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4つの決議と回答にならない回答~その3~ [火葬場問題]

その3

3 「袖ケ浦市総合計画」には「本市独自の火葬場建設を目指します」と明記されています。この重大な変更を行うのであれば、市民に十分説明をし、総合開発審議会、議会等の決議を経た後、変更すべきであること。

(回答)
  本市の総合計画は、議会の議決を得た基本部分である「基本構想」と、これに基づく具体的な内容となる「基本計画」により構成されております。
火葬場建設に関する総合計画での位置付けですが、議会での議決をいただいた基本構想においては、まちづくりの方向性のひとつである、『暮らしを支援する生活インフラの拡充』方策として、『市民が不便を感じないよう市民生活を支えるインフラ整備の拡充を図る』としております。
  さらに、基本構想にもとづく、まちづくりの方向性の具体的な施策内容をお示しした基本計画においては、『他市に依存することなく独自の火葬場を建設するため、今後、慎重を期して新たな方向性を見出していく必要がある』という課題認識をお示しするとともに、『本市独自の火葬場建設を目指す』としたものでございます。
それを具現化するため、平成24年度に策定した第2期実施計画では、火葬場について、他市との『共同による整備の検討・協議』の開始について位置付けたものです。
なお、第2期実施計画の策定にあたっては、パブリックコメント手続き、議会全員協議会、会派別説明、総合開発審議会への諮問・答申を経るなど、市民の皆様及び議会のご意見をお聞きしながら策定しております。


★ 回答に対するコメント

「本市独自の火葬場建設を目指します」とは「本市独自とあるが単独とは書いてない、独自とは共同で作ることも独自ということだ」との市長答弁は、市民を侮辱した詭弁です。
 政治家が自国語をもてあそぶようになったとき、その国家、その自治体はゆがんだ方向への道を歩みだすことは、歴史が教えているところです。

「独自」を辞書で引くと広辞苑には「①ひとり、②他と異なり、そのものだけに特有であること」とあり、また新明解辞典には「①その人個人にのみ属し、他のいかなる人の援助や影響をも受けてはいない様子」とあります。ということから「本市独自の火葬場を目指す」とは本市が単独で市内に火葬場を作る、と言う意味は明白です。100%の市民はこの文章から本市内に単独で作ると解釈するでしょう。この総合計画を決めた人も当然そのように理解して書いたものです。素直に変更を認め、きちんとした手続きを取ることをお勧めします。

★ 詭弁・・道理に合わない弁論。非を理に言い曲げる弁論。こじつけの議論~広辞苑

 


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