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反対討論から市政の問題点を考える 4 [議会ウオッチング]

  篠崎議員の反対討論は17号、18号と続きます。17号は後期高齢者医療特別会計問題。18号は介護保険特別会計問題です。このうち特に、18号については「これは酷い」と思われるでしょう。問題は国の政策ですが、それをそのまま国に言われる通り実行する。自治体としての独自性ゼロ。国の代行機関に過ぎない自治体であれば、必要ない機関と言えましょう。特に18号について取り上げます。

 介護医療問題です。ここでは入院食費が値上がりするという内容です。年金収入80万以上の施設入所者には、従来は補足給3段階に位置付けられ、従来は2万円に抑えられていました。それが令和3年から、さらに細分化し、①は80万~120万の人は従来通り。② 非課税・年金収入120万円以上の人は
食費が従来の月2万円から一気に4万2000円に上がったのです。
 年収120万円ということは、月10万円ということです。施設入居費総額は食費・居住費・利用料・介護保険料6万円+理美容・洗濯・娯楽教養2万円+食費42000円=10万2000円になり、10万円の枠を突破します。
 
 こうして、見ていくと、「骨の髄まで搾り取る」という悪徳代官の、あるいは奴隷制度の匂いが湧き出てくるようです。憲法25条は「生存権・国の社会的使命」を謳っています。「すべての国民は、健康的で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と書いてあります。
 政治に関与するものは、憲法をもう一度読み直してほしいものだと思います。

◆ 反対討論の内容から、市政の問題点を浮き彫りさせていただきました。篠崎議員に感謝申し上げます。
(この稿終了)
                                 Kawakami



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反対討論から市政の問題点を考える 3 [議会ウオッチング]

 ◎ 今日は議案第16 号の反対討論全文をお知らせします。

   議案第16号、令和4年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計予算に反対の討論を行います。

この予算の総額は、歳入歳出それぞれ62億4千8百万円で、令和3年度当初予算比で、1億1千8百万円、1.9%の減です。
 歳入のうち一般被保険者国民健康保険税、11億7千76万4千円については、国保加入者が減少傾向のなか、令和3年度との比較で1億2千90万2千円の増です。令和3年度の当初見込みでは、コロナ禍で10%減の見込みだったが、これが上振れし、10.5%の増額を見込んだとのことでした。
 一方で、受診時に全額一時自己負担となる資格証の発行は、今年2月末時点で110件、短期証発行は、132件です。資格証は、悪質な滞納者のみに発行するとされているにもかかわらず、連絡がつかず実情が把握できない複数の被保険者に発行しているとのことでした。受診抑制と場合によっては命に関わる資格証、短期証の発行は、取りやめることを改めて求めます。

 また、一般会計予算でも指摘しましたが、法定外繰入れが、令和3年度と同額の2500万円にとどまっています。以前の1億5千万円に戻し、協会けんぽよりも負担の高い国保税の軽減を図るべきです。全国知事会も国庫からの1兆円負担を求めており、制度が違うからという理屈は、成り立ちません。
 以上、議案第16号、令和4年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計予算に反対の討論とします。


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反対討論から市政の問題点を考える 2 [議会ウオッチング]

⑥ 違法埋め立て地宅地建設問題
 廃棄物・土砂対策事業、8百27万5千円では、依然として残土条例制定の検討すらしないとのことです。蔵波中(ちゅう)六(ろく)のアパート建設は、過去の農地法違反が明らかとなり、違法な軟弱地盤が埋め立てられ、残土条例の違反の可能性も濃厚なのに、その地盤の上に14棟84世帯が居住するアパートが建設中で、事業者は、子育て世帯が住むだろうとも話しています。
◆ 農業委員会はこの土地は違法埋め立て地で、建設地転用不許可の決定をくだしたところです。農業委員会決定を無視しての宅地開発を強行し、崩落でも起きたとなれば、責任は市と県の不作為によるものであることは明白です。怖ろしや・・怖ろしや・・・

⑦ ごみ処理とCO2排出増 
 衛生費、一般廃棄物処理費中、ゴミ処理事業、10億4千109万円、次期広域廃棄物処理事業251万1千円では、これまでのかずさクリーンシステム(KCS)を推進し、引き続き、PFI事業として、令和9年4月から同様のガス化溶融炉による広域廃棄物処理事業を推進するものです。KCS稼働前から指摘しているように、同事業は、廃棄物を高温熔融することで大量の2酸化炭素を発生させ、地球温暖化を推進し、資源であっても高温熔融で消滅させる SDG'sにも逆行するシステムです。
◆ こうなってくると、木更津市に合併されたようなものですね。ゴミ袋値上げも、一息ついた後、もう市民からは忘れられているだろうと、ぼつぼつ出てくるのでしょう。

⑧ コメ生産農家米価下落 
 農林水産業費、飼料用米等拡大支援事業、千百22万8千円では、飼料用米生産の拡大で主食用米の減産を促進するもので、100%国庫支出です。昨今、市内のコメ生産農家でも米価の下落の影響が大きく、「これではとても食べていけない。コメ生産を続けられない」との声も聞かれます。
◆ 日本の食料自給率はご存知ですか?

