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内房線の小さな駅の無人化  投稿 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 先日は、群馬県の上越線後閑駅の無人化について、新聞の記事を取り上げていただきありがとうございました。

 駅の無人化に対して、支社レベルを越えて東京の本社まで出向いて撤回の要望を伝えた町長の熱意はすごく評価しており、支社長の来訪で要望を伝えたのと市民集会に出席した以外に動きの見られない袖ケ浦市とは雲泥の差があります。町長が本社に出向いたこと、これも大事で皆さんにお伝えしたいですが、それ以上にこの件は大事なことがあります。

 それは、後閑駅は、2016年度実績で812人の乗車人員があり、みなかみ町役場や高校の最寄り駅として、ある程度地域の拠点性を担っていたこと。そういった駅が無人化されたこと。
800人近い乗車人員のある駅が無人化されたことで、私たちの内房線について考えてみましょう。我々の袖ケ浦市は影響を受けませんが、君津より下りでは上総湊でも700人台、小さな駅では200~300人台の乗車人員の駅もあります。浜金谷・保田・岩井・富浦など、そういった小規模の駅が無人化される可能性を心配しています。既に君津より下りの駅は、青堀・大貫・館山・安房鴨川以外の各駅は、夕方をもって駅員さんの常駐が終わり、夜間と早朝は無人になっていますが、ずっと無人駅になるとなれば次元は別の話です。完全な無人駅になったら、夜間と早朝に限って無人化されている現在よりもはるかに大きな影響が出ます。

 君津より下りの駅は、富津市内の青堀と大貫が首都圏郊外の終端である君津に近いこともあって、1000人を越えていますが、それ以外の駅で1000人を越えるのは市の中心駅である館山と安房鴨川だけです。天羽地区の中心で高校もある上総湊でさえ700人台で、1000人は満たしません。JR駅の無人化は乗車人員がいくつで無人化と明確な基準で決まっておらず、乗車人員は少なくても地域の拠点になっていることで有人駅として残っている駅もたくさんありますが、仮に後閑駅の基準をそのまま内房線にも適用するとなると、保田や岩井はおろか、上総湊でさえ無人駅になる可能性があるということです。

 みなかみ町長のこの言葉が釘に刺さります。「駅は住民の生活の一部。住民に十分な説明もなかった。もっと地元のことを大事にしてほしい」まさにその通りだと思います。地元あっての公共交通です。その根本を忘れているような気がします。

 これは千葉では内房線に限らず、外房線では上総一ノ宮より下り、総武本線では成東より下り、成田線では成田より下りに小規模の有人駅が点在しています。不便になる可能性があるのは内房線だけの問題ではありません。久留里線については、横田駅が駅員さんの配置を残したまま、窓口の営業を廃止で何のために駅員さんはいるのか?という状態になっていますし、久留里駅はマルスがなくなり「みどりの窓口」ではなくなりました。窓口営業をしてない横田はもちろん、久留里でも将来的には無人化の可能性は十分あると思います。横田が200人、久留里が400人ですから、久留里は今回無人化の後閑駅の半分です。

 800人程度の乗車人員で無人化ということを考えると、私たちは近隣に200~300人台の田舎の小さな駅を多数抱えており、遠く群馬の対岸の火事と黙って見守ってられないと思います。

                         袖が浦・JRを考える一市民

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「びゅうプラザの窓口」閉鎖 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 公共交通に深い関心を持つ研究者として、このブログに登場する鉄道研究家の山ノ井さんのことはご存知でしょう。過日もう一人、袖ヶ浦市民の方が、このブログに登場したことも、ご記憶に新しいと思います。今回その方からの寄稿がありましたので紹介します。皆さんが気付かれないところを指摘してくれています。kawakami

 木更津駅・茂原駅・成田駅にある旅行カウンター「びゅうプラザ」が廃止される計画が明らかになりました。

駅の「みどりの窓口」は全国のJRの切符のほとんどを発売できる窓口ですが、旅行窓口である「びゅうプラザ」は更に取り扱い範囲が広く、JR主催の旅行商品やパックツアーを取り扱うだけじゃなく、飛行機の航空券も取り扱っています。パックツアーではなく個人で旅行に行く場合でも、旅の相談窓口として、旅行のプランの立案も受け付けています。旅に関するあらゆることを、特にJRについては一番精通して取り扱っている窓口です。

