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パブリックコメントを考える [市政全般]

 「市では、いろんな種類の取り組みに対するパブリックコメントを募集しているんだけど、これがさっぱり集まらない。そこで市を応援する意味も含めて、パブリックコメントに応募してみませんか」
 私たちの会員から、このような呼びかけがありました。市のホームページを開いてみたら、最新の提案で18種類のパブコメが求められていました。そこで有志を募って、パブコメに挑戦することにしました。結果的には4人で、18種類の文書中、4種類の行政提案文書に応募しました。(1人2種類応募) 令和元年(2019年)7月から令和2年3月25日までに提案された以下18種類の文書です。

 
1、袖ケ浦市における受動喫煙防止対策の基本方針(案)         0人
2、袖ケ浦市火災予防条例の一部を改正する条例(案)          0人
3、袖ケ浦市企業立地振興条例の一部を改正する条例(案)        0人
4、袖ケ浦市下水道事業経営戦略(案)                 0人
5、第2次袖ケ浦市国際化基本方針(案)                 0人
6、袖ケ浦市自殺対策推進計画(案)                  0人
7、袖ケ浦市子育て応援プラン(第2期)(案)              0人
8、第2次袖ケ浦市環境基本計画(案)                2人 26点
9、袖ケ浦市一般廃棄物処理基本計画(案)               1人 6点
10、袖ケ浦市産業振興ビジョン(改定案)及び後期アクションプラン(案) 0人
11、第7次行政改革大綱(案)               1人 11点
12、袖ケ浦市国指定史跡山野貝塚保存活用計画書(案)         0人
13、第2期袖ケ浦市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)       2人 7点
14、そでがうらシティプロモーション戦略基本方針(案)        1人 1点
15、袖ケ浦市前期基本計画(案)及び袖ケ浦市第1期実施計画(案)  5人・31件
16、袖ケ浦市道路網整備計画2020(案)                0人
17、袖ケ浦市都市計画マスタープラン(案)              3人 6点
18、袖ケ浦市地域福祉計画(第3期)(案)           1人 7点


 ★ 18件中応募者ゼロ  10件  私たちの仲間  4件  応募4件
     ▼ 私たちがしなかった場合  18件中14件が ゼロ

 ★ 応募者に対する評価  
   A 意見を反映し、原案を修正したもの
   B 意見の趣旨・考え方が既に原案に盛り込まれているもの
   C 意見を反映しないで、原案どおりとしたもの
   D その他の意見、今後の市政の参考とするもの等
                        
◆ 私たちの応募に対する評価     A   B C D     計 

第2次袖ケ浦市環境基本計画(案)      2  7 13 4    26
袖ケ浦市一般廃棄物処理基本計画(案)    1  1 4 0     6 
第7次行政改革大綱(案)          1 0 1 9    11
袖ケ浦市地域福祉計画(第3期)(案)     0   2 1 4 7
    
★ 評価内容でわかったことと新たな疑問
1、わかったこと  
① 4項目がAであるが、そのうち環境基本計画の1点と、行政改革大綱の1点の改正は、いずれ
も表現上の訂正であり、取り上げた項目内容自体にかかわるものではないこと。
② 新項目の付加や修正は、どうも取り上げていないように思われる(全パブコメ要調査)

2、疑問に思ったこと 
① 環境計画残りの1点と、廃棄物処理基本計画の1点は、いずれも、和暦・西暦の列記を要請し
たものでA評価であった。(昭和20年・1945年のように)これは当然であろうと思う。
② ところが地域福祉計画では、同じ要請がCになって和暦だけの原案通りになっている。     
この種行政文書での、意思統一がされていないが、それでよいのか。

3、地域福祉計画に限って言えば、このパブコメが終了し、確定になるのであろうが、この段階で、国会において「改正福祉法」が成立した。改正福祉法では、パブコメで指摘した「地域包括ケアシステム問題」「身寄りのない人の孤独死の問題」「貧困と教育問題」少なくともこの3点については、修正の必要が出てきたであろうと思う。どのような取扱いになるのであろうか?