⑨ 市営住宅管理費がたった249万円
 住宅管理費、市営住宅維持管理事業、249万8千円では、老朽化が進む市営住宅について維持管理するものですが、以前から問題となってきた市営住宅のあり方の検討が、不十分なままです。
◆ たったこれだけの金額で、どこを修理したり、管理したりするのでしょう?

⑩ 給食費
 教育費、学校給食費中、給食センター運営費、1億3千7百11万4千円では、前年より千百55万9千円の減です。昨年8月の入札で調理委託業者の入れ替えがあったとのことです。3年契約で調理員は、これまでの方々を引き続き雇用するとのことですが、くれぐれも給食内容の質が落ちることのないよう継続しての監視を求めます。併せて、この際、学校給食は、教育の一環として位置付け、無償化の検討と実施を求めるものです。
◆ 給食の入札は安ければよいというものではありません。子どもたちに何を食べさせようとしているのでしょう?心配です。

⑪ PCR検査予算なし
 PCR検査費用や抗原検査費用など、特に学校施設、介護・医療施設の職員や利用者を繰り返し検査する予算が組まれていません。
◆ 市長の言動では「検査して陰性であってもその時だけのものであり、確定できない」などとしています。あきれた。
                 (明日に続く)      kawakami
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反対討論から市政の問題点を考える [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議会3月議会が終了しました。お疲れさまでした。ブログでは一般質問傍聴記を5回報告させていただきました。録画配信があって、家にいて聴くことができ、とても助かります。
 さて最終日に、塚本議員と篠崎典之議員の反対討論がありました。反対討論を聞いていて、反対討論の中には、今市政で問題となっていることが、数字を通して明らかになることに気が付きました。

 そこで今日から、数回に分けて、篠崎議員の反対討論である15号議案から18号議案まで、四つの討論があるのですが、この中で取り上げた問題点について、整理してみることにしました。
 ご一緒に、問題点を考えてみましょう。今日は第15号議案「令和4年度袖ケ浦市一般会計予算」の反対討論から、取り上げた問題点を列挙してみたいと思います。

① 市役所職員増について
 一般職人件費、10億2千3百81万1千円・・3月1日現在、627人の正規職員のところ13人の定員増となり、640人の正規職員とするとのことです。
 新型コロナ対応やワクチン接種など経験の蓄積は進んでいるとのことですが、市役所の業務は、長期的に見ても増加し、長時間残業が恒常化している部署もあります。また災害等の不測の事態も増加しています。今回の定員増は評価できますが、引き続く正規職員増加と職員育成、適正な人員配置を求めるものです。…
◆ いいことです。昨年の一般質問で、とんでもない長時間残業の記録にびっくりしました。優れた職員の方々がいらっしゃることはよく知っています。働いていてやりがいのある毎日でありますよう念じています。なお無駄な職務はないのか・・事業仕分けは大丈夫かな?

② 利用者切り捨てのJRに対して・・
 鉄道整備促進事業、18万1千円では、JRが駅舎新築の際に一方的にみどりの窓口を閉鎖、ホームからのエスカレーター設置を拒んでいる問題について、JR東日本千葉支社等との交渉が進んでおらず、事態が推移していないようです。また、2019年の台風で破損した東横田駅ホームの屋根の改修もそのままです。
 ◆ JR東日本千葉支社は「みどりの窓口」閉鎖だけではなく、無人駅をどんどん増やし、その上ワンマン電車、遠隔操作駅など‥考えられないような合理化を進めています。昔の国鉄時代が懐かしくなるほどです。あの頃は鉄道マンに誇りがありました。いまは「今だけ、金だけ、自分だけ」内部留保をどっさり溜めて安全軽視…乗車が怖くなりました。

③ マイナンバーカード増
 戸籍住民基本台帳費中の戸籍・住民基本台帳事務費、5,036万8千円では、令和4年3月1日時点の個人番号カード、いわゆるマイナンバーカード累計交付枚数が、2万7千214枚とのことです。
 ウイルスやハッカーによる悪用、医療データや年金記録、健康保険で管理している職歴データなどバラバラに存在している情報のリンクが意図的にマイナンバーでリンクされる危険など懸念される点は無数にあります。
 ◆ 友人にマイナンバーカードを持っているか聞いたら「私は管理されることが嫌いだから持つ気はない」と一言で言われました。これがすべてです。

