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裁判傍聴記(1) [産廃処理場]

裁判傍聴記(1)
5月17日に千葉県相手の行政訴訟裁判があり傍聴された方の感想が寄せられましたので紹介します。 2024/05/19 せき

『産業廃棄物処理施設変更許可処分取消請求事件』の裁判を傍聴して感じたこと。
R6.5.17 田村 しのみ 

 本日初めて裁判というものを傍聴しました。
 管理型最終処分場というものが有害物質の漏洩を防ぐために何重もの層になっており、漏洩は考えられないと始めから決めつけているような県の対応でした。その為に検査の必要はないとの考えがあるようで、万が一のことを想定できず真摯に向き合ってはくれていないと感じました。
 3年ごとに移動となる公務員の部署替えは、事業者との癒着を防ぐためとの考えもあるようですが、担当したものが責任を取らないシステムのようにも感じました。裁判の最初の宣誓が空しくなるような県側からの「わからない」「検査の必要がない」「権限がない」などの言葉が繰り返され、例えば地域住民が汚染された水を飲んで病気になっても、その因果関係を立証することは容易ではない事が今回の裁判の傍聴で痛いほど感じました。
 弁護士というお仕事の大変さを目の当たりにし、膨大な資料を抱え証人尋問に臨む姿は、この場にくるまで調査や尋問についてどれほどの時間を費やしたのだろうと頭が下がる思いです。心より感謝いたします。
 これを機に産廃処理施設について、皆さんとともに学びたいと思います。子や孫に清らかな水を残すために共に戦いましょう!

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