4、それでも『袖ケ浦市前期基本計画案』5人31件などを見ると、どうしても黙っていられない人たちが、このことだけは言っておきたい・・とパブコメに取り掛かったのであろうと思う。この事実があることに少々安心したということも書いておきたい。
                                     Kawakami


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袖ヶ浦市議会一般質問傍聴記 [議会ウオッチング]

 12日の議会傍聴は遠慮していたところへ、お誘いの電話が来た。
「となみ久子議員の傍聴に行くので、車で行きますのでお迎えに上がります。ご一緒しませんか・・」
との連絡であった。何となくむずむずしていたので、ご厚意に甘えることにした。
 3時の予定が早まって2時半からであるという。議会の入り口に議会事務局の方がいらして、体温を測ってくれた。無事通過。私はテレビ中継で傍聴する。録音を取るためである。

 すでにとなみ議員の質問は始まっていた。
 今回の質問の特徴は、共産党が行った「市民アンケート」で集まった生の声を紹介しつつの質問なので具体的で迫力があった。

1、新型コロナウイルス対策について
◆「保健所はつながらない」「検査は受けられなかった」「熱は出て1か月自宅療養をさせられた」「子どもの発熱の場合、どこへ行ったらよいのか・・すぐ検査は受けられないのか」と市民からの声は切実なものであった。このことから2点について追及
① PCR検査を自由に受けることができるようにしてほしいこと
② 発熱外来を是非設置してほしいこと
 ▼ 回答は 
① 君津検疫センターを設けることで協議中であること。ここではドライブ方式も検討中であること
② 発熱外来も4市に1か所発熱外来センター設立を目指して協議中であること

◆ アンケートは病院に対しても行われ、病院からは
① PCR検査でなくても、抗体検査もある。市内医療機関でそれは可能であること
② コロナの影響で、患者数が2割から5割減の実態があること。補助が必要
との回答があったことも報告された
 ▼ 回答は  4市協議を進めることと国への要望すること・・と言うものであった。

◆ アンケートには「夫の失職」「会社の倒産」「派遣の雇止め」などの切実な声が届いていることを具体的に訴えられた。その上で以下3点について
① 18歳までの医療費補助・無料化について・・県内での実施状況は
② 給食補助・無料化問題・・・・・・・・・・県内での実施状況は
③ 就学援助・・期間限定でも補助の拡大を・・・富津市では「若者応援給付金」鋸南町では水道料補助等・・・
 ▼ 回答
① 県内18市町村が行っていること、そのうち8市町村は医療費無料が実現されていること。しかし本市では、今のところ考えていないこと
② 給食費補助は県内26市町村実施、うち7市町が全額無料であること。しかし本市では、今のところ考えていないこと
③ 就学援助の拡大は法制上無理であること。

2、安全安心で暮らしやすいまちへ
 この項目では、3項目について追及された。
① 風水害で冠水している地域がある。大雨のたびにこのことが起きている。その対応は
② 防災無線が役位に立ってない地域があること
③ ごみ袋の値上げが討議されている。撤回しないか

 特にこの問題では「ごみ袋値上げの問題」について、そのスケジュールは、今年度にあたるのではないか、県内ではごみ収集無料化の市町村があること。計画の撤回を迫った。
 回答は「審議会で慎重に討議を積み重ね結論を出していきたい」というものであった。

 「市民の声を」前面に出しての質問は、圧巻であった。新市長の答弁に新鮮味はなかった。残念である。となみ議員の健闘に拍手を贈る。

                                 kawakami

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持続化給付金問題 [国政]

  取り上げたいことがいくつもあって、選択に悩んでしまう。

◆ 袖ケ浦市議会一般質問第2日・・・傍聴は可能な限りご遠慮ください…の呼びかけ
◆ 「地域福祉計画(第3期)」パブリックコメントの結果が出た。これですべて決定終了・・・あきれたコメント…パブコメの応募者が少なくなるはずだ。
◆ それにしてもひどいのは「だんだん推理小説みたくなってきた」(小池晃衆議院議員の発言)「持続化給付金問題」

▲ 危険を冒してまで一般質問傍聴に行き、万が一にでもコロナに感染などしたら、早速テレビ全国版・・・おおおこわい。「君子危うきに近寄らず」にするか・・・

▲ 「地域福祉計画」パブコメ結果については、情報公開を求めて資料整理が先・・

◎ 今日のニュースで一番目を引いた「持続化給付金問題」の記事を、「信濃毎日」から紹介することにしよう。

◆ 持続化給付金申請 サポート事務局「県担当」、見えぬ実態 

 新型コロナウイルス対策で中小企業に最大200万円を支給する国の「持続化給付金」事業で、申請手続きを支援するため県内16カ所に開設された申請サポート会場の業務を担う「持続化給付金申請サポート事務局」について、複数の担当者が持つ名刺に記された東京都内の住所には事務局がないことが8日、信濃毎日新聞の取材で分かった。電話取材にも実態や受委託の関係を答えていない。事業を担当する中小企業庁も取材に詳細を明らかにしていない。

 県内各地の会場で業務を担うスタッフらの名刺は、いずれも同一の体裁で「持続化給付金申請サポート事務局」とある。郵便番号は都内のもので、所在地は「中央区八重洲」、東京駅近くの「ビル3階」と記してある。

