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反対討論から市政の問題点を考える 3 [議会ウオッチング]

 ◎ 今日は議案第16 号の反対討論全文をお知らせします。

   議案第16号、令和4年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計予算に反対の討論を行います。

この予算の総額は、歳入歳出それぞれ62億4千8百万円で、令和3年度当初予算比で、1億1千8百万円、1.9%の減です。
 歳入のうち一般被保険者国民健康保険税、11億7千76万4千円については、国保加入者が減少傾向のなか、令和3年度との比較で1億2千90万2千円の増です。令和3年度の当初見込みでは、コロナ禍で10%減の見込みだったが、これが上振れし、10.5%の増額を見込んだとのことでした。
 一方で、受診時に全額一時自己負担となる資格証の発行は、今年2月末時点で110件、短期証発行は、132件です。資格証は、悪質な滞納者のみに発行するとされているにもかかわらず、連絡がつかず実情が把握できない複数の被保険者に発行しているとのことでした。受診抑制と場合によっては命に関わる資格証、短期証の発行は、取りやめることを改めて求めます。

 また、一般会計予算でも指摘しましたが、法定外繰入れが、令和3年度と同額の2500万円にとどまっています。以前の1億5千万円に戻し、協会けんぽよりも負担の高い国保税の軽減を図るべきです。全国知事会も国庫からの1兆円負担を求めており、制度が違うからという理屈は、成り立ちません。
 以上、議案第16号、令和4年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計予算に反対の討論とします。


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