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新市長と予算内容 1 [市政全般]

 コロナの非常事態宣言が出た。千葉県知事もテレビに登場し何か発言していたが、彼の全く信頼できない過去があるので、まともに聞く気には到底なれない。
 わが袖ケ浦には、まだ患者が出ていないというのがこれも不思議なことだ。でも、これは信頼してこの状況を続けたいものだ。粕谷市長も、就任4か月。めったにない試練に立たされたことになる。若さで頑張ってほしい。

 12月市議会の議事録ができた。傍聴に行くことができなかったので、まず市長の所信表明を読む。6点の基本政策を述べている。この6点がどのように具体化できるのか興味深い。この6点を確かめて、今回通過した予算案とのかかわりを見てみたいと思った。
今日はこの6点を並べて置く。

 1つ目の基本政策は「皆さんの命と生活を守る災害に強いまちへ」です。このたびの台風及び大雨により被害を受けた方々は、これからの暮らしに大きな不安を抱えております。まずは、市民の皆様が一日も早く安心で穏やかな暮らしを取り戻すことができるよう、全力で復旧と復興に取り組んでまいります。また、今回の被害を踏まえ、本市の災害対応の課題を検証し、適切な情報発信、避難所のあり方の見直し、国、県、企業との速やかな連携に取り組むほか、市民ニーズに柔軟に対応できる体制を整えることにより、激甚化する気象災害などから市民の命を守る、災害に強いまちを築いてまいります。

 2つ目は「「住みたい」に応えられるまちへ」です。本市は、袖ケ浦駅海側地区を初め新たな住宅地への転入者により、全国的に人口減少が進んでいる中で現在も人口が増加しています。しかし、各種規制により、住宅建築のニーズに応えられる土地が少ないのが現状と考えております。このため、新たな市街地形成の可能性について検討するほか、既存住宅地においては、次の世代が新しく住居を構える住宅の循環を生み出し、住みたいとのニーズに応え、本市の発展の加速を目指してまいります。

 3つ目は「次の世代を国際力豊かに育てるまちへ」です。経済のグローバル化が進む現代社会では、世界で活躍できる人材が求められており、特に英語教育への対応が急務となっております。このため、本市の子供たちが義務教育の中で使える英語を習得できるよう、質の高い教材や人材の確保に努めてまいります。また、ICT技術を活用した教育環境や外部人材を活用した幅の広い教育、通学が困難な児童生徒の学習機会の確保などにより、従前より本市の強みであった教育の質をより高めてまいります。

 4つ目は「車がなくても生活できるまちへ」です。高齢者による交通事故の急増が社会問題となっており、高齢者にとって運転に関する不安は増しています。このため、運転免許証を返納しても安心して外出できるまちづくりを目指します。また、関係機関との連携を図りながら、自動運転を活用した移動手段の確保についても検討してまいります。

 5つ目は「24時間安心して過ごせる医療充実のまちへ」です。高齢などの理由により、医療機関の受診が困難な方や、幼児にありがちな休日や夜間の発熱などの急病の際に、自宅にいながら医療機関に直接相談できるシステムについて検討してまいります。この取り組みにより、市民と医療従事者の負担軽減を目指してまいります。

 6つ目は「農業を始めやすく、遊休農地が活用されるまちへ」です。農業の担い手不足を解消するとともに、遊休農地の増加を食いとめるため、地域の実情を伺いながら、新規就農を妨げる要因の一つである農地取得下限面積の見直しについて検討してまいります。また、空き家の購入等を条件としたさらなる農地取得面積の緩和についても検討し、市内外からの新規就農者に対する移住定住を目指してまいります。

 私は、これら6つの基本政策を推進するに当たり、本市が抱えているさまざまな課題を含め、国や県との連携を強化し、スピーディーな市政運営を図り、安心して暮らしやすいまちの実現のため、市民の皆様とともに未来へ向かって全力で取り組んでまいります。

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