SSブログ

国葬に弔意の強制を行わないための申し入れ書 [その他]

 昨日(8月31日)政策研より袖ケ浦市長、教育長に対して
「安倍元首相の国葬に伴う弔意の強制を行わないための申し入れ書」(別紙)を渡し、国葬の際に学校に弔意をさせることのないように申し入れました。
市長、教育長は「上から通達などがあれば協議して対応したい」とのことで、学校には通達はしない、との回答は得られませんでした。
                               関 巖

申し入れ書
2022年8月31日
袖ケ浦市長   粕谷智浩様
袖ケ浦市教育長 御園朋夫様
               袖ケ浦市民が望む政策研究会
                             会長  関  巖

  ◆ 安倍元首相の国葬に伴う弔意の強制を行わないための申し入れ書

 9月27日に安倍元首相の国葬を行うことを岸田首相は閣議決定をしました。
この国葬に対して国民の賛否は大きく分かれており、これを強行することは以下に述べる通り、法的にも社会的・政治的にも重大な問題をはらんでいます。自由法曹団の声明を参照してその問題点をあげると

【法令上の根拠がなく財政立憲主義に反するおそれ】
 現在、国葬について定めた法令は存在しない。もともと戦前においては、1926年に制定された勅令(国葬令)に国葬に関する定めがあったが、この勅令は、憲法に不適合なものとして「日本国憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力に関する法律」1条に基づき失効している。
 戦後唯一の例外として挙行された吉田茂元首相の国葬に関しても、塚原敏郎総務長官(当時)は「根拠になる法律もなく苦労した」と述べている。また佐藤栄作元首相に関し、国葬の実施が検討された際も、「法的根拠が明確でない」とする内閣法制局の見解等によって見送られた経緯がある。このように国葬に法的根拠のないことは明らかであり、岸田首相が内閣設置法の内閣の所掌事務として「国の儀式」にあたるとして、閣議決定があれば実施可能とした解釈は到底認められない。
 このように法令上の根拠のないまま内閣の独断でこれを行うことは、政治的思惑に基づく国費の恣意的支出との批判を免れず、「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」(憲法83条)とする財政立憲主義の観点から許されない。

【国民の思想・良心の自由に反するおそれ】
 安倍元首相は一政党に属する国会議員であるが、その葬儀を国が主催し、国費を支出することは、個々人が故人を悼むこととは異なり国家として当該個人への弔意を表すものである。したがって、すべての国民が当該国会議員への弔意を事実上強要されることになりかねず、さらには当該政党への献金を強制されたに等しい効果を及ぼす。実際に、吉田茂元首相の国葬の際には、「国民をあげて冥福を祈る」の大号令の下、競馬や競輪などの公営競技が中止となり、娯楽番組の放送が中止され、全国各地でサイレンが鳴り響かされて職場や街頭で黙とうがささげられる、という事態が生じている。
 すでに、安倍元首相の葬儀にあたり、弔旗を掲げたり、記帳台や献花台を設置したりした自治体もあり、兵庫県三田市の教育委員会のように学校現場において半旗の掲揚を求めた事例も生じている。政府が国葬を実施すれば、こうした傾向がさらに助長されることが懸念され、こうした弔意の強制は、思想・良心の自由(憲法19条)に反するものであり許されない。

【安倍元首相への批判を封じ、市民の中に分断をもたらすおそれ】
 岸田首相は、安倍元首相につき「東日本大震災からの復興や日本経済の再生、日米同盟を基軸とした外交の展開など様々な分野で実績を残すなど、その功績は素晴らしいものがある」と持ち上げ、それを国葬の理由としているが、それこそ賛否が大きく分かれるものである。

 安倍元首相はその在任中の2014年7月、政府が長らく専守防衛の範囲を超える集団的自衛権の行使は憲法違反となるとしてきた立場を変更する閣議決定を強行し、2015年には集団的自衛権行使を容認した安保法制を、多くの国民の反対の声を押し切って成立させた。

 また民主主義の基盤を根底から揺るがす特定秘密保護法の成立を強行し、「世界で一番企業が活動しやすい国にする」として掲げたアベノミクスにより、国民の中の貧富の格差を著しく拡大させた。さらに、森友・加計学園問題、「桜を見る会」等にみられる政治の私物化にかかわる疑惑等を首相自らが引き起こした上、国会で虚偽答弁を繰り返した結果、未だその真相は明らかとなっていない。
 さらに自殺者まで出した行政文書の改ざん問題についても、未解決なままである。こうした安倍元首相の「業績」については我々も都度批判してきたところであり、死亡によって「なかったこと」にすることは到底できない。未解決の問題については引き続き真相究明や検証が行われなければならず、安倍元首相への正当な批判が封じられることになっては決してならない。

