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独自の政策何もないのか? [コロナ問題]

 独自の対応策はないのか

◆ 今日はコロナ問題について個人としての感想を書く。

 市役所を訪ねた。「福祉基本計画」のパブリックコメントを届けに行ったのだ。本当は行きたくなかった。郵送にしようかとも思ったが、市役所の内部がどのような状態にあるのかをこの目で確かめたい思いもあったからだ。
 窓口は、すべてビニールで遮断され、職員の皆さんはみなマスクをし、なにか近づくのが憚れる感じである。でも「地域福祉課」の窓口の所在を聞こうと思ったら、すぐ職員の方がでてきて親切に図面で教えてくれた。市役所職員には、在宅ワークなどありえない。こうやって頑張っていらっしゃる‥有り難いことだと思った。

 ところで、問題のコロナウイルス。わが袖ケ浦にもとうとうやってきて、4月10日以降、患者が一人、二人と毎日のように報告されている。粕谷市長はようやく広報での小さな扱いから、ホームページの正面記事で6日、7日、10日、24日と市民あてメッセージを発している。
 そのメッセージを読む。
 内容は、状況に合わせ少しずつ加味されている事項はあるが、基本的には
① 被患者の情報は千葉県所管の君津保健所からのものであること。
② 不要不急の外出を避けること…3密を避けること
 この2本を、中心にした訴えであった。

◆ チョイッと疑問が浮かんだのでそのことを書く。

① 熱が出た!その時どうする・・・コロナが身近になるにつれ、市民一人一人を襲う不安はこのことである。
② 保健所に電話してもつながらないし、2時間も3時間も繰り返しかけなければならない・・・と言うのは、ここでも本当なのか?
③ 保健所とつながっても、4日間は自宅で状況を見てください・・と言われ、そのまま亡くなった人や、重症になった人の例が数多く報告されている。このことがわかっていても改善されないのはなぜだろう?ここではどうなのか?
④ 保健所で働く人たちの、厳しい日常、医療従事者の昼夜を分かたぬ奮闘と医師自身が持つ罹患の怖れ・・そのことに対する行政と医療関係者との連携は?
⑤ マスク、防具服、医療器の不足…なんといっても病床の不足・・袖ケ浦での話はどうなのか
⑥ 袖ヶ浦では、軽症者を隔離する施設(ホテル等)の手配はあるのか・・

▼ 独自に取り組み案はゼロなのか?
 例えば、熱が出たその時どうする・・君津保健所に電話しなくても袖ケ浦市内に、発熱外来病棟があり、そこへまっすぐ駆け付ける…そんなことはできないのか。人口6万の小都市である。とりあえず2棟もあれば・・・?
▼ ドライブスルー方式で検体収集数を増やすことで、PCR検査量を増やす試みに取り組んでいる自治体が続々出てきている。袖ケ浦では無理なのか・・また簡単な検査方法も聞いている・・そんなことへの挑戦は?? 

◎ 4日間の自宅療養での死亡例など袖ケ浦から出してはいけない。そのための方策は何もないのか。あるいは取り組む意欲はゼロか・・
 もしだしたとすれば行政の責任は重い。精神論で、すべてを市民に、国民に被せる現在の方策だけでの解決など、長引くばかりであることは、すでに証明されているというのに・・・

ドライブスルー.PNG

                                kawakami

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