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袖ケ浦市一般質問傍聴記 4 [議会ウオッチング]

 (3日間来客のためブログが欠けたことをお詫びします。前回に続きます。となみ議員の質問は、公民館の在り方にかかわる重要な質問です。総括質問の次に始まった第2回目の質問概要をお知らせします) 

 第2回目の質問は以下の流れでした。
① 公民館を教育委員会管轄から市長部局に移行するということに対する教育委員長の考えを聞いた。
 社会教育はあくまで市民の自主的・自発的であることを崩すことなく今後も継続していく。さらに部局・と連携し街づくり地域づくりを進めて行くうえでの意向であることを述べた。

② この移行問題についていつから、庁内のどこで何回の論議をしたのか?
 政策調整会 政策会議 で各1回
 政策委員会で3回

③ いつからこの問題の検討を始めたのか?
 第5次行政改革大綱(2010年)第6次行政改革大綱(2015年)教育委員会からの移行
令和元年(2019年)地方行政一括法と討議は続けてきた

④ 第6次行政改革一括法まではこのことは一切文言ではでて来ていない。具体的には何時からなのか。
 具体的には昨年度からです。

⑤ 市長部局への移行はなぜ出てきたのか
 生涯教育はそのまま残し、地域交流との街づくりを加味するため

⑥ 政策調整会議で書かれている目的は何ですか
 (しばし答えられず時間を取り)社会教育の成果を地域の還元させたい
★ このことが目的であるとすればそれは間違いであると思います。社会教育は市民のあくまで自主的、自発的な学習であって、何かのために学習しているものではありません。これは戦後獲得した国民一人一人の権利で憲法が保障しているものです。行政が勝手に自主的・自発的学習を、方向づけたり、縛り付けたりすることが社会教育の在り方であってはいけない。地域の役に立とうと思うことも、学んだ人たちの自由であるべきでしょう。行政が社会的目的に使うことは間違っていると私は思います

⑦ この間「公民館運営審議会」に一度も意見を聞いていない。議会への説明以前に 社会教育審議会で作られてしまっている。
  「議会への説明」「教育委員会審議」をして、そのごに「公民館運営審議会」に説明するつもりでした

⑧ 説明は前段にするべき。市民の声をきちんと聴いてその上で判断すべきでしょう。現在根拠法令は地方自治法と社会教育法なのですが、市長部局にうつされるとどうなるのでしょう
 地方自治法になります

⑨ 社会教育法から除外されるので、使用料は有料になり、社会教育主事もいなくてもいいことになります。
 社会教育を排除することも指定管理性をすることも考えていない。

◎ 従来通りするのであれば、何も市長部局への移管はすべきではない。文部省改編の中で社会教育の方向性が除外されるのが目に見えてきます。本気で街づくりをするのであれば、安易な方法に頼ることなく自主的で自由な学びの場を保障し、公民館の在り方を行政が決めるのではなく、公民館とは何なのかを市民とともに考え、創り上げていくこと。
 市長部局への移行は政治的・政策的政策をそのものであることを指摘し市長部局移行反対を表明し第一の質問を終わります。
                     (明日は同問題で佐藤麗子議員の質問を紹介します)

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袖ケ浦市議会傍聴記 3 [議会ウオッチング]

  今日は、となみ議員と佐藤麗子議員が同じ表題で一般質問に臨んでいることに興味がわいた。となみ議員は
「社会教育施設のあり方について」という題であり、佐藤麗子議員は「 袖ケ浦市の公共施設等のあり方について」という題である。同じことを聞いているようでどうもどこかが違うようである。確かめてみたい。

◆ となみ議員の質問は
「新憲法は1946年11月3日公布1947年1月20日。新憲法発布記念・公民館設置省令が提示されました。その精神を受けて、戦前公民館が社会教育として利用された反省に立ち、その原点は学びにあり、政治的中立性にたち、自由に学びうる施設であることが明示されてあります。そこでは人格の尊厳、自由平等、平和国家の建設を原則に、公民館設立が進められること。そのための建設補助金が支出されることが述べられてあります。
 しかし公民館が地方分権一括法(?)以降、社会教育法が学校教育法以外の教育についてどうあるべきかを検討との答弁を受け、
① 一体どのような調査がなされたのか
② どのような内容か
③ 原点は自由な学びであり、政治的中立性が保たれることが基本。。教育委員間が主管的機能であるべきと考えるがどうか
④ もし移行されるということになると職員の任命権は誰が行うのか
 以上、大綱1点目の質問内容である。

