SSブログ

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう! [環境問題]

 「浜田の翁」さんから、海水利用企業から使用料をいただくべきであるという、画期的な政策が提案されました。このことについて明日は事務局長の感想文をお届けします。  kawakami

「海水利用料」で東京湾をよみがえらせよう!

 まだ試案段階ですが 、東京湾の海水温度を上昇させている、東京湾岸特定事業企業(コンビナート企業)。ひいては日本の海で 海水を冷却用に使用して無尽蔵に 温排水を垂れ流している企業に次のような海水利用料を負担していただく。

(企業の総合排水口水温(℃)―海水吸水温度(℃)差(Δ℃)の累進温度係数+ 基本料が海水利用単価(円/㎥)を一か月期間中に利用した海水量(㎥/1か月)を×た額を利用料として徴収する。


 計算例・海水ポンプ汲み上げ能力10㎥/1時間24時間連続稼働1か月(30日)運転している企業、総合排水口の1ヶ月間 平均温度が7℃だったら、表から10円/㎥です。
利用海水量は10×24×30=7,200㎥/月です。
これに7Δ℃の10円/㎥ 掛ける。7,200×10=72,000円/月 です。
企業努力でΔ℃が7℃が 5℃に成れば7,200×8=57,600円/月となります。

 この使用料は沿岸地方自治体と県が管理し、事務費以外はすべて次の目的に給付する。
対象海域で生業を営んでいる個人、組合、や海水浄化活動実践している非営利活動法人等、海水浄化研究や浄化装置企業の誘致費用とする。(注意:原発村みたいな利権がらみは断固排除する)
工業用水使用量は利用企業が負担している。
日本全体の工業用水単価は 25円/㎥である。
海水利用料を企業には負担していただくのは何もやましい事では無いと考えますが皆さん如何でしょうか? 
      
 この法案を国の施策で早急に施行する。味噌は:企業努力(Δ℃を小さくする)事が出来る。海水冷却装置新設企業には無利子貸し出しする。これがうまく回り始めると、海水温度上昇が抑えられるんでは・・と思っています。
◆ 註 この提案には「海水吸排水温度差利用単価換算表」(単価円/㎥)まで添付されてあります。東京湾をこうしてよみがえらせたいものです。(クリックすると大きくなります)

海水利用料金.PNG


nice!(0)  コメント(0)