「びゅうプラザ」がどういう窓口なのかは、駅にJTBや近畿日本ツーリストのような旅行屋さんがあると思えばわかりやすいと思います。廃止対象の3駅では海外商品を取り扱っていませんが、千葉駅や船橋駅など、一部の駅では海外旅行や海外行きの航空券の手配も取り扱っています。通常のみどりの窓口では、基本的に旅行商品やパックツアーは取り扱っておらず、旅行ツアーや航空券はJRではびゅうプラザでの購入になります。JR東日本において主力商品である東北・新潟・北陸方面などの「びゅう旅行」の商品については、みどりの窓口では取り扱っていません。

 例外的に、袖ケ浦の人が身近に利用できる地元駅が主催する旅行として、久留里線沿線ふれあい号として運行されるお座敷列車や、正月の成田山初詣の団体貸切列車については、館山駅や君津駅、姉ヶ崎駅などのみどりの窓口で取り扱うことがあります。成田山への貸切列車は、和田浦や館山発で内房線各駅に停車して成田まで直通するもので、各駅に停車するので袖ケ浦駅や長浦駅でも乗降できます。成田山への貸切列車は、千葉支社にお座敷列車「ニューなのはな」があった頃はこれを使用していましたが、お座敷列車がなくなったため現在は特急さざなみの車両を使用しています。

 びゅうプラザのある駅は、みどりの窓口がある駅よりも更に限られており、千葉から下り方面には木更津、茂原、成田の各駅にしかありません。この計画通り、木更津、茂原、成田の各駅で廃止されると、千葉から下り方面のびゅうプラザはすべて全滅することになり、JRを使って旅行やツアーに行くのがとても不便になります。廃止されると、びゅうプラザの最寄りの窓口は千葉駅になり、袖ケ浦や木更津の人はもちろん、館山・鴨川や銚子といった房総の先端部に住んでいる人も、びゅうプラザを利用したければ千葉駅まで出向かなければなりません。廃止される影響は3駅近隣に留まらず、館山や銚子も含めた県内広域で不便が生じる大きな問題です。

 旅行に行く時の選択肢が、千葉駅まで行ってびゅうプラザを利用するか、JTBや近ツリといった他社を利用するかのどちらかになってしまい、房総半島に住んでいる人がJRで旅行に行きたい時にとても不便になってしまいます。

 特にJRが独占的に取り扱っている「びゅう商品」「びゅうツアー」を利用することがとても不便になります。

(※ 例外的な取り扱いとして、他の旅行会社でJRびゅうツアーの代理発券ができる場合がありますが、時間も手間もかかり現実的ではありません。)



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早朝無人化拡大 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

少し遅れたが、10日の・東京新聞特報版に、「首都圏のJRで拡大」「早朝の無人化大丈夫?」「介助や緊急時対応に不安」と、大きな見出しを三つつけての記事が掲載された。
内容でまず知りたいのは、どれほど数が無人駅になっているのか・・と言うことである。
並べてみる。

▲ 2014年2月から早朝無人化が始まった。東京・神奈川・埼玉の一都2県で18駅導入
▲ その後埼玉県では宇都宮・高崎・川越の各線で28駅・・埼玉県8市による要望書提出
▲ 今年に入って千葉県内での無人化駅拡大・・丸山千葉県議(共産党)無人化時間帯はエスカレーターも停止、バリアフリー化へ逆行・・と千葉支社に抗議

 数がこれだけが示されているが、このブログでも、鉄道研究家・山の井さんの、実際にその駅に行って確かめた無人駅の数と実態は、こんな低い数ではない。千葉県内では急速に拡大を続けている。このまま放置していてよいのか?JRは公共交通機関であることをすでに投げ捨て、利益優先企業としての道を歩き続けている。事故が起きなければ対応しない。

 心ある人たちによる各地でのJRに対する、抗議の市民団体の活動が活発化してきた。行政の中にも、行動で示す自治体の動きが見えつつある。法令無視のJRの合理化をこのまま見過ごすことはできない。厳しく抗議する。
(クリックすると大きくなります)

東京新聞4月10日.PNG

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一線を越えたJRの合理化 4 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

◎ その他の合理化

 内房線では、11月に姉ヶ崎駅がステーションサービスの子会社に委託されたことにより、管理駅として駅長がいる千葉・蘇我・五井・木更津・君津・館山・安房鴨川以外にJR社員が直接配置されている「直営駅」はなくなり、管理駅以外の直営駅は全滅した。

