以下の通りです。

① 現在契約している電力会社名
② 現在契約している電力会社のお客様番号
③ 供給地点特定番号(全国一律数字22桁の番号)
④ ほかには契約者名、電話番号

皆様、気候変動災害から世界を守るために、いま出来ることをしようではありませんか?










 

 









































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東京電力・中部電力・JERAの皆さんへ 3 [石炭火力発電所]

 この呼びかけ最終稿です。 kawakami


 2.出光佐三氏が会社経営でいつも心がけていたこと  
 一代で油を売る商店から民族石油会社を興した出光佐三さんは石炭全盛時代にこれからは石油の時代と将来を見通していました。
そして敗戦時の困難時にも従業員は家族という考えで解雇せず、油タンクの清掃とかの副業で乗り切りました。

その佐三さんは以下のような言葉を残しています。

「尊重すべき人間は、愛の手で育つ」
「少数精鋭主義を唱えて、できの悪いものを首切るのは、真の少数精鋭ではなく、利己主義である」
「働いて、自分に薄く、その余力をもって人のために尽くせ」、
「信用を落としてまで金儲けはしない」
「単なる金儲けを目指すだけでは真の事業とはいえない。事業には、常に普遍的な国利民福を念願した、また彼岸(ひがん)した真理性が望まれねばならない。
※彼岸:煩悩から解き放たれた悟りの世界
事業は、だれが見ても美しからねばならぬ。醜悪なる、単なる金儲けであってはならぬ。

 新聞報道によれば、青森県東通村の東通原発の建設に出資している東電は、東通村に2億円寄付をしたとかするとかという記事がありますがこれは事実でしょうか?
 なんのための寄付 なのでしょうか? 毎年、気候変動による洪水、山崩れなどで多くの命が失われ、道路や橋が壊れて不便な生活を強いられ、家や田畑をなくし、近所の話し相手のいない土地に引っ越しせざるを得なかった国民を思うとき、寄付すべき対象はこの被災地へ であって、東通村村長宛てではないのではないでしょうか?
まさしく

事業は、だれが見ても美しからねばならぬ。
醜悪なる、単なる金儲けであってはならぬ。
        
と思いました。  従業員の皆様はどのように考えますか?

3.水力発電所、ダムも被害者で、かつ加害者になる可能性

台風19号ではhttps://www.mlit.go.jp/common/001313204.pdfによると
<令和元年 12 月 3 日 16:00>発表の台風19号では
国管理河川     6水系 7河川 12箇所
都道府県管理河川 20水系 67河川 128箇所
              計 20水系 71河川 140箇所 の決壊堤防の一覧があります。

 また、全国で6基のダムで緊急放流があったようです。
▽茨城県北茨城市にある大北川の水沼ダム(茨城県)
▽茨城県常陸太田市にある久慈川の竜神ダム(茨城県)
▽栃木県那須塩原市にある那珂川の塩原ダム(栃木県)
▽神奈川県相模原市にある相模川の城山ダム(神奈川県)
▽福島県いわき市にある鮫川の高柴ダム(福島県)
▽長野県伊那市にある天竜川の美和ダム(国交省)

 2018年7月の西日本豪雨では6府県8カ所で放流、愛媛県の2カ所では下流で約3千棟が浸水し8人が死亡。 www.sankei.com/affairs/news/191121/afr1911210003-n1.html 
2019年10月の台風19号で、私どもの千葉県では県内33市11町に土砂災害警戒情報があった中で、亀山ダム、高滝ダムの緊急放流が検討され、あと一歩のところで回避されるということがありました。もし実施されていたら洪水になっていたかと思うとぞっとします。

 台風19号ではまた神奈川県箱根町では48時間の雨量が1001ミリに達し、観測史上最高という、過去経験したことのないような大雨での大量の流木でダム水面を覆うことや、山崩れで流れ込む土砂での設備損傷や対策費用と作業の危険性の増大という問題もあるわけですし、苦渋の判断で緊急放流ともなれば下流地域に住民には生命・財産に未曽有の被害をもたらすことになり、ダムが加害者になります。

 ですから
緊急放流は相当悩んだ末の決断になるでしょう
また従業員家族の住いもその下流にあることでしょうから、まさしく不安であろうと想像します。
このような状況から水力発電関連の従業員は気候変動を加速する石炭火力発電所の増設という会社の方針には内心、反対 なのではないでしょうか?

