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3月議会の議事録から 3 [議会ウオッチング]

 今日は、緒方妙子議員の議事録を読みました。緒方議員も一般質問の常連で、質問内容もベテラン議員として充実を感じさせるものです。以下感想報告をいたします。    Kawakami

◎ 緒方議員の質問は「市長の姿勢方針内容」一本に絞っての質問でした。まず質問項目を書きます。

◆ 大綱1点、施政方針について
1、庁内に被災住宅等支援室を設置し、引き続き被災住宅などの支援を図るとあるが、その実現状況について。  
2、土砂災害について、本市において現況。  
3、集会施設を災害時拠点として機能の見直しの現況。

◆ 住みたいに応えられるまちから、
1、増える保育ニーズに対応し、現在の待機児童数と解消の見込み。  
2、幼保無償化制度の適正な運用と、ICT化推進の現況。  
3、学校におけるICT環境、スケジュールや教育現場における課題。  
4、市街地整備促進として、土地所有者が主体となり、土地の利活用を図る地区計画制度の運用基準策定の現況

◆ 24時間安心して過ごせる医療充実のまちから、
1、介護サービスの充実として、事業所整備の促進、介護人材の確保、育成を支援の現況
2、障害のある人の自立生活支援として、新たに開設される基幹相談支援センターの概要。
3、安心できる医療体制として、24時間医療充実のまちの進捗現況

◆ 次に、車がなくても生活できるまちから、
1、福祉的な支援として、タクシー利用料金助成の現況  
2、市内循環にガウランドバスの客席利用の検討や、ウエブサイト等による路線バスの情報提供の現況

★ 上記項目での質問中、特に心を打たれた記述がありました。
「台風19号の際に、市民会館へ避難されてきた高齢の御夫婦と娘さんですが、ようやく娘が戻ってきたので、車に乗せてもらい避難してきました。しかし、いっぱいなので昭和小の体育館へ行ってみますとのことでした。   
娘さんがいらしたので移動もできましたが、高齢の御夫婦で自宅での避難は不安があることと思います。顔の見える、また支援しやすい状況としては、地域の自治会館も選択肢になればと思います。しかし、その反面、様々課題もあるかと思いますので、その辺りの検討もよろしくお願い申し上げます。」
しっかりと、市民の声に耳を傾けていらっしゃる。

★ 24時間対応の訪問介護・看護を行う事業所が2施設、看護小規模多機能型居宅介護は2年度中に開設に向けて今準備をしているところ、さらに小規模居宅介護においても公募を進めていくとのこと・・と言う答弁を引き出しています。事業所も大変ですが、こういう夢のような施設が現実化したことは嬉しいことです。事業所と実現に向けての行政の努力に感謝いたします。

★ 
高齢者移動支援タクシーは、利用券が1枚500円で、令和2年度は7月から、7、8、9、10、11、12、1、2、3で9か月で27枚、1万3,500円の助成となりますが、この利用券が
1回の使用枚数に制限がない・・・という答弁を引き出したことはすごい。

★ 「高齢者が免許証を返納するまでには至らないのかなということを感じます。まずですね、今運転をされている高齢者への安全装置の設置費用の補助とかですね、以前にも提案をさせていただきましたが、学生や65歳以上限定でバスの無料パスなども再度調査をしていただき、車がなくても生活できるまちが実現するまで、どうぞ何かに取り組んでいただきたいと思います。」
 私は後期高齢者です。全くの実感です。

 熟練の質問であったと思います。・ご苦労様でした。


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