★ 市長答弁は
① 公民館の2019年の公民館参加数 286000人
      2006年次が最高で381000人
      コロナ禍では   横ばい状況
  これをより多くの人たちの参加による活動地点としていくためにどうしたらよいか
② 全国的事例の研究
③ 教育長答弁・・より多くの市民に利用していただくために、地域づくり、街づくりの視点からどうしたらよいのか考える
④ 職員の任命は職名や業務内容で任命権者も変わってくる。適切な対応

◆ 佐藤麗子議員の質問
「袖ケ浦市の公共施設等のあり方について」
袖ケ浦市の公共施設はいずれも築30年を経過し老朽化が進んでいます。今後令和3年から30年間で、更新費用555億円、年間費用で18億5000万円 長寿命経費で426億円 年間費用で14億2000万円‥‥このままでは市民のニーズに応えられる状況にありません。平成28年(2016年)「袖ケ浦市公共施設等総合管理計画」が策定され、今年3月改定されましたが、これからどのようにするのか、お答えください。

★ 市長答弁
袖ケ浦市の公共施設は昭和40年から50年代に設立したもので、老朽化が進んでいま
す。このことは全国的課題で、国からは長期的視点での総合計画を求められています。平成28年に策定された「袖ケ浦市公共施設等総合管理計画」を昨年度改定しました。
追記として長寿命化対策426億円(年間14億2000万円)の削減目標と再配置計画を立てたところです。

 お二人の質問と市長答弁である。第2回目以降の質問はどう展開するのか。この質問に絞って明日も続けたい。
                                 Kawakami


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袖ケ浦市議会傍聴記 2 [議会ウオッチング]

 一般質問の前にもう一つ書かせていただきます。今日も常任委員会で、建設経済常任委員会では、平川地区の保育園と唯一の市立中川幼稚園を統廃合して、民営の認定子ども園を不特定多数の方が出入りする百目木公園内に設置するために年間80万円の格安占用費で貸し出す条例案を審議します。

 また、議案1号では、袖ケ浦市個人情報保護条例を廃止して、市民の個人情報をデジタル活用して政府の法に基づき、個人を特定できない形でビッグデータとして企業に提供する「個人情報保護法施行条例」が審議中です。

 これって二つとも、変だとは思いませんか?
① 袖ケ浦市の幼保政策から、公営の幼稚園や保育所は消えてしまうのか?
② 個人情報保護条例が廃止されて、「個人情報法保護法施行条例」なるもので「企業に個人情報が提供される」などということが簡単にできるということらしい。怖ろしい世の中になってきたものだ。
 この問題にも触れたいが、肝心の一般質問が進まないのでここまでにしておこう。

 一般質問冒頭は吉岡議員である。吉岡議員は火葬場問題での訴訟で紹介したので、今回は前にも書いておいたが、久しぶりにききごたえのある篠崎議員の質問内容を報告するといたしましょう。

「本市における 農業施策の充実について」の項目では
令和3年8月と一年経った令和4年の8月で、農耕に必要な物価の高騰に驚きました。
先ず肥料です 38.4%の値上がりでした。 動物に食べさせる飼料は21.1% 電力光熱費は 10.9%の値上がりだというのです。
そんな中で、特に小農農家について、トラクターの貸出制度を作ってはどうか…との提言があった。
 南房総市支援センターでは10アールで6700円 畝づくりも入れて11250円の貸出制度を創っていてとても喜ばれている。トラクターは1台1700万円もかかるという。袖ケ浦では、自走草刈り機があってその貸し出しをされているという。それはそれで結構なことだけど、農家を目指そうという方がいても
すぐに取り掛かれない方々のための支援では、トラクターの貸出があればどれだけ助かることか。

 私は戦後移住のパラグアイ国イグアス移住地というところで、30年史、50年史作成の仕事を手伝ってきた。現在は200~500haの大豆農家が群立するほどになった移住地だが、その農協組合の歴史の中で、絶対的な飛躍のもとになったが、農協が日本の援助で、機械導入し貸し出しによって、飛躍的開拓のあゆみを築いている。農地集約の取り組みも新しい取り組みとしてあったが、現実の農家の現状援助に目が行かないのはなぜなのか理解できない。

② 子育ての問題では、出産に伴うおむつの無料配布についての提言。さらには給食費第一子から無料化について追及。
なるほどとうなずいてばかり。素直に良いことは良いと言えないのかな。したいけれどこういうことで今はまだできない事情にあるのだから、ちょっと待ってもらえないか・・・・といった回答がどうしてできないのかな