 実際、地域へのチラシ戸別配布に歩きますと、また田畑を散歩する方に声をかけますと東電社員という方に会うことがあり、話しますと“自分は石炭には反対、時代遅れ”という方が結構います。もちろん社員らしく原発も石炭も安定電源として必要と型通りのことおっしゃる方もいます “でも”最近の天気はおかしい、異常だ“と言いますから表の顔と裏の顔の使い分けということなんでしょう
 従業員同士で素直に自分の意見を言えない風通しの悪い雰囲気なのかなぁと言う想像はさておき 本来、ダムは発電用の水の貯水機能のみならず、治水機能をも期待されているわけです。

 平成23年9月に死者・行方不明者計88人が出た紀伊半島豪雨に見舞われた和歌山県では、4つの利水ダムを治水にも活用する協定を関西電力と結んでおり、協定に基づく事前放流をこれまでに50回実施、緊急放流の回避をしています。

 このように、東電・中電のダムでも利水側と協議して事前放流を行い治水機能も十分に発揮して頂くようお願いしたいと思います。
 従業員の皆様の日ごろの努力に感謝しつつ、経営陣が全国民のことを考えてくれることを期待します。

    (この稿を終わります)


 

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東京電力・中部電力・JERAの皆さんへ 2 [石炭火力発電所]

 昨日に続き、東京電力・中部電力・JERAの皆さんへの訴えその2です。 kawakami

2、非常事態の意識のないまま進んで大丈夫でしょうか?

 大気中のCO2濃度は南極の氷の中の空気の分析などから8万年の間280ppm程度と言われています。 小学校のときの理科の授業で透明な石灰水にストローで息を吹き込んで白く濁った様子を見て、また野菜などの植物は空気中の炭酸ガスを吸収して育つと聞いて、大気中のCO2濃度はもっともっと高いと思っていましたが、たった280ppmであったことを知ってびっくり、そして産業革命以降の化石燃料の燃焼と森林破壊で現在は410ppmに増加していると聞いて2度びっくり。(たった100年で4割以上の増加ですから激増で地球時間では一瞬ですね)

 気象庁も、地球の気温、海水温が1℃上がったことで気象災害が起きているといいます。
海水面温度が1℃上がると水の蒸発量が7%増え、この水蒸気のもつエネルギーがスーパー台風となって市民を襲う、低気圧は上昇気流、上昇した空気はどこかに乾いた下降気流となって釣り合う
 そこが高温・乾燥した空気で乾いた熱風で干ばつ、山火事の発生、優しかった地球が牙をむく
グテーレス国連事務総長は有効な手を打てなかった過去10年を「失われた10年」と言い、今後の10年が地球の未来の最後のチャンスと危機感をあらわにしています。

グレーテス発言.PNG

東京新聞.PNG

 かって、再エネ先進国と言われた日本が、そして電力会社こそが電力変革の主役に立つべきと事務総長は要請していると思います。学校の先生に強制されて勉強するよりも、興味があって進んで勉強したものは試験終わっても忘れないですね、これと同じく、この国際的批判という黒船で強制されるより、避けられない未来に会う電力改革に自ら挑む道は苦しくても、結果として会社と従業員の幸せにつながるのではないでしょうか?

① 今、ただちにCO2排出量をゼロにしても気温は2℃上昇の可能性。今現在すでに非常事態!!

CO2.PNG

 このグラフの青線で示されているように、CO2排出量は年々山を登るように増え続けており、人為的に排出され続けた温室効果ガスが大気中に蓄積し、その累積によって地球の平均気温が1℃上昇していると考えられています。
 単純に言えば、産業革命前から2℃の上昇にとどめるためには、これまで上昇してきたカーブと同じ角度のカーブで山を駆け降りるように排出を減らすことで達成でき、1.5℃の上昇にとどめるためには、さらに倍のスピードで温室効果ガスの排出を削減しなければならないのです。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によれば、1.5℃の上昇にとどめるためには、2010年比で2030年45%削減、2050年排出実質0にする必要があるとしています。

 現在の1℃上昇でも世界中で大災害起きているわけですのでこの1.5℃、2℃上昇した場合の台風のすごさは想像以上と予測できます。
このようななかで日本が立てた削減目標は2030年までに2013年に比較して26%減少と言うのんびりとしたものですから、国連事務総長はもっと野心的な目標と実行計画を求めている訳です。
 
 また電気事業連合会の削減目標は0.370㎏‐CO2 /kWh、これですら着実に実現する上でどの発電所を停止すると言った明確な計画表はありませんし、また罰則もないので2030年になったら“努力しましたができませんでした”と言って逃げるのではと私は心配します。
 また原発の再稼働も頓挫している状況のなかで、目標を実現するためには再エネの拡大しか方法がないにも関わらず、誰に対する忖度でしょうか?

