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24年度総会討議~その3・火葬場問題~ [火葬場問題]

 火葬場建設問題は、袖ケ浦市政30年を超す懸案である。建設予定地を高額で購入したのはいいが、購入時に地元自治会と、「地元の同意のないまま建設には踏み切らない」という協定書を交わし、それが障害となって建設断念という結論が出て、購入責任は不問のままという、一般市民の常識では考えられないようなことが、この件に限らず、ほかにもあったと聞いている。

 出口市長は、このような経過の中で、何とか行政責任として在任中に目途を付けたい・・という意志が強かったであろうことは推察できる。木更津から共同建設の話があったとき、すぐ飛びついたのも、経過を考えれば理解できないわけではない。ただ、拙速にすぎたきらいがあることを、私たちは指摘した。

1、 現実は圧倒的に、市原市にお世話になっていること。木更津市への態度決定以前に
市原市への打診も行うことは、隣接自治体として、当然しなければならなかったこと。(市原市自体も、火葬場建設時点の、今後の人口増の予想が外れ、稼働率の低さという実態もあり、きちんとした形での打診があれば、共同運用の可能性を追求できるであろうと私たちは分析している。~意見の違う部分~)

2、 袖ケ浦市の単独建設は、願いはあっても現実的には、共同建設・共同運用等の広域的対応の方に利便性があることを私たちは、当初から提起していた。無理であれば当面現状のままでよい・・という市民の声が結構あることにも留意。

3、 市の総合計画には市内単独建設と明記されている。この方針変更に当たっては、市の総合計画との整合性も確かめ、修正であれば適切な手続きを取ること。

 以上3点の上に立って、市民の間にある多様な意見に配慮した資料を提起し、市民に説明したうえでの決定であれば、コトはスムースに進行したであろうに…
 そしてそれは従来の教訓に学ぶことなく政策決定にあたって、最も現市政に欠けている「市民の声・実態に即した対応無視」のまま決定するという過ちを踏襲してしまった結果でもあることを、市は認識すべきである。

 木更津市との交渉の現状はどうか・・・市民集会である方が次のような発言をされていた。
「この交渉は、木更津市の緊急性と、決定的な人口の違いを背景に、対等ではなく、建設場所を始め、木更津市の一方的提起で進むであろう。木更津市の狙いは、経費を少しでも削減できれば幸い…との計算が見え見えであるからだ。」

 正に発言通りの交渉状況であるようだ。3月末予定の「基本合意」は延期になった。今後の交渉の難航も予想される。着地点はどうなるか・・・注視していきたい。

kawakami

火葬場チラシ第3弾 [火葬場問題]

15日の日曜日、長浦地区を中心に、火葬場問題のチラシを配布した。そこには、市民集会の4点の決議と、そのことに対する、市からの「回答にならない回答」の内容が記事として掲載されている。(ホームページにチラシ全面掲載)

改めて、決定までのプロセスを確かめてみる。

★ 23年11月、木更津市より袖ケ浦市に対し、火葬場共同建設についての打診。
(議会では、この時点「火葬場問題での特別委員会」開催中。24年9月特別委員会報告)
★ 24年12月木更津市前市長と共同建設についての口頭確認を行う。
★ 25年2月・・議会の全員協議会で市長ははじめて共同建設意思決定報告。

この流れを見ると、議会の報告後たった3か月で木更津市との共同建設を申し入れてた
わけで、議会の報告結果いかんにかかわらず「決定ありき」であったことが推測される。

とにもかくにも、3月基本合意という拙速決定は中止すべきであると思う。

kawaka

木更津市長あて文書 [火葬場問題]

 下記の文書は、火葬場建設問題にかかわって、木更津市長あてお届けしたものである。    事務局

                                     2015年3月9日
木更津市長  渡辺 芳邦  様
                               袖ケ浦市民が望む政策研究会
                               会長   関      巌
                               事務局  かわかみ ひろし
                           