3,火葬場事業の 改善について・・・私たちが予想した通りに事は進んできた。個人で参観に行こうとしたら断わられてしまったという青年が訪ねてきた。企業としての火葬場に変質してしまったので内容解明は不明になってしまった。
 吉岡議員の不当な火葬場予定地貸借ついての解明を待つのみである。
  来客がありここまで書いていたところで筆を納めさせていただく。
                                 kawakami



 
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袖ケ浦市議会傍聴記 1 [議会ウオッチング]

 今日から議会傍聴記に入る。動画傍聴記である。耳が遠くなったので実際に議会に行って聞いてみたが、答弁は殆ど聞き取れない状況であった。長浦公民館に行けばそれでも聞けるし、録音ができるのでわからなかったことは再度調べることができる。議会では録音機は使えない。こういう矛盾したところは、傍聴規則で糺してくれるといいのだが、そう簡単になぜかできないところが議会の不思議事項の一つである。

 南房総市の議会事務局に聞いた。定員18人。一般質問申し込み14人。議長・副議長を除外すると、一般質問をしないのは2名のみであるという。「羨ましいですね」というと、事務局職員は誇らしげに、「選挙で新しい議員が登場し、この議員諸侯が奮闘しているのですよ。」と答えてくれた。

 さて傍聴記に入る。まず第一報は一番最初の吉岡さんからか…と思ってよく見ると、昨日は文教福祉常任委員会で陳情案件を審議している。それが驚いた。陳情案件は次のような文言であった。

◆ 陳情趣旨
 コロナ禍で保育所の重要性は広く社会に認識されましたが、感染対策を徹底しながら、子どもの発達を保障し、子育て家庭を支えるには、現在の配置基準は不十分であり、子供の命と安全を守るためにも保育士増員が急務になっています。
 小学校では、コロナ禍を受けて、全学年での少人数学級化が順次実施されており、2021年度「学級基本調査」によれば、公立小学校の学級当たりの平均児童数はすでに22.7人になっています。一方で小学生よりも幼い乳幼児が、長時間生活する保育所等の4・5歳児の配置基準(子供30人に保育士一人)が、基準制定以来70年以上、一度も見直されていないことは、ゆゆしき事態と言わざるを得ません。
 国は2023年4月に「こども家庭庁」を創設して、これまで以上に子ども関連施設の充実・推進を目指し、予算も倍増するとしています。それならば、今こそ保育関係予算を大幅に増やし、保育士配置基準の引き上げによる保育士増員、処遇の改善を国の責任で進めるべきです。
 つきましては、貴議会より、国に対して「子どものために、保育士配置基準の引き上げによる保育士増員」を求める意見書」を提出していただけるよう陳情いたします。
◆ 陳情項目
① 子どものために保育士配置基準の引き上げによる保育士増員を図ること。
② 公定価格を引き上げ、保育士等の処遇改善を図ること。

 この陳情であれば、当然のこととして、簡単に全員賛成であろう・・と思ったら、なんと、反対が3人。賛成が3人、文教・福祉常任委員会は7名構成なので同数。その結果委員長の緒方議員が反対に回り否決に至ったというのだ。なぜこんなことが起こったのだ?賛成はとなみ議員、吉岡議員、塚本議員。反対は佐藤麗子議員、伊東章良議員、伊藤啓議員であり委員長の緒方議員である。

 さて皆さん、これをどう考えますか?あなただったら賛成・反対何れに投じますか?陳情者は「千葉県保育問題協議会」どのような活動をしているのか調べてみると

 だれもが安心して子どもを生み、育て、働きつづけられるように、すべての子どもがすこやかに育つように、保育者がいきいきと働き豊かな保育をすすめることができるようにという願いのもとに、千葉県保育問題協議会(略称:県保問協)は1971年5月に結成されました。
この会は、千葉県で唯一の保育運動の連絡組織として県内各地の運動や実践の交流を軸に、子育ての運動の和をひろげる役割を果たしてきました。

・保育園父母会・民間保育園
・無認可保育施設
・保育園の保育者
・幼児教室の保育者や父母
・学童保育所の指導員や父母
などの団体会員や個人会員から構成されている協議体です。いたってまじめな道一本追及している

 反対者は、どのような反対意見を挙げたのか・・・公明党は福祉と平和の党ではなかったのか・・通常考えられないようなこじつけ意見が飛び出すこともある。常任委員会は動画はないのかな?・・保育所に通わせているお母さんたちは、しっかりとこの投票結果を覚えていることです。3か月後の議事録が出ます。出たらしっかりと読んで、ブログに紹介することにいたしましょう。
                               kawakami




