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出光興産社長への手紙 2 [石炭火力発電所]

★ 新生「出光・昭シェル」木藤社長を発表  2018/10/16記事

▼統合効果600億円

 2019年4月に経営統合する石油元売り大手の出光興産と昭和シェル石油は16日、統合新会社の社長に出光の木藤俊一社長(62)が就く人事を正式に発表した。出光の月岡隆会長(67)は代表権のある会長に、昭シェルの亀岡剛社長(61)は代表権のある副会長に就いて引き続き経営に関わる。2021年度に統合効果として600億円の利益改善をめざす。  

という記事のなかで
「2019年度からの3年間で計5000億円以上の純利益を計上することをめざす。この5000億円を元手に成長投資を加速する。うち1200億円は、再生可能エネルギーや海外展開などに投じる予定だ。」 と儲けたらその一部を再エネにというところが私には消極的な印象と感じてしまいました。それはまた出光グリーンと出光プレミアムパワー社のホームページの記事更新がほとんどないことからも再エネへの本気度があまり感じられません。 

しかし一方

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35713230V20C18A9DTA000/?n_cid=SPTMG053では

★ 出光興産、脱ガソリンへ第2の創業   2018/9/26 日本経済新聞 電子版

▼全固体電池の実用化急ぐ

 出光は7月にリチウム電池材料室を新設した。強みは「固体電解質の合成に必要な硫化水素(硫黄と水素の化合物)のノウハウ」(山本徳行次長)。精製過程で発生する硫黄の使い道を探すなか、この用途を発見した。 とある。
 油に含まれる邪魔者の硫黄が救世主になる、これが成功すれば画期的なことで是非成功して欲しいと思う。

▼ このアイデア以外にも全固体電池には多くの企業    http://emira-t.jp/ace/5178/

 トヨタ自動車のアルミ電池などたくさんの先行会社がひしめいている世界ですからおおいに期待します。 
 充電池は充電放電を頻繁に繰り返す関係での疲労の問題、さらに10年―15年と長持ちする超サイクル性、安全性、廃棄リサイクルまで含めなど大変な壁がある世界でどれが本命なのか五里霧中の世界と書いてありました。

 そのような中でいま
出光バルクターミナルの環境研究所要員増強をしているとの話もあると聞きますが、後発でこの世界に入るのであれば、先細りの石炭技術の世界から人と金の資源を引き揚げ、この開発に集中させる必要があると素人の私は感じるところですがどんなものでしょう。

 地元企業でもある出光興産は熱中症や洪水の危険から地球市民を救う先駆けとして再エネ社会のキーワードである自然エネルギーと蓄電技術で成功して欲しいという意味で
“輝け 出光興産、夜空に輝く北極星として” という言葉で応援しようと思った次第です。(クリックすると大きくなります。)~続く~

全個体電池.PNG


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出光興産社長への手紙 1 [石炭火力発電所]

 東京ガスの前社長・広瀬道明氏と、現社長・内田高史氏には、20数通の封書のお手紙を直接差し上げ、私たちの願いを訴えてきています。東京ガスは、地元の声を直接聞きたいと、担当課職員を派遣してくださって、話し合いの機会を持ってくださっています。
 
 出光興産の社長さんにも、お手紙を差し上げたら・・と言うことで、私たちの事務局長が、きちんとした資料も含めての手紙を書きました。ブログの性格上、図表や写真はそのまま掲載できないところがありますがご了承願います。 kawakami

                           
出光興産(株)取締役社長様
                     袖ケ浦市民が望む政策研究会
                        2018.10.14富樫記

◎ はじめに

 貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
さてこの度、社長さんのみならず指導者の皆様にもお手紙を差し上げます、素人の市民意見として読んで頂ければ幸いと思います。

この手紙で言いたいこと
1.輝け 出光興産、夜空に輝く北極星として・・東京ガスも出光興産も地元の企業、多くの方が住民です。
2.途上国はエネルギーの再エネ化が早いのでは・・携帯電話と再エネ社会移行は同じでは
3.ブレインストーミング法で再考してみる、第三者の意見を聞く

1.輝け 出光興産、夜空に輝く北極星として
私たち市民は御社が日本の進むべき道の羅針盤として子々孫々の幸せのための指針、判断を示すことを信じています。 勤務先にこんな掲示がありました。

①仁 基本的に人の道、すべての徳で一番大切、慈しみ、思いやり
②義 人の行うべき道筋、道理、自分以外に人のために尽くす、正義・仁義
③礼 社会の秩序を保つ為の生活規範。礼儀、礼節、道徳的観念
④智 物事を分別する心、知恵、知識、認知(智は知を超えた高い次元)
⑤忠 偽りのない心。誠、真心、忠実、忠義
⑥信 欺かない、嘘を言わない。誠、信義・信用・信頼
⑦孝 父母に仕えること。両親を大切にすること。孝行・忠孝
⑧悌 年長者に対して従順なこと。特に『兄弟仲良く』の意味。孝悌

 普段、空気のように掲示されていので見えるのに見えない存在でしたがあらためて読んでみると己を見直す指針になると思いました。

 さて本題ですが週刊誌 東洋経済(最新号の11月10日)に昨今の新素材などの特集があり、興味深いと思いました。専門家の皆さんには当たり前の話でしょうが素人の意見も参考にしてください
それは時代にマッチした【東レが描く2050年の未来地図】 という記事で2050年柱の1つは循環型社会、もうひとつは低炭素社会という視点で4つの課題に取り組んでいる。

1)「気候変動対策の加速」
2)持続可能な循環型資源利用と生産
3)安全な水と空気を届ける
4)医療の充実と公衆衛生の普及促進への貢献

 どうでしょう、この課題は上の掲示ともマッチするし、これからの世の中の期待に沿う経営戦略です。
 また、松下幸之助、稲盛和夫、出光佐三 各氏が言う大義にもぴったり合います。

 東レの製品の逆浸透膜や炭素繊維は有名ですがサトウキビ生産国のタイ国でサトウキビ残りかすからセルローズ糖を低コストで生産する膜分離装置を導入した。 また風力タービン羽根などにも炭素繊維が使われている。時代の要請にこたえる事業に東レは生きる道を求めている。(クリックすると大きくなります。〉

出光社長.PNG                         (続く)
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