火葬場共同建設について袖ケ浦市民としての要望書

 貴職におかれましては、就任以降木更津市政の充実発展をめざしての、ご尽力に対し、心からの敬意を表するとともに、隣接都市市民として、更なる友好を深めていただきたく念願しているところです。つきましては上記表題事項につきまして、私たちの率直な意見を申し上げ、ご検討いただきたくお願い申し上げる次第です。

 平成23年11月、木更津市より、袖ケ浦市に対し、火葬場共同建設についての打診をいただきました。
袖ケ浦市・出口市長は、平成24年12月木更津市前市長と、26年6月渡辺市長と共同建設については口頭で確認されたと聞いています。(平成26年9月18日・袖ケ浦市長との話し合い)

この決定の流れについて第一にお確かめ願います。
袖ケ浦市では、木更津市から打診のあった時点には、袖ケ浦市議会が市の火葬場問題についての「特別委員会」継続中で、共同建設の決定をする状況にありませんでした。議会特別委員会の報告は24年9月に行われました。その直後の12月には、市民・議会に知らせることなく、共同建設の方向で木更津市前市長と確認されたことになります。袖ケ浦市長からの初めての共同建設意思表明は、25年2月15日の議会全員協議会でなされています。

ご承知のこととは思いますが、袖ケ浦市での火葬場建設問題は30数年にわたる市政の懸案事項であります。特に設置場所については、多額の税金支出によって購入した予定地が断念されるなど、紆余曲折がありました。これらのことも含めて、市民の間には3つの意見があります。

1、 市独自で建設してほしい。(市の総合計画では、市独自の建設を明示しています。市長もその方向で市民に表明しておりました。)
2、 小規模都市でもあり共同建設が望ましい。
① 現状の実態は、H25年度、市原市利用410体(78%)木更津市利用88体(17%)その他31体・・・合計529体  1日1,4体
② 共同建設の場合、上記実態を踏まえて、隣接両市(市原市、木更津市)との共同建設の場合の利点・弱点を明示し、市民に対する説明を丁寧に行い、市民合意を追求してほしい。
3、 現状のままでよい。(埋葬法に基づき、個人の希望する火葬場で埋葬。市からの補助金支出)

ご厚意で共同建設について打診いただいたことは十分承知しつつも、行政として上記意見
に応え、資料を作成し、議会・市民に明示して意見を問い、集約しての政策化という手続きは当然とるべきものと考えますし、まして「総合計画」に記載されたものの訂正は、それなりの修正手続きを取らねばならぬものと考えます。

しかし残念なことに、
1、 行政としての一方的判断で、「議会特別委員会報告」に対する対応のないままに、木更津市前市長との共同建設について口頭での意思確認を行ったことは、議会軽視であると同時に、木更津市長に対しても失礼にあたること。
2、 木更津市にご返事を差し上げる前に、現状の実態からも、市原市への打診を行い、可能性を確認することは、常識的業務であるにもかかわらず、打診すらなされていないこと。
3、 市の「総合計画」の修正手続きが取られていないこと。
4、 市民への説明が一切なされていないこと。

 以上のことが、行政の独断で強行されようとしていることに、私たちは抗議しているもので、ご厚意で共同建設を打診していただいた木更津市に対して、感謝こそすれ、悪意など毛頭もつものではありません。

 以上の経緯をご理解いただいたうえで、下記の点についてご検討をお願いする次第です。
1、 当面3月『基本合意』にこだわることなく、袖ヶ浦市民のコンセンサスが得られるまでは、冷静に見守っていただきたいこと。
2、 木更津市の火葬場完成供用予定は、平成33年度と伺っております。
袖ケ浦市長選挙は今年10月25日に実施されます。この問題は選挙戦を通じて市民の判断を仰ぎ、次期市長に委ねるべきであると私たちは主張していることもお伝えし、ご検討の材料にしていただければ幸いと考えます。

 以上、上記2点。「火葬場問題を考える市民の集い」も開催していることから、この集会における市民の声を、対応してくださっている木更津市長へもお伝えいたしたく、要望申し上げる次第です。
今後とも、隣接都市市民の範囲で、お願いやご相談事項が生じた場合、対応していただけますよう併せてお願い申し上げ、要望書といたします。
                             敬 具

