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袖ケ浦天然ガス火力発電所建設計画 5 [火力発電所]

◆ 地域への配慮はされているでしょうか

 方法書なるものをパソコンで見て見ました。 なんどブラウザ種類をインターネットエクスプローラーに限定しているのですね?
 さらに表示しているPDFを印刷ができない、保存もできない。見て欲しくない気持ちがあるのでしょうか? ないない尽くしでアセスメントを何とか通してしまえば勝ちという心が透けています。 しかも7月1日に計画を公開し11日に住民説明会という切羽詰まった日程では参加できる人は当然減ります。

 私どもの事務局担当も土曜は出勤です。そもそも皆さんは大会社ですから土日休みでしょう。 しかし中小企業労働者は土曜仕事が普通です。 おまけに平日夕方6時半も遠距離通勤では参加不可能です。 近場の方しか参加できません
参加して欲しくなくてこんな日程を設定したと思うのは私どもだけでしょうか?

◆ 80m煙突からの排煙は40m近い台地の住民の上に覆いかぶさります。
 アセスメント専門会社に書いてもらう関係でしょうか? どこの建設計画でもほとんど同じ表現と値で記載される環境影響評価の文書
 天然ガスですから煤塵と硫黄酸化物がないのは分かります。でもガスタービンですから大きな余剰空気でガスを燃やします。アンモニアで窒素酸化物を還元した後でのNOX濃度5ppm、少なく感じますが大量の空気16%酸素濃度換算値、薄めても減るわけではないし、少量の煙ならば拡散するものでも大量になれば、原発事故のセシウムを含んだ大気が拡散しないで長野県まで届いたように大量のガスの拡散はコンピュータ計算のようにいきません。

 そして地形評価をする条件は厳しくほとんど地形は評価されません。その結果袖ケ浦市、外野地区、のぞみ野や、木更津市清見台、市原市有秋台など台地に住む住民は排煙にさらされます。
 しかし公害測定機器には上限カットと風向の平均で規制値以下になる仕組みですから問題なしとなるでしょう
 このようなことを十分に考慮して80mという煙突高さを出したのでしょうか? アセスメント会社の計算値を鵜呑みにしていると思われる千葉袖ケ浦パワーと親会社の環境部門は関心をもって、アセスメント会社に作ってもらった内容を自社でちゃんと検証し、アセス会社案に安全率をかけるべきです。  さもなければ環境部の存在価値がありません

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