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戦後はじめまで日本は循環社会 [サスティナブル(持続可能)]

 戦後はじめまで日本は循環社会         自治体と企業共同で下水処理場廃棄物から有機肥料を生産
                               投稿者 後期高齢者

 最近やたらとサスティナブル(持続可能な)社会についての記事やテレビ放送があります。
自分の子供時代はトイレは肥溜め式であって、農家に連絡するとリアカーに桶2つと大根とかの野菜をもってくみ取ってもらえました。
 大根などを置いていってくれたので、子供の私は臭いものを持って帰ってくれるのに大根を置いて行くこと不思議に思っていましたが、畑のあちこちに雨が入らないようにワラで屋根にある大きな肥溜めがあって、そこに貯めておいて3月になると雪の上にソリで運んでまいて肥料にしていることを小学校
高学年になってから知りました。
     畑+肥え = 食糧生産 ー> 肥溜めー>畑 の循環社会
おかげでお腹に回虫が棲みついていましたが健康的には問題なく、無事に大人になれました。

 このような循環の輪は水洗トイレと都会化というハサミが断ち切り、自然の栄養素は田畑を通らずに下水処理場から海に直行して赤潮発生、沈殿したバクテリア死骸は低酸素な底水となって青潮となって東京湾の魚介類を痛めつけるようになりました。

 おまけに髪染め、車のシャンプー、無害な洗濯石鹸から化学洗剤になってバクテリアにダメージを
与え、都会化で森林喪失、森林から供給されるはずの落ち葉が腐食してできるフルボ酸鉄が激減。海藻やプランクトンの栄養素が減ってしまいました。
  良いプランクトンと海藻が育たなければ魚や貝も育ちません

 劇的な漁獲量の低下は温暖化に伴う海水温度の上昇だけでなく、森林の減少で落ち葉腐食でできるフルボ酸が河川水から減少したことが原因と言われています。
 そういえば就職で上京当時は荻久保より山梨側、大宮より北側、津田沼周辺は雑木林やススキの生えた土地が一杯で農家が沢山ありました。

 しかし朗報があります。
現代のヒットラーのロシアのプーチンが戦争を起こしたことでロシアから肥料原料が入らず、20kg
2000円代の化成肥料が4000円代に高騰。
 その結果、下水処理場の汚泥から肥料を生産する自治体+企業の動きが高まって400円の安さで有機肥料が生産・販売が始まっています。

 袖ヶ浦市の下水処理場からでる活性汚泥はどのように処分されているのでしょうか?
下水処理場排水が海の放流される近辺の魚や海藻の状況はどんな感じでしょうか?

 政策研の皆様ぜひ調査して教えてください。



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