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本会議一般質問傍聴記 3 [議会ウオッチング]

 湯浅議員は当選以降一般質問を欠かしたことはない。質問も単なるG&A方式質問ではなく、ご自分の調査に基づく鋭い質問内容へと、歩み続けている。
 今議会でも大綱3点、いずれも袖ケ浦市が抱えている重要課題である。その主要な点について報告する。                            kawakami

1 環境に配慮した政策について
2 地域活動の活性化について
3 蔵波中六アパート建設工事について

◆ ゼロカーボンシティ宣言  2022年2月28日現在
 598自治体(40都道府県、365市、20特別区、144町、29村)が 「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明。表明自治体総人口約1億1,523万人※。(環境省)
日本の全人口は1億2534万人(統計局2月1日現在)

 湯浅議員は実現の日程について早期実現を求め、見通しについ厳しく問いただした。何とあきれた答弁が戻ってきた。
「市民の意志がこのことで一体になるよう、来年度全市的アンケートを実施し、その結果を見て検討したい。」
この答弁にため息が出てしまった。あきれた。

◆ 自治会の加入率
 1991年 87.5%  2020年 62.8%   2022年 59.3%  という現実。
湯浅議員は、新たに開発した地域や、蔵波台のミニ開発地域の自治会づくりの手立てを書いたパンフがあるけれど、この内容では、レベルが高すぎるのではないか・・・と疑問を投げかけ、市が率先して手引きをする方法を提起した。転入者が窓口に来た時の対応も含めて自治会加入率を高めないと、市の活性化は実現不能と追及。

◆ 蔵波6中での14棟84世帯アパート建築問題では、5月7日に行われた農業委員会で疑念が出ているにも関わらず、「継続審議」もせずにそのまま転用許可を出してしまったことが、問題の原因と言えるのではないか。資料の十分な調査もせず、許可を出してしまったことに責任は感じないのか。職務怠慢と言えるのではないか。と厳しく問いただした。
 農業委員会委員長の答弁は、前回篠崎議員への答弁の時とは、少し変わった対応であった。
「農業委員会は出された資料で討議して結論を出し、速やかに報告をするのが業務である。その後どのようになるのかは、農業委員会の権限外のことである。」
という趣旨であった。
 市長責任についても
「速やかに決定を報告している。あとは君津土木事業所と、綿密な連携を取り、都市計画法に基づく適切な宅地開発を行うよう進めていく。」

 自分には全く責任はない・・・平然とした姿勢であった。

◎ ごみ処理の報告もあるが、長くなるので割愛する。湯浅議員お疲れさまでした。若々しい活動的スタイルで市内を闊歩していらっしゃる。一層のご健闘を祈る。

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