 子会社では改札業務や発券業務といった駅業務しかできないため、事故が発生した時の見分はJR直営の社員が行う。JR直営の社員じゃないと、事故見分ができる権限がない。去年に姉ヶ崎-長浦間、久保田と椎津の中間の山が迫っているあたりの旧道で、車がガードレールにぶつかって線路側に寄っている事故を目撃したが、その時の見分には姉ヶ崎駅の社員が来ていた。姉ヶ崎が11月から委託駅になったため、姉ヶ崎駅の駅員は来られなくなり、何かあったら木更津と五井のどっちかから呼ぶことになる。

 車両整備の関係では、電車の車庫は幕張車両センターであるが、本部のセンターの他に出先で故障した時の対応する整備士が千葉、木更津、鴨川、上総一ノ宮、銚子に配置されているが、この派出は出先での車両故障の修理や、電車の切り離し・連結などの対応で重要な役割を果たしている。

 木更津は久留里線の車庫のため、基本的には気動車(ディーゼルカー)がメインで電車の整備士の配置は少ない。千葉以外の派出所は子会社に委託になっているので、別の会社なため、日常の指示された仕事以外の急な対応は基本的にできなくなっている。そのため、JR社員が配置されている千葉に対応が集中し、千葉から館山・勝浦・銚子といった遠くまで直しに行くことが日常化している。現在、千葉派出は遠くの対応も含めて4人配置になっているが、これを4月から2人配置にするというとんでもない合理化を計画している。

 他の派出が子会社で人員が少ないから対応できないのに、直営の整備士が遠くまで対応している千葉まで社員が減ったら、そうなったら極端な話だが、館山で呼ばれ、次に銚子で呼ばれたという場合はどうするのだろうか。  
 千葉駅はもちろん拠点駅で多くの本数がひっきりなしに来ることから対応できる社員を残しておかないといけないし、2人で対応するなんてことになったら、事例が重なったら絶対パンクする。そもそも、千葉や幕張で館山も銚子も全部対応すること自体が無理があるわけで、他の派出も直営ですぐ動ける体制に戻すべきなんだ。

 保線でも恐ろしい提案が計画されている。「保線部門におけるメンテナンス体制の最適化」という方針として、郊外やローカルの路線においては保線に関わる線路の巡回、修繕が必要かいらないかの判断、工事で修理した線路の完成検査まで外注化するというとんでもないことが計画されている。

 線路の巡回は、徒歩で歩いて自分の足でするものと、電車に添乗して車両の揺れから必要箇所を抽出するタイプの2種類がある。それを踏まえて、修理の必要な場所を抽出し、修理・修繕に取り掛かる。作業はレールの交換、枕木の交換、バラストの補充など様々だ。その結果を踏まえて、修繕が必要かいらないかの判断は当然JRが直接していたが、それを巡回から工事まですべてを外注に委託化し、修繕が必要かいらないかの判断も子会社に任せる、工事で修理した線路の完成検査も子会社に任せ、JRはその結果を受け取るだけになるというとんでもない、非常にとんでもない計画だ。

 市で管轄する道路の工事、水道管の工事であっても、業者は施行前と施行後の写真を撮り、なおかつ市が施行前と施行後の両方を目視で確認するという算段になっている。日刊動労によると、JRの保線は巡回、修繕箇所の抽出、修繕箇所の完成検査、全てのプロセスを外注に委託化するように読める。
 これはとんでもないことで、修理した線路の完成検査をJR自らしないなんてありえないし、計画していた以外に修理が必要になっても、車両派出で起きている問題と同様、予定以外の修理はできなくなるという問題が生じる。運転士からの申出で、修繕箇所のピックアップがされる場合もある。今は基本的に保線技術センターが管理しているため、ある程度即応性の高い対応ができるが、外注に委託化されれば工事に対する直接の責任、管轄はJRとして持たなくなる。JRは上に列車を走らせるだけで、下となる線路の管理については直轄しなくなるということだ。修理の必要に即対応するのが難しくなるのが大問題だ。
これにより、昔の言い方では保線区にあたる、JRの保線技術センターを合理化しようという計画なのである。

https://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2018_01_06/n8422.htm(日刊動労、保線関係)

 車両整備も保線もここまで来るともう究極で、いつ大きな事故を起こしてもおかしくないと危惧している。


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一線を越えたJRの合理化 3 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 3月20日、21日とJRの考えられないほどの合理化に気づいた、一人の市民研究家が寄せた文章を掲載しました。この文章は大きな反響を呼んでいます。その中心はいすみ市の市町を先頭に行政と市民が一体となったと仕組みのすばらしさです。
 この研究家は、その第3弾を寄せてくれました。読まれると「一線を越えたJRの合理化」の実態が浮かんでくるでしょう。2~3回に分けてその記事を紹介することにいたしましょう。                      Kawakami