 しかし、実際には安倍元首相への批判に対する攻撃は起きており、安倍政権の後継である岸田政権を批判する街頭宣伝をしている人々に対する妨害も発生している。また北海道警が安倍元首相の演説中にヤジを飛ばした聴衆をいきなり排除した事件で、裁判所が道警の措置を違法と判断したことが警護をやりづらくさせたとする言説や、銃撃犯が在日朝鮮人である等の事実無根のデマまでが流布されるなど根拠のない非難も起きている。

 こうした中で国葬を実施すれば、安倍元首相を礼讃するという実際上の効果をもたらすこととならざるを得ない。その結果、安倍元首相の批判への攻撃に拍車がかかり、市民間の分断を一層助長するおそれが強い。そうなれば自由な言論は保障されず、民主主義が危機に瀕することも懸念される。
 安倍元首相の国葬を行うことに反対する意見は、すでに各界各層から表明されており、拙速に閣議決定すべき問題でないことは明らかである。よって自由法曹団は、安倍元首相の国葬の実施に強く反対し、直ちに計画の撤回を求めるものである。
                        (以上自由法曹団声明より)
 このようにこの国葬は重大な問題をはらんでおり、多くの国民がこの国葬に反対であるということは各種世論調査すべてにおいて国葬反対が国葬賛成を上回っていることで明らかです。
このようなことより以下に政策研究会として要請をする次第です。

◆ 要請項目
『国葬が行われた際に教育の場である学校に弔意の強制(学校に半旗を掲げる、児 童・生徒・職員に黙祷を行わせる、学校を休みにするなど)を行わないこと』

 先の安倍元首相の個人葬においても日本のいくつかの自治体において学校に半旗を揚げるように要請した自治体があり、その際通知としては各学校長の判断で行うように、との通知であった。
弔意を表すかどうかを各学校長に責任を押しつけ自治体長や教育長は責任を負わないという通知の仕方、これはまことに姑息と言うほかは無い。
 日本の風土において、人事権、予算権を持った上司からの通知は下部の人には逆らえない通知であり、忖度がはびこる日本においてはこのような通知は実質的に強制力のある通知となる。

 また教育の場である学校に政治性を持ち込んではいけないことは教育基本法に照
らして明白です。先に述べたように様々な問題のある国葬を法律によらず閣議決定だけで決めたことはこの国葬がまさに政治性を持った行事であることを示している。
 安倍元首相は一政党の現職の代議士であった。彼に対する個々の国民の思いはそれぞれであり、その政治業績に対する評価もそれぞれである。それにも関わらず等しく弔意を強制することは個々の信条、思想に入り込む極めて危険な行為と言うことになる。

 なお昨年東京パラリンピック大会の時、千葉県知事より県内の児童・生徒を観戦させるようにとの通達がなされました。当会としてはコロナ禍の下観戦は妥当では無く中止するように申し入れをしました。そのとき御園教育長は「子供のことを一番に考えて判断する」と述べ観戦を中止しました。知事からの通知のある中で実施しなかったことは大変勇気ある決断をされたことと私たちは深く敬意を表しました。
 今回もこのような英断をされることを望みます。

 以上の事より学校現場に弔意を表すような指示、通知などは行わないように申し入れます。                             以上
      
国葬への虫入れ.PNG

市長との面談.PNG





nice!(0)  コメント(1) 

本会議一般質問 [議会ウオッチング]

 9月議会が開催される。本会議における一般質問者の名前が公表された。11名の議員が登壇する。氏名と大綱をお知らせしよう。                     kawakami

木村 淑子議員     1 有害鳥獣対策 について
            2 福祉の充実に ついて

吉岡 淳一議員 1, 温暖化対策について    
2 福島第一 原発事故を教 訓とした自治 体行政運営の 責任について
           3 人事院勧告に ついて

村田 稔議員     1 職員を対象と する研修につ いて
           2,防災にかかる 職員の資機材 取扱訓練につ いて
           3,社会的弱者へ の対応につい て
           4,庁舎増築にか かるAEDの 設置について

稲毛 茂徳議員    1 地区計画制度 を活用したま ちづくりの進 捗状況と今後 について

励波 久子議員    1 農業問題につ いて
           2 木更津看護学 院のパワーハ ラスメント問 題について

伊東章良議員     1,本市の魅力を 創出する「ブ ランディング 戦略」につい て
           2,本市における 「デジタル化 推進」につい て

笹生 猛議員      1 ごみ袋値上げ について

篠﨑 典之議員     1 一般家庭から の廃棄物処理 事業等につい て
           2 故・安倍元首相の国葬への 対応について

篠原 幸一議員     1 各地域の安 心・安全なま ちづくりにつ いて

湯浅 榮議員      1 市立幼稚園・ 小中学校の幼 児・児童・生 徒の実態につ いて

根本 駿輔議員     1 介護環境の改 善について

◆ 今議会で任期4年間の半分折り返し点に立った。8回の本会議で8回の一般質問の機会があったはずだ。中には病気(コロナ)感染で、やむを得ず欠席された議員もいらっしゃる。一般質問は二元代表制の要になりチャンスである。機会を活かさない手はない。後半の8回に、全般1~2回程度の議員諸侯の奮起を期待する。



nice!(0)  コメント(0) 

