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木更津も、君津も、富津も・・ [議会ウオッチング]

 今日4月13日。袖ケ浦市議会では、「全員協議会」が開催された。「全員協議会」とは何のための会議であろうかと、素朴に考えて平成29年度「議会に関する資料」を見る。その市議会の部8項目目に次のように書かれてある。

「全員協議会は市長から依頼のある事項または議会内で全議員の協議を要する事項について議長が招集する」とある。傍聴の記述はないが、なぜか議会事務局に聞くと「傍聴禁止」とのことであり「会議録の公開」もない。

 全員協議会で、不愉快な話をよく聞く。執行部は定例本会議が終わる時点で、全員協議会を開催し、間に合ったら議会討議にかけられるものを「事後報告事項」として扱われた事案が結構あるという。そういう不満を何引火の議員から聞いているというのに・・なぜ議会は、全員協議会を公開しようとしないのか。市民に聞かれて困るような討議なんぞしているはずがない。
むしろ、行政に都合の良い扱いをされて、それを市民に公開するわけにもいかず、議員として悩んだりしていらっしゃらるではないか・・

 念のため、君津郡内、木更津市、君津市、富津市の議会はどうなっているのか。議会事務局に電話を入れて確かめてみた。

 なんとまあ、異口同音のように、3市とも当然のように「もちろん傍聴可能です」との返事であった。その上、木更津の事務局からは、2~3時間後山本さんという職員から電話が私宛に来て
「担当の山本です。お電話いただいたとき不在であったので、間違ってお伝えしていれば大変なことになりますので、改めてお電話しました。木更津市議会では、基本的には全面公開です。ただ企業関係の秘密事項や、人事、個別なプライベートに関する事項などがある場合に限って、傍聴を遠慮していただくことになっていますが、ほとんどないのが実態です。なお議事録は「あさひ庁舎」(旧イオン跡)の資料室にありますので、どうぞご自由にご覧になってください。」
との丁重な電話をいただいたのだ。木更津の職員の方々は、財務省職員より誠実であることを証明しているようだ。

 はっきりしたことは、傍聴禁止などという、前近代的なことを固守しているのは、袖ケ浦だけであることが判明した。私たちもうかつであった。6月議会に向けて何らかの手を打たねばなるまい。
                          kawakami

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