 こんばんは。1つのメールにいくつもの内容をまとめると、長くなりどうしても読みづらくなるので、今日は3弾目、いよいよ本題に行きます。

 JRの合理化は、袖ケ浦でなされた当時や、久留里線の亀山まで行く本数がなくなった2014年くらいは、経営上当たり前の判断として、乗らない、利用客が少なくなったところを削るのはしょうがないだろうと思っていました。
 しかし、最近はその合理化が、越えてはいけない限度を越えて進んでいます。

 袖ケ浦のJR駅の営業の現状を乗車人員の推移でみると、長浦駅は6000人程度で推移、袖ケ浦駅は徐々に増えてきて、北口の住宅の張り付きがJRの利用状況にそのまま反映されれば5000人を越えるだろうということで、そこまで悲観視して合理化を徹底して進めるまではないだろうという数字です。

 横田駅も窓口は廃止されても、久留里線は信号機の操作を指令所ではなく駅員でやっている関係で、横田駅でも信号を操作するため、駅員は直営駅として相変わらず配置されています。駅員は配置されているので、窓口を潰すまでもする必要はありません。窓口を潰したら何のために駅員はいるのってことです。

 袖ケ浦の駅程度の規模でも、容赦なく進めるJRの合理化は、ここ2~3年になってどんどん酷くなっている。合理化対象が千葉から東京寄りの駅にも拡大してきていて、合理化対象=利用者の少ない駅とは限らなくなってしまっている。

 利用者の多い東京寄りの、都市圏内の駅でもやるということは限度を越えている。みどりの窓口が廃止された駅も出てきたほか、早朝の改札の無人化(遠隔化)は、総武線各駅停車では西千葉、新検見川、幕張本郷、東船橋、下総中山といった、千葉市や船橋市・市川市の駅が県内の対象駅、両国、浅草橋、亀戸、平井といった都内にある駅も、両側ある改札のうち片側を対象とする形で対象駅となっている。

 京葉線では千葉みなと、検見川浜、二俣新町、市川塩浜、そしてディズニーランドの玄関口の舞浜でさえ、北口は対象になっている・・・・。武蔵野線も船橋法典と市川大野が遠隔化の対象駅になっている。八王子支社においては、山梨県の代表駅で観光地の玄関口でもあり、中央線の特急あずさ、かいじの発着が多い甲府駅でさえ、びゅうプラザが廃止されることになっている。

 武蔵野線は「東京メガループ」という路線網に制定され、都心の近郊を外周する路線として特に力を入れている路線だ。埼玉県内の越谷レイクタウン、吉川といった近郊で区画整理が進み、新しい街づくりが進んでいることや、総武線や常磐線、京浜東北線といった主要路線をぐるっと結んでいることから、利用者は増えている。
 武蔵野線に対する、その力の入れぶりは毎年のダイヤ改正で反映されており毎年列車が増発されている。一方で、改札の合理化やみどりの窓口の合理化は武蔵野線でも容赦なく対象駅がある。袖ケ浦の駅北も、内房線に明るい兆しになればいいのだが、1駅増えた程度じゃあのJRはそう簡単に動かないだろうな。

 千葉市や船橋市の近郊駅だけにとどまらず、ディズニーランドがある舞浜や国技館のある両国といった、利用者の多い代表的な駅でさえ対象なのだから、そりゃ袖ケ浦の駅規模じゃやめてくれって言ったって悲しいが太刀打ちできないだろう・・・・・。《この稿続く》



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JR東日本グループの広告 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 2月27日、東京新聞一面を使ってJR東日本グループの広告が出た。なぜか1年に一度、このでかい公告が登場する。今回のキーワードはなんと図々しくも「地域」である。その文言を並べてみよう。

「地域の元気のためにまだまだできることがある」
「地域を元気にする」
「地域に物を届ける」
「地域の人とつくる」
そして最後に
「レールのさきにあなたがいます」

 ここ1~2年の間に、あっという間に「みどりの窓口」は、内房線の駅から次々と消え、早朝無人駅、遠隔操作駅が、あっという間に増え続け、ダイヤ改悪では、これ以上の不便はないほど工夫されたダイヤが一方的に実施に移されている。房総半島の先になればなるほど、不便になるダイヤ改悪であった。ある人が上記のキャッチフレーズを次のように直して送ってくれた。

 「地域を切り捨てるためにまだまだできることがある」
 「地域を切り捨てJRは、ますます元気になる」  
 「地域に人はいいからモノだけは届ける」
 「地域を切り捨てるために不便なダイヤを作る」
そして
 「レールの先に怒りに満ちたあなたがいます」 