 8日午後、本紙記者がこのビル3階を訪ねたが、事務局はなかった。3階に入居する会社に聞くと「当社は関係ありません」。周辺の二つの「別館」も訪ねたが、事務局は確認できなかった。

 名刺に記された番号に電話すると、女性が応対。所在地を尋ねると「膨大な個人情報を扱っており、ホームページでも住所は公表していない」とした。

 県内の各会場などへの取材で「長野県担当リーダー」が少なくとも9人、「サブリーダー」が少なくとも1人いることが分かった。リーダーの1人に身分証明書の提示を求めると「今は持ち合わせていない」とし、どこの企業、団体に所属しているかについても「答えられない」とした。

 持続化給付金事業を巡っては、国から受託した一般社団法人サービスデザイン推進協議会(東京)が差額を「中抜き」した上で業務の大半を広告大手電通に再委託していたことが問題視されている。

 中小企業庁は取材に、申請サポート会場の運営業務が電通子会社の電通ライブなどを通じて複数の事業者に再々々委託されている―と説明。その上で「適当にやっているわけではない。地域ごとの詳しい委託先などの情報は手元にない」などとした。

(6月9日)

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議会傍聴予定が・・・ [議会ウオッチング]

 6月11日、今日から袖ケ浦市議会は一般質問に入った。今日は篠崎典之議員、小国勇議員、湯浅榮議員が登壇する。

議会からは「傍聴はなるべく控えるように」との呼びかけもあり、議会はやめて長浦公民館なら、まずまわりはがらんとしているであろう・・・と出かけてみた。予想通りがらんとしていて聞けば「5分前になると、テレビが入ります」とのことである。待っていて5分前になり職員の方がきて、テレビを入れようとした。一生懸命してくださるのだが入らない。
そこで議会事務局にかけてみたら・・・なんと
「テレビの前に多くの方が集まると、コロナの関係で問題もあるので、公民館の放映は中止になっています。」
との返事である。おやおや・・・
「議会棟内のテレビは放映していますか?」
「議会棟内のテレビはやっています」

「ホームページのお知らせの中に、そのことも入れろよ・・」
と、心の中では思ったが、目の前で一所懸命テレビが故障と思い、あちこち何回も入れなおしていた職員さんが、「申し訳ありません」と頭を下げるので、
「あなたのせいではありません。ありがとうございました。」
と帰ってきた。

 3人の議員さんの声を聞きたかった。
◆ 篠崎議員については・・職員の(特に福祉課の)労働環境改善状況
◆ 小国議員については、災害避難状況の中で、特にひどい状況であった「 指定避難所の生活環境整備」について
◆ 湯浅榮議員補選統制以降、12月、3月、6月と、休みのない登壇である。今回は湯浅議員ご自身が携わってきた自治会についての発言である。興味深い。

 さて、明日はどうしよう・・・。
                              kawakami

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3月議会議事録公表 [議会ウオッチング]

 袖ヶ浦市内を走ると、まだところどころの屋根にブルーシートが見られる。昨年9月9日の台風被害の時のままの状況が続いている。
 私の友人も、屋根の一部が壊れ、雨水が入り込み、床板がすっかり傷んでしまった。息子さんの家も被害に遭ったので、業者に頼んだり、自分で治せるところは直したりしたのだが、業者が直したところは、当初の見積もりと大きく違うという問題が発生している。
 驚いたことに、これらの被害に対する保険金がただの2万円。この金額には驚いた。
なぜそうなったのであろうか。保険会社は、市が行った被害調査評価をもとに算出したらしい。

 さてその評価だが・・・市のホームページ上に、3月議会の議事録がようやく登場した。
早速開いてみる。

 一般質問冒頭は篠崎典之議員である。篠崎議員は、この台風被害に認定調査について厳しく追及している。一部をそのまま記述しよう

「認定調査に関する昨年9月20日付内閣府政策統括官防災担当付参事官事業推進担当から、市町村担当部局長宛てに出された事務連絡と関連文書では、瓦、屋根などに相当程度の被害があり、屋根が雨水で浸水などしていれば、おおむね半壊などとされています。しかし、実際には屋根が大きく破損していても、罹災証明で一部損壊と判定された被災住家が多数見られます。点数表判定に固執することなく、この事務連絡による判定を徹底すべきと考えますが、市長の見解を伺います」

 篠崎議員は、具体的被災内容について、一つ一つの訪問調査をもとに追及された。残念ながら、答弁は「公平・公正に行った」というものばかりであった。

 確かに、調査にあたった職員の苦労はわからないわけではないが、表向きの政府からのどこから指さされても文句の言いようがないような文言が、現実にはどのように捻じ曲げられて、被害者が納得いかない現実が生まれるのか・・・最近のコロナ問題における政府の対応と現状の落差が、台風被害調査と同じように展開されているのが腑に落ちない。
 政治とは、いつも「上から目線」と忖度で行われるものなのであろうか?