14棟84世帯のアパート群ほぼ完成 4 [残土埋め立て問題]

 この連載は今日で打ち切りになります。一体調査は何のためにやったのでしょう? 号令をかけた「君津土木事務所」に、拍手を送ったのですが、参加した職員はたったひとり・・「アリバイ作り」だったのか・・・と、本音が見えたような感じです。  kawakami

 ーーーーーー ここからが本日の見学会の様子 ーーーーーーーー
2点の問題点改善を世話役さんが要求

1点は市道側にできた溝の改修工事と大木伐採など危険除去と見栄えをきれいにすること。
もう一点は遊水地側の埋め立て地の見栄えよくすること。

 県役人はいずれの問題でも合法な範囲であり県は口出ししないと言う
 (斜面角度、有害物質、踏み固めの観点、三分の二の合意などで)

 現状のみの判断でなにも言わないという。これは将来を見据えた危険予知から、強力に安全性を高めていこうとする姿勢は見えない。
 法の範囲でしか動けない役人の限界を熟知している拝金さんと大東君は、「自分はもはや関係ない」
という姿勢であり、世話役さんが「少しの投資で、きれいで安心安全なアパート群になる」と力を込めて主張しても響かない人間性の丸出しで、カエルの面に小便という言葉そのものであった。

 アパート群建物自体は問題なく、周辺の土地との環境危険と見栄え最悪の、この問題の処理は、大東君と拝金さんでは無理である。

 では大東君の大東建託という会社を見てみたい
会員提供の新聞記事には、別途大家さんのあるアパートの屋根を15000円ほどのお金を払って借りて太陽光発電を行うという・・時代の要求に即したことを大東建託100%子会社の大東建託パートナーズが実施している。
 また生活に困窮した市民に、食品ロスで廃棄される食品の配布などに貢献している記事もある。大東君のイメージとはかけ離れた側面ももっている会社である。

 自分が蔵波台住民だったころの大東建託営業とのやり取りから考えてみる。

 蔵波台から徒歩で長浦駅で電車に乗って東京に通勤していた。その通路沿いにある大東建託のアパートのゴミ出し箱がお粗末で、ゴミが散乱して不潔なので、連絡先を見て大東建託に電話し、対応を求めて数回連絡したが、改善されなかった。
 このことからこの会社は三流と判断していたので、世話役さんの話で更に、とても悪い印象が加速してしまった。今日の大東君の姿勢から、この悪い印象は間違いではないといまも思っている。

 ただし、大きな会社にはたくさんの人がいて、悪い人間がリーダーの組織は腐り、良いリーダーの組織や支店は良い対応ということもあるので、思い切って状況を大東建託重役全員に郵送して善処を求めることで、担当の大東君をゴミ箱に捨て、拝金さん含め、安心安全なアパートになるようにお願いしてみたらどうかとも感じている。
 大東建託徹底調査はまだ行っていないので、まずは調査からですね

 無責任市長に関しては、市の職員含め市民への宣伝で、来年排除を目指し、今から運動を開始すべき
と感じました。
 以上、14棟84世帯完成まじかの現地調査に参加した率直な感想である。
                         (この稿終了)

アパート群東側.PNG







nice!(0)  コメント(0) 

14棟84世帯のアパート群ほぼ完成 3 [残土埋め立て問題]

 ~現地実態調査参加者の感想 前日の続き~

 次にけちん坊地主 仮名 拝金さんとする 
拝金さんはいっぱいアパートを作って家賃を得たい。そこで敷地ギリギリのアパート配置を大東君に求めた・・ということが想像でき、その要求に大東君が屈したとすれば今回の問題双方に責任があることが明白

 次に市長である。市長は、「県は法に沿って違反ではないから関係ない」として住民説明会など、開催しないことに対し、何らかの行動をとろうともしない。市民の意見を聴取してよりよくしようとする姿勢がない方だから、市長になってはいけない人物である。 仮名 無責任市長さん とする。

 なぜ、無責任市長と断じたか・・周辺の大木が台風、地震で倒れたら怪我人が出るかも知れない・・という危機管理意識がないこと
 開発土地上側にある既存アパートの下の斜面は急傾斜であり、急傾斜危険地点としてハザードマップに記載するべき可能性があること。
 そして草のため下地が見えないが、すでに雨水で削られ一目で安全角度30度を超えているという現実を知らないし知ろうともしない。
 こういう問題が起きているというのに現場に足を運ぼうとしない。「市民に寄り添った政治」という公約は、その時の美辞麗句に過ぎなかったことを証明している。

 市長が関係者を引き連れて問題点がないか、世話役さんや関係者から直に話を聞き住、民の安心安全に向き合うべきであり、そうしない市長は無責任な市長であるので仮名の 「無責任市長」は妥当であると思う