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一般質問で4点気になる質問がある [議会ウオッチング]

 昨日、となみ議員の質問内容と関連して、公民館についての憂慮事項を書いた。よく見ると、議長を交代された佐藤麗子議員も「袖ケ浦市の公共施設等の在り方について」という質問項目があった。
公民館や図書館を市長部局に、あるいは民間にゆだねるという心配とはまた別なことなのかな?
傍聴候補に挙げておこう。

 こうして見てみると傍聴したい項目があと3点が浮かんだ。
ひとつは湯浅議員の「市指定のごみ袋について」であり、もう一点は篠崎議員の「火葬場の改善」であり、そして根本議員の「汚水処理構想について」である。根本議員の項目については、つい最近、インターネットの中のニュースで、自治体で汚水処理を利用して肥料をつくり農家の人たちに喜ばれているとの記事があった。関連はあるのかな?良いことには積極的に取り組んだ方がいい。
 この質問も聞いておこう・・・

 さて皆さんは、時間があったら聞いてみようか…などとは思いませんか?直接議場に行ってもいい。
動画で見ることもできる。以前の記事は議事録を開くと、聞きたい議員の発言が全部記録されている。棄権した方は別として、投票した議員さんがどんな発言をされているのか・・・
 それによって、この次の選挙では・・・・などと話が生臭くなっていきそう。ここまで。
                                  kawakami
 

 

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一般質問・公民館が危ない [議会ウオッチング]

 文部科学相の諮問機関である中央教育審議会の生涯学習分科会は、公民館や図書館、博物館などの「公立社会教育施設」の所管について“自治体の判断で教育委員会から首長部局に移すことができる特例を認めるべきだ”とする「審議のまとめ」を中教審で報告しました。これに対して、関係学会から「社会教育行政の衰退を招く恐れがある」との批判の声。

 となみ議員が、質問の大綱1点目に「社会教育施設 のあり方につ いて」をかかげているので「何のことであろうか」と、ちょっと調べてみたらこんな文言が出てきたのでびっくりしています。袖ケ浦でもそんなことになるのでしょうか。温厚な御園教育長の姿が目に浮かびます。そこから市長部局に移ったら粕谷市長は何をなさるのでしょう?「平和都市宣言」の袖ケ浦市だからこそ、8月の市役所ロビーには原爆写真展が掲示され「平和大行進出発式」に職員の方々が参加してくださったリ、公民館では市民団体が自由に様々な活動をされていたりしているものが、どうなっていくのでしょう・・・
 指定管理者制度で、民間に公民館を運営させることもできる‥ともあります。使用料金が上がるのかな・・
 私は耳が遠くなったので、議会の動画がとても助かっています。しっかり聞こうと思っています。
                                    kawakami




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袖ヶ浦市議会一般質問 1 [議会ウオッチング]

 袖ヶ浦市議会12月定例本会議開催。今回は一般質問11人23件です。15人突破は夢のようなものなのかもしれません。議長・副議長の交代がありました。以下登壇者と大綱をお知らせします。

袖ケ浦市議会2022年12月議会一般質問  11人 23件

1、吉岡淳一議員  ① 温暖化対策について 
          ② 生活福祉資金特例貸与について
          ③ 監査委員の選出について

2、緒方妙子議員  ① 安心して暮らせるまち(市民の移動手段を支える取り組みについて)
         ② 物価高騰への対応について 
 ③ 投票率向上の取り組みについて

3,稲毛茂徳議員 ① ふるさと納税のこれまでの取り組みについて
         ② 医療費免除の軽減に向けた公的助成の拡充について

4,木村淑子議員 ① 新型コロナウイルス感染症の対策について
         ② 次世代を担う若者党支援について

5,篠崎典之議員 ① 本紙におけるの農業施策の充実について
         ② 子育て施策の充実について
         ③ 火葬場事業の改善について

6,湯浅 榮議員  ① 市指定ゴミ袋について

7、 佐藤博文議員  ① 袖ケ浦市の観光振興の取り組みについて

8 となみ久子議員 ① 社会教育施設 のあり方につ いて
          ② 幼児教育・保 育・子育て支 援について
          ③ 乗り合い送迎 サービス 「チョイソコ がうら」につ いて

9、塚本幸子議員  ① 協働のまちづ くりを推進するための情報 共有と市民意 見聴取方策の 充実に
ついて
          ② 子育て・教育 環境の整備に ついて