 さて、11日から今議会の一般質問が始まる。それまで、2月議会の議事録の中から、興味深い討議を紹介していこうと思う。

                                kawakami
下の写真は当時のツイッターからwillさんのつぶやきです。

Willさんのツイッターから
 私の親も千葉県袖ケ浦市で台風被害にあってしまいました。車買ってまだ半年しかたってないのにと泣きそうな声で言っていました。皆さん最近何があるかわからないので気をつけましょう。

台風15号被害.PNG

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袖ケ浦市議会の快挙 2 [議会ウオッチング]

 6月3日「袖ケ浦市議会の快挙」という記事を掲載した。コロナウイルス問題に真向から対峙して、全議員が一致して、各常任委員会での討議を積み上げ、今考えられる緊急政策課題を整理し、まとめ上げて、議長・副議長名で、市長あての要望書を提出したという記事である。要望というより緊急提案と言ってもよいし、議会からの立案議案と言ってもよいはずのものである。

 袖ケ浦市議会での、議員立案議案は、残土条例に対する修正案が、内容の適否は別にして、提出されたことは、まだ記憶に新しい。ほかに記憶にある案件は残念ながら浮かんでこない。そういう意味を含めて今回の取り組みには大きな意味があることを再度指摘しておきたい。

 今回、この問題を取り上げたのには、もう一つの意味がある。積み上げられた議案を、迅速かつ短期間に要望書として整理し提出に至った背景には、議会事務局の並々ならぬ尽力があったということを、ある議員から聞いた。これも嬉しいことである。
 先にお知らせしたように、せっかくの快挙が市民に伝わっていなかった。広報に掲載がなかったので、「なぜ掲載しないのかを」尋ねた。次の日に掲載された。

 議会事務局とは、過去、いくつかの衝突があった。しかし、今回の取り組みには、無条件に感謝と拍手を贈りたい。
 幸い、議会が始まった。市長は、どうこの要望書に対応しようとしているのか。厳しく注視したい。
                            kawakami


 
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産廃・電力変更・毎日新聞から [産廃処理場]

 本日の(6月7日)毎日新聞記事である。まずはじっくり読まれること。そして、私たちが大きく呼び掛けている各家庭の電気を再生エネルギーに変えること」「新井綜合の産廃施設第3期拡張問題」を話題にすることを、おすすめしい。(クリックすると大きくなります)   kawakami

産廃毎日新聞1.PNG
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袖ヶ浦市議会一般質問 3 [議会ウオッチング]

 6月15日(月)一般質問登壇議員最終日2名である。

◎ 笹生 猛 議員  午前9時30分ころ

◆ 大綱  新型コロナウ イルス感染症 の影響による 今後の市政経 営について
 新型コロナウイルスの影響はあらゆる分野に 及び、現在もその影響が続き今後も新たな問題 が顕在化するものと考えている。  このような認識から袖ケ浦市の行財政状況を 踏まえ今後の市政の舵取りについて伺う。

◎ 阿津 文男 議員 午前10時半ごろ

◆ 大綱1  シルバー人材 センターの現 状と今後の取 組について
 今後も高齢化が進行する中で、高齢者自身が 長年培った技能や知識を活かしながら高齢者の 就労の機会を提供することは、高齢者の生活の 充実を図るため重要であると考える。  そこで、高齢者へ就労の機会を提供している シルバー人材センターの現状と今後の取組につ いて伺う。

◆ 大綱2 森林経営管理 制度に関わる 本市の取組に ついて
 森林の管理について、昨年4月から新たに森 林経営管理制度がスタートした。そこで、制度 の概要や本市の取組状況及び今後の予定につい て伺う。

 10名の議員の発言内容である。健闘を期待する。
なお傍聴は控えるようにというおすすめがあった。確かに、3密の高い集会であり、もしも感染が発生したら、全国的話題になるであろう。
傍聴は各自のご判断で、支持する議員への激励をお願いしたい。
 私は、状況を見て、長浦公民館でゆっくりと傍聴させていただきたいと思っている。

                                 Kawakami


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袖ヶ浦市議会一般質問 2 [議会ウオッチング]