市民の意識調査~火葬場問題~ [火葬場問題]

市民の意識調査結果が発表された。問題の火葬場に対する関心はどうか興味があったので、拾い出してみた。かって、高額で購入した南袖火葬場建設予定地が、購入時点での地元との不思議な協定書が原因で、建設を断念したとの報告があったころは、相当高い関心があったように記憶しているが、現在どうなったのであろうかと、ピックアップしてみたのである。

★ 満足度は48位で、最低である。
★ 重要度はどう思っているのかな?おやおや41位で、満足はしていないが、そのわりにそれほど重要とは思っていないようだ。
★ それでは必要度も低いのかと思ってみたら、わりに高くて7位を占めていた。
★ 政策化への希望というか優先順位はどうかとみれば18位・・どっこいどっこいというところ。

 さて、この4つの質問への答えをどう見るか。勝手に考えた結論は???
「確かに不便で、作るに越したことはないけれど、それほどないからと言って不便とも感じていないので、まあできたらやればいいし、財政もきついことだから無理は言わない。のんびりゆっくり、どっこいどっこいで取り組んでいったらいいんじゃないの??・・・そんなにあわてることはないですよ・・・」

 市民は正直である。財政の苦境も知って、あるに越したことはないけれど、行政の苦労もわかるから、無理しないで、ゆったりのんびり進めたらいいんじゃないの・・・・という市民の温かい意識がにじみ出ている。
なんていい市民のみなさんであることか・・・

 この問題にかかわる私たちのチラシが、日曜日に、長浦地区を中心に入る予定である。私たちの主張と、市民の意識は、全く同じであることに、フムフムとうなずいている。

kawakami

4つの決議と回答にならない回答~その4~ [火葬場問題]

決議4

4 市長選挙は来年行われます。木更津市の計画では供用開始を平成33年としています。「行政は継続」とは言いながら、実質的業務は次期市長に委ねられます。選挙で市民の信を問い、その結果に従うべきであると考えます。

(回答)
私の基本政策として「火葬場の整備は、新たな方策により具体的な検討に着手」と表明しております。長年の懸案であります、火葬場の整備について前へ進めるべく最大限の努力をするのが、現在の私の責務であると考えております。

★ 回答に対するコメント
「自分の在任中に行政の責務として、懸案の火葬場建設の解決を図りたい」という熱意は理解します。ただ市民的常識としては、後任市長に負担を残すのか・・・という当たり前の疑念が残ります。意見の違いですが、少々残念な気がいたします。

◎ まとめ
 私たちは、市長の「火葬場問題を解決したいという」責任感は評価しています。共同建設についても、当初から私たちは提案してきました。問題はそこにあるのではなく、「何故木更津に固執するのか」「なぜ市民が最も便利だと考えるところとの話し合いをしないのか」「なぜ市民にとって最も負担の軽い方法を取ろうとしないのか」それが不思議でならないのです。

 質問はきついようですが、趣旨はむきになって反発するようなことではないと思っています。
ところが回答は、1点を除いてまともな答えになっていません。

 私たちの指摘にびっくりされて、立ち上がってくれたのは、JR問題だけです。でもこれも、階段にエスカレーターをつけることをJRに納得させる方法として、バリアフリー法をもっと研究なさることを提案したのですが、そのような、自分たちが気付かなかったことを指摘されるとムキになって反発します。
 もう少し懐を広く、深くなさると、いい市長になられるのに・・・とひそかに思っているのです。

(この項終了)


4つの決議と回答にならない回答~その3~ [火葬場問題]

その3

3 「袖ケ浦市総合計画」には「本市独自の火葬場建設を目指します」と明記されています。この重大な変更を行うのであれば、市民に十分説明をし、総合開発審議会、議会等の決議を経た後、変更すべきであること。

