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3月議会の議事録から 2 [議会ウオッチング]

 湯浅榮議員は、昨年10月に行われた補欠選挙で当選なさった方である。直後の12月議会から3月議会、そして6月議会と、連続して登壇されている。あと9月議会で市議会選挙へと挑戦されるのであろう。このまま当選され、議員として一層の奮闘されてほしい方であると思う。
 さてこの湯浅議員の3月議会での質問は、大綱2点の質問であった。

大綱1点目、県道袖ケ浦姉崎停車場線沿線の安全性と美観向上の対策について
1、県道袖ケ浦姉崎停車場線と国道16号線の交差する地点から蔵波台入り口交差点までの区間
2、県道の蔵波台入り口交差点から長浦駅前までの間について
3、県道の長浦駅から代宿までの間については通学路の問題
4、質問の2に関連いたしまして、長浦駅付近の老朽化した空きビルについて

大綱2点目、 大綱2点目、台風15号災害における市役所と社会福祉協議会の対応について
1、平時及び甚大な災害時における市役所と社会福祉協議会の関係を伺います
2、災害ボランティアセンターは、社会福祉協議会が立ち上げるようになっておりますが、運営方針をどのように決めたのか、お伺いいたします。  
3、新聞情報等によれば、近隣市において袖ケ浦市だけが台風15号災害において、災害ボランティアを募集しなかったと理解しておりますが、その理由をお伺いいたします。
4、今後災害ボランティアセンターの立ち上げ、運営については、日頃から市役所と社会福祉協議会の連携をさらに強化しておく必要性を感じますが、その所感をお伺いします

◆ 「県道袖ケ浦姉崎停車場線」についての質問は、今までにも何人かの議員によって行われてはいる。しかし、4か所に分けての詳細な質問は今回が初めてであろうと思う。大綱1点目に対しての質問に対する回答は、「県には要請している」との答弁が殆どであるが、問題は、回答は来るが行動には移っていないという現実をどう突破するということだ。明らかになったことで重要なことを2点書いておく。
① 沿道で樹木整備の責任がある地主世帯数は120世帯あること。
② 県では年1回整備を行っているということ。年1度で安全性は保たれるはずがない。2度なり3度なりに増加する要請をする必要あり・・ということがこの質問で明らかになったこと。

▲ 長浦駅前の老朽危険建築物については、所有者も明らかになったものの、解決に至っていない。最終的な処理について、厳しい対応をすべきことを要請。

◆ 市役所と、社会福祉協議会の関係での不一致部分が、台風によるボランティアへの対応で明らかになったこと。ありきたりの答弁にたいし、具体的な事実での鋭い追及は見事であった。

 6月議会の議事録を早く見たいものだ。あと9月議会を残すのみ…健闘を期待する。

                              kawakami

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