 政府はさらにFIT価格の切り下げと入札対象を拡大するという再エネの成長に冷水をかける政策を取り続けています。これではCO2削減目標の実現はさらに困難となるでしょう!
 大電力会社は再エネ社会を必至のこととして受け入れ、自ら再エネ社会への適応を会社と方針とすることなくして安心安全な社会も未来企業としても御社の将来はなく、更なる灼熱地獄と食料不足、洪水などの災いの世界を避けることはできません
災い とは 火 と 水 でできている文字・・文字通りの、熱地獄と水地獄の時代
 それはこの手紙を読む皆さんの家族や友人も命を落としたり、家が壊れたり、災いを免れない時代です。

 Change before you have to. (変革せよ。変革を迫られる前に。)- Jack Welch (ジャック・ウェルチ) - というのが答えが気候変動への危機感を持った答えではないでしょうか?

   (明日最終です)






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東京電力・中部電力・JERAの皆さんへ [石炭火力発電所]

 東京湾を囲む形で、4基の石炭火力建設が計画されていました。そのうち千葉県の3基は断念させることができましたが、対岸の小泉進次郎環境相がいるという横須賀では、市民のうねりのような反対運動があっても、東京電力・中部電力・JERAの3社は、強硬姿勢を崩そうとしていません。今回はその企業3社の皆さんへの手紙文を紹介します。今日も含めて3日間の連載です。kawakami

東京電力、中部電力、JERA経営者の皆様  同社の事業所で働く皆様へ

                     石炭火力を考える東京湾の会 構成組織
                         袖ケ浦市民が望む政策研究会
                           2020.2.吉日記

世界市民の幸せに資する経営方針に転換を・・詩の投稿から

 拝啓 貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
 石炭火力を止めて欲しいという内容の2020年2度目のお手紙を差し上げます。 この度は当会に詩の投稿がありましたのでそれを紹介しつつ、今回は水力発電所の事業所にもお手紙を差し上げたいと思います。
 ご存知のとおり豪雨でダムの水位があがり、緊急放水されたことでの被害拡大の報道もあったことから、水力発電所も気候変動問題から無縁ではないと判断し手紙を出す範囲を拡大した次第です。
 ぜひ皆様で議論されて御社の石炭火力新設という経営方針の見直しをお願い致します。

この手紙で言いたいこと
1.詩から 命の大気と水は時をめぐる旅人
2.非常事態の意識のないまま進んで大丈夫でしょうか
3.水力発電所、ダムは気候変動の被害者であり、加害者になる可能性

1.投稿詩から 命の大気と水は時をめぐる旅人 

 ーーー雨が降っている。葉っぱや土を湿らせ川となり海に注ぎ再び雲となって流れていく
また雨となってどこかに降るのだろう

今朝、あなたが口にした水は昔マンモスが水浴びをしたツンドラの水だったかも知れない
もしかしたら広大な砂漠のなかに湧き出すオアシスの水だったかも知れない
もしかしたらこの水はあなたの孫の孫が生まれて最初の水になるかもしれない
水はゆっくりとした時間をかけ、確実に同じ水がめぐっているのだ
あの車が切り裂いたあの風も、そよそよと髪をなでる心地よい風も、猛々しく大木を
なぎ倒したあの風も水と一緒にめぐる旅人
形を変えつつめぐる旅人、青空でも大気に水がある、見えないけれどあるんだよ

それはあるとき魚になり、鳥になり、樹木に吸われ吐き出され、土に住む無数の微生物、
海のプランクトン、生き物の体を通って浄化されほんの少しの水が、地上の命を支える
けれどもその空気と水は今よごれてきている