(回答)
  本市の総合計画は、議会の議決を得た基本部分である「基本構想」と、これに基づく具体的な内容となる「基本計画」により構成されております。
火葬場建設に関する総合計画での位置付けですが、議会での議決をいただいた基本構想においては、まちづくりの方向性のひとつである、『暮らしを支援する生活インフラの拡充』方策として、『市民が不便を感じないよう市民生活を支えるインフラ整備の拡充を図る』としております。
  さらに、基本構想にもとづく、まちづくりの方向性の具体的な施策内容をお示しした基本計画においては、『他市に依存することなく独自の火葬場を建設するため、今後、慎重を期して新たな方向性を見出していく必要がある』という課題認識をお示しするとともに、『本市独自の火葬場建設を目指す』としたものでございます。
それを具現化するため、平成24年度に策定した第2期実施計画では、火葬場について、他市との『共同による整備の検討・協議』の開始について位置付けたものです。
なお、第2期実施計画の策定にあたっては、パブリックコメント手続き、議会全員協議会、会派別説明、総合開発審議会への諮問・答申を経るなど、市民の皆様及び議会のご意見をお聞きしながら策定しております。


★ 回答に対するコメント

「本市独自の火葬場建設を目指します」とは「本市独自とあるが単独とは書いてない、独自とは共同で作ることも独自ということだ」との市長答弁は、市民を侮辱した詭弁です。
 政治家が自国語をもてあそぶようになったとき、その国家、その自治体はゆがんだ方向への道を歩みだすことは、歴史が教えているところです。

「独自」を辞書で引くと広辞苑には「①ひとり、②他と異なり、そのものだけに特有であること」とあり、また新明解辞典には「①その人個人にのみ属し、他のいかなる人の援助や影響をも受けてはいない様子」とあります。ということから「本市独自の火葬場を目指す」とは本市が単独で市内に火葬場を作る、と言う意味は明白です。100%の市民はこの文章から本市内に単独で作ると解釈するでしょう。この総合計画を決めた人も当然そのように理解して書いたものです。素直に変更を認め、きちんとした手続きを取ることをお勧めします。

★ 詭弁・・道理に合わない弁論。非を理に言い曲げる弁論。こじつけの議論~広辞苑

 


4つの決議と回答にならない回答 [火葬場問題]

決議 2

2 利用の現状から見て、最も近い市原市との「共同運用」または建て替え時の「共同建設」について試算を行い、他の方法の比較資料を市民に提示すること。

(回答)
  市原市には既に市単独の火葬場が建設されており、当面建て替えの構想がなく、共同建設の話はできる状況ではないと考えております。
  また、現火葬場建設当時、市原市地元住民と他市との共同について協議もしていない状況の中、建設後に共同運用ということは考えられないという市原市の担当部署の考えがあります。
火葬場を共同で建設するためには、両市が合意のもと、建設当初から供用開始に向け、具体的な協議を進めることが必要であり、現在、木更津市と協議を進めている中、市原市との共同運用、共同建設について試算することは考えておりません。

★ 回答に対するコメント
① 市原市が地元に話した内容は「他市には使用させない」という説明をなさっていました。「他市民には使用させない」ということではありません。なぜなら埋葬法で日本人はどこででも、「埋葬の申請があれば拒否することはできない」となっています。
ここでは、「他市民には市原市民と同様に無料で行うことはしない」ということです。
実態として、袖ヶ浦市民のご遺体の8割は市原市火葬場で荼毘に付されています。

② 市原市火葬場建設(H11)時の人口は28万1491人、将来30万人を優に超すことの想定で建設された火葬場です。しかし人口は横ばい状況のまま推移しています。そのことから火葬場の稼働率は低いままになっています。袖ケ浦市にも、市原市にとっても、現状からみて共用は理にかなったものといえましょう。実際に打診すらしなかったことは、市民の声に耳を傾けず、実態を調べようとしないことを自ら認めていることであり、怠慢と言わねばなりません。

4つの決議と回答にならない回答 [火葬場問題]

 火葬場問題を考える市民の集いで決議された4つの疑問に対し、市から回答が届いています。1点1点について、コメントをつけて4日連続で紹介します。    事務局

質問その1

1 木更津市と年度内「基本合意」締結にこだわらず、市民に丁寧な情報提供をし、説明責任を果たしつつ市民の合意をはかり、この課題に対応すること。
(回答)
  平成25年度から両市の事務レベルにて協議を行ってまいりましたが、本格的に協議を進めるためには、共同建設に係る基本的な合意を取り交わす必要があるものと考えます。現在、合意に向け協議を進めているところでありますが、合意後には、建設場所、運営方法、負担割合など具体的な協議を進めていく予定でございます。
  なお、今後、木更津市との協議の状況に応じて、市民の代表であります議会への説明や市民の皆様にお知らせしてまいりたいと考えております。