 昨今の気候変動はすさまじく100mmの雨は普通になっている、しかしこのアパート群の雨水一時貯蔵地下浸透タンクは50mmで設計されており、それ以上はU字溝やオーバーフローで遊水地に流れる設計ある。
 浸透タンクはタンク下が砂利や砂で、水は地面に浸透させるというものなので今年の東北豪雨のように大雨が続けば埋め立て土地が緩んで崩壊しないとは言い切れない。
 大雨だけでなく台風は市道に沿った大木をなぎ倒してアパートに倒れたら住民のケガ、死亡につながる。
 アパート敷地の地下に時間50mmの雨を一時保有する浸透型のタンクが設置されている。このタンクがなければ雨はすべてU字講に流れ大雨の場合U字講からあふれ遊水地側に流れ、下の斜面を次第に削っていく。
 ともかく無責任市長を有名にする条件が整ったアパートを、大東君が拝金さんとともに作ってしまった。   (明日に続く)

アパート群.PNG

nice!(0)  コメント(0) 

14棟84 世帯アパート群ほぼ完成 2 [残土埋め立て問題]

◆ 君津土木事務所の課長さんは仕事が早かった。地元の要望を聞くと直ちに関係者に指示連絡。2日後の24日、関係者全員を集めて、建設現場の現地調査を行った。珍しく関係者全員と、地元市民、市議会議員3名も参加してくれた。この現地調査に参加した、私たちの会員の一人が、感想を届けてくれたので今日・明日と連載する。 このブログに時折登場する「奈良輪さん」である。
                                    kawakami

 皆さんご苦労様でした。連日蒸し暑いなかで勤務だったので、本音はサボりたかったが頑張って参加しました。 帰宅後バタンキューで4時に目覚めました。やっぱり体は正直です。さっぱりした頭で考えてみると、参加した感想は良かった。そして、今まで何度も進藤さん・他の皆さんから聞いていたことがドラマとしてまとまった。どんな風にドラマがまとまったのかを紹介したい。

 ドラマの主役は数名である
★ けちん坊の地主
★ 現場監督とか設計者に向いていない人格の建設会社の本件責任者
★ 俺には関係ないと逃げている市長
(実は近い将来この市長は大主役になることをまだ知らない)
★ 法律に違反しなければ良いという2名の役人
★ そして世話焼きの元駅前区画整理組合長 仮名 世話役さん とする
★ 県土木の役人は県役人、市の役人は市役人。 仮称 はそのまま

 過去にさかのぼると話が長い。現状からのドラマとしたい。

 建設会社の本件責任者から始める 仮名 大東君とする
大東君は現地をざっとみた。対象地が窪地であり、窪地から急斜面上の市道にそって大木が生えていること。下に遊水地があること、そして上に既存の団地があって法面が45度程度でコンクリートなどで処理されていない急傾斜のり面であることを見た。
 ここで大事なことは大東君は”見た”で”観察の目で”観たではなかった。 同様に、台風があればアパート建設地に大木が倒れるかもしれないと推察する”判断”でもなかった。つまり、大東君は人の住む団地を作る美的感性を備えた設計者・監督としての資質のない人物であった。

 大東君がまともな設計者・監督であれば、地主との協議で安全安心な隣地との距離、のり面処理などお金がかかる問題を相談し、開発面積を縮小、傾斜のり面の安全性工事をちゃんとするはずであった。

 このような人物を任せた大東建託の人事課も問題であるので、私たちは大東君の仕事始めから、後処理のまずさを本社人事課など責任者に知らせるという戦術が残っていることが分かった。
                          (明日に続く)
(アパートの裏側と、隣接地の樹木・・・)(クリックすると大きくなります)


アパート群.PNG



nice!(0)  コメント(0) 

14棟84 世帯アパート群ほぼ完成 1 [残土埋め立て問題]

 君津土木事務所長への要望書

 8月23日付で下記要望書を君津土木事業所(県)所長・田村英記氏あて、直接持参。課長との話し合いで要望についての現地視察を、関係者で行うこと決定。24日に早速その現地調査が行われた。
ここには、要望書全文をそのまま掲載する。文書では代表者のみの掲載とする。  kawakami

君津土木事務所
所長 田村 英記 様
                    代 表 進藤 秀一(副市長・蔵波区長OB)                      
          蔵波中六宅地開発問題の完了検査についての要望

1, 現状についての正確な把握を
 ご承知のように、袖ケ浦市担当職員の行政不作為から端を発した上記案件について、行政不信と施主・発注者・大東建託と、隣接地権者・地域住民間の断絶状況という残念な状況のまま、間もなく工事は完了し完成検査を迎え、10月1日から入居者募集が始まる予定です。
地元からは、行政からの指示があるにもかかわらず、説明会すら開催することなく、工事を強行してきた施主・大東建託社に対する反発は強く、また安心・安全の生活を脅かされるうえでの危惧が高まってきています。具体的には
 ①  迫り来る台風時期を迎えての災害対策の問題
 ② 在住地元住民と、不安建築物・宅地開発地域住民との不信関係と反対運動の激化
 ③  直接的には隣接地権者との不備工事内容についての争いごと
等について、憂慮すべき状態が頻発することが想定されます。