◎ 12日登壇の議員5名とその質問内容です     kawakami

◆ 鈴木 憲雄 議員   6月12日 午前9時30分ころ
▲ 大綱1 産業振興ビ ジョン及び後 期アクション プランについ て
(1) 農業の展開について 前期5年間での、新規就農者の参入、認定 農業者の増加、集落営農組織や法人化の成 果と後期、担い手の確保、育成への取組を 伺います。
(2) 工業の展開について 前期事業、県と共同実施した袖ケ浦椎の森工業団地の分譲、企業誘致が完了したが、 第2期立地企業の現況と今後の操業予定を 伺います。
(3) 商業の展開について 個店に対する助成制度の充実取組の中で、 新規事業として事業承継支援事業がある が、後継者不足が叫ばれている昨今、市内 事業者の実情、ニーズと具体的な取組を伺 います。
(4) 観光業の展開について 観光情報発信事業の取組として、昨年袖ケ 浦駅前に開設した新たな交流拠点施設「F ARⅯ COURT 袖ケ浦」の実情と今 後の課題について伺います。
(5) 各産業の分野横断的な取組について 交通アクセス性の高さを最大限に活かした 取組で、新たな事業として貨客混載を活用 した販売促進事業を掲げているが、その概 要と期待するものは何か伺います。
 令和2年度を初年度とする総合計画がスター トするに当たり、産業振興の指針である「袖ケ 浦市産業振興ビジョン」が計画期間の中間年を 迎えた。本市を取り巻く社会経済環境は少子高 齢化と人口減少社会の到来等増々厳しさを増している。このような状況下、産業振興ビジョン が改定された。そこで、前期の成果、課題と後期の取組について各産業別に伺う。産業振興ビジョン及び後期アクションプランについ て

▲ 大綱2  第7次行政改 革大綱及びア クションプラ ンについて
(1) 「官民データ活用推進計画」について 政府は、事務負担の軽減、地域課題の解 決、住民及び事業者の利便性向上に寄与す ること等を目的として、市町村に推進計画 の策定を努力義務としている。行政改革取 組の指針となる「官民データ活用推進計 画」の概要について伺います。
(2) 新たな財源の確保策「クラウドファンディ ングの活用」について伺います。
(3) 新しい技術を活用した事務改善策「RP A、AI、民間委託の導入を見据えた事務 フローの見直し」について伺います。
(4) 生産性向上の取組としての「働き方を意識 した時間外勤務の抑制」について、時間外 勤務の現状と具体的な方策を伺います。

◆ 伊藤 啓 議員   6月12日 午前10時30分ころ
▲ 大綱1 広域農道の管理について
(1) 広域農道整備の経緯について
(2) 広域農道の維持管理の現状について
(3) 今後の維持管理について

◆ 根本 駿輔議員 6月12日  午後1時頃
▲ 大綱1 交通安全対策 について
(1) 子どもを交通事故から守るために保育所や こども園等の周辺道路に規制等を行う 「キッズゾーン」について、昨年11月に 国から設定を推進する通知が出されたが、 本市の方針を伺う。
(2) 高齢運転者の衝突被害軽減ブレーキやペダ ル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載され た安全運転サポート車の購入、後付けの 「ペダル踏み間違い急発進等抑制装置」導入の補助を行う国事業が本年3月から開始した。市として周知の仕組みはあるのか伺 う。
(3) 昨年の台風15号による広域停電の際には、 信号機がしばらく点灯しなかった。発電機 で仮復旧するまでの間にも時間を要していたため、市として警察と連携して何らかの対策が打てないのか、見解を伺う。

◆ 緒方 妙子 議員  午後2時頃
▲ 大綱1 危機対応について
1、 支援の取組
①  一人当たり10万円の「特別定額給付金」 の申請状況、給付実績を把握し、市として 必要な対策が着実に行き届く対応をしているか。また「持続化給付金」においては対象拡大となりましたが、どのように周知し ていくのか。
②  第2次補正予算案に「地方創生臨時交付 金」の拡充が盛り込まれていますが、市と してこの補正を受けて独自の支援策を準備していくことが必要です。交付金活用の取 組を伺います。
③  自然災害に備え、国から示された「3密」 を避けた避難体制の整備が必要となるが、 備蓄品拡充、公的施設の点検、確認、換気 の対策は勿論ですが、新たに分散避難のた めに民間宿泊施設の受入れ協力も検討しな いか。

2 、今後予想される台風シーズンへ向けての対策
① 半壊以上の判定を受けた住宅の解体への支 援制度が5月をもって終了しますが、解体 のほか、住宅修繕を含める支援制度の申請 状況について伺います。また、本支援制度 による今後の対応の見通しについて伺いま す。
② 集中豪雨などで雨水排水能力を上回り浸水 する箇所が市内各所で見られるが今後の対 応は。
③ 台風シーズンを控え、長浦駅付近の危険な 空きビルへの市長の認識と今後の対応につ いて

◆ 励波 久子 議員  午後3時頃
▲ 大綱1 新型コロナウ イルス対策に ついて
 新型コロナウイルス感染症対策である緊急事 態宣言が解除されましたが、今後第2波、第3 波がくると言われています。市民の不安と、今 後の経済活動を支える上でも以下の点が必要と 考えます。市としてどのように考えているか伺 います