人間という動物が便利さとお金を求めることで
いつの間にか海に漂ったまま、無くならないゴミ、おかしな天気、無意識にマスクする空気
行き場がなく埋められる有害ゴミ
いつの間にか買う水でないと飲めない水になってしまった
汚れた空気も水も同じように時間をかけ、私たちの体や孫の孫の体をもめぐっていくのだろう
だって海も山も川も大空もすべての生物も水と大気の通り道なのだから
大切なもの
一度失ったら戻せないもの
私たちはどう生きれば命の大気と水と一緒に旅ができるだろう ーーー

◆ この投稿詩を読むと、日々なんのために働いているのだろうかと思ってしまいますがいかがでしょうか?  (続く)



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横須賀石炭火力新設計画裁判 4 [石炭火力発電所]

 原告意見最終稿 4


2.横須賀火力発電所が新設されることについて、具体的に何が心配ですか?(複数回答可)
ア 二酸化炭素の排出による気候変動がもたらす被害 ==>すべてに〇
a. 豪雨による洪水等
b. 熱中症
c. 農作物・水産資源への影響

イ 排出ガス(硫黄・窒素酸化物やPM2.5など)による大気汚染がもたらす健康被害

ウ 温排水による海水温の上昇がもたらす水産資源への影響

エ その他 (下の欄にお書きください。)
2018年の全国の救急搬送は訴状に記載されたとおりと思っています
ちなみに袖ケ浦市の熱中症搬送数は平成30年が67名です、平年は28名です。

3.(2でア及びイと回答した方)被害を実際にご自身が被ると思われる理由はなんですか?
(自由記載)
  例えば、「自宅が崖の近くで、豪雨が降ると土砂崩れが起きるかもしれない」
「豪雨の際、自宅のそばの川があふれるかもしれない」「高潮の被害にあうかもしれない」
「体力が落ちており熱中症になることが怖い」 など
もちろん70歳代ということで体力が落ちているので熱中症には恐怖感があります。

4.そのほか、横須賀石炭火力発電所に対する思い、本件訴訟に対する思いをお聞かせください。
 私が30代のころオイルショックで大転勤の提案があり、抵抗した従業員を解雇し裁判になって長い年月の支援の末、和解となりましたが結果、敗北感が残りました。
 この度の裁判は国を相手にするので、国も面子にかけて抵抗し、長くかかる戦いになると思います。
 結果として勝っても負けてもすがすがしい気持ちで迎えられるよう、電力改革を達成する運動になる裁判であって欲しいと思います。

                          (この稿を終了します)





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横須賀石炭火力新設計画裁判 3 [石炭火力発電所]

 原告からの報告  3


 ② 気候変動の大雨と大風
 大気には国境はなく、どこから排出されたCO2であっても気候変動の原因となるものです。 
この気候変動災害から免れる証拠がない限り、被害者となり得るものはすべて原告適格と考えています。

1. 袖ケ浦市を流れる浮戸川は数年前に洪水となって神納石塚周辺の浮戸川地域を浸水することがありました。

2. また、昨年の台風19号21号台風では千葉県内33市11町に土砂災害警戒情報があった中で、亀山ダム、高滝ダムの緊急放流が検討され、あと一歩のところで小櫃川の洪水が回避されるといことがありました。もし実施されていたら洪水になっていたと思うとぞっとします。
ちなみにハザードマップを参考にしますと

ハザードマップ.PNG

 
 袖ケ浦駅周辺と保育所は1-2mの浸水で長期使用不能、市役所すら0.5m未満浸水ということで長靴、隣接した保健所、防災倉庫自身にも浸水、地下室(機械室)浸水で機能不全ということになります。
 運悪く満潮時に関西空港を襲った2018年の台風のようになったら、このハザードマップの
予測を超える可能性があります。実際に図の細い川(浮戸川)の橋にゴミが詰まって洪水になって
自分が耕作する田に浸水し損害があり、小規模な河川改修工事がされました。

3. また市内には急こう配の崖地があり、危険地帯の看板があり、大雨が降るといつも旧国道に土砂が流れ出し通行障害になっています。 19号台風では倒木で道路をふさぎました。
4. 台風の影響は何年も前から下記見積書のように度々被害をもたらしています。
これらのことからCO2を多く発生させ気候変動をもたらし、スーパー台風や大洪水を引き起こす原因となるCO2を増やす火力発電所建設には反対です。