2, 全面的解決に向けて私たちが取り組んできたこと
 宅地開発は、開発によってそこに住む人たちが、より安心・安全の生活を営むことができるようになることが必須条件です。施主・大東建託社・袖ケ浦市役所・当該地権者・地元住民等の関係者で、解決の糸口をまさぐりながら、下記の集まりを持ち、相互理解の手立てを相談してきました

① 袖ケ浦市役所副市長・担当課職員と問題点の確認と解決に向かっての話し合い
・ 合同工事現場視察の実施
・ 施主に要望事項・・隣接地権者の土地を購入、一括して全面整備を
・ 市役所は周辺道路の車2車線の整備をする
② 大東建託職員・市役所上記参加者・地元地権者合同の現地調査実施
・参加者・・大東建託職員・市役所副市長を含めた担当職員・市議会議員・隣接地権者
・問題点‥以下の問題点が明らかになりました。
 1 境界に測量士による明確な石杭がうたれていない。
 2 境界に設置されているブロックについて隣接地権者との合意がなされていない。
 3 隣地に高さ4m×30mの石積みを設置し凹地に水たまりができていること。
       排水方法を聞くと水がたまったらポンプで排水するという。
 4 隣接地の樹木対策・・倒木の恐れあり
 5 建物が隣接地に異常に近い
 6 開発区域外の造成工事が無許可で行われている。
 施主である三枝氏の購入面積10697㎡。開発面積7980㎡。この開発面積との差2717㎡は造成工事をしているが、そこを高盛り土にしているため既設道路から隣接地に入ることができない。
 7 隣接する水田について・・コンクリート擁壁法面(土波)について崩落対策ができているのかど   
うか・・雨水が流入するリスクあり。その対策は。
 8 開発区域は残土による埋め立てで転圧されている。地下水浸透率は、非常に低いものになってい   
ることが推察される。
 9 排水溝は市道のU字溝に流れるようになっていると思われる。その際U字溝があふれ出ることが  
心配である。
 10 敷地内に雨水の調整マスがあるか。その確認が欲しい。
 11 雨量計算を再度してほしい。

③ 施主三枝氏に、隣地購入による包括整備を申し入れました。(大東建託社同席)
上記問題点は、狭い土地に14棟84世帯アパート群を建てること自体が無理なことと、現地調査ではっきりしたように隣地も含めた整備が当然なされなければなりません。
 申し入れの席では、包括整備について大東建託は積極的姿勢を示しましたが、施主・三枝氏は
即時回答を避け検討することで帰宅しましたが、その後「大東建託との契約上、大東建託に責任を持っていただく」との返事で実現しませんでした。再三説得しましたが、一切応じませんでした。

3 田村所長にお願いしたいこと。
  上記、宅地開発現場の調査報告結果の一部概要をお知らせいたしました。 
冒頭に書きましたように、今回の事案は、本来、袖ケ浦市と県の行政機関・施主・建設業者・地域住民が、宅地開発によって、地域が一層暮らしやすい街になることを念じての開発計画であったはずのものが、このままでは開発することによって安心・安全が脅かされる開発になりかねないことを憂慮しています。
  また5月14日付けの東京新聞では、熱海土石流崩落事故災害についての第三者委員会報告が報道され、今回の災害原因をもたらした責任は、市と県にあり、「初動審査にもっと厳しく当たるべきであった」ことを指摘しています。袖ケ浦市行政担当の不作為から発した今回の事案も、その後の経過は残念ながら、この報告と重なって見えてなりません。二度と同じ過ちを繰り返さない意味においても、現時点で必要な手を打つ事が災害を防ぐ教訓になっているという認識を共有したいものだと考えます。
 
 田村所長にお願いいたします。完了検査以前に、関係者全員、現地集合を指示され、現状を確認し、取るべき対策は、きちんととるよう所長から指示していただきたい。完了検査は、指示事項完了確認を待って行っていただきたい。今後に悔いを残さぬ万全の手を打ってくださいますよう伏してお願い申し上げる次第です。  (明日現地調査報告)                           

nice!(0)  コメント(0) 

アクアラインマラソン市議団出場 [その他]

  11月6日(日)は何の日かご存知ですか??
 年に一度の「ちばアクアラインマラソン 2022」当日です。なぜこの日のことを特に取り上げたのでしょう。なんとこのマラソンに、わが袖ケ浦市議会議員6名が、「種別・チーム」団体として申し込み、当選したのです。
 説明書には、団体戦とは、複数名(3~6人)の団体戦エントリーをした方、または、チームスピリット枠(市 町村対抗戦)で推薦参加した方が対象です。
団体戦に参加する際には、チーム名をつけていただきます。順位は、各チーム上位3人の平均ネットタイムにより競います。1位~3位を表彰します・・・とある。