10 佐藤麗子議員  ① 袖ケ浦市の公 共施設等のあ り方について
          ② 投票率向上の 施策について

11 根本駿輔議員  ① 汚水適正処理 構想について

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12月議会が始まります [議会ウオッチング]

 まず冒頭に佐藤博文議員、伊東章良議員、稲毛茂徳議員、根本駿輔議員、在原直樹議員、小国勇議員、そして粕谷智浩市長。過日行われたアクアラインマラソン完走おめでとうございます。もし間違っていたらごめんなさい。この中で一番の年長者は稲毛議員と聞きました。事前練習を相当されている様子が、稲毛議員のブログに掲載されておりました。日常の活動といい、体力づくりといいご健闘に拍手を贈ります。
 このマラソン議員団のメンバーで、「マラソンに一番合っている体型ですね」と、私の行っている整骨院の先生が、指摘されたのは根本議員・・一見痩せていらして、フルマラソンなんか大丈夫かな・・と思われる方が、マラソンには一番合っているとのこと。とにかく全員が完走されたというのですから、驚きでした。

 さて12月議会が近づいてきました。任期後半のスタートです。
15日の臨時議会では、議長が交代とのこと。お二人の議員が立候補されるそうです。どなたがなられてもいいのですが、市民の願いとしては、より開かれた議会に向けてのかじ取りをお願いしたい。願いはそのこと一点です。なお新しい議長さんには、一つお願いしたいことがありますので、改めて就任のお祝いとお願いを兼ねてお訪ねいたしたいと思っていますので、よろしくご留意のほどお願い申し上げます。

 一般質問の受付締め切りは21日と聞きました。一般質問者の数が15名を超えるようにならないかな・・これは期待していることです。来年は市長選挙の年でもあります。粕谷市長はどうなさるのでしょう??
 
 COP27で、3度目の「化石賞」を受賞した岸田政権は、これもどうなるのでしょうね。
市長1年。議員後半2年。12月議会が充実した議会として後半出発になりますよう期待しています。

                                  kawakami
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議会にスクリーン [議会ウオッチング]

 市川市議会では、下記のようなスクリーンを議会に設置しました。居眠り議員はすぐわかります。
県議会では3月議会、6月議会と居眠り議員がいて、議長が厳重注意したとのこと。
中にはこのことが原因で、一身上の都合による退職された方もいらしたとは驚き!

袖ケ浦市議会は、こういう施設を新しい議場に設置する論議はあったのだろうか??・・・
(クリックすると、大きくなります)


千葉議会にスクリーン設置.PNG


◆ 今日の傑作時事川柳  ジャイアンツ落日日本と相似たり
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政治活動費透明性最低 [議会ウオッチング]

 政治活動費透明性袖ケ浦市・匝瑳市下位

本日、10月16日付朝日新聞紙上に、政治活動費の透明度について、県内37自治体の情報公開度が公開された。37市議会中わが袖ケ浦市は何と36位、最低は匝瑳市(そうさ)であった。
この調査は
① 領収書原本を提出しているか       
② 報告書の作成を義務付けているか     
③ 公開にあたり請求手続きが必要か
④ ネット上に公開しているか
について調査したものである。調査機関は「千葉県市民オンブズマン連絡会議」である。

 袖ケ浦市議会は、このことに限らず、議会の在るべき姿についての基本ルールに欠けているようだ。例えば
① 議会議長の職務についてのルールが確立されていない。議長になると専決で何でも決められるように思っている傾向が見られる。同様に「議会運営委員会」
② 議長への市民から議会あて意見書は、通常議員全員に印刷配布されていた。最近は無視することが当たり前のようになっている。
③ 全員協議会は非公開である。
④ 議会基本条例がない。
⑤ 優れた議会視察はあっても、議会改革への意志が見えない。

◆ 風聞で内部問題を聞くことが多い。(以下新聞記事であるクリックすると大きくなります。)

政治活動費最低.PNG
                                  kawakami

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27日袖ケ浦市議会最終日議案採決2 [議会ウオッチング]

 (昨日の続きです)

⑤ 災害情報等伝達手段確保事業・・デジタル防災無線機を保育所や出先機関に配備してください。

⑥ 高齢者おむつ等支給事業  6000円を3000円に値下げ

⑦ 認定こども園ではなく、公立保育所を・・・熱射病で亡くなったのもこども園

⑧ KCS(上総クリーンシステム)1トン当たりのごみ処理用 令和2年 48800円 令和3年上期には
54200円 下期にはなんと 8万円・・ごみ処理減量・地球温暖化防止にも逆行。

