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小櫃川の水を守る会結成30周年 1 [小櫃川の水を守る会]

発足30周年を迎えて
                 小櫃川の水を守る会 代表 関  巌

 小櫃川の水を守る会は1988年8月に発足しました。
その頃小櫃川の源流部に近い久留里大谷(くるりおおやつ)で産廃処分場建設の話しが持ち上がっていました。地元では当初反対であったのですが、男達は産廃業者の接待を受けて反対しなくなってしまいました。その時女の人たちが反対に立ち上がりました。

 10名くらいの60.70代の女性達です。その話しを聞いた高校の理科の先生方が呼びかけ、地元の人や子どもを持つ若い主婦の方々などと共に小櫃川の水を守る会を結成しました。
 初代会長には久留里大谷の72歳になる渡邉みつさんになっていただきました。君津4市や市原市など当初1000名以上の会員がいました。そして今までの30年間、地域の水や環境を守る運動を続けてきました。詳しくは山田さんによる「小櫃川の水を守る会の30年ー①」(後記)をお読み下さい。

 このような住民運動が30年間も続くのはあまり例がありません。今までこの運動を支えて下さった方々に深く感謝いたします。

今、最大の問題は久留里の小櫃川源流部にある新井総合の産業廃棄物処分場です。第3期増設の営業許可を県に申請していますが、この経過は異例づくしです。

①第1期処分場が漏洩事故を起こし原因が分からず搬入停止になっているのにもかかわらず県は第2期の営業許可を出した。

②地元自治体の君津市長、君津市議会が何度も設置反対を表明している。

③君津市などの反対で事前協議が終わらないのにもかかわらず営業許可の申請を県は受理した。

④アセスの審査で「処分場から汚染水が漏洩した場合には地下水や表流水が汚染される可能性がある」と専門家から何度も指摘されている。またその情報を県や業者は地元民に全く知らせていない。

⑤それに対する具体的な対策が示されていない。などなど。常識的に考えれば県は営業許可を出せるはずはないのに、許可を出す構えを見せている。住民の方を向かない行政は日本政府の縮図を見る思いがします。

 このように営業許可が出るかも知れない緊迫した状況のもとで小櫃川の水を守る会の総会を9月9日(日)久留里の上総公民館で行います。
 講師に千葉県の地質に詳しく県の専門委員会の委員も勤めておられる近藤昭彦教授にお話しを伺います。 ぜひ皆様お出で下さい。

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原発再稼働反対!原発廃炉! [原発反対デモ]

2018年8月25日に原発再稼働反対と温室効果ガスを排出する石炭火力発電に反対するデモ行いました
デモの模様はこちら

次回は木更津市で行います(クリックすると大きくなります)
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