 どういう方が申し込んだと思われますか?紹介しますね。
根本駿輔議員 小国勇議員 伊東章良議員 稲毛茂徳議員 佐藤博文議員 笹生猛議員
以上6名の団体チームです。まだチームの名前は決定していないようです。
稲毛議員は、既に練習用の運動靴を購入し、着々と試合に向けての練習に入っているようです。

 90歳の私は42.195kmのフルマラソンなど、全く考えれないのですが、私たちの会の中には青梅マラソンに連続参加していた勇者もいて、また先日遊びに来た東京の孫も、なんとこのマラソンに当選しているとのこと。今年のマラソンは横断幕を持って応援にいかねばなりません。
 それにしても、孫のことは別にして、議員諸侯大丈夫かな?根本議員は、失礼ながら少し御痩せになっていて体力持つのかな?一番のご年配と思われる笹生議員。こちらは少しお太りになっていらっしゃる。一番心配。マラソンは慣れているような雰囲気を持っているのが小国議員。でも一番張り切っていらっしゃるのは稲毛議員のようですね?

 勝敗にこだわりなく気楽に、体調に留意して、最後は16時30分までたっぷりある。ゆったり完走を目指しての頑張りを期待したいところです

 9:50 スタート・・:コースは・・潮浜公園前(木更津市) 〖通過地点 木更津金田IC、海ほたる、三井アウトレットパーク木更津、袖ケ浦市役所、 袖ケ浦公園、ほたる野、清見台〗 フィニッシュ:旧木更津市役所・・となれば 応援は、袖ケ浦公園当たり、あの「ユリの里」横の駐車場前あたりが一番良いのか、それとも農道の道筋かな?

 コロナ感染者数が下降線をたどっていますように・・台風とぶつかりませんように・・
6名の議員各位の健闘を祈ります。
                             kawakami


nice!(0)  コメント(0) 

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう 2 [環境問題]

 「浜田の翁」さんの提言に、早速事務局長会ら感想が寄せられましたので掲載します。
                                    kawakami
「浜田の翁」さんもそこに目を付けたのですね!!数年前に同じように工業用水を県から買って工場で
使って海の流す。
 これは市から水道を買って下水として流すときにどちらもお金を払うことから考えると海に工業用水
を廃水として自社でPH調整したとしても魚から見れば汚染水で漁業者に被害を及ぼしていることだから工業用水廃水は有料化すべきである
 また温排水については無料で海の水を勝手に吸出し、塩素を注入し温度を上げ、さらに生物を漂白殺菌した水として海に廃水は同じく漁業にダメージ。

 温排水は発電所の場合、その地点の漁協との交渉で保証金を払うが影響はもっと広範囲で東京湾全体に及ぶ(東京湾の外も)わけであり発電所だけでなく工場も海水を使っているのですべての海水利用者は塩素注入被害料金と温度上げ料金を漁業者のみならず県に対しても支払うべきと意見書に書いた記憶がある・・・採用されたかその後追及していませんが、、、

 工場では市の水道ではなく井戸を複数もっていてくみ上げ海に流す。井戸水の用途は食堂や飲料水
トイレ用の水、工場内に下水処理場があって海に流す。この水は少量であれば魚と海藻の栄養分になる

 しかしである。今や関東に人口が集中しコンクリートとアスファルトで森林がなくなり、石鹸は洗剤に変化。
 お姉さん・おじいちゃんが髪を染めて流す、おまけに車もガソリンスタンドでシャンプーして流す。
魚がいなくなるのは当然です。
 シャンプーや髪染めなど汚染源メーカーは海の環境など関係ない売れれば良いと思っています。
 すべて環境汚染税を加算と石鹸のような生分解性で食っても害にならない製品開発をさせるべきです

 子供のころ固い洗濯石鹸をネズミが食べるのを見て石鹸は無害なものと知った。
無害なものを開発させるのが環境省の役目。自公政権+維新・国民ではそんな環境省はできない、日本にも緑の党が必要ですね


nice!(0)  コメント(0) 

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう! [環境問題]

 「浜田の翁」さんから、海水利用企業から使用料をいただくべきであるという、画期的な政策が提案されました。このことについて明日は事務局長の感想文をお届けします。  kawakami

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう!