(1) 発熱時は、「帰国者・接触者相談セン ター」に相談するようにとされています が、検査を受けることもできず、かかりつ け医でも見てもらえないケースが多くあり ます。発熱外来を開設されている市内医療 機関があるのか、なければ開設をお願い し、市民が安心して医療を受けられるよう にすべきと考えるがいかがか伺います。
(2) PCR検査および抗体検査を市内で受けら れる体制を作り、本人・保護者、医師等が 必要性を感じた際に迅速に検査できるよう にすべきと考えますが、実施しないか伺い ます。
(3) 新型コロナウイルスの影響で収入が減って 困っているという声が多く寄せられていま す。18歳までの医療費無償化や給食費の 無償化を実施し負担軽減を図らないか伺い ます。

▲ 大綱2  安全安心で暮 らしやすいまちへ
(1) 台風や豪雨など今年も災害が起きることを 想定して、備えをする必要があります。昨 年の10月の豪雨時の冠水場所について、 現状対策が行われているのか今後の対策に ついて伺います。
(2) 防災行政無線が聞き取れないとの声が多く あり、戸別受信機の配布方法等検討すると の答弁がありましたが、その後の検討、取組はされたのか伺います。
(3) 県道や平成通りの防犯灯の設置がされず、 草木が生い茂り夜間の通行に危険と不安が あるとの声が以前から多く寄せられています。改善しないか伺います。
(4) ごみ袋の値上げと可燃ごみの収集回数の削 減が審議会で検討されていますが、計画の 撤回をしないか伺います。

                        (以上・明日に続く)

 





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袖ヶ浦市議会一般質問 1 [議会ウオッチング]

 袖ヶ浦市6月定例議会における一般質問は、11日、12日、15日の3日間で行われる。10人の議員が登壇されることは一昨日お知らせした。
一体どういう質問をされるのか。その内容を連載でお知らせする。

◆ 11日の一般質問内容…3名

◎ 冒頭は篠崎典之議員である。時刻は午後1時頃とある
▲ 大綱2点 
1、 新型コロナウ イルス感染予 防と市民生活 の影響への早 急な改善策等 について

① 健康福祉センター(保健所)体制縮小・人 員削減など財政を優先してきた結果、各地 でPCR検査等の相談電話もつながらず処 置が間に合わない事態等も起き、極めて重 大である。県等に対して、保健所体制拡充 と人員の抜本増等で必要な方へのPCR検 査・抗体検査体制確立を求めないか。

② 昨年の台風等の災害、今年のコロナ禍のよ うな事態は、今後も繰り返され得る。しか し、事態に対処する市職員は自民党政権の 施策による「行政改革」を口実に「地方分 権」の名のもとに業務が増えているにもか かわらず、長きにわたり職員定数が削減さ れ続けてきた。その結果、以前から深夜に 及ぶ長時間労働が強いられている部署も多 く見られ、職員の健康が強く懸念される。 今こそ、①これまでの定員管理・削減方針 の見直し②市長として労働安全衛生配慮義 務の遵守③業務量に見合う本格的な正規職 員の抜本的増員による長時間労働根絶④職 員の健康保持、過労死・過労自殺防止の方 針確立と体制構築の実現で、市民サービス 全般の向上をはかるべきだが市長の考えは どうか

(3) この間、一定の市独自支援策がはかられた が、市民の声を聞くと市内事業者のみなら ず保育所、介護施設、学生、フリーランス 他、政府支援が届かない分野にさらなる独 自支援策が急がれる。どう対処するのか

2、昨年の台風災 害を教訓にし た早急な防災 体制構築等に ついて

(1) 国土強靭化地域計画の策定状況について
(2) 大地震発生の際、職員の参集及び対策本部 設置について
(3) 受援体制の整備及び充実強化について
(4) 災害時の備蓄品の確保について
(5) 指定避難所の生活環境整備について

◎ 小国 勇議員  午後2時頃
▲ 大綱 1点 
1 大地震などの 災害に対する 防災・減災対 策について

(1) 国土強靭化地域計画の策定状況について
(2) 大地震発生の際、職員の参集及び対策本部 設置について
(3) 受援体制の整備及び充実強化について
(4) 災害時の備蓄品の確保について
(5) 指定避難所の生活環境整備について

◎ 湯浅 榮議員  午後3時頃
▲ 大綱3点
1、新型コロナウイルスによる影響と対策について
(1) 市内における中小企業・個人事業者などへ の影響を伺います。
(2) 袖ケ浦市独自の支援策を伺います。
(3) 特別職給与、議員報酬削減分の使途を伺い ます。