④ 国民健康保険法定外繰り出しゼロに
 社会福祉総務費中、国民健康保険特別会計繰り出し金、4億6千144万1千円では、以前は、毎年1億5千万円だった法定外繰り出し金が、2500万円のままです。令和5年度にはゼロにする方針です。
 民生費、老人福祉費中、はり・きゅう・マッサージ施術費助成事業、171万3千円では、令和2年10月から助成対象をそれまでの65歳以上だったものを75歳以上に引上げてしまいました。その減額分を75歳以上高齢者のみで構成する世帯のタクシー助成金に活用しているようですが、なぜここから回す必要があるのでしょうか。65歳以上の方への助成に戻すべきです。
 ◆ 民生費は一番削りやすい項目のようです。この時の理由は「受益の公平化」という言葉が使われます。財政悪化を理由に、低所得者・高齢者への行政サービスを90項目近く削り、財政悪化ではなかったことが判明しても、戻そうとしなかったことを思い出します。

⑤ 火葬費12000円
 火葬費助成事業、2千115万3千円、火葬場整備事業、6億3320万2千円では、木更津市が主導する火葬場整備と助成費等です。当初から木更津市主導のPFI方式による整備運営には、反対してきましたが、いよいよ令和4年12月の供用開始となるとのことです。ご遺体の火葬費用の市民負担額は、4市での協議で、大人1体、12,000円となるとのことです。
 ◆ 市原市は市民であれば火葬費無料です。なぜか・・もともと自治体の責務とされていたものの一つに火葬場があります。単独設立自治体では、市民は無料が当たり前のことであったのです。木更津市中心の火葬場建設の結果、木更津市民の火葬経費はいくらなのでしょう。同額なのでしょうか?

 まだまだ続きます。びっくりしながら書いています。ふつう気づかないことばかりが並んでいます。
よい機会です。全部続けていきますね。明日へのお愉しみ・・。
                               kawakami

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学校にも再生可能エネルギー設置進む [市政全般]

 今日は学校にも再生可能エネルギー設置が、どんどん進んでいることの実態をお知らせする。文部科学省直々の資料なのだ。以下統計資料などもあるのだが、読みやすいよう簡略にまとめてみた。
 吾が袖ケ浦市の学校は、どのようになっているのであろうか・・ゼロカーボンシティー宣言について、これから調査・検討し、来年度実施を目指して進めるというのんびりしたテンポなので、おそらくラストランナーの名誉を飾るのであろう・・・ (資料収集は事務局長)        kawakami

◆ 文部科学省は2021年8月31日、公立学校施設における再生可能エネルギー設備等の設置状況(2021年5月1日時点)の調査結果を公表した。太陽光発電設備の設置校数は11,456件で、設置率は前回調査(2018年度)の31.0%から34.1%に増加していることがわかった。
調査対象は全国の公立学校施設。具体的には、幼稚園(幼保連携型認定こども園を含む)、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校。
調査項目は、再生可能エネルギー設備等の設置状況。調査対象設備は、太陽光発電設備、風力発電設備、太陽熱利用設備、バイオマス熱利用設備、地中熱利用設備、燃料電池、雪氷熱利用設備、小水力発電設備。

◆ 種類別の再生可能エネルギー設備設置数の合計は、下記の通り。
• 太陽光発電設備 11,456校(「設備接続」と「小型」を両方設置する学校は1校とする)
• 風力発電設備 501校
• 太陽熱利用設備 222校
• バイオマス熱利用設備 283校
• 地中熱利用設備 122校
• 燃料電池 14校
• 雪氷熱利用設備 11校
• 小水力発電設備 7校

◆ 地球温暖化対策が喫緊の課題となっている中、政府が掲げるカーボンニュートラルの実現に向けて、建築物の更なる省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入が求められている。
このため、学校施設についても、屋根や外壁の高断熱化や高効率照明などの省エネ化、太陽光発電などの導入により、年間のエネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指したZEB化を推進することが重要となっている。国は、公立小中学校施設でZEB化を目指す際は、省エネに合わせて創エネ分として、太陽光発電設備50~100kWを設置することが有効であるとしている。
同省は、地方公共団体のニーズを踏まえ、公立学校施設への太陽光発電設備等、再生可能エ ネルギー設備の導入を推進し、カーボンニュートラルを実現できるよう財政面も含め、 引き続き支援する。

  資料・・文部科学省-再生可能エネルギー設備等の設置状況に関する調査結果について

学校に太陽光電気を.PNG


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富津からの戦争反対スタンディング [平和]

 富津市で、「新婦人の会」の人たちを中心に、富津市内にある3つの大きなスーパー前で、ウクライナ侵攻抗議、戦争反対のスタンディングをしているということを、友人が知らせてくれました。
袖ケ浦でもしようという声は上がったのですが、木更津の集会に行くことで、独自の取り組みができませんでした。富津の皆さんの声が、世界中に届きますように・・・   kawakami

富津・戦争反対スタンディング.PNG
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環境アセスメント資料閲覧の延長実現 [環境問題]

 アセス資料の縦覧の延長                     関  巖

 3月13日にガス火力発電のアセスの説明会があり、アセスの資料の縦覧が3月31日まで、アセスに対する意見書の提出締め切りが4月14日と説明がありました。そこで縦覧期間を4月14日まで延長して欲しいことを、3月14日に市役所にお願いしました。
(下記要望書)
 3月23日に市より次のような回答をいただきました。