★ 冒頭にある25年度から協議開始とありますが、木更津市からの申し入れは、23年11月です。市がこの問題を明らかにしたのが25年6月です。この間1年7か月、市は態度を表明できないでおりました。なぜか・・・
この問題を「議会特別委員会」で、討議中であったからです。「議会特別委員会」は、21年9月から24年6月までかかりました。この答申を待って、議会答申にある火葬場建設用に購入した南袖の土地の賃貸貸与方式を作り上げたうえで、方針を明らかにしたという流れになっています。

 1年7か月の間、最も便利なお隣の市原市に、打診することすらしようとしなかった。そのことは、市民の利用実態や意見を無視していたのではないのかというのが、市民集会での質問なのです。この1年7か月間もあったのに何もせず、木更津の申し入れに飛びついたことを、率直に認めて、あらためて抜けていた手続きを行うことをなぜためらうのでしょう。不思議です。

「火葬場問題を考える市民の集い」回答到着 [火葬場問題]

「火葬場問題を考える市民の集い」における「決議文」に記載した4項目の要請事項について、26日、正式な文書回答が市役所担当課から届いた。当初、決議文の回答を求めるべく話し合いを求めたが、「情勢に変化がないので、前にお話ししたとおりである」とのことで、話し合いを拒否された経緯がある。

 その後、「決議文に対する回答は、私たちが受けた話の内容から、私たちはこのように理解しているので間違いはないか」と文書で確認を求めた所「市側として正式に文書で回答する」との連絡が担当課からあった。その回答が、12月末までという約束通り届いたという次第である。

 以前、回答については、会員、集会に参加されたみなさん、市民に何らかの形で報告することを約束しているので、回答文検討の上、その措置を取りたい。

 担当課の誠実な対応に、意見の違いを超えて感謝したい。

  kawakami

「火葬場問題を考える市民の集い」決議文の扱いその2 [火葬場問題]

昨日市長へ『決議文』を届け、併せて集会での『基調報告』、ブログに書いた『集会報告』を渡しました。本日は決議文を渡すということで10分の約束で伺った。市長、副市長、部長、次長、課長が出席し15分ほどとなりました。

 初めに決議文の4項目を読み上げ再度検討をして欲しいと申し入れました。
市長は「これらの内容はすべて9月の話し合いのときに話してあり、その後進展はないのでこれ以上話すことない。これらの項目は市民が誤解している部分があり、そちらで誤解の無いように説明して欲しい。この決議文は宛名が無く市長宛とはなっていない。」
などの回答でした。そこでさらに項目3について

3、『袖ケ浦市総合計画』には「本市独自の火葬場建設を目指します」と明記されています。この重大な変更を行うのであれば、市民に十分説明をし、総合開発審議会、議会等の議決を経た後、変更すべきであること。

 これは9月の話し合いのときにはなかったことである、と述べたことに対し市長は「本市独自とあるが単独とは書いてない、独自とは共同で作ることも独自ということだ」との答えであった。

 独自を辞書で引くと広辞苑には「①ひとり、②他と異なり、そのものだけに特有であること」とあり、また新明解辞典には「①その人個人にのみ属し、他のいかなる人の援助や影響をも受けてはいない様子」とあります。ということから「本市独自の火葬場を目指す」とは本市が単独で市内に火葬場を作る、と言う意味は明白です。100%の市民はこの文章から本市内に単独で作ると解釈するでしょう。この総合計画を決めた人も当然そのように理解して書いたものです。

ですので、市長のこの答弁にはあきれてしまいました。『独自』という意味を知らない無知なのか、あるいは知っているとしたらへりくつ、横っ倒しもいいところだ。市長の見識が疑われる。