⑨ 年6回行われている「弁当の日」忘れたこの弁当を先生が立て替えて用意するなど、子どもにつらい思いをさせている実態あり・中止すべき。教育無償化の原則から「給食全面無償化」の実現を

⑩ 国民健康保険の一般会計からの繰り入れ2500万。令和5年からはゼロにする予定。以前は1億5000万円でした。元に戻すべき。

⑪ 後期高齢者医療特別会計・・短期被保険者証の交付数15名。その中で納めることができず預貯金等の差し押さえが5件あったとのこと。やめるべきと考える。

⑫ 介護保険特別会計の介護保険領の引き上げが行われた。負担軽減を求める。

 以上が反対討論項目を箇条書き的に並べたものです。出口市政の時に、弱者に対する行政サービスが大幅に削られた時期がありました。粕谷市政になって、元に戻すと思っていたら、更に小さなところまで徹底的に削減していく行政姿勢であることがはっきり見えてきます。
 皆さんはどう思われますか・・・・。
                               kawakami

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27日袖ケ浦市議会最終日議案採決 [議会ウオッチング]

 9月27日「国葬」の日、袖ケ浦市議会は、9月議会最終日でした。提出された議案は議案1号~10号。認定議案1号~2号。諮問1号。報告1号~3号・・それに当日追加議案11号という結構な量の議案でありました。27日は最終日ですから、そのすべてを採決しなければなりません。
 採決にあたっては、常任委員会委員長からの報告があり、質問次いで賛成・反対の討議があります。
 今回は、全員賛成議案が圧倒的で、反対討論のあった議案はわずか2件です。
どのようなことに反対しているのか、市民の皆さんも知っておかれた方が良いと思い紹介いたしましょう。

1 追加議案11号は新庁舎建設の追加議案です。内容は石綿含有量建材撤去についての追加議案です。吉岡議員が反対討論に立ちました。吉岡議員は
① 法律改正前に建材撤去部分は含まれていなかったのか
② 12300万円の金額は大きい。改めて競争入札するのが筋ではないのか・・という問題提起でした。

2 認定第1号 令和3年度決算書の一般会計歳入歳出決算書中、一般会計歳入歳出決算書、国民健康保険特別会計歳入歳出決算書、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算書、介護保険特別会計歳入歳出決算書に対する反対討論です。反対討論者は篠崎議員です。

① 今市役所の女性職員は約3割の方がいらっしゃいます。一般職人件費で、そのうち女性管理職は約13%です。これを当面15%にするのが目標ですがなかなか達成できません。女性の能力が十分発揮さるよう職場の環境整備に努めてほしい。併せて育児休暇制度の活用も・・・

② 袖ケ浦市は「平和都市宣言」をしています。その関連事業37200円の殆どは花の種の費用です。市では原爆写真展を開催していますが、今年は規模が縮小されたようです。
ウクライナへの侵攻、核兵器使用の脅し等、平和の取り組みを強めてほしい。

③ マイナンバーカード普及の取り組みに一人2万円をかけても、全国普及率は47.2%。個人の管理強化を国民は知っています。マイナンバーカードによる個人の情報処理はやめてください

④ デマンド交通試行は、民間業者からの働きかけによる実現である。市民要望を踏まえた柔軟な運営を望む     

                    (この稿明日に続く)   kawakami

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袖ヶ浦市議会一般質問 6 [議会ウオッチング]

 篠崎典之議員の舌鋒は鋭い。調査を尽くし、理論的組み立ての上での一般質問なので、答弁も大変であろうと推察する。篠崎議員は勿論今期一般質問は一度も休んではいない。7期目の議会最長老である。
 
 今回は大綱2点である。
1 一般家庭からの廃棄物処理事業等について
 笹生猛議員はアンケートと市民との意見交換内容を軸に討論を展開された。
篠崎議員はシャフト炉式ガス化溶融炉 477t/日(159t/日X3炉)を使用する第2期君津地域広域廃棄物処理事業そのものについて、鋭い質問を投げかけた。主要内容を列記する。

① 第2期の君津地区広域廃棄物処理事業では第1期の時にあった、国からの補助金(1日
100トン以下であれば補助金は出さない)という条項は、平成16年からなくなったこと。
現在は100トン以下でも補助金は出るようになったことを明らかにした。

② この時点で、自治体独自に設立する検討なされなかったことを明らかにしたこと

③ 現在計画されている立地個所は富津市の海岸線にある、地震津波の場合の対策はとれて
いるのか・・・1mのかさ上げをおこなっていること…との回答。それでよいのかな?