    我が家の被害・・   屋根修理代見積もり  64000円


③ 私の稲作への悪影響
 かっては田んぼの高さは用水路水面と高い位置にありましたので意識的に田に水を引かない限り田の土は水分が少ないため固く締まっていました。 このため牛糞などの有機肥料を田に運ぶ車を入れることができました。
 しかし、気候変動の影響で大雨が増えて用水路に砂利を含む土砂が流れ込むようになって用水路が埋まってしまい、田の高さよりも用水路の水面が高くなってしまいました。
このため常時、用水路から田に水が浸入して田の土に水分が増え、軟弱になって人が歩いてもズブズブと抜かるんだ土になってしまって稲刈り機械が運転できなくなってしまいました。
 それだけでなく土が柔らかいために実ったモミの重みに耐えきれない稲穂は倒れてしまって地面に稲穂が付いて発芽し、商品価値ゼロになってしまい、耕作を放棄せざるを得ませんでした。

 この状況は自分だけでなく部落の他の農家でも同じで次々と耕作を放棄し荒れ地の田が毎年増加して農作業用道路に草が生え、通行さえ困難になりつつあります。またビニールハウスのビニールの一部分が台風の強風・振動で、また近所の樹木からちぎれて飛んできた枝でビニール切れる現象が以前からあり、台風の劇化への恐怖感を抱いていました。

④ 市民の海での楽しみを奪われた

 袖ケ浦市の目の前の海の住所は木更津市ではありますが、市民の憩いの海であり、漁業権を持たない一般市民がおかずを収穫できる海でありました。しかし袖ケ浦火力が運転以降まもなく海に異変が起こり、あれほど沢山いた魚や貝が消えてしまいました。
 主な異変現象の原因は気候変動と火力発電からの温排水で海水温度が上がったことです。
 この状況のなかで横須賀地区に火力発電所が作られて温排水での海水温度上昇のみならず海水を次亜塩素酸ソーダで消毒するという計画が準備書に書かれており、さらに東京湾をダメにする行いで許せないと思いました。

平成27年度第1回木更津市環境審議会 議事録24-26ページ での発言で漁民で審議会委員の山口さん、市議会議員の斎藤さんの発言

【山口(和)委員】
 私は今計画されているところに隣接する牛込漁協で、海面漁 業で海苔の養殖とアサリの採取をしておりますので、すごくこの問題に興 味があります。 大気汚染が影響があることはすごく重大なことですが、漁業をやっている私としては水質はもちろんですが、水温に関することが大事で、水温が3℃以上にはならないという説明があったのですが、牛込漁協は一番袖ケ浦境なんですが、そこに温排水が到達した時点で水温の上昇分は0℃ でしょうか。 昭和59年の東京電力からの温排水以降、そこで漁業をしている私たちは、隣の金田漁協と比べて2℃の水温が必ず違うんです。 色々工夫していますが、更に1℃上がったら死活問題になってしまいます。 到達時点で温度の上昇は0になるのですか

斉藤 委員】
 明らかに海苔というのは影響があるんですよ。 海苔の1℃違うというのは、アフリカからカナダに行ったような、かなりの ショックを受けるんですよ。 また、温度差のある海水は混ざらないんですよ。 暖かい水がコロコロ漁場を転がって、海苔をダメにするんですよ。 こういうことをわかってくれる人を企業の中で取り入れてもらって、環境アセスメントをしていただきたい、というのが我々の要望です。


⑤ 子供が外で遊べない夏休み

 ついでに、お知らせたいことは田が袖ケ浦公園の屋外アスレチック施設に近いので昔は夏休みには子供の黄色い声が聞こえましたが、2018年夏休みは子供も遊びに来なく黄色い声がしませんでした。 私の孫も公園には行かずプールとゲームで時間を過ごすようになっています。
こんな異常さからも火力発電建設には反対です。(続く)




 






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横須賀石炭火力新設計画裁判 2 [石炭火力発電所]

◆ 大気汚染による袖ケ浦市内小学校、気管支疾患申告者数(クリックすると大きくなります)

袖ケ浦小学生喘息罹患率.PNG


◆ 汚染の実感

1.市原市姉崎五井八幡方面に風が吹く時の動画(上写真の動画)
     https://www.youtube.com/watch?v=NndNwt4L7T8
2.袖ケ浦市の内陸部に風が吹く時は袖ケ浦住宅街に煙が落下していく様子の動画
     https://www.youtube.com/watch?v=zy9BQz6m0T0
を見てください、汚染を実感できると思います。

(明日に続く)




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