 「市民へ説明してない」、とのことに対しては「市民の代表である議会にことあるごとに説明してきた。市の主催の説明会を開いて説明している。集会に集まった人たちは誤解している部分がある。」とのことなので「私たちの集会のように関心の高い市民が集まる集会こそ来てきちんと説明したらどうか。市長に出席要請をしたのに市長は出席を拒否した。今後私たちと話し合う機会を持って欲しい」と言ったが市長は「話し合うつもりはない」との答えであった。

市長は市民に誤解があると言いながら関心の高い市民の前に出てきて説明しようとせず逃げている。



「火葬場問題を考える市民の集い」決議文の扱い [火葬場問題]

 少々遅れたが、今日午後2時市長あて「火葬場問題を考える市民の集い・決議文」を直接手渡した。決議文に対する回答は、議会終了後時間を取って話し合うことを求めたが、前回話し合った後の情勢に変化はないので話し合う必要はないとの回答である。

渡した決議文全文はホームページに掲載した。ここには要請事項4点を掲載する。

1、木更津市と年度内「基本合意」締結にこだわらず、市民に丁寧な情報提供をし、説明責任を果たしつつ市民の合意形成をはかり、この課題に対応すること。

2、利用の現状から見て、最も近い市原市との「共同運用」または建て替え時の「共同建設」についての試算を行い、他の方法との比較資料を市民に提示すること。

3、『袖ケ浦市総合計画』には「本市独自の火葬場建設を目指します」と明記されています。この重大な変更を行うのであれば、市民に十分説明をし、総合開発審議会、議会等の議決を経た後、変更すべきであること。

4、市長選挙は来年行われます。木更津市の計画では供用開始を平成33年としています。「行政は継続」とは言いながら、実質的業務は次期市長に委ねられます。選挙で市民の信を問い、その結果に従うべきであると考えます。

 少なくても、私たちはこの決議文に対する市の見解を参加者に正確に報告する義務がある。改めて公開質問状による文書回答を求め、その文書そのまま、皆さんに報告したいと思う。

kawakami




「火葬場問題を考える市民の集い」報告その7・最終号 [火葬場問題]

「火葬場問題を考える市民の集い」報告その7・最終号

★ 集い終了後寄せられた意見

1、 南房総市の一市民から
市民集会に市長が出ないということは、南房総市ではありえないです。むしろ施策の重要性があれば、この種の集まりは開かれるのは当然です。

2、 館山市議会の「議会基本条例」内容から
館山市議会基本条例が、12月議会で審議採決される予定である。可決されたら、県内
で第2番目の条例になる。この議会条例で最も気になるところは、次の部分である。

「市長による政策形成過程の説明」とあり、15条4項には、(前略)市長等に対し,必要に応じて,政策等に関し,次の各号に掲げる事項の説明を行うよう求める。
(1)当該政策等を必要とする背景  (2)提案に至るまでの経緯
(3)他の政策等との比較検討の有無及びその内容
(4)立案の過程における市民参加の有無及びその内容
(5)総合計画における根拠又は位置付け  (6)実施に係る財源措置
(7)将来にわたる効果及びコスト

つまり、政策策定過程における市民参加は、9月議会で笹生猛議員の質問に答えた「(採用されない)パブコメ」と「公募市民が入った(形骸化された)審議会」ではなくて、多数の市民の民意をどのようにくみ上げる方法を取ったかが問われることが、当たり前のこととして位置づけられようとしているのだ。「火葬場建設についての政策策定過程に市民の声を聞くことはなじまない」という姿勢は、時代遅れであることを銘記していただきたい。
 ※(  )内は筆者付記

3、 複数の市役所特別職体験者の懇談から

「俺たちが若いころ、真っ先に先輩に叩き込まれたことは『市民の声を大切にせよ』ということだった。俺たちの仕事は、『何をどうすることが市民のためになるのか』を真っ先に考えることだった。市民集会に参加しないなんてことは論外だ。そんな職員には給料など払う必要はない。俺たちには考えられないことだったよ。」