「ご要望をいただいたとおり、市から事業者や千葉県に対し、延長を要望いたしました。
事業者や千葉県との協議に時間を要してしまいましたが、結果的に、法律で定められている「縦覧」ではなく、事業者が任意で行う「閲覧」という形で、4月14日まで、縦覧と同様の形で実施することといたします。事業者のホームページにも掲載いたします。」

 一般に行政は、一旦決めたことを変えることはなかなか難しいことが多い中、このように柔軟に誠実に対応してくれたことを高く評価したいと思います。

(要望書)
                              2022/03/14
 高橋環境経済部長
政策研会長  関  巖
環境影響評価準備書縦覧期間延長のお願い

 3月13日に行われた千葉袖ケ浦天然ガス火力発電所建設計画の上記説明会で縦覧期間が3月31日まで、意見の提出期限が4月14日までとの説明がありました。

 準備書の閲覧については閲覧しにくいとの意見がいくつか寄せられています。
例えば平日の日中が仕事の勤労者にとっては、市役所に置かれている準備書の閲覧時間は勤労者の仕事の時間と重なり閲覧できません。
またインターネットに載っている準備書はコピーも印刷もできません。
 このように市民に閲覧しやすいような工夫がされていない上に、意見書の締め切りの前に閲覧期間が終わってしまう、という不合理さもあります。

 このことから閲覧期間を意見書提出期限の4月14日まで延長して欲しいことをお願いいたします。
 下記に説明会終了後に、司会をしていた大塚さんと私とのやりとりを参考につけておきます。
説明会が終わって、「意見書の提出が4月14日締め切りということだが準備書の閲覧が
3月31日までと短い、閲覧期間を延長して欲しい」と申し入れたら
大塚「法令でこのように決められている」
関 「横浜は延長している」
大塚「それは横浜市独自の判断でそうしている」
関 「袖ケ浦市が延長すると言えば延長できるのか」
大塚「それならできる、市の判断である」
関 「明日市役所環境管理課に電話して要望するので、会社からも
   市民からそのような要望があったと市に伝えて欲しい」
大塚「市に伝える」このようなやりとりがありました。


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袖ヶ浦市議会一般質問 5 [議会ウオッチング]

  となみ久子議員の一般質問を聞く。今回はどのような問題を取り上げ追及するのか。期待が膨らむ。大綱3点である。この中で私個人が一番関心を寄せているのは3番目にあるデマンドタクシー試行の問題である。前年度デマンドタクシーについて、市としては、急に否定的な発言をされたことがありビックリしたものだ。それがすることになったことだけでも、免許証返納者にとっては喜ばしいことなのだ。
 大綱3点は以下のとおりである。

1 新型コロナウイルス対策と対応について
2 市立幼保施設のあり方について
3 生活の足の確保・充実について

 1では国の後追い行政と、さらにそのあとを追っかける市の行政という図式を明らかにさせてくれた。

 2では、平川地区における公立幼稚園・保育所老朽化に伴う、幼保施設についてのアンケート内容の追求である。このアンケートはすでに市が構想している公立施設を廃止して、民間による「こども園」を創る方向に誘導するようなアンケートではないのか・・・という観点からの鋭い質問であった。
 私は、ここ数年、公立幼稚園・保育所から、民間活力を理由に、私立の施設に変更しつつあることと、それが特定の経営者によって行われていることに疑念を持っている。
 平川地区には吉野田保育所・平川保育所・中川幼稚園の3つの公立施設がある。この三つの施設をどうしようとしているのか・・・。アンケートなるものをわたしも読ませてもらうことにした。

 3では日程が明らかになった。『地域公共交通活性化審議会』で討議が6月。その結果を受けて道路運送法にも基づく手続きに2か月。9月には具体的登録作業に入るという。
 その前に説明会が開かれる。これにはぜひ参加しなければならない。

 となみ議員の質問は、何としてでも聞きたくなってしまう。質問でとんでもないことは起きたりする。(前議会の市長陳謝)目を離せない。毎回期待していることをお伝えしたい。
                              kawakami


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AIバスに乗ってみた [公共交通機関]

 今から10年は前だと思うのですが、市から「公共交通を考える会」が出来て、そこの委員?になり、何回か会議を行いました。確か千葉大の先生と学生も参加して、木更津八幡平の地域バスを取り上げ、袖ケ浦でもそのようなシステムを作ろうとしていたのかもしれません。

 その時、私がパソコンやスマホが発達している現在、高齢者にタブレットを与え、バスを自分の乗りたいところと時間を指定して運航できるシステムを提案しましたが、受け入れてはもらえず、この委員会もなんの連絡もなく、立ち消えになってしまいました(笑い)