 まだ試案段階ですが 、東京湾の海水温度を上昇させている、東京湾岸特定事業企業(コンビナート企業)。ひいては日本の海で 海水を冷却用に使用して無尽蔵に 温排水を垂れ流している企業に次のような海水利用料を負担していただく。

(企業の総合排水口水温(℃)―海水吸水温度(℃)差(Δ℃)の累進温度係数+ 基本料が海水利用単価(円/㎥)を一か月期間中に利用した海水量(㎥/1か月)を×た額を利用料として徴収する。


 計算例・海水ポンプ汲み上げ能力10㎥/1時間24時間連続稼働1か月(30日)運転している企業、総合排水口の1ヶ月間 平均温度が7℃だったら、表から10円/㎥です。
利用海水量は10×24×30=7,200㎥/月です。
これに7Δ℃の10円/㎥ 掛ける。7,200×10=72,000円/月 です。
企業努力でΔ℃が7℃が 5℃に成れば7,200×8=57,600円/月となります。

 この使用料は沿岸地方自治体と県が管理し、事務費以外はすべて次の目的に給付する。
対象海域で生業を営んでいる個人、組合、や海水浄化活動実践している非営利活動法人等、海水浄化研究や浄化装置企業の誘致費用とする。(注意:原発村みたいな利権がらみは断固排除する)
工業用水使用量は利用企業が負担している。
日本全体の工業用水単価は 25円/㎥である。
海水利用料を企業には負担していただくのは何もやましい事では無いと考えますが皆さん如何でしょうか? 
      
 この法案を国の施策で早急に施行する。味噌は:企業努力(Δ℃を小さくする)事が出来る。海水冷却装置新設企業には無利子貸し出しする。これがうまく回り始めると、海水温度上昇が抑えられるんでは・・と思っています。
◆ 註 この提案には「海水吸排水温度差利用単価換算表」(単価円/㎥)まで添付されてあります。東京湾をこうしてよみがえらせたいものです。(クリックすると大きくなります)

海水利用料金.PNG


nice!(0)  コメント(0) 

みんなのおうちに太陽光 [再生可能エネルギー]

 千葉県では下記のようにキャンペーンをやっています。
「みんなのおうちに太陽光」で検索すると出てきます。せき

 千葉県は太陽光パネル・蓄電池を県民みんなでおトクに購入する共同購入の参加者の募集を開始します。
 日々の生活に使う電気を自宅で発電できる太陽光パネル、そして発電した電気を夜間も有効に活用でき、災害にも安心な蓄電池。おうちの電気代の節約にもつながります。おうちでできるSDGs!
この機会におトクに購入しませんか!?

 袖ケ浦市もこれにならって太陽光発電に対してもっと積極的な取り組みをして欲しい。

nice!(0)  コメント(0) 

大東建託 2 [残土埋立]

 昨日は大東建託社が、びっくりするような良いことをしているニュースでした。今日は直接ではありません。熱海土石流問題で、市長が告訴されたというニュースです。

 現在14棟84世帯のアパート群の宅地建設は、着々と工事が進行中。9月には完成し、完成検査終了後、10月1日から入居者がいよいよ入るという段階に来ています。
 
 この間、蔵波区長OB、地元隣接地権者を中心に、市に呼びかけ、大東建託、市議会議員有志等で、現地建設現場検証を行いました。排水・防護施設、倒木、隣地に断りのないままの境界線埋め立て、隣地への入り口がない状況の工事等問題点が浮かび上がっています。

 関係者の努力で、埋め立て地全体の安全性や、総合的宅地開発、市の協力事項等をまとめて、施行・発注者や大東建託に提言したものの、放置されたまま事態は進んでいます。
 完成し入居者が入ったころ、台風の季節になります。もし熱海の二の舞が起きるようなことでもあれば、だれが責任を取るのか。施主と建築会社は当然として、許可した市と県も責任があることを、今回の市長告訴は明らかにしています。このことは私たちは当初から指摘してきました。何事も起こらぬことを願いますが、今の状況では、到底完全施設とはいいがたいものです。

 以下新聞記事(8月17日東京新聞)を紹介します。(クリックすると大きくなります)

熱海土石流.PNG  
nice!(0)  コメント(0) 

大東建託のこと2件 [残土埋め立て問題]

 「大東建託社」という名前にご記憶はありますか?この会社について、関連する別件記事が二つ、連続して掲載されています。はてなんでしょう。その前に、議会の一般質問でも、もちろん私たちのブログにも登場した事案があります。そうです。「蔵波六中・14棟84世帯のアパート群」の宅地開発を、不認可になったにもかかわらず建設中の業者が「大東建託社」です。
 この「大東建託社」についての第一の記事は、病床にある会員から届けられたもので、
「大東建託社はこんな良いこともしているんだ」という記事なのです。以下興味関心のある方は拡大してお読みください。(クリックすると大きくなります)

 画面が暗く読みにくいので、簡単に紹介します。
① 大東建託は、当社が建築したアパートに入居したオーナーから、間借りして太陽光パネルを設置し、入居者に電気を売ったり、国の固定価格買い取り制度を利用して、売電するビジネスを始めたということです。
② 設備の設置と管理は大東建託が行い、入居者であるオーナーには月に15000円ほどの賃料を払うのです。入居者にはとても喜ばれているし、CO2排出減にも寄与しているという、とても良いニュースです。

