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市原市の環境破壊の実態 [環境問題]

 市原市にある「放射性廃棄物を考える市原市民の会」の水野行雄さんからお手紙がきて、その中にあった「チバニアン講演会」のことは先にお知らせしました。水野さんはこのほかに、「市原市の環境破壊の実態」という水野さんご自身の足で調べた報告文書を送ってくださっています。今回はこの中から、いくつかの驚くべき実態を報告させていただきます。

市原市の変貌

市原市は東西12km、南北30㎞ 広さ 370平方㎞ の行政区で、県内一の広さです。森林率30%という日本一低い千葉県でも、自然豊かな房総丘陵という水源地に恵まれて、養老川 小櫃川を水道源や農業用水として利用され、自然の豊かさに恵まれ、農林水産業が営まれてきました。

昭和32年ごろから、北部の東京湾に面した部分に、日本有数の京葉工業地帯が建設され、製造品出荷額は県内一位 全国市町村の中でも2位 人口は10万人から28万人へと人口爆発し、工業都市化が進み大きく変貌しました。

それに引き換え里山や、緑豊かな丘陵、渓谷、谷津にごみ処分場ができ、ごみの不法投棄があり、ごみで埋め尽くされて、だれ言うとなく、日本一のごみの街として存在することになりました。

しかし多くの市民は、どんなごみがどのくらいあるのか、不名誉なことなので、行政からは積極的に知らされることもなく、市民も積極的に知ろうとせず打ちすぎていました。(続く) 
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