 今日の毎日新聞の記事、これは私がその時提案したシステムを構築してありますね。
袖ケ浦はいつもなにかやるときは「二番煎じ」、たとえやってもお茶を濁すような事ばかり。たまには全国に先駆けて目新しいことをやってほしいですね.
 別に無理に無料にはしなくtも、普通に乗れるくらいの値段(200円とか300円とか)にしても結構。
実現することが大切。

添付画像はその記事です。(クリックすると大きくなります。)

AIバスに乗ってみた.PNG

                        会員からの投稿





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袖ヶ浦市議会一般質問 4 [議会ウオッチング]

 稲毛茂徳議員の一般質問を傍聴する。稲毛議員は当選以来6回の登壇機会のうち、4回目の登壇である。会員からいい質問をされていることを聞いていた。
 今回の質問を聞いて、評判通りの方であることが分かった。特に私がすごいと思ったことを中心に感想を書かせていただく。

質問大綱は3点である。
① 災害発生時の各種協定の発効について
② 袖ケ浦駅周辺エリアの朝夕の交通渋滞緩和対策について
③ 令和3年新たな発想で取り組まれた袖ケ浦市街づくりに資する取り組みや、令和4年度以降の計画について

 稲毛議員の質問で特にすごいと思ったこと2点

① 大綱1点目では各種協定を結んだ、行政関係機関、関係企業、種目別企業名等を、徹底的に調べ上げ、質問が具体的であり、特に大規模災害での避難個所、仮設住宅建設に至るまで、質問が及んでいた。答弁も、質問が具体的なので具体的に答えなければならない。
 準備に相当掛かったことであろうと推察する

② 特に2点目、交通渋滞質問には思わず「スゴイ!」と口に出てしまった。なにが凄いのか。渋滞箇所すべての箇所で、実際に渋滞の実態を1時間ずつかけて、上下通行車両数を調べ上げ、電車通過による踏切閉鎖時間数との関連も含め、渋滞の実態を明らかにしていることである。この調査は、大変であったと思う。
  例えば 1時間内に、電車通過9本、停留14回 通行車両241+291合計532台といった調査結果である。

 発言は明確。爽やかな質問であった。今期このような議員が当選されたことを嬉しく思う。
心からの拍手と、今後のご健闘を祈ること切であることをお伝えする。

                           kawakami
追記 調査は個人でされたものとは思われない。だとすればアルバイトの子でもお願いしたのか…あるいは支持者が一緒になってされたものなのか・・・どちらでもすごいことなのだが、もし支持者が一緒にされたものであるならば最高!  そんな後まで考えてしまう質問であったと思う。


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本会議一般質問傍聴記 3 [議会ウオッチング]

 湯浅議員は当選以降一般質問を欠かしたことはない。質問も単なるG&A方式質問ではなく、ご自分の調査に基づく鋭い質問内容へと、歩み続けている。
 今議会でも大綱3点、いずれも袖ケ浦市が抱えている重要課題である。その主要な点について報告する。                            kawakami

1 環境に配慮した政策について
2 地域活動の活性化について
3 蔵波中六アパート建設工事について

◆ ゼロカーボンシティ宣言  2022年2月28日現在
 598自治体(40都道府県、365市、20特別区、144町、29村)が 「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明。表明自治体総人口約1億1,523万人※。(環境省)
日本の全人口は1億2534万人(統計局2月1日現在)

 湯浅議員は実現の日程について早期実現を求め、見通しについ厳しく問いただした。何とあきれた答弁が戻ってきた。
「市民の意志がこのことで一体になるよう、来年度全市的アンケートを実施し、その結果を見て検討したい。」
この答弁にため息が出てしまった。あきれた。

◆ 自治会の加入率
 1991年 87.5%  2020年 62.8%   2022年 59.3%  という現実。
湯浅議員は、新たに開発した地域や、蔵波台のミニ開発地域の自治会づくりの手立てを書いたパンフがあるけれど、この内容では、レベルが高すぎるのではないか・・・と疑問を投げかけ、市が率先して手引きをする方法を提起した。転入者が窓口に来た時の対応も含めて自治会加入率を高めないと、市の活性化は実現不能と追及。

◆ 蔵波6中での14棟84世帯アパート建築問題では、5月7日に行われた農業委員会で疑念が出ているにも関わらず、「継続審議」もせずにそのまま転用許可を出してしまったことが、問題の原因と言えるのではないか。資料の十分な調査もせず、許可を出してしまったことに責任は感じないのか。職務怠慢と言えるのではないか。と厳しく問いただした。
 農業委員会委員長の答弁は、前回篠崎議員への答弁の時とは、少し変わった対応であった。
「農業委員会は出された資料で討議して結論を出し、速やかに報告をするのが業務である。その後どのようになるのかは、農業委員会の権限外のことである。」
という趣旨であった。
 市長責任についても
「速やかに決定を報告している。あとは君津土木事業所と、綿密な連携を取り、都市計画法に基づく適切な宅地開発を行うよう進めていく。」