◎ 上記文と同じ日に、JR合理化のチェックに献身的な活動を続けている友人から下記のメールが届きました。

昨日28日夕方、あらたに早朝の合理化・遠隔操作の駅に。
東松戸・市川大野・船橋法典→インターホンなどの装置の設置は完了で、事前案内はなし

下総中山・東船橋
→すでに実施ずみで案内掲示には連絡先の記載がなし。なんと、この2駅は早朝の遠隔操作の時間帯は、エスカレーターは止めています。

幕張本郷
→こちらも実施ずみで、連絡先の案内掲示の記載はなし。
時間が十分でありませんでしたので、幕張本郷、千葉駅西口とホームドア設置予定の新小岩駅に、機会をみてあらためていきます。

これが公共交通事業と言えるのか??    kawakami

JR広告.PNG




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遠隔操作駅 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 今日は2月13日。何の日かと言われても答えようがない日でしょう。何のことはない、1月13日からわが長浦駅は、早朝7便6時半まで無人化し、何か用事がある場合、2台あるインターホーンのいずれかで五井駅に連絡しなければならないという、早朝無人化の駅になってしまったのです。そしてその試行期間が昨日で終わり、特に問題もない(と勝手に判断して)のでこのまま本日から本施行に入ったという記念日なのです。

 東京都内で、いくつかの駅がこの遠隔操作駅を施行したのですが、文句が集中し、到底対応できず中止になったのですが、いつも言う…特にJRのような、半分官製的なお上に対しては、恐れ多くて文句も言えないものらしい。それでもこの間、早朝の実施状況を観察にいらした、鉄道研究家の山の井さんの調査結果では、ほぼ20分間に改札を素通りした人たちから始まって、4~5人の人がインターホーンの前に立ったそうです。早朝1時間半の間には、この数で行けば、1日最低10人くらいは五井駅のベルが鳴ったものと数えることができるでしょう。

 にもかかわらず、この早朝無人駅は、現在網の目のように広がっているらしい。山の井さんの調査では、埼玉県と神奈川県に集中しているらしいということで、特定済みの埼玉県28駅中、25駅がはっきりと特定したとのことです。関東近県では約100駅近くが、無人駅になりそう・・・上記の県庁に向かう前に、本納、大網、求名、日向、榎戸の各駅と千葉駅の西口へ。千葉駅の西口にはなんと、長浦駅でも見かける遠隔操作の必要な装置がありました。まだ、実施日の掲示はありません。

 常磐線は日暮里から取手までと、高崎線全区間の9割の駅で実施。早朝だけでなく、終日遠隔が伊東線、相模線の大半はじめ、駅で複数改札がある駅は1箇所を終日遠隔にしています。千葉駅の北側にある西口改札は、実施は決まっています。

 JR東日本の経営陣、トップ役員9人は、年収9億と聞きました。そんな金を生み出すために無人駅は今後もどんどん増えていくのでしょうか??何かJRは危険な乗り物になってしまいそうな感じがしてなりません。これで本当に公共交通事業と言えるのでしょうか?


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内房線と地域を守る会 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

「内房線と地域を守る会結成1周年集会」が館山商工会館2階大ホールを会場に、先年結成集会と同じ日である本日(2月4日)午後2時から開催されました。
会場には早くから次々と人々が集まり、会場で準備した椅子が足りなくなるほどでした。
 集会は終始熱気にあふれた討議発言に満ちたものでした。ここでは特徴点を報告させていただきます。

◎ 活動経過~署名運動を中心に地域全体の盛り上がりの中で~
1、2017年3月4日に行われたダイヤ改悪の特徴点3点
 ① 昼間帯に運行している館山駅~千葉間の普通列車をすべて木更津駅で折り返し運転とする。
 ② 館山駅~東京間を運行している平日の特別快速の廃止
 ⓷ 早朝の上り電車(館山発・千倉発)を2本削減する。
2,2月4日「内房線と地域を守る会」結成、5月21日結成総会の実施
3、「JR東日本内房線の利便性及び安全性向上を求める署名」取り組み開始。10月末まで継続。集約された署名5467筆を、11月29日JR東日本本社社長及び、国土交通大臣に提出と同時に改善要求を行う