★ 熱気あふれる市民集会は終わった。採択された決議文はそのまま市長あて提出される。
議会終了後、この決議文についてじっくりと市長、幹部の皆さんと懇談する日程を申し込んである。担当課では、私たちの申し入れに誠実に対応してくれている。市民の率直な声をそのまま市長・副市長に伝えたい。
最後に、集会参加者以外に様々な形で寄せられた方々に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

kawakami




「火葬場問題を考える市民の集い」報告その6~附則~ [火葬場問題]

「火葬場問題を考える市民の集い」報告その6~附則~

★ 手続きの欠如・法的視点3点欠落

1、 決定的手続きの欠如『袖ケ浦市総合計画』変更
ブログ冒頭に提示したように、火葬場問題建設問題にかかわる今回の「木更津市との
共同建設は、「袖ケ浦市総合計画」の変更である。市長の専決事項ではない。総合開発審議会への決定変更諮問と、議会にかけての変更に伴う議決必要事項であることを指摘する。

2、 誰もがどこの火葬場でも選ぶことができる~埋葬法第13条~
火葬に付することは、本来個人と火葬場の関係でしかない。日本人であれば、日本国どこでも自分の希望する火葬場で荼毘に付することができる。法律的に言えば「墓地・埋葬等に関する法律、第13条 墓地、納骨堂又は火葬場の管理者は、埋葬、埋蔵、収蔵又は火葬の求めを受けたときは、正当の理由がなければこれを拒んではならない。」とある。
基本的には、地方自治体が火葬場を持たねばならぬということはない。ただ行政の責務として住民に人生の終焉を迎えるための施設を保障したい・・という考えがあることは十分に理解できる。
だからこそ、自治体の責務遂行に当たっては、当然住民の要望に沿った施設整備でなければならない。

3、 市原市との交渉の可能性~地方自治法第244条の3項

 市原市との交渉については、庁内討議の際、検討内容もしなかった。その理由は、「市原市火葬場建設の際、地元に対して、他市の使用はさせないことを説得理由に挙げた」ことにあるという。しかし、このことは市民は無料使用であることの保障であって、市民以外が使用できないことではない。上記埋葬法13条が示している。ただし有料であるということだ。だから市の理由にはならない。また地方自治法では共同利用について下記のように述べている。
 (公の施設の区域外設置及び他の団体の公の施設の利用)
第244 条の3 普通地方公共団体は、その区域外においても、また、関係普通地方公共団体と
の協議により、公の施設を設けることができる。
2 普通地方公共団体は、他の普通地方公共団体との協議により、当該他の普通地方公共団体
の公の施設を自己の住民の利用に供させることができる。
3 前2 項の協議については、関係普通地方公共団体の議会の議決を経なければならない。

仮に市原市に、「現在施設の償却費・維持管理費の分担分を支払うので共同利用させてほしい」
という打診をし、断られたら現状のままで使用させてもらえばよいだけの話である。市原市がのってくる確率は大きいはずである。それさえしていない。怠慢というか、責務放棄というよりほかはない。(なおもう一つ理由をあげているが、恥ずかしくなるほど、理由にならない理由なので、市の名誉のためにここには書かない)


「火葬場問題を考える市民の集い」報告その5 [火葬場問題]

「火葬場問題を考える市民の集い」報告その5

★ 市長に問う・議会への要請・・・聴きにくい言葉の中に教訓があることを・・

▼ 市長への意見

「まじめで、利権に走らない。そこが出口市長のよいところだけど、人の意見に耳を傾けることなく、自分の意見を押し通す。周りの部下に諫言する力量を持った者がいないため、ますますその傾向が強くなってきている。当初はそうではなかった。このまま進むと気が付いたら裸の王様になってしまうというのに・・・先が見えていないようだ。」

「市役所3階のエレベーターから、秘書広報課に行く通路を何と呼ぶか『嘆きのロード』・・何を言っても聞いてもらえないことから、市長に会って帰るときには皆嘆いて帰るので、ある自治会関係者の名づけたものだ。ご本人は知っているのかな・・」