 自分には全く責任はない・・・平然とした姿勢であった。

◎ ごみ処理の報告もあるが、長くなるので割愛する。湯浅議員お疲れさまでした。若々しい活動的スタイルで市内を闊歩していらっしゃる。一層のご健闘を祈る。

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袖ケ浦市議会予算審議・火葬場 [議会ウオッチング]

 3月16日。予算委員会で衛生費の問題が討議されました。ここでは、長い間問題であった火葬場が結局木更津市の主導で建設され、それが12月から稼働することになったことから、ご遺体の荼毘に要する費用が論議されました。

 今までは、袖ケ浦独自の火葬場を持たないため、市原市と、木更津にお願いして、袖ヶ浦市民のご遺体の火葬料は負担料5000円で行われてきました。
     市原市利用   木更津市利用  その他  合計
2012年 399人(76%)  71人(14%)  55人  525人
2013年 410人(77%)  88人(16%)  35人  529人
上記使用料は 市原市  60000円 (55000円市からの補助)
       木更津市40000円 (35000円市からの補助)

 それが12月からは、市民の負担額は12000円になるということです。今提示された資料では、荼毘に付されるご遺体はどのくらいの費用が掛かるのか。12000円というのは、4市とも同額なのか。
 説明では、「このことについての市民からの意見は何もない」との答弁であるとのことです。今議会で初めてだされて、特に市民への説明もなく意見の出しようもないではないのか・・・。
 単独で建てた場合は、市民負担というのはゼロというのは市原市でした。木更津市はどうであったのでしょう。そして木更津市民の場合、負担額は同じ12000円なのでしょうか?
 
 今までの経過を無視し、ゴミ袋も含めて、2倍以上の負担金値上げを平然とする。市長は公約で、「市民の身に寄り添う政治」を掲げていたものが、「そりゃ選挙の時だもの、そのくらいのこと言っておかなきゃ…どうせ市民はすぐ忘れるんだから・・・」
というに等しい政策が、次々と出てくる。

 なんだかどこかの国に居た安倍とかいう首相に似てきたような・・
                              投稿 美深三郎

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袖ヶ浦市議会一般質問 2 [議会ウオッチング]

 14日一般質問最終日。冒頭は篠崎典之議員である。篠崎議員は環境保全行政に集中して、3点の問題を取り上げた
① 蔵波違法埋め立て地に建設中の14棟84世帯アパート群建設問題。ここでは今までの経緯から混乱を招いたまま進行中であることの基本的責任は農業委員会にあることを中心に追及
② 林地区夫婦作で行われている民間会社によ る金属破砕洗浄作業所では、地元住民から 水質・騒音等の環境被害についいて、行政としてこの間、行為社に 対して、どのように対処し、地元住民に対 し今後どのように不安を解消していくのか。
③ ゼロカーボンシティー宣言を行わないのか…追及。
 以上3点を追及した。ここでは特に第一の問題について報告する。

① については、特に令和3年5月7日に行われた第26回農業委員会総会での誤った結論が出されたことが原因であると指摘され、次のような記録を読み上げながら追及された。
「不法投棄で埋められた土地ではないか。ということは、市のほうでも、事務局のほうでもそういった確認をされているのではないですか。それって記録はないのですか。」
 という質問に対し
「埋立てに関しては、先ほどお伝えしたように指導事実が確認できないという形になりまして、環境部局のほうでも特にそうした書類の確認が取れないのです。」
との回答であった。さらには
「この不法投棄された物の検査とかは、もう既にしてあるのですか。その場合、もし違法な物が入っていたとかという場合、この許可申請が中止されるとか停止される、そういうことはないのですか。」
という質問まで出ている。これに対しては
「もし出た場合は是正されることを期待するとしか答えられない」
との応答があったこと。これを基に許可決定を出してしまった。
 ところが、次回までの間、実際には地元から次から次と記録が出てきて、違法埋め立て地であることがはっきりし、誤った決定であることがわかり、再審議の結果、不許可決定となった。

 この原因をつくったのは、事務局のずさんな調査結果であることははっきりしていることから、行政の不作為に対するけじめとして処分は考えないのか。
 またこのような間違いがあったとき、行政の責任者である市長として、県に直接謝罪と建築中止をお願いに走ることは当然と思うが、市長はそういう行動はとろうとしなかった。
なぜか?…このことについての答弁は、
「県関係機関とは常に連携して都市計画法にそっての解決を目指しています」
 市長の責任は全くない・・と言ったに等しい答弁にあきれてしまった。
 
 また、「宅地開発要項」に基づく、住民に対する説明会や地質、防災対策等についても、指導しっぱなしで、「実態は把握していない」の答弁を平気で行う神経にも驚いてしまった。

 前議会でも、あたかも議会全員の意見であるかのような資料を使った、審議会討議が問題になり、審議会自体が無効になった事案について、最終日市長謝罪があった。
これらのことが連続的に発生していることは、職員幹部に緊張感のゆるみが、各部署で生じてきているのではないのか…そんなゆるみを生み出している根っこは何か・・そんなことを考えさせる答弁が続いている。情けない話である。