◎ 活動から生まれた特徴点
1、安房郡内5高等学校(安房西・館山綜合・安房拓心・長狭・安房)学校ぐるみで高校生アンケートの実施と、館山市担当課の協力
2、会員各自の奮闘と、二つの労働組合、市内各所での署名所委託等による署名運動による多彩な活動の展開
3、「外房線と地域を守る会」誕生(代表は元勝浦市長)従来あった「西かずさ住民の足を守る会」とあわせ、房総半島全体を包む市民団体による活動母体の誕生
4、館山市議会の全会一致による意見書採択

◎ 今後の方向
1、市民団体の連携による、一体化的活動への見通し確認
2、市民団体の活動を発展させ、主体は行政を全面に立てて進める体制への取り組みの追求

 詳細な議事録等の記録は、早急に作成するとのことです。この成果が具体的な 次期ダイヤ改正で実現するかとなれば、基本は「地域とJRの話し合いによる解決の必要性」が確認されたことなので、具体化は必ずしも甘いものではありません。3月のダイヤ改正を注視しつつ、運動の質を高める取り組みが一層求められているという結論でありました。

 JR運営上の問題点報告も報告したいのですが、討議の記録が間もなく報告されるので、議事録作成時点でさらに紹介したいとおもいます。
「内房線と地域を守る会」の取り組みは、私たちに大きな教訓を与えてくれました。私たちの地元の活動に生かしていくことが、健闘に対する感謝でありお礼であると思っています。
ありがとうございました。
                          kawakami

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「内房線と地域を守る会1周年記念集会」 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 2月4日(日)午後2時から、館山商工会館を会場に「内房線と地域を守る会結成1周年記念」の集会が開催されます。この1年間JRの利用者切り捨て合理化の嵐は、内房線のダイヤ、あるいは駅の無人化等、到底公共交通企業とは思えない状況を呈してきました。
 このことに対し、結成された市民団体「内房線と地域を守る会」は、思想・信条・さまざまな立場を乗り越え、一致してこれらの攻撃を跳ね返す署名運動に取り組み、市の行政機関も巻き込んだ運動に発展、地元出身青木参議院議員の尽力もえて、集約された署名数5467通をJR東日本本社、国土交通省に提出、大きな反響を呼んでいます。

 今回の取り組みでは、高校性の通学実態もアンケートで集約されました。以下の図は、館山市職員が作成してくださった通学実態学生数です。行政が市民と一体になり、住民の民意に応える形での活動を展開したこの事実を、他自治体は見習うべきであると思います。(クリックすると大きくなります)


 総会当日、総括と今後の取り組み方針が討議されるのでありましょう。参加し、教訓を学び取ってこようと思っています。           kawakami

館山市役所作成高校生登校時乗車駅、人数一覧(内房線を守る会アンケートから)_01.jpg
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長浦駅無人化の状況 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 1月13日から行われている長浦駅早朝無人化の状況について、鉄道研究家の山の井さんが、本来地元でしなければならない状況視察について、確かめてくださった報告が届いています。プロの目は鋭い。今日と明日は、このJR問題について考える機会にしたいと思います。 kawakami

 本日29日の早朝、朝の合理化を実施している長浦駅に行きました。館山の朝の上りの初電で向かい、20分程度、改札で様子をみてきました。

 券売機の方は真ん中の黒の券売機1台のみ稼働。8割がSuicaなどのチャージ、残りが片道のきっぷの購入。五井駅との連絡が取れるインターホンは数人の方が使用、列車の問い合わせでした。
 改札の有人ゲートの方は扉が開いている状態で、中には複数のお客が、きっぷなどを用意せず、そのまま通過をしていました。
 そのゲートの駅員が顔を出す窓はカーテンを閉じていまして、係員不在の記載以外、万一の連絡先やインターホンの使用を記した案内板はなし。また、介助が必要な方の事前連絡先も記載がないです。

 券売機は1台のみしか稼働はしていませんが、改札内の自動精算機か動いており、Suicaなどチャージはできますので、実質、黒の券売機が止まった場合、チャージができる機械はもう1台ある状態です。

 今回行きましたタイミングで問題はありませんでしたが。指定券券売機が一時的に使用ができない。インターホンは10秒程度でつながりましたが、ほかに実施している浜野、八幡宿の各駅から同時にインターホンでの問い合わせに応対ができるか・・なにも事情を知らないで長浦駅に来られたお客さんが、駅員を探すということがおきないだろうか

しばらく、経過をみたいと思います。


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2・4 内房線と地域を守る会 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

2月二つ目のお知らせです。 kawakami

2・4 内房線と地域を守る会 結成1周年集会
<呼びかけ>
 内房線と地域を守る会 (代表:松苗禮子)
<連絡先>
 担当:朝生 進  君津市根本850  090-3141-8014