④ シャフト炉式溶鉱炉1日477tの処理を燃やし続けなければならない。このゴミの量が各自治体の努力で減量して行ったら3炉が2炉になるようなことは予想されているのか。
減量したら、燃焼単価が上がることになるのではないか・・減量とは矛盾する現実であることを指摘・・規模縮小の検討を迫る。

⑤ 袖ケ浦市の家庭ごみの排出量を確認。分別でもプラスティックゴミを分別することでそ
れだけでも23%の原料になる。すぐ実施すべきではないのか・・処理に3倍近い手数がかかるというが、木更津市や、南房総市ではすでに始めている。先進事例を学ぶだけではなく
積極的に取り組んでほしいこと。

⑥ のぞみ野地区では、自治会員のボランティア活動で高齢者のためのごみ運送を手伝っている。市民は分別には協力する意志があることは明確だ。ゴミ袋3倍もの値上げなど即刻やめて、分別を進めることでゴミ減量を進める方向で取り組んでほしい。
 
◆ 回答については、「検討する」と「取りやめる意思はない」の二つのみであった。

2 故・安倍元首相の国葬への対応について
 憲法に違反し、国民の反対が賛成を上回った「安倍元首相の国葬」に対し、市長としてどのような対応を取ろうとしているのか。国や県からの指示があっても、自治体として毅然とした姿勢で対峙していただきたいという趣旨の、質問というより要望意見を交えた発言であった。
 市長答弁は例によって「国や県からは今のところ通知や指示は何も来ていない。今後の近隣市の動きなども含めて検討したい」という姿勢であった。

 上からの指示を待ち、ご自分で判断することをしない市長さん・・というイメージが市民の間に固まりつつあることをご存じなのであろうか・・・というのは私の率直な感想である。
 毎回時間ぎりぎりまで追及の手をゆるめない。今回も手が痛くなるほどの拍手を贈る

                             kawakami





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袖ヶ浦市議会一般質問 5 [議会ウオッチング]

 ベテラン笹生猛議員が取り組んだのは「ごみぶくろ値上げについて」1点に絞っての質問である。笹生猛議員の議員活動には、ご本人の「マニフェスト実践」という基盤がある。
彼のマニフェストの基軸には「開かれた議会」という理念が輝いているように私には見える。

 今回の質問に際しても、広範囲なアンケートと、市民との意見交換会が設置されている。
今回の一般質問では、意見交換会で笹生議員が市民に提起した問題点と、アンケート内容が、いかに執行部提案とずれているかを明確に浮かび上がらせている。

1 財政問題を明確に市民に説明すること
① 家庭ごみの減量化を図るために値上げするという執行部の理由は、半分怒りを交えた市民の声で一蹴されたこと。
 値段が高くなるからゴミを減らす・・という理屈は、市民を馬鹿にしているのではないのか。減量化を図るというのなら、基本的には分別とその利用を徹底すべきであろうし、回数を2回にすればいいだけだ・・このまま行うとなれば、不法投棄が増えることは目に見えている。
② 財政問題に対する説明が一切ない。一体総額はいくらで、いくら足りないのか…なぜ足りないのか、家庭ごみのほかに事業ゴミもある。それも値上がりなのか・・不明である。

★ ゴミ袋値上げで、総額で7000万円の収入増とのことである。笹生議員はそのうち業者の手数料を引くと5000万円が残るという。因みに5000万円という金額を使うとなればどのような使途が考えられるのか…事例を挙げてみてほしい・・と質問した。5つぐらいの事例を説明されたが、私は小中学校の給食費2か月無料になるという事例が耳に残っている。
 財政の現状とゴミ処理との関係等について、しっかり市民に説明の要があることを挙げていた。

2 市民の意見
① なぜ45リットル入りのごみ袋なのか、その理由がわからない。
② 週2回にして経費を削っては
③ 収集業者に払いすぎではないのか
④ それにしても上げ幅3倍はインパクトが大きい
⑤ 段階的値上げは考えなかったのか
⑥ 枝を袋に入れる時袋が切れる。以前のように縛って出せるようにしてほしい
⑦ 何時から値上げが始まるのかと、もう買い占めに走っている人もいる
⑧ 値上げではなく、街づくりに合わせて、ゴミの減量をどうするか、分別を広げて減量運動と街づくりをつなげる運動としてとらえてほしい
⑨ ごみ袋の質が悪い。入札の時の基準に達しているのか。
⑩ 入札業者を変えたというが検査をしっかりしているのか
⑪ なぜ家庭ごみだけなのだ。事業ゴミの割合は
(家庭ごみ68% 事業ゴミ23% 資源ゴミ9%)