 さすがベテラン篠崎議員の、徹底的調査と、現地取材に基づく質問は、あいまいな答弁を許さない迫力がある。市民のひとりとして感謝したい。
                             kawakami

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環境影響評価準備書説明会報告 [火力発電所]

 (仮称)千葉袖ケ浦天然ガス発電所建設計画環境影響評価準備書説明会報告
                 於袖ケ浦市民会館 13時半~16時 関  巖

 初めに準備書の概要を50分間スクリーンで説明した後、質問の時間を50分予定して
15時30分終了予定であったが発言者が多く40分延ばして90分取った。
主な質問や意見、それに対する事業者の回答を報告します。

 初めに事業賛成の発言がありました。
「原子力発電は絶対反対だ。電力が逼迫しないためそれに変わりガス火力を大いに進めてもらいたい。煙突が80mでもっと高くして欲しいがこれで大丈夫だと言う説明を信じる。本社を袖ケ浦にして法人税など市に入るようにして欲しい。漁民の人が非常に心配している。漁民に説明をしたか。漁業補償の金額は示しているか。電力会社が多すぎるもっと合併して体力のある電力会社にしろ。不退転の決意で進めて欲しい。共存共栄でやって欲しい。ガス火力完成を見守る市民の会を作って応援する。頑張れ!!」
これに対して会社は
「応援とても心強い。漁業関係には温排水の影響は少ないと説明し理解を求めている。補償金についてはまだ話していない。

 以後10数人より事業に対する疑問や懸念の質問、意見が次々とありました。
Q1,今大きな問題になっているCO2の年間放出量はいくらか。またこの大事なデータ を配付資料に載せないのはなぜか。
A1,年間472万トン、電力効率は0.307kg/kwで効率はとても良い。
 紙面の関係で載せなかった。
*こんな大事なデータを資料に載せないのはおかしいと質問者が発言

★ 一番多かった質問は大気汚染に関するものでまとめると
Q2,袖ケ浦はぜん息の子供が多い、千葉県は沢山の工場が来て大気汚染がひどい歴史が ある。光化学スモッグは基準が達成されていない。
A2,燃焼ガスはSOxを出さないがNOxは出す。排出ガスは脱硝装置などで低NOx にしてあり4.5PPM以下にしてある。
 効率の悪い古い発電所が撤退して私たちの事業所が入れ替われば全体として大気汚染が 減る。

★ 次に多かった質問は地球温暖化についてでまとめると
Q3,CO2排出が増えて地球温暖化につながる。異常気象で我々は大変な被害を受けて いる。2019年台風被害で大変な目に遭った。2050年のゼロカーボンとの整合性 はどうか。電力を買うのは価格だけで無く自然エネルギーで作られた電気を買う人も多 い。
A3,高効率で0.307kg/kwで1kw発電したときのCO2排出は0.307k gで古い発電所よりCO2が少ない。古い発電所が撤退すれば全体としてCO2は削減 になる。

Q4,千葉県の電力の半数以上は東京に送られている。千葉県に公害だけ出している。千 葉県に設置する理由は何か。
A4,冷却水があるとか東京に近いとか発電に適した場所が千葉県である。また税収や雇 用で地元に貢献している。

Q5,LNGはウクライナ侵攻でロシアからの輸入が途絶えたり価格上昇で将来の供給は 不安定ではないか。
A5,世界各地から分散して輸入しているので一地域が途絶えても大丈夫。

★ 放流水に対する質問も何人かから出ました。
Q6,水処理施設で放流水の検査で異常が出た場合はどうするか。放流する直前で検査を するような図になっているがその手前で検査しなければおかしい。
A6,異常が出れば水をまた水処理施設に戻して基準以下になるまで放流はしない。水質 検査は放流前の一カ所しか図に書いてないが実際は何カ所かでやっている。図が煩雑に なるので省いた。
Q7,放流水の水温上昇は問題だ。LNGの-176度を気化させるのに海水を使ってい るのでその水を水温の高い放流水を利用すれば良い。
A7,LNGの気化プラントと一体の設備にするのは難しいが、気化させるのに使った水温低下した海水の放流口と、発電所で水温上昇した海水の放出口が近いのでトータルでは同じ効果が出ている。
Q8,取水口などに貝などが付着しないように次亜塩素酸ナトリウムを注入するか。
A7,それは使わない。

Q9,送電線は東京電力が持っているので電力を売りたいとき東電が接続しないかも知れない。
A9,200万KWを送電する権利は持っているのでその範囲内なら自由に送電線を使える。

Q10,原発は何基稼働しているか
A10,日本で62基中5基が稼働している

Q11,電力の需要は今後伸びるのか
A11,横ばいである。経済成長でエネルギー需要が上がるが、一方で省エネが進み、プラス、マイナスで横ばいである。
*この回答に会場の複数の人から経産省では電力需要は減ると述べている、と指摘され訂正した。