館山商工会館2階大ホール 住所:館山市八幡821 電話:0470(22)8330

 私たち内房線と地域を守る会は、昨年の結成以来、地域と鉄道を守るために活動を続けてきました。
 昨年5月下旬から呼びかけさせていただいた、「JR東日本内房線の利便性及び安全性向上を求める署名」には多くの方々のご協力をいただき、11月29日に5467筆をJR東日本旅客鉄道会社社長及び国土交通大臣あてに署名を提出することができました。

 国交省の寺田審議官からは「人口減の中、地方の鉄道については地域と相談するのが一番いい形」という発言を頂き、JR東日本総務部次長にも「しっかり受け止めていきたい」と応じて頂きました。

 私たちは結成1周年を期して集会を開催いたします。多くの方のご参加を心より呼びかけます。

2月4日(日)14時00分~
~地域と鉄道を守るため、さらなる声と力を!~
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13日から長浦駅早朝無人化 [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

明日13日早朝、長浦駅は始発から6時半まで無人駅になる。別に職員のストライキではない。JRに言わせると〈遠隔操作駅〉になるのだ。今日12日駅に行って職員に聞いてみた。

「何かあったら、インターホンで連絡するというけれど、どこの駅につながるのですか?」
「五井駅です。」
「五井駅から誰か飛んでくるのですか?」
「いや、対応はインターホンだけです」
事故の場合はどうするのですか・・と聞こうと思ったが、まじめに勤務している職員にこのようなことを聞くのは気の毒だったのでやめた。
「インターホンはどこにつくのですか?」
「券売機のところと、改札から入った、精算機のところの二カ所と聞いています」
「まだついていませんね」
「今日午後からつけるそうです」

鉄道研究家の山の井さんからメールが入った。
「13日より長浦駅ではじまるあらたな合理化。どうやら、券売機にもインターホンが設置をしたようではありますが、果たして、先日のメールで書きましたが、館山市の担当者が指摘の通り、不安と問題が生じるかどうか。・・・

掲示板には13日から実施と書いてはいるが、本格実施は2月13日からで、それまでは試行期間であることは書かれていない。乗客の不満、抗議、意見が集中すると、試行期間のみで実施中止に追い込める可能性があるというものだ。実際に中止されたところもあることを聴いている。

昨年朝日新聞3月1日号に、1ページ全面を使ってJR東日本グループが広告を出している。その中の一部を紹介する。笑わないで読んでほしい。(前文省略)

JR東日本は鉄道会社という枠を超えて
あなたの毎日のために走り続けます
人と人をつなぐ、街と街をつなぐ、想いと想いをつなぐ。
地域の力を信じ、地域とともに前へと進む
鉄道会社にできることは、まだまだあるはずだから。
その先にいるあなたの顔を思い浮かべながら
いまできることを、ひとつひとつ前へ
レールの先にあなたがいます
    JR東日本グループ 

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袖ケ浦駅のことも [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 鉄道研究家の山の井さんが、久留里線横田、そこから長浦駅、袖ケ浦駅、岩根駅を回る途中、我が家のポストに文書を入れて行ってくれました。私も時折会員の家にポストいれをしていますが、
山ノ井さんのようなポスト入れはしたことはありません。時間を無駄にしない行動性に圧倒されています。その日に入ったメールのニュースです。 kawakami

 昨晩に続き、17年前の岩井駅での大規模ないたずら書き事件に関連した、深夜の自主見回りはさきほど完了しました。

 その前に。
 実は最初に向かう佐貫町駅に行く前に、久留里線の横田駅や長浦駅の方面にいきました。

横田駅→なんとPOS端末のきっぷ売り場が廃止に。券売機のみで泊まり勤務はそのままです。
どうやら久留里駅にあるPOS端末は横田駅から移動したようです。
これにより、久留里線で窓口のきっぷの発売があるのは馬来田駅と久留里駅だけに。
袖ヶ浦市内のJR3駅がすべて、券売機のみの扱いに。

長浦駅→年明けからの早朝の合理化に関わるあらたな変化はありませんが、券売機にインターホンがないのは大丈夫だろうか。

袖ヶ浦駅→特段変化はなし

巌根駅→券売機が安食駅と同じ、黒の多機能券売機とチャージ専用機の組み合わせに。

 袖ヶ浦と巌根の各駅は始発から6時までは、自動改札機のみ稼働。券売機が使用できないです。
巌根駅にはそういった注意書きの掲示がありますが、袖ヶ浦駅には一切ありません。

