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袖ヶ浦市のパブコメについて [市政全般]

 昨日のパブコメ結果についての私の報告に対し、早速、このブログによく登場する、山の井さんからのメールが届きました。非常に感銘的なメールです。
 私は、昨日のメールの中で、結果に対する回答分類A,B,C,Dを「評価」と書きましたが、これは私の一方的書き方であったのかもしれません。教師をしていたものですから、5段階評価などが頭に浮かんだのでしょう。回答分類をされている方々は、そうは思っていないかもしれませんが、受け取る側はどうしてもそう見えることを、ご承知いただいたうえで、このメールをご覧ください。
                              kawakami 

 14日のブログの掲載。
私から思う部分を書きます。

 堂本さんが千葉県知事をされていた時、多くの県民に集まって意見を募るという流れで、当時の行政計画案への意見募集が活発化したと記憶しています。
ところが、最近は千葉県、市町村を問わず、意見募集が形式的にやっているように見受けます。つまり形骸化です。
特に千葉県に関しては、ほとんど意見が寄せられない計画案が占めています。

 もうひとつ。
 市町村のやり方に口を出すつもりはありませんが。
袖ヶ浦市の意見募集のやり方で、応募者に対する評価というのがありますが、私はこれ自体が敷居を高くしているように思います。
 住民であり、有権者である立場の方々の意見を評価するという考えは理解ができません。
市民に、計画案に対して意見を聞くと同時、評価をいただくという視点ではないでしょうか。
募る側が最初から壁を作るような姿勢では、意見募集として成り立たないように思います。

 千葉県や南房総市、館山市では、少なくとも募った意見に対する回答というかたちで、募集結果を明らかにしています。意見そのものに評価をするようなことはしていないです。

 なんのために行政計画案に対して、意見を募る必要があるのか、もう一度、あり方を含め、考え直す機会だと思います。

 ちなみに南房総市で策定しました地域福祉計画。見直しの必要性がある場合は対応することになっています。直接、問い合わせはしていませんが。
 計画の策定委員会の傍聴をする限り、国会で成立した改正社会福祉法については、改正内容を見極めてから、南房総市は判断すると思われます。

以上です。

 あとは私たち住民側がしっかり、市町村の動きをみること。常に、市町村の方々が住民から見られている意識をもっていただくシグナルを出すことです。





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