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袖ケ浦市議会傍聴記 3 [議会ウオッチング]

  今日は、となみ議員と佐藤麗子議員が同じ表題で一般質問に臨んでいることに興味がわいた。となみ議員は
「社会教育施設のあり方について」という題であり、佐藤麗子議員は「 袖ケ浦市の公共施設等のあり方について」という題である。同じことを聞いているようでどうもどこかが違うようである。確かめてみたい。

◆ となみ議員の質問は
「新憲法は1946年11月3日公布1947年1月20日。新憲法発布記念・公民館設置省令が提示されました。その精神を受けて、戦前公民館が社会教育として利用された反省に立ち、その原点は学びにあり、政治的中立性にたち、自由に学びうる施設であることが明示されてあります。そこでは人格の尊厳、自由平等、平和国家の建設を原則に、公民館設立が進められること。そのための建設補助金が支出されることが述べられてあります。
 しかし公民館が地方分権一括法(?)以降、社会教育法が学校教育法以外の教育についてどうあるべきかを検討との答弁を受け、
① 一体どのような調査がなされたのか
② どのような内容か
③ 原点は自由な学びであり、政治的中立性が保たれることが基本。。教育委員間が主管的機能であるべきと考えるがどうか
④ もし移行されるということになると職員の任命権は誰が行うのか
 以上、大綱1点目の質問内容である。

★ 市長答弁は
① 公民館の2019年の公民館参加数 286000人
      2006年次が最高で381000人
      コロナ禍では   横ばい状況
  これをより多くの人たちの参加による活動地点としていくためにどうしたらよいか
② 全国的事例の研究
③ 教育長答弁・・より多くの市民に利用していただくために、地域づくり、街づくりの視点からどうしたらよいのか考える
④ 職員の任命は職名や業務内容で任命権者も変わってくる。適切な対応

◆ 佐藤麗子議員の質問
「袖ケ浦市の公共施設等のあり方について」
袖ケ浦市の公共施設はいずれも築30年を経過し老朽化が進んでいます。今後令和3年から30年間で、更新費用555億円、年間費用で18億5000万円 長寿命経費で426億円 年間費用で14億2000万円‥‥このままでは市民のニーズに応えられる状況にありません。平成28年(2016年)「袖ケ浦市公共施設等総合管理計画」が策定され、今年3月改定されましたが、これからどのようにするのか、お答えください。

★ 市長答弁
袖ケ浦市の公共施設は昭和40年から50年代に設立したもので、老朽化が進んでいま
す。このことは全国的課題で、国からは長期的視点での総合計画を求められています。平成28年に策定された「袖ケ浦市公共施設等総合管理計画」を昨年度改定しました。
追記として長寿命化対策426億円(年間14億2000万円)の削減目標と再配置計画を立てたところです。

 お二人の質問と市長答弁である。第2回目以降の質問はどう展開するのか。この質問に絞って明日も続けたい。
                                 Kawakami


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