大東建託1.PNG
nice!(0)  コメント(0) 

さわやかメール [環境問題]

木更津市に、野々山昇・陽子ご夫妻が住んでいらっしゃる。ご主人は環境計量士(かんきょうけいりょうし)という変わった資格を持っていらして、市民団体の会報等に論文を寄せてくださっている。
 環境計量士とは、計量法に基づく、経済産業省所管の国家資格であり、環境に関する濃度、騒音並びに振動についての計量結果を証明するのには必要であるという資格である。
 お二人とも、環境問題にご一緒に取り組んでいらっしゃる。
 さて、その奥様から、さわやかなメールが届いたのでご本人のご了承を得て掲載する。
                                 kawakami

 残暑お見舞い申し上げます。
木更津市に住む私ですが、自転車で袖ヶ浦公園を経て長浦おかのうえ図書館ヘ行くのが好きです。

心地よい風に吹かれて、カーボンフリーのチャリで疾走していると、突然猛スピードで横を通り抜ける外車?

あれってカーボン排出量凄いですよね [あせあせ(飛び散る汗)]
しかも有害物質含む排気ガスまでめちゃ出してる?

自動車を運転できない私のひとり言、読んで頂き、ありがとうございます。

話し変わりますが、政策研のブログ、興味深く読ませて頂きました。

北欧諸国のように、環境、子育て、教育や福祉を大切にしている国がこれからは大きく伸びていくのでしょうね。

以前に書いたかも知れませんが、日本在住のスウェーデン人環境ジャーナリスト、ペオ・エクベリさんによると、持続可能な地球環境に必要な黄金ルールはたった3つ。

その1・できるだけ地下資源は採らない

その2・自然に返す事が出来る以上に採らない

その3・生物多様性を守る

いちばん大切なのは、民主主義が正しく機能する事だそうです。

        野々山陽子


nice!(0)  コメント(0) 

政治の貧困で没落する日本3 [日本の将来]

富樫論文最終号です。(クリックすると大きくなります)

no-berusyou.PNG


 その一方、中国は世界中から知識人を高給で買い集め、日本で疎外された研究者が中国に進出しています。
さらに中国は米国など敵対国にも留学に大金を投じています。
 米国は敵対国の中国にも門戸を開いているところは感心しますがインド人中国人の力なくしてアポロ計画成功はなかったとも言われ、持ち帰った知識・技術は最近の中国の行動を見れば親切をあだで返されている感じですね!!
その効果は論文数に顕著に表れています。
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20210817_n01/ 
 1年当たりの論文数は、中国が約35万3200本、シェア21.8%で、昨年の調査と同様に、米国の約28万5700本、17.6%を抑えて世界1位
 論文アップ数のみならず論文のレベルも上がっており、参照数でも世界一、将来はノーベル賞受賞者数でも世界一になるのではないでしょうか?
                           (この稿終了)

nice!(0)  コメント(0) 

政治の貧困で没落する日本 2 [日本の将来]

(昨日の続きです)(クリックすると大きくなります)

主要先進国平均年収ランキング.PNG


 日本人の平均年収は、1997年から2020年までわずか0.3%の上昇でしかなく、順位は14位から22位まで落ち、そして

        韓国(同45%)に抜かれてしまった。

 没落した原因の大きな理由が堕落した政治家 ――> 役人・マスコミ ――>怒らない国民の構図と自分は独善的に感じていますが、資源のない日本が明治維新以降、驚異的に世界に追いつき、また戦禍の荒廃から立ち直って経済大国と言われるまでに成長した大きな原因は寺子屋から始まった高い識字率・教育レベルと大学や研究機関への研究支援、自由な議論体制であった。

 この体制を壊したのは安倍晋三をはじめとする政治家、目先の利益追求に走る経済界、そして操られる役人の構図と思っていますが
 まずノーベル賞サイト https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/history/honor/award-b/nobel
に受賞者一覧がありますが最近のノーベル賞受賞者がテレビインタビューで話した衝撃的な言葉が私の記憶に残り、その解答があると思います。

『 時間がかかったり、経済効果が見えない基礎研究を粗末に扱う今の日本の体制では今後ノーベル賞から日本人の名前が減るでしょう。』 
 この言葉を私は数名のノーベル賞受賞者のインタビューで聞いています。

 この実態は一般企業の研究所でも共通で昭〇▼◇(株)研究所に勤務したときに本社から数年で成果が見えない研究テーマは廃止の方針が出され研究所員が飲みながら怒っていいました。
 企業レベルでも大学レベルでも国の研究機関でも目先の成果のみを求め時間のかかるもの、自然科学のような経済効果が見えないものは真っ先に予算が削除・減額され研究員は消えてしまう
 米国は世界中の奥地・高地まで派遣して遺伝子収集し特許化している姿勢の真逆が日本!!

nice!(0)  コメント(0)