 実は、早朝の改札の合理化駅で、遠隔監視がある駅とそうでない駅が混在しています。
袖ヶ浦と巌根以外に、安食、酒々井、物井、横芝の各駅も始発から6時すぎまで、券売機は使えません。インターホンもないです。
駅によって、このような対応に差があるのは、放置はできないです。

 九州の方では、遠隔監視の駅を拡大し、ワンマン運転の特急を増やし、県境にまたぐ各駅停車がかなりの本数に縮小するようです。
たどりつくのはお客さんへの安全が担保されているのかどうか。

★ こういう細かなことに、鋭い視線を向け、公共交通を守ろうとしている人たちがいることを、私たちはしっかりと、心にとめるべきであろうと私は思っています。

★ 22日午後4時半から長浦駅で、遠隔操作駅になることのチラシまきをします。心ある方の応援をお願いします。



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長浦駅遠隔操作? [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 13日、「上総住民の足を守る会」事務局をされている方をお迎えして、長浦駅の早朝無人化に伴う遠隔操作への実施についての学習会を開催しました。

 JR千葉支社の合理化は、更に次年度は外房にも手を伸ばし強化していくこと。つまりいまJR東日本は、役員年俸9億円という巨額の俸給を手にする一方で、退職再雇用者10万円の給料、利益の上がらない路線をどんどん整理しながら、儲けの出る路線のみに投資する利益追求企業になり下がったことを前提に、1月13日から試行段階、2月13日から本施行の遠隔操作システムについての説明がありました。(JRが説明したのではありません。)

 浜野駅、八幡宿駅、長浦駅の3駅がこの遠隔操作の対象になります。長浦駅のことを具体的に書きます。早朝勤務は6時半からになり、始発の5時39分から6時半までの間は無人駅になります。
この間の時刻表を見ますと

上り 5:39  5:11  6:01  6:19  6:30   (平日)
下り 6:14  6:27

 以上合計7便については、無人駅になり、小さなことでは、券売機の故障、自然災害による遅れの記録用紙、だんだん大きくなっていくと、障碍者の乗車、遺失物の捜索依頼、線路内落とし物、最悪では線路内転落事故などの時どうなるのでしょう。
 そのような事故が起きた場合は五井駅につながる操作システムがあり「安全やサービス低下につながらない」と言っています。自然災害での列車の遅れなどどうやって知らせてくれるのでしょう?東京で一部してみたけれど、問題続出で中止になったことを平気で今度は内房でやる。その神経にずぶとさ・・・

 早朝乗車の方のほとんどは、通勤者で常に急いでいます。このことに関する乗客への通知文書は一切ありません。職員に聞くと「私たちは一切知らされていないのでわかりません」とのことです。JRの利用者切り捨て利益追求は、公共事業の仮面を投げ捨てまっしぐら進行中です。22日午後4時半から「上総住民の足を守る会」を中心に、長浦駅でチラシまきをします。



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JR合理化の整理  [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

鉄道研究家の山の井さんから、一昨日のブログを読まれて気づいたことについてのメールをいただきました。休むことないご健闘に、感謝と激励の意を込めて、その一部を読者の皆様にお伝えしたいと思います。  kawakami

 昨日の掲載を拝読。少し情報を整理します。

 袖ヶ浦の枕木ボルトなしは、袖ヶ浦から巌根の区間の小櫃川鉄橋の上り線で2箇所。
国の審議会は国会の参院国土交通委員会の質疑で、鉄道局長より答弁をえています。
8日の千葉日報に関係の掲載があります。

 長浦駅ほか2駅の早朝の合理化は、始発から3時間程度、駅の改札に駅員を置かない。その間は、設置のインターホン等で、五井駅とやり取りをする遠隔監視になります。

 本日は銚子、成田、茂原方面の7駅での合理化が実施しています。明日は安房小湊、次の日は上総湊、さらに次の日は久留里と私の地元の岩井の順番で、各駅の合理化の実施になります。

 私の地元の南房総市も残念ながら、あの署名運動を含めた松苗さん取り組みに一切、返答をしていません。どうやら、私がこの活動をきっかけに、来年の南房総市の選挙を、という見方をしているようです。でも、私は1年前のあの陳情書が館山市議会で全会一致で採択を得ている事実を踏まえ、当事者として、問題の取り組みをしなくてはならない。その結果の一部が、あの先週の国会での答弁です。

 千葉県庁交通計画課にはなるべく、時間をあけず、訪問をします。
年明けは次年度のJRへの要望について、千葉県が各市町村にヒヤリングをやります。

それでは。




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