2 自治会加入率 向上対策につ いて
(1) 現状を市長はどのように受け止めている か。
(2) 自治会加入率向上対策について 

3 災害に強いまちづくりについて
(1) 昨年の台風15号災害における問題点洗い 出しと対策について、経過と進捗について
(2) 新型コロナウイルスのような、感染症蔓延 時における避難を要する災害が発生した場 合の対策について
(3) 行政防災無線をアナログ方式からデジタル 方式に更新する計画になっていますが、そ の違い及び進捗状況について
(4) 蔵波公園に災害対応型トイレを設置しない か。

                      (明日に続く)

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袖ヶ浦市議会の快挙 [議会ウオッチング]

6月5日~6月24日まで、20日間の定例袖ケ浦市議会が開催される。この市議会を前にして、「袖ケ浦市議会の快挙」と呼んでいいと私には思われる嬉しいニュースが飛び込んできた。

コロナウイルス蔓延を前にして、市議会の議員各位、各会派それぞれに、市民のアンケートを取ったり、訪問活動を行ったり、市の窓口一覧表をつくったりと多面な活動を展開しながら、克服に向けての行政への申し入れ、提案等が行われてきたことは、新聞チラシ折込でご承知のことであろうと思う。

今回、それらの活動を結集し、会派を超えて、議会として問題点を整理し、一つにまとめ行政に対し全一致の提案を、前田議長、佐藤副議長名で28日に申し入れたことが分かった。
議会が行政に対して申し入れたことは数多くある。しかし政策上の問題での建設的提案を全会一致で申し入れたことなど寡聞にして聞かない。これはすごいことだ。
「新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書」がそれである。本日市議会議会ホームページに掲載された。その全文を紹介する。

新型コロナウイルス感染症対策に関する要望
                        袖ケ浦市議会議長 前田美智江
                             副議長 佐藤 麗子

 新型コロナウイルス感染症については、全国各地に感染が拡大し、市民生活、地域経済及び教育など、様々な分野に多大な影響を及ぼしている。
 袖ケ浦市では、新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、感染拡大防止の対策を講じるとともに、本市独自の支援施策も進められているが、今後もより一層市民及び事業者に寄り添い、不安解消やさらなる市独自支援施策の拡充に努めるよう、次のとおり要望する。

【行財政】
○政策決定を迅速に行い、市民に対する支援のスピードアップを図ること。
○市の役割を再確認し、市民に寄り添った支援策を講じること。
○災害支援に特化した災害対策基金の創設を検討すること。
○財政構造の見直しを図ること。
○SDGs のコンセプトを尊重した支援を行うこと。

【防災・支援物資】
○感染症対策に必要なアルコール消毒液等物資の確保策を講じること。
○企業等からの受援体制を構築すること。
○複合災害への対応を検討し、適切に進めること。
〇避難所の新しい生活様式、ソーシャルディスタンス、消毒液等を充実させること。

【広報】
○妊婦へのマスク配布及び医療機関への防護服配布など、市が実施している支援策のより一層の周知を図ること。
○外国人に対する広報を充実すること。
○市、教育委員会からコロナ対策について、市民へ情報提供をすること。

【福祉】
〇フリーランス、アルバイトなど、影響を受けた低所得者に対する国民健康保険税など税の猶予や補助を検討すること。
〇ひとり親、低所得者への支援の方法が相談できる窓口を設置すること。
〇児童虐待が潜在化している可能性があるため、早急に把握し対応を図ること。
〇学生のアルバイト収入の減により、学業をあきらめないよう生活への支援をすること。
〇デイサービス利用自粛に伴う高齢者の運動能力・認知機能レベル低下について、注意喚起すること。
〇介護施設等、感染しない対策を支援すること。
〇保育士等の勤務について、適正な運用となるよう現場判断だけでなく管理すること。
○子育て世帯に対する食費の一律支援を行うこと。
〇子育て世帯への臨時特別給付金の対象者年齢を拡充するなどの対策を講じること。
〇貧困世帯だけでなく、子育て世帯へ経済的支援を行うこと。

【医療】
〇予防接種の遅れは非常に高いリスクとなるため、適切な時期での実施を周知すること。
〇感染者の追跡情報(治癒・入院中)を提供すること。
〇首長会に PCR 検査を受けやすい体制整備を要望すること。
〇PCR 検査を簡単に受けられる場所について医師会に要請すること。
〇除菌アルコール、マスクなど衛生用品の配布、もしくは入手が容易になる対策をすること。
〇コロナウイルス感染症にまつわる市民の心のケアの対策をすること。