Q12,異常気象などで災害になって送電線が止まり電気が来なくなって困った。電力も 地産地消で自前の再生エネルギーなどを使った方が良い。再生エネルギーを使う方向にいかないか。
A,12,中長期的にはそのように考えざるを得ない。今は再生エネルギーの不安定さがあ るのでその調整用にガス火力発電が必要。

Q13,地元への雇用はどのようか。
A13,社員が数十名、関連会社で100名ほど、またメンテナンスの時は外から人が来 て地元の商店などが潤う。

Q14,石炭火力の時は最終的に採算が取れないと言うことで撤退した。採算が取れる根 拠は何か。
*社員が今まで答えていたが会場から社長が答えよ、と言うことで中嶋社長が答えた
A14,高効率で安い電力が作れる見通しが立ったので採算が取れると判断した。

★ そのほか意見としてガス火力建設反対の意見が多数出ました。
一例として
私は石炭火力が撤退して本当に良かったと思っていたら、袖ケ浦市民が望む政策研究会のチラシで今度はガス火力が建設されると聞いてびっくりしました。袖ケ浦はぜん息の子供が非常に多い。子供達の将来のためぜひ撤退して欲しい。


質疑が終了した後、環境影響評価準備書の縦覧が3月31日まで、意見書の提出が4月14日までとの説明があって終了となった。

*終了後、私は意見書提出が4月14日までなのに縦覧が3月31日までではおかしい。縦覧期間を4月14日まですべきと申し入れた。

★ 感じたこと
① 質問が集中した大気汚染、CO2の危惧に対しては、最新の高効率の発電なので同じ量の電力を作るのに古い電力会社より大気汚染物質やCO2の排出が少ないので古い物に置き換わることで全体として大気汚染やCO2は減る、と言う説明であった。
 古い電力会社が撤退するという前提だが撤退するかどうかは相手の会社の都合なので必 ず撤退するとは限らない、そうすれば総量として汚染物質やCO2は増えることになる。
② 参加者に録音、録画、撮影は禁止しておきながら自分たちは記録のため録音録画すると いう、随分手前勝手だと言う印象を受けた。
③ スクリーンに細かく専門用語を並べてずっと説明していたが一方的な説明で十分わからない。途中で眠くなった。市民に本当にわからせようとする姿勢にかける印象を受けた。

◆ 次回の説明会は3月22日(火曜)午後6時30分~(6時~受付)   市民会館大ホール


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本会議一般質問傍聴記 1 [議会ウオッチング]

 9日、免許証を返還して2回目のバスに乗る。長浦公民館入り口停車場で降りる。小湊鉄道路線バスは1時間に一度程度である。帰りは歩くことにしたが、結局は迎えに来てもらった。10月から試行開始のデマンドタクシー範囲に私の住んでいる今井が入るかどうか・・・?

 久しぶりに塚本議員の質問を聞く。一般質問の数日前「塚本幸子のまちづくり通信」32号が新聞折り込みで入った。昨年の3月、6月、9月、12月4回の一般質問報告と、今回3月の質問内容を書いた通信である。市長選挙は惜しくも落選したが、議員再当選後の議会一般質問では休みなく登壇し、回を重ねるごと舌鋒が鋭くなってきている感じである。

 さて今回の質問では大綱2点。1点目は、代宿で問題になっているスクラップヤード規制について、独自条例制定を要望したこと。
ここでは、1点目を中心に報告する。             kawakami

 スクラップヤード規制条例についての市長回答は、この種の企業に対する規制法令がないことを理由に、千葉市での独自条例等を参考に目下試案策定中であること。日程は、4月~5月に骨子案を策定し、議会に説明をすること。来年度早期に成立施行を目指すというものであった。
 このことに対する質問では、次年度成立までの日程。市民への説明会、地域住民との合意の義務付け、近くに学校、病院等との関連を含めた設置基準と、その上での許可制、罰則として刑事罰も含まれるのか、運営上の基準、構築物の規制内容、汚水湧出、騒音規制、振動、火気、連絡義務、緊急立ち入り検査等々‥畳みかけるような迫力があった。

 併せて市独自の残土条例制定を求めたが、残土条例については、規制法令があることを理由に、市独自の残土条例策定の意志はない‥との回答である。市長は再生土埋め立て現場に行ったことがあるのか・・県の条例では規制できない問題があるから、独自条例が策定されている。理由にならない回答であった。また、不必要の理由に地権者の財産権の問題に触れていたが、鋸南町での裁判判決で、住民合意が前提条件になることが明示されている。思い込みでの理由づけは、答弁の質を下げるものであることも自覚すべきである

 「スクラップヤード」のことは、このブログでも、写真入りで、数回にわたって紹介してきた。
今議会では4人の議員が取り上げている。さらに深い討議を期待している。
 塚本議員…お疲れさまでした。拍手!

 
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