「それにしてもひどい。『市長とのふれあいトーク』や『市政協力員』の集まりだったら出るけれど、批判が集中することが予想される市民の集会には、出席拒否である。真面目に、袖ケ浦市の将来を考えて集まってきている市民を侮辱しているようなものだ。」

「このような集会に集まる人は一番関心の強い人たちだ、そのような人にこそきちんと市は説明する責任がある」

「市長の気分や性格で、ことが決まっていくんじゃたまったものではない。」

「私たちは、関心を持って集まってきているんだ。市民あってこその市長だろう。聞く耳を持たないのであれば市長ではない!やめていただくしかない。」

「そんなに木更津との共同建設をしたいのであれば、来年の市長選挙の公約として市民に問えばいい。その結果にしたがってからでも十分間に合うことなのだ。あわてなくていい。」

▼ 議会に関する発言

「議会は、市長に軽く見られている。木更津からの申し入れは平成23年の11月である。議会が『メモリアルパーク検討特別委員会』を設置したのが21年9月議会で検討中の最中であった。検討委員会が答申したのは24年6月26日である。討議中だから答申を待っていたのだ。6月に答申を受けて、翌年25年2月にはもう全員協議会で共同建設の方向を出している。11億5千万で購入した南袖の土地は時価3億。これを賃貸契約で償却していくという。「試算したら100年かかるね」と言っている議員もいらしたとか・・議員の中には『単独建設』を公約に掲げて当選した人たちも結構いるはずだ。
それらの議員は、どう考えているのだろう。せっかくこうして市民が集会を開いているというのに、積極的に参加して発言したらいいのに、何考えているのであろう?」

「市民が望む政策研究会」が呼びかけた集会だから・・・偏っているから・・という発言をしている議員がいると聞いた。君津郡4市の中で、名前の通り市政を中心に、建設的な提言や、批判等を含めて情報を積極的に発信しているもっとも誠実で珍しいくらいの大切な市民団体だと思っている。だから周辺の町にも情報をほしがる人たちが結構いる。偏っているという議員さんがいるとしたら、その人の方がよほどおかしい。そんなに心配するなら、話をしに来るといい。」

「新人議員は火葬場問題についての経緯について、あまり知っていないから、それだけ無関心ともいえる。だからこそ参加して市民の声を聞くといいのに・・だから勉強不足と言われていることを自覚してほしい・・・」

(次号に続く)

「火葬場問題を考える市民の集い」報告その4 [火葬場問題]

「火葬場問題を考える市民の集い」報告その4

◎昨日に続きます

★ 基本合意について

△意見~「基本合意」の内容を知っている人がいたら教えてください。
▽意見に対する見解~先日の市長との話し合いでは・・内容は一切決めていない。ただ一緒にやることだけを合意したい。この基本合意を年度内に文書で行いたい。それから費用負担とか、実施主体とか、建設用地とかが具体的に話し合うことになるであろう。特に建設用地については時間がかかると思う。

△意見~「情報公開」とかで内容を明らかにしてもらうことはできないのか?
▽意見に対する見解~情報公開は、決まったことが対象で、交渉中の内容は対象にはなりません。

「とにかく年度内合意はやめてもらいたい。市内にこれだけ多くの市民の反対意見があることを、木更津市の議会などに伝えてはどうか・・・」

「木更津の県議会議員と、袖ケ浦市の県議会議員など、このことで一肌脱いてもらうなどということはできないものか。」

「市原市と、何も問題なく続けてきているのに、打診があったからと言って急に木更津市に変更した。その理由がわからない。誰が考えても木更津より市原の方がよいに決まっているでしょう。」

★ 単独設置論
「火葬場問題は、各地区で話が出ると反対論が起きてダメになってしまう。実際に視察しに行ってみたが、今の火葬場は煙も出なければ匂いもしない。ちょっとしたホテルと間違うくらいの建物になっている。施設ができれば、働く場所もできる。久保田では80%の人が賛成したけれど、市役所は99%なければだめだと言って挫折した。南袖では、市長はおとなしいだけではだめだ。何も急ぐことはない。議員の皆さんがもう一度白紙に戻し、袖ヶ浦でできないのかどうなのか、検討してほしい。」

    (明日に続く・kawakami)