◆ アンケート上では、仕方がないが42.91% 反対42.8%と拮抗しているという。
いずれにせよ、市民の声に応え得るような説明がなされていないことを銘記せよ…との結論であった。

◎ 笹生猛議員は ご自分のホームページに、一般質問について10回にわたっての連載を書いていらっしゃる。ご本人のお考えをもっと知りたい方は立ち上げてごらんになるようお勧めする 

https://ameblo.jp/saso-takeshi/theme-10013098287.html

kawakami


  
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袖ヶ浦市議会一般質問 4 [議会ウオッチング]

  励波議員は、松葉杖をついての登壇であった。階段での怪我をされたと聞いた。一昨年12月議会では、コロナに感染というひどい目に合われて、せっかくの一般質問を断念されている。今回は怪我を押しての登壇であった。徹底した現場での調査を基にした質問は、傍聴していてグイグイと引き込まれてしまう。今回も1時間があっという間に過ぎてしまった。

 質問は大綱2点である。
1 農業問題について
2 木更津看護学院のパワーハラスメント問題について

1の農業問題では、国の自給率が37%であり、食料を輸入に頼るという国の政策が、気候変動、ウクライナへのロシアの侵攻と相まって、世界的な食料不足をもたらしている現状を指摘しつつ、そのことが袖ケ浦市内の農業ではどのようになっているかを追及された。
① 市内農家人口の推移と現状
② 国連から小規模家族農業者に対する、価格援助も含めての政策を取るよう勧告されていることを背景に具体的援助内容の必要性を要請した。
③ 具体的には
・戸数が300戸程度減少していること
・飼料・肥料・燃料等すべて高騰
・ビニールハウスでは冷房の燃料費
・30頭から35頭の牛を飼育している酪農家ではひと月の乳価収入を超す経費
・米価 60㎏ コシヒカリの価格 令和3年では7800円 令和4年に10000円になったものの、実際は15000円にしてほしいという実情
④ 鋸南町や、南房総市では水道料無料をはじめ、様々な自治体独自の援助体制をとっているが、袖ケ浦市ではそのような独自援助方策はないのか

◆ 答弁はすべて
「目下、国と県でさらなる援助計画について検討中であるから、その結果を見て必要に応じての援助計画を検討する。」
というものであった。市独自のものとして行ったことは、コロナ対策臨時交付金を使って、袖ケ浦産のコメの買い入れによる援助を行った・・・とのこと。
 「国へは何度でも要望せよ」と励波議員は語調を強め要請された

2,君津木更津医師会設立 木更津看護学院についての質問
① この学院には袖ケ浦市から援助金も支出していること。
② この学院で、教師のパワハラにより、38人在籍中、15人が自主退学したという。

 励波議員は、直接この自主退学された学生に会い、その実態を聞いた。
 ・この学校は馬鹿でも入れる学校だ
 ・お前たち低レベルの学生たちのための学校だ
 ・頭が悪い
 ・髪型が生徒らしくない
 ・お前たちを教えていると面倒くさくなる
 ・別室に呼び込んで…お前はみんなから嫌われていることを知っているか
 ・評価基準がメチャクチャ
 といったパワハラが平然と行われてきた。夢をもって入学してきた生徒は、すっかり傷つけられ前年度の2年生も10人以上退学したという。

 この実態が明らかになり、県からの指示で「相談ハラスメント」設置したが、なんとその調査委員の中にパワハラをした当事者も入っていたという。あきれた状態である。

 医師会では第3者による調査委員会を設置したが、ヒアリングをするために呼び出された会場は、当該学校であったという。父母同伴や他会場を要請したが断られ形だけのものであることははっきりした。
 被害者の学生の願いは、まず「当事者に謝罪をしてほしい」ということである。
 医師会では「調査結果を踏まえて対処したい」とのことだが形だけのものであることは明白。市長のこの問題に対する認識を問う

 市長回答「問題の起きていることは知っていたが、調査委員会の調査結果を待ってしっかり考えたい」というのんびりした答弁であった。

 アイヌ差別問題で、私は裁判を10年間している。教育活動における基盤となるべき倫理は、差別を許さないことであると私は思っている。励波議員の怒りはそのまま私の怒りとなった。
                          kawakami







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