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政策調整室に関する所管事務調査佳境へ 3~4 [議会ウオッチング]

 いよいよ本番に入ります。今日は、少し長くなりますが雰囲気を感じていただくため、3と4を一気に掲載させていただきます。内容について私は共感していることを、だからこそ皆さんにも読んでいただきたいことを呼びかけます。  kawakami

 政策調整室に関する所管事務調査佳境へ 3

 本日9時45分より総務企画常任委員会の所管事務調査を行いました。政策調整室設置に関して市長を迎えての所管事務調査です。

 調査の進め方は、前回の担当部課長への質疑をまとめ質問事項をまとめました。そのまとめた質問事項を市長に事前に送付し、質疑をすることから始めました。

質問事項は大きく4つに分かれています。
1、市長
2、副市長
3、政策調整室
4、その他

この4分類の中の各質問に対し、一問一答形式で始めました。今回は市長の項目で質問は終わりました。

質問項目は

1 市長関連
(1)市政のルール
① 市長個人の安心を求める設置は市政の私物化ではないか。
② 政策会議を前提としていない、市長の指示で対策を総務部長に命じたことの 是非について
③ 市長が了解した案を政策会議にかけても市長の意向どおりになるのではないか。
④ 緊急対応だから何でもできるという行政はおかしくないか。

(2)説明責任及び道義的責任
① 室長の職責と副市長の職責、何度聞いても同じに思えるがどうか。市長の意図するところを伺  う。
② 市長の政治信条「市民との対話を大切にした市民参画の市政」もとるのでは。
③ 平成23年の所信表明6つ目「さらなる市政の見える化」、推進し市民によくわかる市政の実現 に反する(わかりづらい)調整室設置。
④ 市長は自分の言葉や指示の重みを分かってやっているのか。
⑤ 市政を混乱させた責任をどう取るか

政策調整室に関する所管事務調査佳境へ 4

今回の予定時間は2時間。市長の予定を含んでのスケジュールです。
一問一答で始まった市長への質疑ですが、審議の進め具合を含め一問一答形式を少々変更視して、中分類の質問に答え、その分野に対して質疑をする方式としました。

新しい進展はない 市長への質疑を前に不安を抱いていたことは前日のブログに綴りました。
その不安が的中するような質疑でした。
特段新しい事実は出てきませんでした。

かみ合わない質疑 最初は「市長の市政の私物化」ということから質疑が始まりました。
質疑の詳細は議事録に譲りますが、微妙に答弁をずらす手法を駆使する姿は今までどおりでした。
出口市長が自分に都合の悪い質問に対し、微妙に回答をずらしたり答えなかったりする姿は苛立ちを超え哀れみさえ感じるようになりました。

最初の質問ということで、政策調整室設置の経緯に関しては担当部課長では答えられない質の答を求めましたが、私の期待は見事に裏切られました。

中分類の“説明責任及び道義的責任”では、出口市長のこれまでの発言と政策調整室設置での矛盾点を突きました。

可否ではなく適否 今回の政策調整室設置は市長の裁量の範囲内のことだと思っています。
裁量の範囲内なので、議会として“設置の可否”を問うのではないと思っています。
ただ、この政策調整室に関して様々な人たちが様々に疑問を持っているので、この疑問を晴らすための説明を求めているのです。
そしてこの設置が袖ケ浦市政上適切なのかどうかの“設置の適否”を考えたいのです。

(つづく)

    
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