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新市長と予算内容3 [市政全般]

昨日の続きを書く  klawakami 

◆ 気候変動・温室効果・パリ協定に対する考え方
となみ久子議員の質問の中に、台風被害を含めて、気候変動化について市長の認識を問う質問があった。
私達が石炭火力発電所建設計画に反対した基本は、大量のCO2を排出する石炭火力は、地球を包む温室効果ガスの濃度を増やし、気候変動をもたらし、このまま進むと人類の生存そのものを脅かすことにつながることを理解したことにある。
 市長第一回目の回答は下記の内容であった。

▼ 次に、国に対して温室効果ガス削減目標の引き上げや再生可能エネルギーの促進を求めないかとのことでございますが、パリ協定を踏まえ、国では地球温暖化対策計画に掲げた産業部門、家庭部門、エネルギー転換部門等における各種対策や施策を実施し、温室効果ガスの排出を2030年度において2013年度比26%減の目標達成に向けて取り組むとしていることから、現時点において国に対して温室効果ガス削減目標の引き上げなどを求めることは考えておりません。

 次に、地球温暖化に対する市の対応、目標、今後の対策についてでございますが、市では現在令和2年度を初年度とする第2次環境基本計画の策定作業を進めており、その中で5つの基本目標の一つとして地球環境を思いやるまちを設定したいと考えております。この基本目標には、再生可能エネルギー等の活用、省エネルギーの推進、温室効果ガスの削減及び気候変動による適応策の推進の4つの基本施策を掲げており、基本施策ごとに設定した目標の達成に向け、地球環境に配慮した取り組みを実施してまいります。主な取り組みといたしましては、住宅への再生可能エネルギー、省エネルギー設備等の導入促進など目標を設定しながら、これまでの施策を継続して実施するとともに、気候変動適応計画の策定など、新たな施策に取り組んでまいりたいと考えております。

▼ さらに担当の分目部長は、地球温暖化対策の実行計画、これを作成し、温室効果ガスの削減に取り組んでおります。と環境基本計画の内容に触れての答弁があった。

◎ この質疑で3点チクリと私の神経を逆なでしたものがある。今日はそれを書いておこう。

① 国の目標に対する疑問を一切お持ちにならない姿勢。2030年度までにCO2排出2013年度比26%減・・そんなものでパリ協定の目標は達成できないとお考えにならないのであろうか?

② 環境基本計画はすでに完成し、2月パブコメが提起されたので、私たちが応募したことはブルグで報告している。基本計画にある削減計画は到底目標到達実現不可能であることが見える内容であったこと。

③ 具体的に書くと
 1、2050年CO2排出ゼロ実現宣言自治体が、全国で17都道府県39市1特別区24町8村(環境省    2020年4月1日現在)に上って過半数に迫りつつあるというのに・・・こういうことについては  一番最後についていく寂しい行政。東京都ですら宣言しているというのに・・
  その仲間に入ることを拒否されたこと
 2、新市庁舎の電源は自家発電化すること・・これも拒否・・

                     (明日に続く) kawakami










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