【教育】
〇学校のマスク、消毒液を確保すること。
〇学校でのオンライン授業を検討すること。
〇奨学金を受けて返済している方への手当、生活・学業への支援策を講じること。
〇学業が困難となった学生への奨学金を検討すること。
〇自宅学習への支援をすること。

【中小企業支援対策】
〇飲食店に限らず、店舗を借りている個人事業主に家賃3か月分を補助し、持ち家の事業主には、市内店舗の平均家賃分を補助すること。
〇中小企業等への支援の中で、感染拡大防止に協力する飲食店等に対し10万円を支給するとあるが、飲食店に限らず、他業種へも支援を拡大すること。
〇融資を必要としている個人事業主に対し市が融資を行うこと。
〇飲食店でテイクアウトを購入する際に、その購入費用の一部を市が補助すること。
〇市役所庁舎内において、事業者による飲食の販売を可能にすること。

【公園】
〇公園の遊具の使用について、心と体の健康のバランスを考慮し全て禁止せず、利用規制を適切に行うこと。


◆ 以上である。今回のコロナウイルス、今後も起きるであろう風水害等、議会が一致しての行動が要請される状況に遭遇した時の、素晴らしい前例を作ってくれたことに、市民の一人として感謝申し上げたい。なお今回の要望書作成にあたってきっと討議の中では出たであろうが、このことも付加していただけたら…と思う点を最後に書く。

1、新市長がこれらの要望に対応したいと思っても、ハタと困る点は財源不足である。財源ねん出についての知恵を加えていただければありがたい。例えば、「事業仕分け」とか「市庁舎建設の延期」等・・・
2、議会事務局に感謝申し上げたい。せっかく28日に提出された今回の要望書が公表されていなかった。そのことを議会事務局に昨日お願いしたところ、即刻本日の公表となった。
スピード感のある対応に感謝申し上げたい。
                             kawakami
 

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袖ヶ浦市議会6月定例会始まる [議会ウオッチング]

 コロナウイルス問題のさなかですが、袖ケ浦市議会6月定例会が開催されます。木更津市議会は、一般質問が中止になったことで、論議が起きているようです。
 今議会では、嬉しいことに一般質問は、ようやく10名の二けたになりました。今日はその登壇議員と日程をお知らせしましょう。    kawakami


6月11日(木)
 篠崎典之議員  午後1時頃
 小国 勇議員  午後2時頃
 湯浅 榮議員  午後3時頃

6月12日(金)
 鈴木憲雄議員  午前9時半頃
 伊藤 啓議員  午前10時半頃
 根本駿輔議員  午後1時頃
 緒方妙子議員  午後2時頃
 励波久子議員  午後3時頃
 
6月15日(月)
 笹生 猛議員  午前9時30分ころ
 阿津文男議員  午前10時半頃

◎ 今回、初登壇の伊藤議員、前議長をされていた阿津議員は、3月、6月と連続登壇です。
 湯浅議員も補選当選以降3回連続登壇・・・注目されます。
◎ 今回の議会では、議会として会派を超えたすごい取り組みがなされています。
 詳細については明日お知らせできると思います。

                                



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JR・房総半島に新型車両 [JR]

 鉄道研究家の山ノ井さんから、JR新型車両のニュースが入ったので、了解を得て掲載する。コロナで我が家のそばを走る電車はいつもがら空きである。これを理由に、利用者切りステの合理化が、一層強まるのかな??などといらぬことを想像している。
さて山の井さん、房日新聞。123本目の投稿記事である。    Kawakami

先般、来春導入予定のJR房総方面の新型車両の発表がありました。2両編成でワンマン運転対応というものです。私は一言で素直に歓迎はできないです。

 以前から内房、外房、鹿島の各線にワンマン運転列車の話はでており、聞くところによればそれに向けた準備が始まるようであります。

 延期になったオリンピックパラリンピックへの対応

 今年の3月のダイヤ改正より、終日5両編成のワンマン運転の各駅停車が走る東北線の黒磯から新白河までの実態状況

 ワンマン運転により、上記3線であらたに終日無人化の駅が増えるのかどうか・・

 すでに久留里線では、ワンマン運転の列車が走っているが、障害のある方、介助が必要な方が乗り降りに相当、苦労をしている事例

 先日の鴨川市内の外房線での脱線事故など、長時間、列車を止める場合の対処

 これらのことがきちんとクリアをしなければ、私は導入すべきでないと思います。

 さらに今年は、総武快速線に新型車両が、順次導入します。入れ替えで使われなくなる既存の車両を再利用してもいいのではないでしょうか。
 もっとも、現在、房総方面の各駅停車は、かつて京浜東北線で運転していた車両の再利用です。

 私は地元沿線として、慎重な視点で見極める必要があると思います。新型車両にするから、すべてよしではない点を。

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